ブルゴーニュ・リヨン一人旅2日目①ボーヌBEAUNEへ
今回の中国東方航空で行くパリ。このチケットはおもしろくて、中国東方航空は成田・北京直行便を持っていなくて、さらには北京・パリの直行便も持っていないので、両方とも中国東方航空運航便ではなくてコードシェア便なのです。そう、実際の運行は北京まではJAL、北京からパリまではエールフランスなので、中国東方航空のチケットなのに一度も中国東方航空運航便に乗らないという不思議なチケット。なので、フライトそのものには不安がなかったんだけど、唯一心配だったのが預け入れ荷物の問題・・・。まさか、今まで一度も体験したことがないロスバケを経験するとは・・・。しかし、もう起きてしまったことは、いつまで考えていても仕方がない。現状を受け止めて、前に進むしかない。
ということで、シャルルドゴール空港ターミナル2Eから歩いてSNCFの空港駅に進む。からっぽのバックパック1つだけなので、とても身軽になっていいじゃない。
事前にリヨンまでのTGVは予約していたんだけど、リヨンから今回の目的地であるブルゴーニュ地方のボーヌまでのチケットは買っていなかったので、出発まで時間があるので黄色い自動券売機でリヨンからボーヌまでのチケットを購入。窓口で並ぶよりは、自動券売機で買った方がスピーディー。ICチップ付きのクレジットカードがあれば、切符を買うのは難しくない。
駅に着いたらまずは出発案内板を見つける。駅の何番線に自分の乗る列車が入線するのかは、フランスの場合、直前までわからないことが多い。6:57発ニース行きのTGVは、4番線と表示されたので、4番線に向かう。
次にプラットホームでは、TGVなどは指定席のために、自分が何号車に乗るのかを確認。プラットホームには、自分のいる位置が何号車なのかを示す表示がある。これを見て、自分の乗る車両の位置へ移動。
無事にTGVが入線し、列車に乗り込む。今回、重い荷物がないので列車の移動がなんて楽なんだろう。バックパックの中には、ガイドブックくらいしか入っていない。
サバイバルキットを開けてみる。Tシャツが1枚と小さなポーチが入っている。
小さなポーチを開けると、歯ブラシと歯磨き粉、ひげそり、ブラシなど必要最低限の洗面用具。洗面用具としては、男ならばまあ必要最小限でも問題ないか・・・。
リヨンへ向かうTGVはフランスの田園風景の中を走る。畑があったり、牛や羊を見たり、列車での移動はフランスが農業国であることを実感する。
LYON Part- Dieu(リヨン・パーデュー駅)に到着。再び発着案内板を探して、ディジョン行きの急行(TER)が何番線から発車するのかを確認して、プラットホームに上がる。
プラットホームで発着案内板を探す。9:20発ディジョン行きでボーヌも停車するので、この列車でOK。
列車に乗り込む。急行(TER)は自由席なので、2等席に座れば問題がない。このディジョン行きの列車に乗るとブルゴーニュのワインの産地がどのようになっているのかが、よくわかる。
AM11:00、今回の旅行の主目的地であるボーヌ(Beaune)駅に到着。
よくわからないけど、駅前からまっすぐ延びる道を進むとパティスリーを発見。
とりあえず、フランスに来てから最初に口に入れるものは、タルト・オ・シトロン。やっぱり、大好き。
5分くらい道なりにまっすぐ歩くと、石畳の道になり、城壁が見えてくる。
ブルゴーニュ地方独特のカラフルな瓦屋根。そして、紅葉もちょうどいいかも。フランスの秋を感じるのもなかなかいい。
今回はスーツケースを置かせてもらう必要はないので最初から観光でもいいんだけど、まずは今回のホテルに向かう。今回のホテルは直前の予約だったために、それに「栄光の三日間(Les Trois Glorieuses)」というお祭りの真っ最中だったので安いホテルの空室が見つからず、いつもよりもちょっと豪華な三つ星ホテル。
Hotel des Remparts(ホテル デ ランパール)
http://www.hotel-remparts-beaune.com/
AM11時過ぎだけど部屋が空いているというので、案内してくれる。部屋に行くには中庭を通っていく。
いつもは価格重視なので狭い部屋ばかりだけど、今回の屋根裏部屋はなかなか雰囲気があっていいじゃない。さっそく、シャワーを浴びるけど、着替えはない・・・。
今回、たまたま休みが取れそうな日程とボーヌの「栄光の三日間(Les Trois Glorieuses)」のお祭りとスケジュールが合うことがわかり、今回の旅行のテーマは、ボーヌの「栄光の3日間」を見てくることにする。さっそく、旧市街の中心部にむかって、町歩きスタート。
ホテルから徒歩5分で町の中心部のカルノ広場(Place Carnot)に到着。今回のホテル、雰囲気はなかなかだし、中心部にも近いのでよかったかも。ボーヌは小さな町なのに、お祭りとあって、たくさんの人。ちょっとだけ気になるのが、異常に日本人を見かけること。パリからも行きづらい小さな町なのに、なぜ?自力で来ることのできなそうな感じの年配の人もいるので、もしかして日本からツアーが組まれている?
カルノ広場(Place Carnot)にはお祭りらしく屋台がたくさん出ている。
お祭り屋台ものぞいてみたいところだけど、ちょうどお昼ごはんの時間なので、カルノ広場に面したレストラン「ル・グルマンダン(Le Gourmandin)」のテラス席に座る。テラス席はレストランのメニューではなく、お祭り仕様の軽食メニューになっている。
ボーヌのワインとワインに合いそうなパテ・アンクルート(Pâté en croûte)を注文!
2012年は、2月のボルドー訪問に引き続き、ブルゴーニュも訪問!
シュー生地で包まれたパテ・アンクルート、おつまみとしては、ワインに合い、最高に美味しい。おいしいワインを飲んで、荷物が行方不明なんていうことはすっかり忘れる。だって、気にしても過ぎてしまったことは仕方がないじゃん。せっかく来たボーヌ、そして「栄光の三日間」を楽しまなくちゃ!
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コメント
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今度TGVに乗るときの参考になります!
初体験でドキドキですが、ワクワクもしています
今回は屋根裏部屋ですか?すごい可愛い(o^-^o)
投稿: ユリコ | 2012年11月28日 (水) 21時36分
ユリコさん
フランスの鉄道に乗れれば、他のヨーロッパ諸国でもだいたいルールは同じですので、ヨーロッパ中を自由に旅できますよ。改札がない代わりに刻印を忘れないように。TGVは大きな荷物置き場があります。出入り口付近の他に、車両の中の座席と座席の間にもあったりします。
投稿: ラコスケ | 2012年11月28日 (水) 22時29分