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2012年11月24日 (土)

ブルゴーニュ・リヨン一人旅1日目中国東方航空で行くパリ

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2012年11月17日夕刻、成田空港第2旅客ターミナル。今回のパリ行きは、初めて中国系航空会社の中国東方航空で航空券を手配する。はたして、中国東方航空でなにごともなくパリにたどり着けるのか。北京での乗り換えはうまくいくのか。数年前に初めてアエロフロート・ロシア航空に乗ったときのような不安感と、まだ知らない世界を体験できるわくわく感が一緒になった不思議な気持ち。

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18:05発の中国東方航空MU8720便にて北京へ。手荷物はパリまでスルーできるけど、北京からパリまでは、北京空港で再度チェックインが必要らしい。
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これから乗る機材はボーイングB767。

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北京行きのフライトは、現在の日中関係を表すように空席が目立つ。チェックインの時に空いていたのでExit Rowを選択する。席に座ると、日本人の服務員が確認に来る。中国東方航空MU8720便の服務員は、1名の中国人をのぞいて、すべて日本人。Exit Rowなので、日本人の服務員と離着陸時、タキシングの時などにいろいろと話しながら過ごす。個人モニタもついており、オンデマンドではないようだけど、まるでJALに乗っているかのように日本語映画が充実している。

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「和みの彩り空膳」と日本語で書かれた機内食が配られる。

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碑酒(ピーチュウ)を頼むと、キリン、アサヒ、サントリー、エビスという銘柄から選べるというのでエビスを選択。これが、なかなかおいしい。水っぽくない、しっかりしたビール。

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短距離路線は、お弁当形式の機内食のほうがいいかも。

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食後には、ハーゲンダッツというアイスクリームが配られる。

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北京空港に到着。北京空港は巨大な空港で到着したのはターミナルT3Eというターミナル。まだ新しいターミナルで中国らしさを感じない。

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中国は漢字なので、なんとなく意味がわかるのがうれしい。

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中国はトランジットでも入国審査を受けて、入国スタンプをもらう。入国後に出口に行くには巨大な空港なのでシャトルで移動する。

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今回、成田空港で預けた手荷物はパリで受け取ることになっているので、北京では荷物は受け取らずに、出口を出る。パリ行きの中国東方航空MU8665便は、第2ターミナルから出発するために、現在いるターミナル3からターミナル2に移動しなければならない。案内板を見ていると、無料バスが出ている様子なので、案内板に沿って進む。

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案内板の通りに外に出る。初めて感じる北京の空気は東京よりも寒いけど、コートをどうしても羽織らなければならないほどでもないみたい。案内表示の通りに外に出たのに、無料バス乗り場が見つからない・・・。

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仕方がないのでバス停を順番に見ていると、無料バス乗り場を発見!

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無事にターミナル間の無料バスに乗ってターミナル2を目指す。無料バスは10分くらい乗らないと、ターミナル2に着かない。北京空港広すぎる。

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ターミナル2に到着し、出発案内板を確認すると中国東方航空MU8665便は定刻通り。A01-06カウンターでチェックインと書かれているけど、チェックインカウンターが見つからない。

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10年前の上海虹橋空港を思い出す。中国ではチェックインカウンターに入る前にチェックがある。

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中国東方航空のチェックインカウンターに無事到着し、中国東方航空MU8665便パリ行きの搭乗券をもらう。クレームタグを見せて、成田空港で預けた荷物は大丈夫か?ときくと、調べてくれて「問題ない」との回答。

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ラウンジで碑酒(ピーチュウ)を。

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以前に中国の列車に乗ったときには、水筒を持っている人をたくさん見かけたけど、空港でもやはりお湯がもらえる場所がある。隣の座製に座っていた中国人は、機内でも水筒にお湯をもらっていた。

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中国東方航空MU8665便の機材はボーイング777-300ER。

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エコノミーは3-4-3の1列10席のアブレストなので狭い。座席モニタはついており、オンデマンドで映画を見ることが可能だけど、画面は小さい。中国東方航空MU8665便、まるでエールフランスに乗っているようにフランス映画がやたらに充実している。服務員はほとんどフランス人。

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深夜01:40発とあって、アペリティフのサービスはなく、食事のカートが最初から運ばれてくる。

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最初の食事はコールドミール。お茶やコーヒーも同時にサーブされる。

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なんと、中国東方航空MU8665便でも、まるでエールフランスに乗っているかのように、パスティスを積んでいる!寝る前にフランス人服務員の男性からパスティスをもらう。

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到着前の朝食はホットミール。フレンチスタイルかチャイニーズが選べて、中華風は焼きそば。

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北京からパリまでは10時間で着いてしまう。ヨーロッパの都市名を漢字でどう読むのか考えるのが楽しい。

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パリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eに早朝5:30定刻に到着。この後、6:57発のTGVを予約しているので、定刻どおりに到着できて安心する。1時間もあれば、入国審査を受けて、荷物を受け取りも完了し、すぐにSNCFの空港駅に向かうことができるだろう。

ところがスーツケースが出てこない・・・。プライオリティタグのつけられた荷物が出たあとで、ずっと待っているけど荷物が出てこない。ボーイングB777-300がほぼ満席だったのに、どう考えても出てくる荷物が全体的に少ないと思うけど、ほとんどの乗客はパリで乗り継ぎ、最終目的地に向かうのだろうか。ずっと待って、荷物は出なくなり、とうとう北京からの荷物は「終了」の表示・・・。実は、今まで1回もロスバケに遭遇していないという幸運の持ち主だったのに・・・。

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あきらめて、出口の手前の左側にある窓口に行く。フランス人の係員は事務的に、たぶん北京にあるのではないかと、滞在先と居住地の住所を聞いていく。荷物が見つかったら連絡して届けるとのことで、歯ブラシ等が入ったサバイバルキットをもらう。荷物が届くまでの日常生活品ならば100ユーロまで購入してよいと言われる。今回5日間の休暇でフランスに3泊しかしない。うーん、フランス滞在中にスーツケースは届くのかな?手続きが終了し、着替えを含めた生活必需品をまったく失い、ほとんどなにも入っていないバックパックひとつだけでのフランス旅行がスタート・・・。

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コメント

スーツケースどこに行っちゃったんでしょうね??
パリに滞在するわけでもないのに・・・
ちゃんと手元に届けてくれるんですか?

お久しぶりです。
楽しい旅の始まりですね。トランクのくだり、どうなるのか楽しみですね。(すみません)

 ラコスケさん
始まった~と思ったら、お疲れ様でした
いきなりの洗礼ですね

今回の中国東方航空で行くパリ。このチケットはおもしろくて、中国東方航空は成田・北京直行便を持っていなくて、さらには北京・パリの直行便も持っていないので、両方ともコードシェア便。実際の運行は北京まではJAL、北京からパリまではエールフランスなので、フライトそのものには不安がなかったのですが、唯一心配だったのが預け入れ荷物の問題・・・。北京で無事に積み替えが成功するのか?まぁ、初めてのロスバケですが、今まで、一度も遭遇しなかったのが逆に運が良かったのでしょう!

http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/405981/-/parent_contribution_id/405981/
やたらに掲示板のリンクで訪問者が多いのでひとことだけ。JLとAFとの北京経由の場合は荷物はスルーで問題ないです。今回、ロスバケの原因はフランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港です。北京空港では積み替えはきちんと行われていました。今回のケースでは、北京で荷物を預け替えても、同様の結果になった可能性があります。なお帰路はパリから東京まで北京空港でちゃんと積み替えられていました。おフランスだから確実、中国だから不確実というわけではありません。私は、そのような先入観でものごとを判断する事は好きではありません。ブログの構成上、意図的に明らかにしていませんでしたが、今回の場合は問題があったのは中国ではなくフランスです。もっとも、ネリジェンヌさんのようにフランスに何度か旅行されている方ならば、フランスの不確実性については十分にご存知でしょうけど。

初めまして。MUとAFのコードシェア便を検索してこちらへたどり着きました。
夏休みの高い時期に、フランスに行く用事ができ、予算的に中華系エアラインしか無理そう、しかし、中華系エアラインのサービスや客層に耐えられるか、戦々恐々としてました。幸いAFとのコードシェアを見つけたものの、コードシェアと言っても中華系の色の濃いコードシェアかもしれないし、と。なので、こちらのエントリーを読み、安心しました。むしろ、北京の空港の方が要注意ですね。

hossieさん、はじめまして。
できれば、最後まで私の旅行記を見ていただければと思います。そうすると、私の伝えたいことがわかるかと思います。繰り返しますが、今回のこの旅行のロスバケの原因は、フランスであり、北京空港はなんら問題がありませんでした。フランスはステキな国、中国は不安な国という偏見から解放されて旅してみませんか?きっと、偏見から解放されて世界をみたときには、まだ知らない価値観に気がつくことができるかもしれません。

説明足らずで済みません。北京空港がかなり広くて、移動したりゲートを見つけたりするのが、結構大変という印象をエントリーから持ちました。自身、大変テンパりやすいところがあるので……。ロスバケに関しては心配してません(いつも手荷物のみなもので)。
ついでで申し訳ないのですが、北京空港での乗り換えには何時間くらい見ておいた方がよろしいでしょうか(利用ターミナルによって一概に言えないかもしれませんが)?お答えいただければ幸いです。

hossieさん
イメージとしては、別切りの航空券で北京空港でAFのカウンターで再度チェックインをし直す感じです。しかし、私と同じフライトであれば、北京空港での乗り継ぎ時間は十分にあるので問題はないと思います。第3ターミナルはすぐに入国審査を終えて外に出られます。無料バスは10分くらい乗るかと思います。バス乗り場は、上に橋が架かっている下あたりです。バスを探し、10分待って、10分乗っても30分程度です。第2ターミナルは、チェックインカウンターがないので一瞬あせりますが、人の流れについていくと、ゲートをくぐった奥にあります。手続き的には、第3ターミナルで降機後、第2ターミナルでチェックイン終了まで1時間程度でしょうか。

ちなみに、この裏技的なフライトですが、まったく心配がないとも言い切れず、JAL便が欠航や遅延の場合、次のパリ行きのAFのフライトの振り替えを相談をするときの責任所在がよくわかりません。

私は次は純粋な中国系航空会社も乗ってみても大丈夫かな?と思い始めています。AFに搭乗していた中国人は特に驚くことはありませんでした。そもそも、中国人で飛行機に乗ってヨーロッパに行ける階層がどのような人たちなのかを考えてみれば、心配はいらないような気がしています。

ご心配でしたら、私も航空券が高い時期に2度ほど使用していますがEKなどの中東系エアラインはいかがですか?

北京空港の親切なご解説ありがとうございます。ウェブで航空券を探した際に見つけた格安のルートなので、責任の所在をよくよく確かめるべきですね。
経由便は香港空港のCXしか経験がないので、いきなり経由便の共同運航は確かにハードルが高い気がしてきました。
もっとも北京もオリンピックの後なので、外国人向けに整備されて、私のようなポンツクでもかなりわかりやすくなっているのではないかと勝手に思っていますが。

hossieさん
北京空港第3ターミナルや上海浦東空港は近代的な空港ですが、北京空港第2ターミナルは中国らしい空港です。夏季運賃って、すべての航空会社でもう反映されています?4月に入ってから検索すると違う選択肢もあるかもしれません。中東系エアラインも出てくるはずなのですが・・・。ちなみに私は節約のために経由便を使うときが多いです。ここ2年ほど続けて夏はエミレーツ航空です。経由便は、経由地の文化をちょっとだけ感じることができるので、それはそれでおもしろいです。

このご旅行は東京北京間はJAL、北京パリ間はAF運行のコードシェアだから、中国東方航空でいくパリとはちょっと違うみたいですね。ほんまもんの中国東方航空はかなりひどいようですよ。まあご存じとは思いますが。

お邪魔しますさん

この記事は2012年に書かれています。この記事のオチは、ご指摘の通り、中国東方航空で手配した航空券だけど一度も中国東方航空が運航している便に乗らないと言う裏技的な航空券の紹介です。

「ほんまもんの中国東方航空はかなりひどいようですよ」と言う情報のソースはどこにあるのでしょうか。いつ頃の情報でしょうか?この記事を書いた2012年と2016年でもおそらく、状況は変化しています。確かに、中国系航空会社については過去に評判がよくないことも知っていますが、はたして、その情報は「過去の情報」ではないのか。情報の更新はされていますか?誤った情報や、情報の更新をされていないと、事実と異なる「偏見」につながります。

「偏見」にとらわれていませんか?ここはぜひ、「お邪魔します」さんが、実際に「現在」の中国系航空会社を利用されて、真実を教えてください。「かなりひどいようですよ」ではなく、実際の体験を元に「実際はごく普通だった」とか、「実際にひどかった」という自ら体験した情報をいただけるととても勉強になります。体験レポート、お待ちしております!

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