地中海でひとりビーチ1日目②目的地はキプロス・ラルナカ！

無事にエミレーツ航空EK107便は、シリア上空から地中海に出て、キプロス・ラルナカ空港に到着。そう、今回の目的地はキプロス！なぜキプロスを選んだのかについては、そのうちに話そうと思うけど、キプロス旅行を選択するにあたって、最も困ってしまうことは島内の交通機関の問題。キプロスには鉄道はなく、大きな都市間のバスはあるけれど、本数は限られている。

しかし、キプロスのことを調べて見ると、キプロスは日本と同じく左側通行、右ハンドルであることがわかる。日本と同じなら、一人でも問題ないかもしれないと思って、出発直前になって、国際運転免許証を取って、レンタカーを手配することにする。今回の旅の相棒は韓国車のマティス。8万キロ以上の走行キロ数、セカンドギアが入りづらい、クーラーはMAXかゼロかしか選択枝がないなどのボロ車だけど、小回りはきくし、一人旅には十分！

左側通行なので、運転上の問題はほとんどないけど、一番の問題は一人旅だと地図を見てくれる人がいないこと。ホテルに到着するまでにラルナカ市内の一方通行地獄にはまり、市街を3周する。歩いている人に道を聞いて、ホテルの場所は「マクドナルド」の裏であることはわかったけど、一方通行なので、なかなかたどり着かない。そして、4周目でようやくアキレスシティホテルに到着！でも、おかげで、ラルナカ市街の全体像はつかめたけどね。

Achilleos City Hotel
http://www.achilleoshotel.com/

まだ13時で部屋ができるまで30分かかるというので、まずはビーチを見に行くことにする。フロントで言われたとおりにマクドナルドの裏口から入って、正面から出ると、先ほどクルマで3回ほど通った海岸沿いの道の先はビーチ！

ホテルから徒歩1分でラルナカのビーチに到着！

ビーチを見た後はお昼ごはんを食べることにする。フロントのお姉さんに教えてもらった、古い教会前のカフェに行くことにする。

海のおみやげ屋さんに置いてあるおみやげって、日本とあまり変わらない気がする。

やはり、先ほどからクルマで3回ほど見ている「聖ラザロ教会」に到着。

教会のすぐそばにある、いかにも食堂といった雰囲気のお店に入る。

ミックスグリルのお昼ごはん。シンプルに焼いた肉だけど、ビールにも合うし、おいしい。おいしい食事は長旅の疲れを癒やしてくれる。

アキレスシティホテルにチェックイン。部屋の設備は近代的で部屋の鍵はICキーになっている。内装も近代的な雰囲気。

部屋にはベランダがついている。残念ながら、眺望はよいとは言えないけど･･･。

荷物の整理を済ませたら、ホテルのフロントでビーチタオルを1ユーロで借りて、いざ、地中海のビーチへ！

地中海のビーチ！！

ビーチベッド2ユーロ。パラソル2ユーロを借りる。

ビーチベッドに寝転んでリゾート気分！

日差しは強いけど、青い空が広がり、風が心地よく、最高の気分。

ラルナカのビーチは遠浅の砂浜で、なかなか深くならない。

8月なので、ヨーロッパ各地からバカンスを過ごす人たちいっぱい。ビーチベッドで寝転んでいても、周囲の人たちが何語で話しているのか、よくわからない。

14時にはビーチに入り、18時までゆったりとすごす。これこそ、今回の旅行の目的である、地中海でひとりビーチ。今年は4月からずっと仕事が忙しくて、仕事場のプレッシャーも強かった。遠く離れた異国のビーチでなにも考えずに、ぼーっとできる開放感は最高の幸せ。

日が暮れてきたので、夕食を食べに行くことにする。ラルナカはビーチリゾート。海岸沿いにはレストランやバー、カフェがたくさん並んでいる。

地球の歩き方に掲載されているラルナカ要塞の「やや」南の海岸沿いにあるというレストランを目指してみる。

ところが、海岸沿いの道をずっと歩くけど、なかなかレストランにたどり着かない。

次の港町までだいぶ歩いてようやくレストラン・ゼフィロス“Zefyros”に到着。

なかなか開放的で雰囲気のよいレストラン。20ユーロのセットメニューを注文。

トマト・キュウリ・チーズのサラダ。タラモサラダなどのディップ系のものが次々と並べられる。

メインディッシュは魚のフライやタコやイカのグリル。でも、どうみても1人前にしては多すぎ･･･。

レモンをぎゅっと絞って食べるフライはおいしい。単純な料理法だけど、新鮮な魚を味わうのには、素材のおいしさを感じることができるシンプルな調理方法がいい。

すっかり幸せな気分になって、ビーチ沿いの道を歩く。バカンスシーズンだけあって、ベンチで夕涼みをする人やバーでお酒を飲む人などが、ラルナカのビーチを楽しんでいる。ビーチでのんびりして、新鮮な魚を食べて、やっぱり地中海のビーチは幸せな気分。