初めてのバスク旅行5日目(2)ボルドーでお昼ごはん
ぶらぶら歩いているうちにお昼ごはんの時間。サンミッシェル教会に近い「地球の歩き方」掲載のレストランに立ち寄ってみることにする。最近の地球の歩き方、バックパッカー向けではなく、普通のガイドブックになっているので、わりと外さない。
ラ・テュピナ
La Tupina
http://www.latupina.com
お店に入ってみるとなかなかよい雰囲気。もうフランスでの食事も今日のお昼と夜の2回だけだから、ランチはディナーに比べてお得なことが多いので、お昼はがっつり食べることにする。今回は奮発して、18ユーロの日替わり定食もあったけど、38ユーロの昼定食を頼むことにする。だって、“Avec 3 verres de vin” グラスワイン3杯つきと書いてあるので、こっちのほうが、お得じゃない?
しかも、ちゃんとしたレストランモードなので、いつもは「水道水」なのに、バドワ“Badoit”を頼んでみたりして。炭酸水を頼むなら、バドワが好き。
さらには、せっかくボルドーに来ているんだから、食前酒はリレ“Lillet”でしょ?とお昼から食前酒から頼んでみたり。
パンについてくるバターは、エシレ。まぁ、フランスではモノプリで普通に売っているものだけど・・・。
前菜は鴨のブダン。“Salada de Boudin de Carnard aux Pommes”リンゴのアクセントが口の中をさわやかにして、おいしい。
メインは、子羊の膝のブレゼ。“Souris d’Agneau Braisée au Jus”
デザートは、ガトーショコラ“Gâteau au chocolat ,Crème anglaise”。濃厚なチョコの風味がおいしい。1度くらいは行き当たりばったりではなく、ちゃんとしたレストランでちゃんとした食事をしよう思っていたので、大満足!
お店を出ると、ピエール橋からも見えていた教会の尖塔が見えるので、そちらに向かってみる。細い路地が雰囲気があって、なかなかいい感じ。
教会の前は広場になっていて、のどかな雰囲気。教会前のベンチの腰をかけて、暖かな日差しをしばらく感じる。
教会の中に入り、静寂を感じる。教会の中の静かな雰囲気でぼーっとするのが好き。
カプサンのマルシェ“le marché des Capucins”らしい。市場を見つけたら、立ち寄ってみるのがマイルール。でも、なんとなく、静かな雰囲気。
カフェは開いていたけど、他のお店は閉まっているみたい。もう1日あれば、午前中に再訪できるんだけど、残念・・・。
サンミッシェル教会周辺をぶらぶら歩き、再び、ガロンヌ川の方向に歩く。ブルゴーニュ門周辺の「のみの市」も午後になるとお片付けの雰囲気。
やっぱり、バスク地方は建物も特徴があり、バスク地方とは町の雰囲気が違うことをボルドーに来てから実感。フランスを何度もなぜ訪れるかと言えば、フランスは地方によって雰囲気が違うこと。だからこそ、フランスの地方巡りは楽しい。
ポルト・カイヨー“Porte Cailhau”と呼ばれる要塞のような門。
再びガロンヌ川へ。広場のようになっており、暖かな日差しを求めて、たくさんの人たちがくつろいでいる。
ゆっくり流れるガロンヌ川をみながら、ベンチでしばらくのんびり気分。というのも、やっぱり、お昼から食前酒を飲んで、グラスワイン3杯を開けてしまうと、かなりのほろ酔い気分・・・。
目的もなく路地を歩くのが好き。歩いて町の雰囲気を感じるのが好き。だから、私の旅行はいつもたくさん歩く。
そして、教会跡の小さな美術館を発見して、ふとのぞいたりしてみる。その町を知るには、歩いてみないとわからない。旅に出ると自分の足で町を歩く。その町の風を肌で感じる。「まだ知らないどこか」を自分の足で歩くほど楽しいことはない。
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コメント
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ラコスケさんのような旅をするには相当旅慣れてないと無理そうです。
この日も青空に恵まれて、酔っ払っていてはもったいない風景ですね。
投稿: ユリコ | 2012年4月12日 (木) 19時22分
ユリコさん
ヨーロッパの旅のルールはスペインでもフランスでも、どこへ行ってもそんなに変わりません。最初は空港からホテルまでの送迎つきのフリープランに申し込んでみて、パリなど一都市に絞って自由に歩き回ってみるといいと思います。パリが歩ければ、たぶん他のヨーロッパの都市も大丈夫。慣れてくると、英語やフランスがちゃんとできなくても、基本的なルールは変わらないので、どこの国に行ってもなんとかなるようになります。コミュニケーションは、たぶん語学力の問題ではないです。
フランス料理のレストランも、実はメニューは、調理方法などのフランス語は難しいので、いつも部分的でしか理解していません。なので、たまに闇なべ状態だったりします。でも、それも「まだ知らない」料理を試す機会になるので、私としてはあえてわからないものを頼むこともあります。
フランスだとフランス語ができないくせに、最近は感覚でなんとかなってしまい、困ることも少ないので、今回、その油断から、ちょっとワインを飲み過ぎました・・・。
投稿: ラコスケ | 2012年4月12日 (木) 23時19分