初めてのバスク旅行4日目(1)ビアリッツへ
2012年2月29日水曜日。ホテル コート バスク“Hôtel Côte Basque”で、クロワッサンとカフェオレを楽しむ。
今日は夕方にはバイヨンヌからボルドーに発つのでチェックアウトして荷物を預ける。ホテル コート バスク“Hôtel Côte Basque”は本当に駅前。右手の建物がホテルで、奥がバイヨンヌ駅。夕方まで遊んでも、すぐにスーツケースを引き取って、列車に乗ることができる。
バイヨンヌ駅前からバスには乗らず、徒歩1分ほど離れた“Alsace Lorraine”バス停から終点が“Biarritz Mairie”行きのA2番バスに乗る。なぜ、わざわざA2番バスに乗ったかと言えば、駅前から出ているA1番バスだとビアリッツ中心部を通り抜けて、さらに先まで進んでしまうけど、このA2番バスなら終点がビアリッツの旧市街“Biarritz Mairie”止まりなので、心配なく終点まで乗っていられる。
終点の“Biarritz Mairie”に到着。バスを降りた建物は、インフォメーション(観光案内所)。さっそくビアリッツの地図をもらい、町歩きスタート!
通りに出てみると、今まで訪れたバスクの町とは異なり、モナコのような高級リゾート地の雰囲気。
そう、雰囲気のあるモナコのカジノとは違うけど、カジノが目の前にある。
海を望む歩道にはベンチが置かれている。フランスって風景のよいところには必ずベンチがあるような気がする。まずは、海岸に降りてみることにする。
カジノ前の海岸、グランド・プラージュ“Grande Plage”。遠くまでビーチが続いている。
海沿いに沿って歩く。海沿いの高台にはSt-Eugenie教会が立ち、その下は漁港になっている。
海沿いの公園のような道を歩いていると、「処女の岩」“Rocher de la Vierge”が見えてくる。
岩の上にはマリア像が立っている。たぶん、夏だったらすぐそばまで行けるんだろうと思うけど、残念ながらオフシーズンなので「処女の岩」に渡る橋は工事中で、マリア像に近づくことができない・・・。
さらに海沿いを歩くと、小さな入り江の海水浴場“Plage Port Vieux”。砂浜の手前はレストランになっており、きっと夏だったら、雰囲気のいいレストラン。
きれいな海。本当に夏だったらすばらしいリゾート地だろうなぁ。
「処女の岩」のそばの海洋博物館“Le Musée de la Mer”に入ってみることにする。
一人でも楽しいけど、こういう場所は一緒に共感できる人が隣にいた方が楽しいかもしれないなぁ・・・。
入り江の海岸“Plage Port Vieux”から町の中心部に向かって歩く。このあたりはホテルが並んでいる。
St-Eugenie教会の前は広場になっている。海沿いのリゾートを感じる風景。
広場“Place Georges Clémenceau”に出ると、ここがビアリッツの中心らしく、小さなギャラリー・ラファイエット百貨店“Galeries Lafayette”がある。
そして、この広場沿いにはパティスリーが並んでいる。まずは、通り沿いのショーケースにはガトーバスクが並べられている「ミレモン(ミールモン?)」“MIREMONT”。
そして、アンリエ“Henriet”。ちなみにその向かいはサン・ジャン・ド・リュズにもあったマカロンが有名なアダム。
チョコレートが有名だけど、エクレールをはじめ、ケーキもたくさん並べられていて、どれもおいしそう。
お土産用のチョコレートとケーキを一つ買って、広場のベンチに座る。
アンリエの“Beret Basque”を広場で食べる。濃厚なチョコレートケーキは、間違いなくおいしい。
ホントは“MIREMONT”も「はしご」しようかと思って、再び“MIREMONT”のお店に入ってみて、アンリエよりもケーキの見た目の美しさは勝っていて、“MIREMONT”のケーキはものすごくおいしそう。さんざん悩んだんだけど、今回の旅のテーマはスウィーツではないし、午前中からケーキ2つは食べ過ぎなので、お土産用にキャラメルだけ買って、ケーキは次回のお楽しみにする・・・。
午前中のみの短い滞在だったけど、ビアリッツはバスクの雰囲気はあまり感じなくて、むしろ私にはモナコのような海沿いの高級リゾートのような印象だったけど、おもしろかった。今回の旅行、訪れる町の雰囲気がそれぞれ違って、本当に楽しい。ビアリッツを発ち、再びバスでバイヨンヌの町に戻る。
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