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2012年3月 8日 (木)

初めてのバスク旅行1日目(3)サンセバスティアンでバル巡り

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ビルバオからのバスは1時間ほどでサンセバスティアンのバスターミナルに到着。バスを降りて、大通りを見ると28番バスが近づいているので、すぐにバスに乗る。バスク鉄道(Eusko Tren)の駅を過ぎて、バスが右折したところでバスを降りる。

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サンセバスティアンのホテルは、“HOTEL ZARAGOZA PLAZA”。Wifiは無料で、受付でパスワードを教えてもらう。

HOTEL ZARAGOZA PLAZA
http://www.hotelzaragozaplaza.com

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今回の部屋はバスタブ付き。

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窓の外には公園が見え、奥の建物の向こうはコンチャ海岸。海まで徒歩1分の好立地。夏のバカンスシーズンだったら、なかなかいいホテルだろうなぁ。

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ホテルに荷物を置き、海岸に出る。モンテウルグルが「江ノ島」みたいに見える。

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海岸沿いに幅の広い遊歩道があり、ベンチが置かれている。海のある風景って、なんとなく心が和む。

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旧市街の中心には市庁舎。「江ノ島」のてっぺんには江ノ島展望灯台?

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灯台ではなく、モンテウルグルにはキリスト像が建ち町を見守っている。

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旧市街「パルテ・ビエハ」地区の路地に入る。ビルバオとはまた違った雰囲気。

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路地の奥に金色に光る建物が。

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夕日を浴びるサンタ・マリア教会。

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サンセバスティアンの旧市街は、まず旧市街が広くないことと、区画が四角くてわかりやすい構造になっていること、そして路地の名前が表記されているので歩きやすい。

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日曜日と月曜日は閉まっている店も多いけど、開いているバルもけっこうある。日曜日だからバルがほとんど開いていないのではないかと心配したけれど、“Fermín Calbetón”通りなどは、けっこうバルが開いている。

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広場から“Fermín Calbetón”通りに入って一番手前で、外からのぞいてみて、たくさんのピンチョスが並べられているバル“TXALUPA”に入ってみることにする。

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サンセバスティアンで初めてのチャコリ。高い位置から注いでくれる。

「えっ?」

一口飲んでみると、ビルバオのチャコリとは印象が全然違う。酸味が強く、微発泡しており、とてもさわやかな感じで飲みやすい。へぇ、チャコリ、おいしいじゃん。

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うなぎのシラス(もどき)のピンチョス。

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ここのバル、ピンチョスの種類がホントに多くてどれもおいしそう。

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ホタテのグラタン。注文すると電子レンジで温めてくれる。

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そして、2件目は向かいにあるGoiz-Argi(ゴイサルギ)へ。ここは「地球の歩き方」にも掲載されている有名バル。

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カウンターにはピンチョスが並んでいる。そのほか、注文すると焼いてくれるピンチョスもある。

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チャコリを飲むと、1件目よりも酸味がさらに強く、バルによって、チャコリによって味が違うことに気がつく。チャコリの飲み比べというのも楽しいかもなぁ。

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カウンターにあったタコのピンチョスがおいしそうで頼んでみる。見た目の通り、おいしい!

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そして、「チャングロ」は頼むと電子レンジで温めてくれる。蟹の濃厚なうまみが最高においしい。
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「地球の歩き方」や先行研究となるブログにも必ずや登場する、ここの名物と言えば「ガンバ」と呼ばれるエビの鉄板焼き。注文してから焼いてくれるプリプリのエビは最高。

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薄暗くなってくると人通りも多くなってくる。

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3件目はバルの名前は記録してないけど“Fermín Calbetón”通りのバル。シドラが飲んでみたくて、ちょっと寄ってみる。

「えっ?」

シドラはフランス・ブルターニュのシードルと同じようなものだと思って飲んでみると、びっくり。ブルターニュのシードルは大好きだけど、シードルだと思って口にすると酸味が強烈。でも、口の中がさっぱりするので、ピンチョスをつまみながら飲むにはいいかも。

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カウンターには様々なピンチョスが並んでいる。

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うーん、サンセバスティアンの「バル巡り」楽しいかも。町の雰囲気もいいし、食べ物は安くておいしいし、サンセバスティアン、今までに訪れたヨーロッパの町の中でもお気に入り度は上位に入るかも。

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コンチャ湾の潮風に吹かれながら、サンセバスティアンのすばらしさを幸せに感じるけど、この幸せを一緒に共感できる人がいないのはちょっと寂しい。ひとり、海岸沿いを歩きながら、ほろ酔い気分でホテルに向かう。

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コメント

はじめまして
トルコ旅行の検索で発見し楽しませていただいています。 
バスク地方へ行くとあったのでとても楽しみにしていました。バスク料理に興味があるのです。ピンチョスも種類が豊富で迷ってしまいそう。ほとんどの物がフランスパンの上に載っているんですね。
「チャングロ」これは蟹の他に豆も入っているような。たっぷりのお酒が入るようですが旨みになるのでしょうね。

旧市街の雰囲気と教会、素敵です。
まだまだ続きますね、楽しみにしています。

ゆめこさん、はじめまして。
バスク旅行、スペイン側もフランス側もなかなかすばらしかったです。これからも徐々で申し訳ないのですが、アップしていきます。

来年の5月、6月にバスクに行こうかなあと思案中です。
サイトを拝見して、参考にさせていただこうと思っています。
バスクは楽しかったご様子ですね^^)

現在、バスクに行こうか、カルカッソンヌに行こうか迷い中です^^)
カルカッソンヌは、20年前に初めてフランスに旅行にきたときにいった場所で、また行きたいような気がします。

でも、概して、2回目に行くときは、初めていったときの感動には及ばないんですよね~~。「まだ知らないどこかへ」とタイトルを付けていらっしゃるので、お察しいただけると思います^^:

たま吉さん、はじめまして。
バスクは独特の雰囲気で、フランス地方の旅の中でも印象に残ります。現在アップ中のコリウールもかなりいいですよ。日程がタイトでなければ、バイヨンヌからポー、ルルドを抜けて、トゥールーズ経由でカルカッソンヌにも行けなくはないですが。

今回のランドック・ルシヨン地方の旅も、当初はモンペリエからパリ・シャルルドゴール空港行きの飛行機が出ていることを知らなかったので、ペルピニャンからトゥールーズに行ってカスレを食べるつもりでした。たしかにファーストインプレッションのほうが衝撃度は強いですが、もう一度訪問してもいいなぁと思えるようなインプレッションを感じる町もありますし、私はけっこう行き当たりばったりで街歩きをするので、見逃していることも多く2度目でもそれなりに新しい発見があったりします。20年前ですと、別の意味で懐かしさなどの違う感情を感じるかもしれませんね。

ラコスケ様、

早速のお返事ありがとうございます。
バスクとカルカッソンヌの両方攻めですか・・・う~ん、考えてみます。
あのあたりは、電車やバスから見る風景がとてもきれいだし。

ところで、カスレは美味しいですね。
日本ではなかなか食べさせてくれるところがないので、冬になると、自分で作って食べています。
白インゲンに鴨の肉汁がしみ込んでたまりません^^;

外では、一度「東京グリンツィング」というお店で、美味しいカスレを食べたことがあります。またいつか行ってみたいものです。

今回は、英国のチェルシーフラワーショーの観覧と全仏オープンテニス観戦が軸になっています。アイルランドにも1度行ってみたいので、アイルランドからカルカッソンヌにフライトがあるので、それを利用しようかなあ・・・

コリウール、素敵そうですね。ご飯も美味しそうです^^)

フランスは誘惑が一杯ですね。

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