保谷(ほうや)でカヌレ・ド・ボルドー“Cannelés de Bordeaux”
あと2週間でバスクに旅立つ。今回のバスク旅行の旅程は最後にボルドーに立ち寄る予定で、「まだ知らない」ボルドーを調べていると、ボルドーワインは有名だけど、もう一つの名物があることを知る。それは、「カヌレ・ド・ボルドー」“Cannelés de Bordeaux”。でも、最近、「カヌレ」って食べていない気がする。本場のボルドーで食べる前に、東京で食べられるカヌレを食べてみたい。
都心まで出れば、ポールなどに普通に置いてありそうだけど、都心まで行くのは面倒なので、西武池袋線に乗って保谷(ほうや)へ。保谷は「西東京市」なので、ぎりぎり東京23区ではない多摩地区。お店の名前は、ボルドー近郊の地名であるアルカション“Arcachon”。
アルカション
http://arcachon.jp
保谷駅北口から3分くらい歩くと、かわいらしい一軒家のお店がある。中に入ってみると、なかなか本格的なフランス菓子屋さん。フランスに行くと一度は食べる、大好きなタルト・オ・シトロンは残念ながら見当たらなかったけど、エクレールも置いてあれば、パートドフリュイなどのお菓子も置いてある。そう、初めて訪れたときにお店を観察する私のポイントは、エクレール、フラン、タルト・オ・シトロンなどのフランスのパティスリーだったら必ずあるような基本的なお菓子がどのように扱われているか。このお店を見ていると、カウンターの上に、2週間後にバスクに旅立つ私にとって、うれしいものが置いてある。
それは、ガトー・バスク“Gâteau basque”!ちゃんとサクランボジャムのものが置かれている。都心まで行かなくても、保谷にこんなお店があったなんて、今日はすばらしい発見。
そして、今回のお目当ての「カヌレ・ド・ボルドー」“Cannelés de Bordeaux”。表面はカリッとしているんだけど、口に入れるとお酒の心地よい香りがふわっと広がり、おいしい。
表面はカリッとしているけど、中は、しっとり。このお店のカヌレ、「ボルドー カヌレ協会会長ピエール マルケ氏より伝授された配合・製法を忠実に再現しました」とのことで、西武池袋線で所沢駅から5駅で近いと思って訪ねてみて、大正解だったかも。これで、本場ボルドーで「カヌレ」を食べるのが楽しみになってきた。
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コメント
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カヌレって横に回すタイプの水道の蛇口に似てるよね
投稿: 今気づいたけど | 2012年3月 3日 (土) 12時52分