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2018年7月19日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 3日目(1)シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を探しにリールのカルフールへ。

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2017年10月28日、土曜日。今回の旅行でオー・ド・フランス地方のリールで迎える最後の朝。今夕にはパリに旅立ってしまう。オー・ド・フランス地方がこんなにも楽しいとわかっていれば、リールに3連泊してもよかったかもしれないなぁ。TF2の“Télématin(テレマタン)”は土曜日は朝7時の開始。

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今日の司会者は昨日に引き続きThierry Beccarro氏。フランス旅行の際は、朝テレビをつけるとウイリアム・レイメルジが当たり前のようにいたので、まだ慣れない。

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今日2017年10月28日、土曜日はサマータイム最終日なので7時過ぎでも薄暗いどころではなく、暗い。Hotel Lille Europeの朝食レストランで朝食を食べるのも今日が最後。

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大きなホテルなので、クロワッサンやパン・オ・ショコラもたくさん置かれているし、昨日から気がついているスペキュロス“Spéculoos”味のクリームもある。

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ケーキも置いてある。昨日は丸いケーキはあったかなぁ?

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コンチネンタルブレックファーストだけど、私にはハムとチーズがあれば十分。これでサンドイッチを作って食べる。フランスのハムもチーズも力があるので美味しい。

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ゆで卵もあるし、ヨーグルトもたくさんあるし、果物もあるので、私の宿泊するホテルの朝食としては贅沢なほう。

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土曜日の朝はお客さんがぜんぜんいなくて、貸切状態。リール・フランドル駅前広場を眺められる。

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どうしても初日はいろいろと試してみたくて、量が多くなってしまうんだけど、2日目以降は落ち着いてくる。

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食後にコーヒーをお代わりしようと席を立つと、ふと、写真でいうと左端に、細長い瓶があることに気がつく。この瓶はいったいなんだろう?

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どうやら、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”の液体で、お湯で割って飲むみたい。リールではシコレ(チコリ)コーヒーが当たり前なのかなぁ?うーん、昨日の朝は、まだオー・ド・フランス地方の文化を知らないので気がつかなかったんだろうなぁ。

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せっかくだから、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を試してみることにする。昨日から気がついていればなぁ。

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もっとクセが強くて、薬草ぽい味や香りを想像していたら、香りも気にならず味的にはまったくもってコーヒー。シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”、美味しいじゃない。カフェインレスコーヒーとしてシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を飲んでもいい。

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部屋に戻って、“Télématin(テレマタン)”の今日の天気予報を確認する。午前中は雲が多い感じ。

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午前中は雲が多いけれど、お昼過ぎには晴れてきそう。

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8時過ぎになってようやく明るくなってきたけど、天気予報通り雲が確かに多い。今日の予定は、午前中はまだリールをちゃんと歩いていないのでリール観光。パリ北駅行きのTGVの予約は取っていないので、お昼ごはんはリールで食べて、夕方ごろにパリに着くようにしようかなぁと思っている。ただ、どこに行くかはいつもの通り行き当たりばったりで、今の時点では決めていない。

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リールの地図をまだ手にしていないので観光案内所に行ってリールの地図をもらおう。その前に、どうしても気になることができてしまい、ショッピングセンターEURALILLEへ向かう。

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まだ9時前なのでお店はほとんど空いていない。

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向かったのは大型ディスカウントスーパー、カルフール“Carrefour”。日本に進出した時のカルフールは「おフランス」感、おしゃれ感を全面に出してしまっていたけれど、それが失敗だったのだと思う。フランスでは、大型スーパー、カルフールは安いけれど、おしゃれ感はない。

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あった!確探していたのはシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”。リールのカルフールで普通に売っているものだった。どこのカルフールで売っているものなのかなぁ?フランスには何度も旅をしているはずなのに、私にはまだ知らないことがたくさんある。

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いろいろな種類のシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”が売られている。わからないことは、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”がリールだから売っているものなのか、パリでも普通に売られているものなのか。カフェインレスのコーヒーとしてパリでも普通に売られているものなのかなぁ?今まで、私が興味がなくて知らなかったら見つけられなかったのかなぁ?

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だけど、パッケージを見ると鐘楼が描かれておりオー・ド・フランス地方の特産であり、リールだから置かれているのか。私には、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”が、フランス全土で売られているものなのか、この地方特有のものなのかが、やっぱりわからない。

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ホテルの朝食レストランに置かれていた液体タイプのシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”も売られている。スーパーマーケットで紅茶売り場は見ることがあってもコーヒー売り場をちゃんと見てこなかったかもしれないなぁ。

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でも、どうやらフランスのどこでも買えそうな雰囲気。決定的なのは、カルフールのプライベートブランドのインスタント“Chicorée Café”が売られているので、おそらくパリでも買えるものなのだろう。うーん、今回のオー・ド・フランス地方の旅は「まだ知らない」フランスの発見ばかり。フランスをずっと旅していて、フランスのことを知ったつもりだった自分が本当に恥ずかしい。

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カルフールでホテルの朝食レストランに置いてあった液体タイプのシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を自分用のおみやげとしてさっそく購入。フランスをずっと旅行していても、「まだ知らない」発見にハッと気づかされることがある。だからこそ、フランス旅行は辞められない。

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今日はGoogleMapをあてにせずに、なんと、モバイルWifiの電源も切ってしまう。いつもの通り、気の向くままに歩いて見ることにする。「地球の歩き方フランス」にも小さな地図が掲載されているので、迷うことはないだろうし。

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まずはリールの地図をもらうために観光案内所を目指すことにする。

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私の旅は行き当たりばったり。リール・フランドル駅から歩いていくと、後ろから見る聖モーリス教会“Église Saint-Maurice”が気になり、正面から教会を見たくなり、寄り道することにする。

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遠くに104メートルの高さのリールの鐘楼“Beffroi de Lille”が見える。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”のひとつとなっているが第一次世界大戦後の1932年に完成したもの。

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聖モーリス教会“Église Saint-Maurice”を正面から見る。中には入れないみたい。

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寄り道したところ、方向がよくわからなくなってしまったので、旧株式取引所“Vieille Bourse”の建物が見えたので、いったん、旧株式取引所に向かうことにする。

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けっきょく、観光案内所へ向かうはずだったのに、聖モーリス教会に寄り道していたら、よくわからなくなり、オペラ座に向かうことになってしまった。リールの町は斜めに走る道が多いので方向感覚を見失いやすいのかもしれないなぁ。ただ、今日はGoogleMapに頼らずに、彷徨うことを楽しむことにしよう。

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2018年7月15日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(8)リールの郷土料理のレストラン。

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アラスからリールに向かう。アラス駅は近代的な大きな駅。

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アラス駅は交通の要衝らしく、ここからダンケルク行きの列車も出ていれば、パリ北駅行きのTGVも出ている。これだけ、発着番線が事前に表示されているのはフランスにしては珍しい。リール・フランドル駅行きの列車は17:24発で7番線。

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リールまでの間は途中、Douai駅しか停車しない。

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パリ行きのTGVがホームに入線してきた。アミアンよりもアラスは小さな町だと思うけれどTGVが走っているんだ。たぶん、アラスの近くにパリとベルギーを結ぶ高速鉄道線LGVが走っているからなんだろうなぁ。

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停車したTGVは連結部分のカバーが外れている。

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別のTGVが近づいてきた。

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アラス駅で連結し、TGV2編成が連結してパリに向かう。フランスのTGVではよくあることだけど。

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TGVではなく、TERの車両に乗ってリールへ向かう。途中駅のアラスからでも座れるけれど、けっこう乗客がいる。

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今日は2017年10月27日、金曜日。明日まではサマータイムなので17時半過ぎでもまだ明るい。TERの列車は田園風景を駆け抜ける。

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リール・フランドル駅に到着。まだ明るい。今回のフランス旅行、初めてサマータイムの切替え日に当たるんだけど、どんな感じなのだろう?と言っても、多分夜が1時間長くなるだけなんだろうと思うけど。

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今日の夕ごはんはどうしようかなぁ?明日にはパリに向かうので、オー・ド・フランス地方で過ごす夜も今晩が最後。

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もともとベルギーも好きだということもあるけれど、フランドル地方の郷土料理をもっと食べてみたい。

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私は夕食前にたいてい一旦ホテルに戻って一休み。普段はモバイルルータを持っていないので、ホテルのwifiに接続して、レストランのあたりをつけることが多い。

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どうせだったら、今回の旅のきっかけであるコラム、「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」に掲載されているレストランに行ってみようかなぁ。ホテルの部屋でレストランの場所を調べる。

(参照)【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに
http://www.tsujicho.com/column/cat/post-459.html

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今回はモバイルルータがあるので、目的地までたどり着けそう。どうやらリールのレストランが多い通りは、中心部からは少し離れたガン通り“Rue de Gand”にあるみたい。コラムの中から、「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”に行ってみることにする。

Estaminet Chez la Vieille
60 rue de Gand 59800 Lille France

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モバイルルータとGoogleMapのおかげで迷わずに「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”に到着。

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開店直後に「おひとり様、予約なし」で入店。金曜日の夜に予約なしでお店に入れたのは運がいいのかもしれない。このお店、帰る頃には満席になっていた。郷土料理を食べるんだったら、ミシュランやゴー・ミヨ“Gault et Millau”のシールに頼らずに、こういうお店の方がいいんだろうなぁ。

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ビール文化のオー・ド・フランス地方。ベルギーでなくフランス北部で飲み比べるのも面白い。最初は口当たりの軽いブランシュ“La Belzebut Blanche”から。

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前菜として、“Les Entrées”の中から“Le Cœur des Flandres”を注文する。5.8ユーロと安い。

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“Tarte au hachis de porc,pommes,oignons,lardons”の説明の通り、ひき肉のタルト。少し甘めの味付けでなかなか美味しい。

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そして、メイン料理“Les Plats”からは“Gratin de la Vieille”を注文するけど、ものすごく大きい。さらにフリットまで付いてくる。説明としては“Crêpes fourrée d'endives et de jambon nappée d’une béchamel au maroilles et gratinée”であり、アンディーブのグラタン。

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ビールをお代わり。

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アンディーブのグラタン、ものすごく美味しい。ベルギーで食べても美味しいんだけど、フランスで食べても美味しい。アンディーブのグラタンって好きかも。

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アンディーブのグラタンでお腹いっぱいになってしまったのでデゼールは頼まずにカフェを頼むことにする。前述のコラムでも触れられているけれど、このレストランのカフェメニューが面白い。ジンが入った“Bistouille”や“Le Vlams coffee”や、シコレのコーヒー“La Chicorée”、そしてディジェスティフとして、ジン“Genièvre”や“Fleur de Houblon”などが書かれている。

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1.6ユーロのカフェ“Le café à l’Ancienne avec sa pointe de Chicorée”を注文すると、説明文の通り、エスプレッソではなくポットに入れられている。少量のシコレ(チコリ)が入っているみたい。恥ずかしながら、今までフランスを何度も旅しているのにシコレのコーヒーのことを私はここで初めて知る。今回のオー・ド・フランス地方の旅は気がつかされることばかりで、私の「無知」を思い知らされる。第一次世界大戦、第二次世界大戦の影響を実感することもなければ、食文化の中でもシコレのコーヒーのことにも気づかされた。

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エスプレッソではないカフェも美味しい。シコレのコーヒーってこの地域独特のものなのかなぁ?それとも、ノンカフェインのコーヒーとしてスーパーマーケットでも普通に売られているもの?今まで気がつかなかっただけなのかなぁ?本当に私の「無知」が恥ずかしい。反面、地方によって特色があり、何度旅しても新しい発見があるフランス旅行は、だからこそ辞められない。

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予約なしの客は断られており、お店を出るころには満席。予約なし、東洋人のひとり客の私をよく通してくれたものだ。フランス旅行を続けていると、開店直後に行ったにも関わらず、満席だと断られるレストランもたまにあったりする。本当に満席なのかもしれないけれど、差別的で客を選んでいるんだろうなぁというレストランも実はある。そう考えると、リールの「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”はとても良いレストラン。でも、とても人気のあるレストランのようで、確実にお店に入るためには予約した方がいい。

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GoogleMapを見ながら歩くと目的地にはたどり着けるけれど、町の全体地図がよくわからない。ガン通り“Rue de Gand”からグランプラスに向けて歩いてみることにする。ガン通り“Rue de Gand”から広場“Place Louise de Bettignies”に出る。この辺りは“Vieux Lille”と言われる古い街並みに近くなかなかいい感じの雰囲気。リールに宿泊していながら、リールの街をちゃんと歩いていないので、明日はリール観光の予定。

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でも、今回はリールの観光案内所でリールの町の地図を手に入れていないので、すっかり現在の位置がわからない。いつもは、ここから勘で歩き進めてしまい、勘が外れるとさらに道に迷うこととなるけれど、今回はGoogleMapがあるから大丈夫。

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リールの町は道が複雑で、たぶん、GoogleMapを見なければ迷ったような気がする。

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無事に女神の記念柱“Colonne de la déesse”の立つグランプラスに到着する。

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アラスの市庁舎といい、このリールの旧株式取引所“Vieille Bourse”といい、ベルギーのゲントやブルージュの町も好きだし、私はフランドル地方の建物の雰囲気が好きなのかもしれないなぁ。

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オー・ド・フランス地方の旅、今日も大満足だったなぁ。アミアンの町もおもしろかったし、日が沈むまで少し時間があるから、ぶらり途中下車の旅として立ち寄ったアラスの町はすっかり一目惚れ。1時間の滞在予定が、2時間滞在してカフェでビールまで飲んでしまった。

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そして、リールで食べた郷土料理の美味しかったこと。ガイドブックには掲載されていない、地元民で賑わう美味しいレストランってあるんだなぁ。リールのガン通りのようなレストラン街って、なかなか当てずっぽうだと見つからない。

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ホテルに戻ってくる。明日はサマータイム最後の日で、面白かったオー・ド・フランス地方の旅を終えてパリに向かわなくてはならない日。こんなにオー・ド・フランス地方が魅力的だと知っていたら、最後にパリに1泊せずに、リール3連泊でもっとこの地方の町を周遊しても良かったかもしれないなぁ。隣接する国境を超えて、ベルギーとセットにしてもおもしろかったかもしれないなぁ。

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2018年7月12日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(7)絶景のアラスのエロ広場“Place des Héros”のカフェでビールを飲みながら。

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アラスのグランプラスには、移動式の観覧車。高さは低いけれど、よく見るとゴンドラには窓がない。高さはないけど、別の意味で怖いかも。

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第一次世界大戦のドイツ軍の砲撃により、破壊されたアラスの街並みは復元されており、フランスというよりはベルギーやオランダのような建物が並んでいる。復元された建物だから「地球の歩き方」などのガイドブックに掲載されないのかなぁ?

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広すぎるグランプラス、今では駐車場になってしまっていて、市庁舎の立つ英雄広場よりも活気がない感じだけど、2つも大きな広場を持つアラスは中世の時代には発展していたのだろう。

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英雄広場と比較して、グランプラスが地味な印象を感じてしまうのは、同じような大きさの建物で、色彩が同じ色が続いているからのような気がする。

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グランプラスだって、この一角のように屋根の形が異なったり、間口が異なったりすれば、絵になる風景。

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グランプラスとしては、ブリュッセルよりもアラスの方が大きいんじゃないかなぁ?もっと大きなグランプラスを持つ都市があるのだろうか。私が「まだ知らない」だけで、ガイドブックに載っていない魅力的な町があるのかもしれないなぁ。

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どうしても旅のきっかけは、ガイドブックに頼ることが多くなってしまうけれど、ガイドブックに掲載されていない町も多くあるわけで、今回のアラスのように、私のお気に入りとなる風景を持つ町がまだまだあるのかもしれないなぁ。

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もう、すっかりアラスの英雄広場の風景に魅了されてしまっており、私のお気に入りの風景になってしまっている。

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すでに15時過ぎなのであまり多くは周遊できないけれど、せっかく観光案内所で地図をもらったので、英雄広場だけでも大満足だけど、少しだけアラスの町を歩いてみることにする。

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市庁舎の裏手に向かって歩き始める。

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アラス大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-et-Saint-Vaast d'Arras”は、第一次世界大戦中の1917年4月に破壊されて再建されたもの。中には入れないみたい。

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大聖堂の横にある公園の中に入ってみる。

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のんびりと公園を歩くのって私は好き。

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サンヴァースト修道院“Abbaye Saint-Vaast”はアラス美術館となっている。

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今回はGoogle Mapがあるので道に迷わない。

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市庁舎の鐘楼が見えてきたので、元の場所に戻れそう。

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無事に英雄広場に戻ってくる。グランプラスと比較して、色彩がカラフルなので英雄広場の方が美しく見える。

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どうでもいいことだけど、英雄広場“Place des Héros”って、“H”は発音しないフランス語の発音をそのまま書くと「エロ広場」となるんだなぁと標識を見ながら考える。

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夕方に近くなり、だいぶ日陰のスペースが大きくなってきた。

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日向のカフェにも建物の影が長く伸びてきて、近づいている。

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やっぱり、私はすっかりアラスのエロ(英雄)広場に魅了されてしまっている。もっとこの場所にいたいと感じて、ひなたのカフェの席に座る。

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オープンカフェの最前列の席からは、エロ(英雄)広場全体、そして市庁舎の鐘楼をゆったりと眺めることができる。

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そして、ビールが運ばれてくる。残念ながら向かい側の席には誰もいない。

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乾杯する「連れ」はいないので、アラスの鐘楼に向かって乾杯。

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ここはフランスなのに、まるでベルギーにいるみたいな不思議な気分。だけど、私はここでビールを飲んでいることが最高に幸せ。

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ガイドブックにも未掲載の町なのに、アラスがこんなにもステキな町だとは思ってもみなかった。美しい風景を見ながらチビチビとビールを飲む幸せ。今回、フランス北部に来て本当によかったなぁ。

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世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”には、アラスだけではなく、「まだ知らない」世界遺産となっている鐘楼とその町の風景はたくさんあるわけで、「まだ知らない」魅力的な風景があるのかもしれないなぁと思いながら、アラスの町を発つことにする。

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広場を出るとサン・ジャン・バプティスト教会の鐘楼が見える。

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サン・ジャン・バプティスト教会の隣に建っているこの小さな建物は教会なのかなぁ?

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アラス駅前には、アミアンのレクレール将軍像のような像が立っているけど、観光案内所でもらったガイドブックにも掲載されていないのでよくわからない。

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アラス駅に到着。アミアン観光の帰り道にぶらり途中下車したアラスが大当たりだった。どうしてガイドブックに掲載されていないんだろうと思うくらい、ステキな町だった。そう考えると、私が知るきっかけすらない「まだ知らない」魅力的な町が、フランスだけではなく世界中にあるんだろうなぁ。

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2018年7月 8日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(6)まるでベルギー、ガイドブックに載らないアラス“Arras”の町。

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SNCFアミアン駅。まだ時間は14時すぎなので、リールまでの途中駅であるアラス“Arras”を目指すことにする。なぜ、アラスに行ってみようかと思ったかというと、今回の旅のきっかけとなった参考文献の一つ、辻調グループのWebサイトにある「食のコラム&レシピ」の「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」のコラムを見ると、リール、ダンケルクとともにアラスのレストランを訪れており、大きな町なのではないかと思ったから。

(参照)【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに
http://www.tsujicho.com/column/cat/post-459.html

しかし、アラス“Arass”については、ガイドブック「地球の歩き方フランス」にはコラムにも載らないようなノーマークな町で、先行研究もほとんどない、「まだ知らない」町。行きの列車でも、比較的大きな駅だったし、何があるのかはわからないけれど、途中駅であるしアラスに行ってみることにする。

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時刻表を見ると、出発案内板の一番上にはルーアン“Rouen”行きとなっている。リールからアミアンを経由してルーアンに抜ける周遊ルートも組めたのかもしれないなぁ。ルーアン行きは列車ではなく、バスでの運行になっている。フランスでは、大量輸送が必要な時間帯ではない日中の時間帯は線路がありながら代行バスの運行だったりする。地域の中での人々の移動は鉄道とバスを組み合わせて保障すればいい。通勤通学時間帯は大量輸送に適した鉄道で、利便性の確保のために需要が少ない日中帯は低コストのバスで運行する。地域圏内の交通は、鉄道やバスを組み合わせてトータルとして地域で考えればいい。

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ホームが表示されるのを待っているとリール行きは10番ホーム。アミアンからはコンピエーニュやボーヴェにも行ける。パリへはTGVではない急行列車“Intercités”。

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14:38発リール・フランドル駅行きは10番ホーム。

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10番ホームに着くと、アミアン始発だけどまだ列車が到着していないみたい。

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需要の少ない日中帯でも1時間に1本、列車で運行されているだけあって、リール・フランドル駅行きの列車を待つ人はバス1台では乗り切らないほどいる。

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リール・フランドル駅行きのTERは、のどかな風景の中を走る。

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アラス“Arras”はどのような町なんだろう?もっとも、今回のオー・ド・フランスの旅はダンケルクだって、映画のタイトルになったから行ってみたものの、地球の歩き方には未掲載の町だったし、ガイドブックに載っていない町の中でこそ、新しい発見があるかもしれない。

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途中駅のアラス駅で下車。ガイドブックに載らない、「まだ知らない」アラスへの旅が始まる。

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アラス駅舎は近代的でわりと大きな駅。インターネットで見つけたコラムの中にアラスのレストランに行ったという情報だけで選択したアラス、一体どういう町なんだろう。

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情報が何もないので、駅前の道をまっすぐ進む。Google Mapによると、英雄広場“Place des Héros”と呼ばれる大きな広場があるみたいなので、町の中心部にある広場を目指す。今回はモバイルルータがあるので心強い。

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この道をまっすぐ進めば広場に出るはず。Google Mapを見る限り、町の中心に大きな広場、英雄広場“Place des Héros”があるはず。

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大きな鐘楼が見えてきた。

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この鐘楼はサン・ジャン・バプティスト教会“Église Saint-Jean-Baptiste”。アミアンのノートルダム大聖堂と比べてしまうと規模が小さく、教会の前も大きな広場ではなく路地に立っている。

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教会を見つけたら、中に入り、椅子に座り静寂を味わう。

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教会の門前通りを進むことにする。建物の雰囲気がベルギーやオランダの雰囲気。リールよりもフランス寄りにあるアラスの方がベルギーやオランダの文化の影響を受けている気がする。

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英雄広場“Place des Héros”に出る。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”の一つである、市庁舎の見事な鐘楼。この地域特有の建物。広場を取り囲む建物もかわいらしい。なんて美しい広場なんだろう。

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この広場の美しさに圧巻されている。アラスの町は、この英雄広場を見るだけでも価値がある町のような気がする。こんなに美しい広場を持つアラスは、なぜ「地球の歩き方」に掲載されていないんだろう。

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日本語のガイドブックで、このアラスを紹介しているガイドブックがあるのかなぁ?紹介されるだけの価値がある広場であるような気がするけど、どうしてフランスの観光地としてメジャーじゃないの?

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広場に立ち並ぶ建物もかわいい。本当にここはフランスなの?まるでベルギーにいるみたい。こんなにかわいいアラスの町が、なぜガイドブック未掲載なの?交通の便だって悪くないのに。

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ガイドブック未掲載の理由としては、第一次世界大戦の影響を受けて「再建されたもの」という評価であるからかもしれない。このゴシック様式のアラスの鐘楼は1554年に完成したものだけど、フランス革命後の1833年に鐘楼が破壊され再建される。そして、第一次世界大戦中の1914年10月にドイツ軍による砲撃によって破壊される。今回の北フランス、オー・ド・フランス地方の旅は、戦争からは離れられない。

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市庁舎側から英雄広場を見渡す。奥には、サン・ジャン・バプティスト教会“Église Saint-Jean-Baptiste”の鐘楼が見える。再建されたものであるかもしれないけれど、心に感じる美しさには関係ない。

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アラス市庁舎と鐘楼を見上げる。

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市庁舎の1階にある観光案内所“Office de Tourisme”で町のガイドブックをもらう。

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今回のオー・ド・フランス地方の旅は「まだ知らない」フランスの発見ばかり。新鮮な発見ばかりで、フランスをずっと旅していて、フランスのことを知ったつもりだった自分が本当に恥ずかしい。

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英雄広場“Place des Héros”は、オープンカフェもあり、ヨーロッパらしいのどかな雰囲気。

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ヨーロッパの人たちって、陽が当たる日なたが大好きで、陽が当たるカフェの方が混雑している。

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アラスの町のすごいところは、大きな広場は英雄広場“Place des Héros”だけではないところ。カフェが並ぶ通りを少し歩いていくと、もう一つの広場がある。

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英雄広場よりもさらに大きなグランプラス“Grand'Place d'Arras”がある。こちらの広場にも、色彩はシックな感じだけど、かわいらしい建物が並んでいる。この広場も第一次世界大戦にはドイツ軍によって破壊されており、建物は再建されたもの。

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アラスのグランプラスは、ブリュッセルのグランプラスよりも広いんじゃないかなぁ?広すぎるグランプラスは今では駐車場になってしまっているけれど、これだけ広い広場を持つアラスの町は、中世の時代には繁栄していたんだろうなぁ。

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2018年7月 5日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(5)アミアンのマカロン“Macaron d’Amiens”。

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レストラン“Les Marisson”は、居心地の良いレストランだったなぁ。レストランの窓から見えた風景はこの街並み。古い家だけど、このあたりは、戦争の影響を受けなかったのかなぁ?今回のフランス北部の旅は、常に「戦争」を連想してしまう。そもそも、ここに来るまでは戦争のことなんて恥ずかしながら知らなかったのに。

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フランス旅行は奥が深すぎて、毎回私が知らなかった新しい発見ばっかり。いつまでも私はフランス旅行「初級者」を卒業できない気がしている。

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低層の住宅が並び、絵になる風景のサン・ルー地区“Saint-Leu”から旧市街中心部に向かう。川面に立つブイの男“L'Homme sur sa bouée”ともお別れ。

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丘の上にはアミアンのノートルダム大聖堂がそびえ立つ。今日はスッキリとした青空。

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旧市街に戻る道を探し、運河沿いの小道を歩く。

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この辺りも低層の住宅が建ち並び、なかなか良い雰囲気。

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直接風景を撮るよりも、水面に反射する風景って好きで、私の旅行記にはよく登場しているはず。

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階段を登り、運河を渡る橋を発見。ノートルダム大聖堂の立つ丘の上に抜けることのできそうな小道。

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ノートルダム大聖堂の尖塔が近づいて来る。

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公園のようなところに出る。ノートルダム大聖堂に寄り添う小さなチャペルがある。

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公園を抜けるとノートルダム大聖堂の裏側に出る。

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アミアン旧市街のショッピング街を目指して歩く。朝も通過したはずの裁判所の裏手にある広場“Square Jules Bocquet”には、テントが立っている。

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農業の団体のテントみたい。興味深く観察しているとフランス人って人懐っこいので、パンを食べて行きなよとパンをもらう。

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フランスでは個人では何もできないけど、団結して運動するという力が強い。時には労働組合による大規模なデモや、ストライキに遭遇することもあるけれど、運動によって政治を変える、政治に参加するという力も時には必要だと感じる。

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ギャラリー・ラファイエットもある歩行者専用のトロワ・カイヨー通り“Rue des 3 Cailloux”に出る。

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ガンベッタ広場“Place Gambetta”は、噴水があり公園になっている。

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ガンベッタ広場のそばには「ジャン トロニュー」“Jean Trogneux”というお菓子屋さんがある。

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「ジャン トロニュー」“Jean Trogneux”5代続いている伝統的なお菓子屋さんらしい。

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1872年創業。ディスプレイを見るとフランスでもハロウィン文化が入ってきているんだなぁ。

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チョコレートもハロウィン仕様。

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私は見たことのないものを見つけると心がときめいてしまう。“Gâteau Battu”って何だろう?“Specialite Picarde”なんて書かれているとつい買って試して見たくしまうけど、その場で食べるには大きすぎるし、お土産にするにはかさばるので、ここは我慢。

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このお店を訪れた目的はマカロン“Macaron d’Amiens”を買うこと。ばらでも購入できるみたい。ロレーヌ地方のナンシーもマカロンが有名だけど、ここアミアンのマカロンも有名。

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おみやげ用に包んでもらった他に、ばらで1つだけ別に購入。ナンシーのマカロンも、ここアミアンのマカロンも、現在、日本で知られているマカロンとは違う。ナンシーにも久しく行っていないなぁ。次の旅行先はアミアンのマカロンがきっかけで、「マカロン買いにナンシーへ」というテーマでナンシーに行ったりして。

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素朴な焼き菓子だったりするけど、美味しい。私はフランス伝統の素朴な地方名産が大好きで、立ち寄った町で、その地域特有のお菓子がないか必ずお菓子屋さんをチェックしてしまう。

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市庁舎前の広場“Place de l'Hôtel de Ville”では、カルーセルが営業中。

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宮殿のような雰囲気の建物はアミアンの市庁舎“Hôtel de Ville d'Amiens”。

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アミアン観光はこれくらいにして、駅に向かって歩き始める。

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オーギュスト・ペレ“Auguste Perret”が設計したペレ塔“Tour Perret”が見えてきた。アミアン駅はこの塔の立つ場所にある。

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朝は閉まっていたカルーセルが営業中。お客さんはいないみたいだけど。

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レクレール将軍像“Statue du Général Leclerc”の立つルネ・ゴブレ公園“Parc René Goblet”で一休み。

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アミアン駅に戻ってくる。パリ北駅から列車で1時間くらいで訪れることのできるアミアン。近さゆえにいつでも行けると思っていたために、ずっと訪れることがなかったんだけど、今回、アミアンを訪れてみて、思っていた以上におもしろかった。

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そして、フランス北部は第一次世界大戦でも、第二次世界大戦でも最前線だったことを知る。私は恥ずかしながら、今まで、フランスで戦争について考えることはほとんどなかったし、歴史ある建物が破壊されることも知識として頭の片隅にはあったかもしれないけれど、実感として知ることはなかった。今回のフランス北部、オー・ド・フランスの旅は、「まだ知らない」ことばかりだった。フランスを知ったつもりでいた自分が本当に恥ずかしくなってくる。

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2018年7月 2日 (月)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(4)アミアン、サン・ルー地区の絶景レストランでお昼ごはん。

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さらにアミアンの町歩き。サン・ルー地区“Saint-Leu”の散策を続ける。低層の家が立ち並んでいる風景はいい感じ。

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運河沿いの道を歩いてみることにする。

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運河沿いのフェンスに布がしばりつけられているみたいだけど、なんだろう?

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私の旅は気になったら近づいてみる。いつもこんな感じなので、私の旅は寄り道ばかり。橋を渡って、フェンスに近づいてみる。

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まるで神社でおみくじが縛られているように、布がフェンスに巻き付けられているけれど、なんだろう?どんな意味があるんだろう?

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ガーゴイルの木“L'arbre à gargouilles”の下に「願いの木」“un arbre à souhaits”と書かれている。解説を簡単にいうと、てるてる坊主を作って願い事をするという感じなのかなぁ?本文を読まなくても雰囲気でなんとなくわかるけれど、ちゃんとフランス語を勉強した方がもっと旅行を楽しめるかもなぁ。

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マニュアル通りのちゃんとした「てるてる坊主」はいない感じで、ほとんどが雑に布切れを巻きつけているだけ。事前に知っていれば、ここにある「てるてる坊主」よりもクオリティが高い「てるてる坊主」を作って日本から持ってきたのになぁ。

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運河に垂れ下がる木がおもしろい。

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ずっと歩いてきたら、運河のある風景が絵になる風景になってきた。

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運河沿いを歩いていると開けた場所に出てくる。丘の上に立つアミアンのノートルダム大聖堂がよく見える。

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この辺りはソンム川“La Somme”の川幅が広くなっており水量も多い。水鳥が優雅に泳いでいる。

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水面に反射する雲が面白いと思って写真を撮っていたら、ふと気になるものを見つけてしまう。水面に浮かぶように誰か立っている!

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水の上に赤いセーターを着た人が立っている!と思ったら、石像のようで安心する。芸術作品なのかなぁ?

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この辺りがサン・ルー地区“Saint-Leu”のレストラン街。運河沿いにレストランが並んでいる。平日のためか賑わっている感じはないけれど。そろそろお昼ごはんを食べるレストランを探し始める時間なので、お店の前のメニューを見ながらお昼のレストランの候補を探す。

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奥にはサン・ルー教会“Église Saint-Leu d'Amiens”が見える。運河沿いに低層のレストランが並ぶ風景がなかなかいい。

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ソンム川を上流に向かって歩くと、カヌーの練習場になっているみたい。これ以上川沿いを歩いてもレストランはなさそうなので、橋を渡る。

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だけど、反対側にはレストランはないので、もう一周してレストランを選び直すしかないかなぁ。どこのレストランに魅力を感じたかというと、「ここにしよう!」というパッションを感じるようなレストランは見つけていない。

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川面に立つブイの男“L'Homme sur sa bouée”の石像を近くで見る。芸術作品なのかなぁ?赤いセーターは誰が着せたのだろう?もう一つの疑問は、この男の名前を調べてみて、“L'Homme sur sa bouée”の定冠詞と思われる“sa”ってなんだろう?やっぱり、フランス語をちゃんと勉強すべきかなぁ?

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この“Les Marissons”という一軒家のレストラン、今日、チェックしてきたレストランの中ではもっとも雰囲気がいい。

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ミシュランやゴー・ミヨ“Gault et Millau”のシールが貼られているわけではないけれど、直感的には抜群に雰囲気がいい。だけど、雰囲気的にお値段が高いかもしれないなぁ。お店の前に貼られているメニューを見ると、平日限定20.5ユーロの昼定食もあるし、33ユーロの定食もあるので、まぁこの雰囲気だったら、びっくりするほど高いわけではない。お昼は美味しいものを食べて、夜から節約すればいいか。

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門をくぐって、一軒家のレストランの入口に向かう。お店の中から運河が見えるのかなぁ?今回のフランス旅行は、先月、パリでビストロ巡りをしているので、あまりグルメな旅ではなくしようと思っていたのになぁ。今晩から節約すればいい。

Les Marissons
http://www.les-marissons.fr/

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平日の金曜日のアミアンはレストラン街の人通りも少なく、そもそも私は開店直後を狙うこともあって、最初のお客さんになってしまった。想像通り、なかなか雰囲気の良いレストラン。

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食前酒を飲みながら注文を決める。脱グルメ旅なんてすっかり忘れて、33ユーロの定食“Menu Thème”を注文。

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レストランの雰囲気によって、食前酒は頼まずに最初からワインを頼むことも多いんだけど、今回の場合は頼んでおいたほうがスマートそうなので、食前酒はキールロワイヤル。

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アミューズのスープが運ばれてくる。このスープが美味しいレストランは全体的に美味しい気がする。

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東洋人のおひとり様なのに、運河が見える窓際の特等席に案内してくれる。このレストランにしてよかった。

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どうしても、見たことのないメニューを頼んでしまう。おもしろいなぁ。“Duo de flans, Cucurbitacée et Légume ancien”は、野菜味のムースのような料理。フランス料理は奥が深くて、「まだ知らない」料理は何度フランスに通っても尽きることはない。

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白ワインを注文。ようやく、男性二人組のお客さんがきて、貸切状態が解消。

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メインは魚料理。「キメラ」というのかなぁ?見たことのない単語で、見たことのない白味魚だけど、臭みはない魚。“Chimère farcie épinards et Rosés de Paris, sauce au Chorizo”

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33ユーロの定食“Menu Thème”はお得なコースで、フロマージュつきだったみたい。地元のフロマージュだと丁寧に説明してくれる。

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名前を聞くと“Le Rollot”というフロマージュ。私はフランスのことをまだ知らない。フランスの地方は特色があって、地域ごとにワインもチーズも名産品が異なるんだけど、フロマージュの研究はぜんぜんダメ。一人旅だとフロマージュリーに行っても、食べきれないので研究していない。今回のフランス北部の旅は、私の無知を気づかされることばっかり。

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最後のデゼールは、“Moëlleux aux marron”で、フォンダンショコラのマロン版という感じ。

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ふわふわトロトロで、このデザートが美味しいんです。アミアンの雰囲気で選んだレストラン“Les Marisson”は、なかなかいいレストラン。

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食後の余韻はエスプレッソ。キャラメルなどのお菓子をたくさん出してくれる。東洋人のおひとりさまのお客に対しても親切で、本当に心地よい昼食が楽しめるレストランだったなぁ。また、アミアンに「連れ」と来ることになったら、このレストランにしよう。

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出るときにお店のドアを見ると、ゴー・ミヨ“Gault et Millau 2017”の掲載店だったみたい。雰囲気だけで判断した私の目利きは、今回は成功したみたい。

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2018年6月28日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(3)アミアンのマルシェ。

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世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”に指定されているアミアンの鐘楼“Beffroi d'Amiens”のすぐ隣は屋内市場になっている。マルシェ好きの私は、マルシェを見つけてしまったら、もう誘惑を止められない。

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フランスの町は、屋内市場が町の中心部にあることが多い。パリだって、ど真ん中にあるフォーラム・デ・アールは、“Les Halles”という名前からわかるように市場だった場所にある。

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マルシェを見るのが好きな理由は、地域性がわかる場合があること。そして、その地域で生活している人の生活を垣間見られる気がするから。魚屋さんだって、フランス各地で売られているものと違うものが売られているかもしれない。

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“Tourteau vivant”なんていうカニは今まで気がつかなかったかもしれない。こんなカニが食べられているんだ。

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以前にカンカルのレストランで、茹でたつぶ貝“Bulots”をマヨネーズにつけて食べる、その名も“Bulots mayonnaise”という料理を食べたことがあるけれど、美味しかったなぁ。

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そして、ムール貝。ムール貝のワイン蒸しが大好きで、ムール貝の時期になると、つい食べたくなってしまう。それに、パリだったらチェーン店のシェ・レオンで一人でも簡単に食べることができるし。

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私のマルシェのもう一つの楽しみの一つはディスプレイの仕方。フランスのマルシェのディスプレイの仕方って、ものすごく魅力を感じてしまう。整然と並べられている場合もあれば、様々な野菜がごっちゃに売られている場合もある。

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アミアンのこのお店は、ごっちゃに並べられているタイプ。ある程度は類型化されているけれど、色彩が混ざり合っていておもしろい。

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秋になるとキノコが売られている。

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アーティチョークって食べたことがないかもしれない。

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このお店のディスプレイ、ごっちゃなんだけど、なんだか楽しい。

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お店の片隅には、かぼちゃのディスプレイ。最近のフランスでは、ハロウィンも一般的になっているのかなぁ?

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チーズも地域性が出やすいけれど、お店の人と話ができないとなかなか見つけられない。フランス語を学校に行ってちゃんと勉強しようかなぁ?

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お惣菜屋さんを見るのも大好き。キッチンつきのアパートホテルでお惣菜を買って夕食にするのも、いつかやってみたいんだけど、私の場合は長い休暇が取れないから、暮らすように旅することが今は難しい。手前側にあるのは、“Chou Farci”。日本でもお馴染みのロールキャベツ。ここにはないけれど、ピーマンの肉詰めもフランス料理の「ファルシ」。

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文房具屋さんにはハロウィングッズが売られている。

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可愛らしいドクロ。

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マルシェの中にカルフールが入っており、在来市場とスーパーマーケットが共存しているところが面白い。フランスのスーパーマーケットの魚は確かに新鮮そうには見えないことがあるし、新鮮で安い野菜や魚を買うにはマルシェには敵わない。しかし、日持ちがするものなどの品揃えはスーパーの方が充実しており、マルシェには売られていないものを補完するためにはスーパーマーケットが必要なのかもしれない。うまく、個人商店のマルシェとスーパーマーケットが使い分けられている。

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マルシェを出て町歩き。お花屋さんを見るのも好きだったりする。季節のどのような花が売られているのか、そしてアレンジメントの仕方が面白かったりする。

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今の季節に売られている花は菊の花“Chrysantheme”。菊もアレンジが違うと別の花に見える。

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観光案内所のマダムのお勧めのサン・ルー地区“Saint-Leu”に向けて歩くことにする。観光案内所で地図をもらう時に、たいてい、訪れた方がいい場所には印をつけてくれる。かつて、ここに修道院“Couvent des sœurs grises d'Amiens”が立っていたが、1940年5月19日にナチスドイツ軍の爆撃によって破壊された。

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先ほど通りから見えたサン・ジェルマン教会“Église Saint-Germain-l'Écossais”。現在は一般公開されていない。

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この教会も修道院と同様に1940年5月19日にナチスドイツ軍の爆撃を受けている。修道院の爆撃と同じ日なので、その日はアミアンの町を破壊し尽くすような爆撃があったんだろうなぁ。

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サン・ルー地区“Saint-Leu”は、ソンム川の流れる低地にあり、大聖堂がある場所からは坂を下っていく。

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坂を下ると運河が流れている。

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サン・ルー地区は、アミアン中心部とは異なり、運河の流れる水の都の雰囲気。

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サン・ルー教会“Église Saint-Leu d'Amiens”が見えてきた。アミアンでは、ノートルダム大聖堂とサン・ジェルマン教会、そしてサン・ルー教会が歴史ある教会。

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サン・ルー教会はノートルダム大聖堂と比較して、ゴシック様式にしては鐘楼の屋根の作りが面白い。

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さらに歩くと教会の廃墟を発見。ピカデリー大学“Université de Picardie Jules-Verne”の敷地内みたいだけど、この教会もナチスドイツの爆撃を受けたのだろうかと考えてしまう。単に廃墟となってしまっただけなのだろうか。どうも、今回の旅は廃墟を見ると、戦争が連想されてしまう。

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カフェやレストランが並ぶサン・ルー地区に行くのは、運河沿いの道を歩く。今日のお昼ごはんは、運河沿いの雰囲気の良さそうなレストランを探そう。

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ふと、建物の看板が気になる。「武道」の「武」もちょっと違う感じがしないでもないけれど、イラストから“JUDO”は理解できるんだけど、“JUJITSU”の意味がわからない。文字通りに読んで「充実」だと意味がわからないので、武道、柔道の関係から推測すると「柔術」という感じかなぁ? その下には“TAISO”と書かれているんだけど、どんな「体操」なのかが気になってしまう。

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運河沿いを歩くと低層の家が立ち並び、なかなか運河沿いの良い雰囲気になってきた。サン・ルー地区に向けてさらに歩く。

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2018年6月24日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(2)フランスのゴシック様式最大規模のアミアンのノートルダム大聖堂。

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目の前にノートルダム大聖堂が見えるのに、そちらには向かわずに町の中心部に向かってみることにする。何しろ、今回はGoogle Mapが使用できるのなので道に迷う可能性が少ない画期的な旅。私にとっては画期的だけど、最近の旅行者にとっては当たり前のことなのかもしれないけれど。

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裁判所の裏手には広場“Square Jules Bocquet”がある。

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公園の向かいにはブラッスリー。お昼ごはんの黒板メニューをチェック。

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アミアンはベルギー国境からだいぶ離れているけれど、フランドル文化の影響を受けている。ベルギー名物の「シコンのグラタン」が一番上に書かれている。エンダイブ“endive”とハムのグラタン、美味しそう。私の町歩きは気になるものを見つけると立ち止まってしまうために、なかなか前に進まない。

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右に曲がればすぐに大聖堂が見えるのに、繁華街のメイン通りを見つけたくて、あえてすぐには大聖堂には向かわない。

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このすてきなバラ窓がある建物は何だろう?教会の関連施設なのかなぁ?ここでノートルダム大聖堂と反対側の方向に向かってしまう。

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アミアンの繁華街に出る。目の前にはギャラリー・ラファイエット百貨店。

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アミアンの繁華街を確認したところで、ランドマークであるノートルダム大聖堂に向かうことにする。シトロエンやプジョー、ルノーの商用車ってかっこいい。

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Place Gambettaからノートルダム大聖堂へ続く道へと進む。

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時計塔と女神像“Marie sans chemise - Horloge Dewailly”が立っている。歴史的には、近年になって再建されたもののようだけど。“sans chemise”という表現がエロティック。

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ノートルダム大聖堂に続く道は、クリスマスの装飾の作業中。フランスでは11月に入ると、クリスマスマーケットが開催されたり、町全体がクリスマスの雰囲気になる。

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ずいぶんと遠回りしたけれど、フランスのゴシック様式の大聖堂としては最大規模のアミアンのノートルダム大聖堂に到着。Nikon J3では広角レンズは持っていないので、全体を写真に撮るのはこれが精一杯。

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バラ窓の下に一列に並んでいるのはフランス歴代の国王の22体の像が並んだ王のギャラリー。

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扉のある入口のタンパンの彫刻が細かい。

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夏の夜は色彩をつけたレーザー光線によってライトアップされるという。この見事な彫刻に色彩がつけられていたら美しいだろうなぁ。

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左側の扉「聖フィルマンの扉口」から建物の中に入ってみることにする。

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アミアンの大聖堂だけ特別なことではないけれど、聖人の中には、自分の首を手に持っている聖人がいる。斬首された聖人なのかなぁ?

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まず感じることは身廊が高いので、大聖堂の大きさを感じる。フランスで一番高いのはボーヴェのサンピエール大聖堂みたいだけど、未完の大聖堂と言われている。そう言えばボーヴェもパリから日帰りで行けると思っているので行っていないなぁ。

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聖リタ“Sainte RITA”の像。キリスト教の奥の深いところは、聖人として信仰の対象になっている人がいる。

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聖リタはイタリアのカッシアのアウグスチノ修道院の修道女であり、「望みなきものの保護者」として信仰されている。もちろん、私は聖人について知らないので、この場所で初めて聖リタのことを知って、帰国後に知ることになる。でも、知ることのきっかけなんて、そんなものでいいと思う。

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最前列の椅子に座り、静寂を味わいながら、祈りを捧げる。

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内陣にある主祭壇を見る。詳しい説明は、きっと、私以外の親切な人が解説してくれているだろうから、Googleで検索してみてほしい。私は、基本的には知ったかぶりはしないので、知らないものは知らないし、わからないものはわからない。

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ノートルダム大聖堂を出ると奇跡が起きていた。太陽の光が射しており、青空が見える。

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空が青いと、写真に撮った時の大聖堂の印象が違う。

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アミアンの町は特に第一次世界大戦により大きな被害を受けている。この写真は1915年7月、大聖堂の内部は鉄や木の枠によって保護されている。さらに砂袋が積み上げられている。

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大聖堂の前には観光案内所“Office de Tourisme”があるので、町の地図をもらうことにする。何しろ、「地球の歩き方」には見開き2ページの情報しかない。もっとも、ダンケルクなどは掲載すらないわけで、それに比べれば日本語のガイドブックに掲載されていることだけでもありがたいことかもしれない。

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ノートルダム大聖堂からまっすぐ伸びている道を歩く。

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お菓子屋さんを見つけるとつい足を止めてしまう。

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ソシソン“Saucisson sec”のチョコレート、ちょっと面白い。

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遠くにサン・ジェルマン教会“Église Saint-Germain-l'Écossais”が見える。

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この教会も第一次世界大戦、および第二次世界大戦の戦禍に見舞われている。

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さらに商店街を歩くと小さな塔が見えてきた。これがアミアンの鐘楼“Beffroi d'Amiens”。

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このアミアンの鐘楼は、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”に指定されている鐘楼なんだけど、ベルギーのゲントやブルージュの鐘楼、そしてダンケルクの市庁舎の鐘楼と比較すると、規模も小さいし、イメージもだいぶ異なる。もしも、世界遺産リストを見て、鐘楼を目当てにこれを見たら「がっかり名所」に認定されてしまいそう。まぁ、アミアンには巨大なノートルダム大聖堂があるので、アミアンの観光についてはがっかりすることはないと思うけれど。

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この鐘楼も1940年5月19日、ナチスドイツ軍の空爆により、11トンもある鐘が落下し、粉々になった。今回の旅行は、当初はベルギービールが飲めて、フランドル地方の名物料理が食べられるくらいの安易な気持ちにでオー・ド・フランス地方“Hauts-de-France”に来てみたものの、2度の世界大戦の歴史について、学ばずにはいられない。

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2018年6月21日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(1)リールからアミアンへ向かう。

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2017年10月27日、金曜日。リールで迎える朝。いつものことだけど、私のフランス旅行中の朝の行動は決まっている。一人旅は夜更かしをせずに寝てしまうために早起き。朝6:30にテレビをつけて、TF2の“Télématin(テレマタン)”を見る。

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この人はいったい誰?ようやく、ウイリアム・レイメルジの後任の新司会者のLaurent Bignolasに慣れようとしているのに、今日は代役?まぁ、ウイリアムも時に代役だったことはあるんだけど。

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Hotel Lille Europeの朝食レストランは、リール・フランドル駅前の広場を一望できる。今週末の日曜日にはサマータイムが終了となる時期なので朝7時でも、夜のように暗い。

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大きなホテルなので、朝食ビュッフェコーナーもスペースが広い。

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スペキュロス“spéculoos”味のクリームがあるのはこの地方らしいのかなぁ?

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一般的なコンチネンタルブレックファースト。洋ナシやぶどうなどの果物があるのとゆで卵があるだけ、良い方かもしれない。

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TF2の“Télématin(テレマタン)”を見る理由は天気予報“Météo”を見ること。フランス北部、オー・ド・フランス地方は雲が多いけれど、今日は晴れそうな気配。

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今日はアミアンに行く予定。まだ暗いうちに移動してしまう。

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朝7時半を過ぎているというのに、まだ空は真っ暗で人通りも少ない。

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アミアン行きの列車はリール・フランドル駅から出る。アミアンとリールは列車の本数が1時間に1本程度はあるのでそんなにダイヤを気にしなくてもいい。フランス地方の旅で気をつけなければならないことは、極端に列車の本数が少ない路線があること。その場合は、ダイヤを念頭において観光しなければならなくなってしまう。無料の新聞をもらって駅の中に入る。この無料新聞でも天気予報“Météo”を確認できる。

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リール・フランドル駅は頭端式のホームが並ぶターミナル駅。

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アミアン行きの列車は8:02発。カレからドーヴァー海峡を渡ってイギリスを訪れるコースもいつか行ってみたいなぁ。イギリスは島国だからベルギーの鐘楼文化の影響を受けていないのだろうか。お隣の国というのは何かしらの影響を受けているのではないだろうか。まだ発着番線が表示されないけれど、8時発のカレ行きの列車の方が7:35発の列車よりも先に発着番線が表示されている。そもそも、すでに時刻は7:35を過ぎている。列車の遅れなんてフランスではよくあること。

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駅構内の出発案内板が見える位置で発着番線が表示されるのを待つ。フランスでは10〜15分前にならないとどのホームから出発するのかはわからない。

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7:50過ぎに一気に多くの列車の出発番線が表示される。アミアン行きは4番ホーム。取り残されている7:35発のカレー行きはどうしちゃったんだろう?

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8:02発アミアン行きのTER“Transport Express Régional”(地域圏急行輸送)は、定刻通りの出発。

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出発番線が決まってから、乗客が列車に向けて移動し始める。

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2016年に再編された「オー・ド・フランス地方」ではなく旧ノール=パ=ド=カレ地方 “Région Nord-Pas-de-Calais”と書かれた車両。2016年まではフランス本土は22の地域圏があって、私の「フランス地方パッチワークの旅」のディスティネーション選びの際は、22の地域圏に全て足を踏み入れることを目標としていたんだけど、2016年の再編で13地域圏に統合されてしまい、その13地域圏だと、今回のオー・ド・フランス地方で全ての地域圏に足を踏み入れたことになる。

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リール・フランダース駅では結構乗客が多い印象だったけれど、2階建ての車両はキャパシティが多く、席は空いている。

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8時にリール・フランドル駅を出発し、ようやく明るくなってきた。アミアン駅への到着予定は9:21。
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途中の駅だと、アラス“Arras”駅での乗客の乗り降りが多かったかなぁ。アラス“Arras”はガイドブック「地球の歩き方」未掲載の町なので、何も情報がない。リール駅から1時間20分ほどで終点のアミアン駅にまもなく到着。
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列車内は空いている印象だったけど、乗客はけっこう乗っていた。だからこそ、1時間に1本程度の頻度で列車が運行されているんだろうけれど。

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フランスではバスと鉄道は敵対するものではなく、通勤や通学などの乗客の多い時間は大量輸送に適した列車で運行し、各駅停車や昼間の乗客が少ない時間帯はバスの代行輸送だったりする。鉄道とバスが一体的となって、地域住民の移動を考えたダイヤになっている。行政が公的責任として住民の移動を確保して行く方法を北海道などは学んだ方がいい。

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お隣の列車は、旧ピカルディ地方 “Région Picardie”の車両。

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フランスの駅の面白いところは、全面的に建て替えるのではなく昔の駅の雰囲気を残しつつもドームで覆ったり、外観を残したまま内部を改装していたりする。

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駅を出ると、第二次世界大戦で破壊されたル・アーヴル“Le Havre”の再建で有名なオーギュスト・ペレ“Auguste Perret”が設計したペレ塔“Tour Perret”が建っている。昨日訪れたダンケルクといい、フランスのこの地域は、第一次世界大戦および第二次世界大戦で大きな被害を受けており、アミアンも例外ではない。ペレ塔は第二次世界大戦後のアミアン駅再建プロジェクトの一環として1952年に完成した建物。

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鉄道駅というのは町が発展するよりも後から作られたものなので、街の中心部にあることは少ない。アミアン駅前には案内所もないので、旧市街の中心部がどちらにあるのかがわからない。標識に従って、街の中心部に向けて歩いて行くことにする。フランスの場合は、観光案内所“Office de tourisme”に目指して歩くのがいい。

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この大通りをまっすぐ歩けば旧市街。まだ9時半を少し過ぎたくらいで時間が早いためか人通りが少ない。

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小さな公園のある広場“Place René Goblet”に出る。カルーセルはまだ閉店中。

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第二次世界大戦の英雄、レクレール将軍像“Statue du Général Leclerc”が立っている。レクレール将軍のことは実は詳しくは知らないけれどピカルディ地方の出身らしい。

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ダンケルクと同様にアミアンも二度の世界大戦の被害を受けている。案内を見ると、第一次世界大戦による戦火の影響が大きいみたい。歴史的な街並みを歩くのが好きなくせに、今までフランスを歩いていて第一次世界大戦や第二次世界大戦の痕跡に気がつくことがなかった。フランス地方パッチワークの旅を毎年続けているくせに、フランスのことを学んでいるつもりなのに、私は勉強不足なんだなぁと思い知らされる。

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年齢を重ねてくると、まだ知らないことはたくさんあるにもかかわらず、自分がなんでも知っているような錯覚に陥ることがある。フランス旅行も同じで、何度も旅行するうちに自分自身が「フランス通」なのではないかと「驕(おご)れる者」になってしまっているんじゃないか。勉強不足で「まだ知らない」ことはたくさんあるのに、このブログも長く続けているので、「自称フランス通」として「驕れる」行動や言動、表現があるのではないか。鼻に付くような表現もあるかもしれないなぁ。でも、いつまでも進歩のない「初心者」で、ぜんぜん成長していないような気もするけれど。「初心者」から脱出するためにフランス語をやっぱりちゃんと勉強しようかなぁ。勉強不足を感じながらアミアン駅前から続く通りを歩いていると、アミアンのノートルダム大聖堂の尖塔が見える。

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アミアンのノートルダム大聖堂はものすごく大きい。ひねくれ者の私は、一直線に大聖堂には向かわずに、もう少し旧市街をさまよいながら大聖堂に向かうことにする。何しろ、今回は今までの私の旅行と違って、モバイルルータがあるので、どこでもGoogle Mapを使用できるので、道に迷う危険性がいつもよりも少ないのだから。もっとも、自分自身では画期的な試みだと思っていても時代遅れで、最近の旅行者はモバイルルータを借りて、どこでもスマートフォンが使えることが当たり前のことなのかもしれないけれど…。

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2018年6月17日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅1日目(7)リールでメール“Méert”のゴーフル “Gaufre”を。そして、夕食はやっぱり牛肉のビール煮「カルボナード」。

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ホテルで荷物を整理して、夕方のリール旧市街に向かう。リール・フランドル“Lille Flandres”駅前はショッピングセンター“Euralille”もあり、多くの人で賑わっている。

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夕方になってきているので、レストランをチェックしながら歩く。今日のお昼はダンケルクでミシュラン掲載店に行っているので、夕食は郷土料理が食べられるような大衆レストランを探すつもり。“TAVERNE FLAMANDE”なんて郷土料理を食べたい私にとっては魅力的な名前。駅前食堂でもいいかもしれないなぁ。

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“Le Palais de la Biere”なんて、ベルギー国境に面しているだけあって、リールに来たらビールが美味しいに違いない。ストラスブールもビールの街だけど、リールの方がビールの多様性があってビール文化がありそう。

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リール・フランドル駅は正面から見ると、いかにもターミナル駅の雰囲気。駅の中に入ると頭端式のホームが並んでいる。

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駅前の大通りをまっすぐ歩く。

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駅前通りをまっすぐ歩いていくと、テアトル広場“Place du Théâtre”に突き当たる。まず17世紀に建てられたフランドル・ルネッサンス様式の旧証券取引所“Vieille Bourse”。様式の名前はガイドブック「地球の歩き方」の通りなので、実はよくわからない。

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広場の右側に見えるのは、テアトル広場の名前通り、劇場であるオペラ座“Opéra de Lille”。奥に見える鐘楼があるリール商工会議所は1910年から1921年の建築なので、歴史的な建造物かと言えば、比較的新しい建築。

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今回はiPhoneでGoogle Mapが使えるのでまず検索したのは、今回の旅のきっかけであるメール“Méert”のリール本店に行くこと。なにしろ、今回の旅の最大のミッションは、メール“Méert”でゴーフル “Gaufre”を買うこと。無事にメール“Méert”にたどり着くと、奥にはサロン・ド・テもある大きなお菓子屋さん。

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ゴーフル “Gaufre”をばらで2枚だけ買って、グランプラス“Grand'Place”へ。グランプラスという表現がベルギーっぽいけれど、この広場にはドゴール将軍広場“Place du Général de Gaulle”という名称もある。

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広場の中心には、女神の記念柱“Colonne de la déesse”が立てられており、何かのイベントだと思うけれど、ピンクのブラジャーをつけている。

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そして噴水の周囲に座り、今回の旅の最大のミッションである念願のメール“Méert”リール本店で買ったゴーフル “Gaufre”を食べる。

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バニラ味のゴーフル、やっぱり美味しい。そして、ラムレーズン味も美味しい。パリのマレ地区でこのゴーフルに出会わなかったら、リールには来なかったかもしれないなぁ。今まで、何度もフランスを旅行しているのに、どうしてこんなに美味しいメールのゴーフルのことを知らなかったのだろう。このゴーフルのおかげで、ここに導かれたようなもの。このゴーフルがなければ、オードフランス地方への旅行を思いつかなかっただろう。

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夕方になりグランプラスは多くの人々で賑わっている。

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夕食のレストラン探し。今回はモバイルルータのおかげで、どこでもwifiが繋がるので、ミシュランに掲載されているレストランを探す事もできるけれど、先月のパリ出張旅行がビストロ巡りで美味しいものを食べすぎているので、今回は郷土料理を出す大衆的なレストランを探す。どのレストランも、ワーテルゾーイ“Waterzoï”や牛肉のビール煮込みのカルボナード“Carbonnades”などの、ベルギーの名物料理が並んでいる。やっぱり、リールは国境地帯ならではでベルギー文化とフランス文化の交差点。

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小さな広場には小さなカルーセル。

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歩き回ってみて、“La Chicorée”というレストランの名前に惹かれて、適当にレストランに入ってみることにする。

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広場に面したレストラン“La Chicorée”の席に座る。私はいつも早い時間にレストランに入るので、まだ賑わっていない。

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27ユーロの定食“Menu Biloute”から、前菜は小エビのコロッケ“Croquettes ed’guernades”。あれ?メニューに書かれているこの言葉はフランス語のようでフランス語ではない?エビのクリームコロッケ、ビールに合って最高に美味しい。もちろん、リールで頼むのはビール。最初の一杯としてビエール・ブランシュ“Bière Blanche”の“Anosteké”。
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エビのクリームコロッケ、ビールに合って最高に美味しい。だけど、コロッケ2個だけでもサラダがついていて女性だったらこれだけで十分な量。
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ベルギーと国境を接する地域なので、ビール文化。生ビールだけでもこれだけの種類がある。ベルギーの地ビールは有名だけど、フランス北部オー・ド・フランス地方“Hauts-de-France”もビール文化。フランスにこれだけのビールがあるのは知らなかったなぁ。

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メイン料理は牛肉のビール煮込み、カルボナード“Carbonnade Flamande”。美味しいんだけど、すっかりと地方都市の大衆的なレストランは量が多いことを忘れていた。コース料理にしなくてもよかったかも。

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もちろん、今日はワインではなくビール“Castelain Grand Clu”をお代わり。

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デザートは“Crème brûlée a l’cassonate”。今回、wifiが使用できるので“cassonate”もすぐに調べることもできるけれど、フランス語のようでフランス語ではない。標準的なフランス語だと赤砂糖“cassonade”とスペルが違う。かといって、オランダ語でもなさそうだし、この地域の方言なのかなぁ?

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食事が終わる頃にはレストラン“La Chicorée”はお客さんで賑わってくる。

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そして、レストラン街は多くの人で賑わっている。

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リールのグランプラスへ。右側の建物はテアトル“Théâtre du Nord”で、三角屋根の建物にはFnacが入っている。

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街の中心に大きな広場、グランプラス“Grand'Place”があるのもベルギーぽい。女神の記念柱“Colonne de la déesse”はライトアップされているけど、歴史的建造物である旧証券取引所は薄暗い。

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商工会議所の鐘楼もライトアップされていないので、リールでは夜景はあまり期待できないかも。

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かろうじてオペラはライトアップされている。

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リールは観光都市として売り出すことを考えていないのかなぁ?旧証券取引所も街灯の灯りがあたる程度。

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今回のオー・ド・フランス地方のきっかけは、メール“Méert”のリール本店でゴーフル “Gaufre”を食べることだった。そんなきっかけで、今までは注目もしていなかったフランス北部を歩いてみたら、想像以上に楽しい。ベルギービールはしっていたけれど、フランス北部のビール文化は知らなかった。フランスのビール文化といえば、ストラスブールだと思い込んでいた。フランス旅行は何度もしているのに、「まだ知らない」フランスがある。

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リール・フランドル“Lille Flandres”駅に戻る。

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リール・フランドル駅前広場に隣接する大きなショッピングセンター“Euralille”の前を歩く。

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大型ショッピングセンター“Euralille”の一角にある大型ホテルHotel Lille Europeに戻り、私の宿泊するホテルにしては珍しくバスタブつきなので、お湯を貯めてお風呂に入り、さっさと寝てしまう。先月、「暮らすように過ごすパリ、パリNPO団体取材旅行」でマレ地区で“Méert”のゴーフル “Gaufre”を食べてから、急きょ手配したオー・ド・フランス旅行だけど、楽しくて大正解。

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