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2020年10月

2020年10月29日 (木)

夏の伊東温泉ひとり旅 2日目(1)伊東園ホテル松川館の朝ごはん。

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2019年8月22日、木曜日。温泉旅館に泊まる時は早起きをして朝風呂を浴びに行く。伊東園ホテル松川館は2つのお風呂があって、男女入れ替え制のために露天風呂に入りに行く。松川館の露天風呂に行くには、道路の反対側にある別館に行くんだけど、なんと道路の下を通る地下通路を通っていく。かつては、そこまで設備投資をしていた立派な旅館だったんだなぁ。

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バイキング会場に朝ごはんを食べに行く。朝は起きる時間がそれぞれなので、そんなに混雑していない。そもそも宿泊しているお客さんが少ないのかも。

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バイキングなのでパン食を選択することもできる。

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おそばを選択することもできる。山菜そばにすることもできる。

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朝からお刺身もある。

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アジの干物は半身になっているけど、むしろ、半身の方が他のいろいろなおかずを楽しめるからいい。

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選びきれないほどのバリエーションがあり、朝からしっかり食べてしまう。

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かつてはきっと高級旅館だったんだろうなぁ。中庭の庭園が素晴らしい。

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2回目の伊東園ホテルズ系列の伊東園ホテル松川館も、コストパフォーマンスは高く、十分に満足できる滞在だった。何しろ、伊東園ホテルズ系列は、おひとりさま1室でも、同一料金というのが素晴らしい。ちょっと、気軽におひとりさまで温泉旅行ができてしまう。

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ホテルをチェックアウト。海の方向に歩く。伊東園ホテルズの温泉ホテル巡りも楽しいかもしれないなぁ。

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昨日、見つけた国道沿いの干物屋さんで、おみやげの干物を購入。

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「駅への近道」を通って、伊東駅に向かうことにする。

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残念ながら商店街はまだ10時前だからなのか、ずっとお店が開いていないのか、賑わいがない。

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「お湯かけ七福神めぐり」なんてあったんだ。私には七福神を巡るつもりはないけど。

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朝から開いているお惣菜屋さん。

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伊東園ホテルで朝ごはんをたくさん食べてしまったので、伊東郷土料理「ちんちん揚げ」も、次回のお楽しみ。伊東には、「うずわ」だったり「ちんちん揚げ」だったり、気になることをたくさん残しているので、リピートしなくちゃなぁ。

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伊東駅に到着。東京からふらっと温泉旅行に来るには伊東はいいかもしれないなぁ。町を知るには、やっぱり電車と徒歩が一番いい。クルマで来ると、国道135号線をさーっと走り抜けてしまい、せいぜい観光スポットや国道沿いのおみやげもの屋さんに寄ることはあっても、伊東の町を知ることなんてない。やっぱり、町を知るには町歩きが一番いい。歩いて回る伊東の町は、想像以上におもしろい。また、夏になったら、クルマではなく電車で伊東に来てビーチでのんびり過ごすのもいい。

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時刻は10時前。まだ早いんだけど、東京方面に戻り始めることにする。次の普通列車は10:16発の熱海行き。伊東線は、普通列車が1時間あたり1〜2本程度は運転されている。

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熱海までは伊豆急行の車両。

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海側の座席はクロスシートになっている。実は、この座席はもともと西武鉄道ニューレッドアローの座席だったりする。座席の更新の際に不要になった座席を譲り受けたもの。10時過ぎの上り電車は空いている。

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今回の旅で、電車で海に行くこと、電車で温泉に行くことの楽しさを再確認したような気がする。クルマを持つようになってから、電車で海に行ったことなんてないんじゃないかなぁ?伊豆はクルマで来ることはあっても、電車で来ることなんてない。

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電車は熱海に到着。

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熱海からは普通にJR東海道線の長い編成の列車。熱海で途中下車して観光することもなく、早くも東京方面行きの列車に乗ってしまう。

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2020年10月26日 (月)

夏の伊東温泉ひとり旅 1日目(3)伊東園ホテル松川館で、ひとり温泉旅館。

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海から歩いて、ようやく伊東園ホテル松川館に到着。すでにチェックインは済ませてあるので、キーをもらって部屋に上がる。今回のプランは「【伊東オレンジビーチプラン】飲み放題付!!バイキングプラン!」で、入湯税込みで8250円。

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前回と同様に部屋に入るとすでに布団が敷いてある。だけど、おひとりさまの場合は、残りのスペースも広いので問題ない。

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この部屋はもともとおひとり様用の部屋なのかなぁ?テーブルも小さい。

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ちゃんと旅館らしくお茶と茶菓子が置かれている。

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冷蔵庫もある。

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飲み物などはなくて中身は空っぽで、茶菓子のひとつなんだと思うけど、ニューサマーオレンジのゼリーがひとつだけ冷やされている。

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窓際には洗面台がある。ドライヤーもセットされている。

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トイレもタイル張りであるところがレトロな雰囲気だけど、シャワーつきの洋式トイレでになっている。うーん、部屋の設備としては十分に普通じゃないかなぁ。

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さっそく、浴衣に着替えてお風呂に入りに行く。松川館には2種類のお風呂があって、檜風呂と露天風呂で男女入れ替え制になっている。初日の午後は檜風呂へ。伊東園ホテル系列のホテルは基本的に居抜き物件なので、建築年数が経過している。だからこそ、安く、コストパフォーマンスが良い。かつては、それなりの金額だったはずの旅館なので設備はそれなりにいい。しかし、社員旅行等の団体旅行の減少によって時代に見合わなくなり、運営できなくなる。収益の減少もあり、建物は古く、当然ながら設備の大規模修繕もできない。そして、とうとう立ちゆかなくなり、伊東園ホテルズに買収される。世の中に一定の人数がいる、ケチをつけるのが趣味の人が見れば、設備の老朽化については、いくらでもケチをつけられるんだけど、私にとっては十分に満足。もともと、私は昭和の時代には賑わっていただろう、古めの旅館に泊まるのが結構好きだったりする。設備を観察していると、かつての繁栄や賑わいを感じられる。

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温泉に入り、そろそろ夕食の時間。かつては団体の宴会場である大広間だったバイキング会場へ向かう。バイキング会場はかなり広いんだけど、かつては、この会場を埋めるだけの規模の団体客の宴会が行われていたんだなぁとかつての繁栄を感じてしまう。そう、私はかつて繁栄していたであろう昭和の温泉旅館のレトロ感を感じるのが好き。

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すでに伊東園ホテル系列のホテルに宿泊するのは2回目で、バイキング開始直後は混雑するのはわかっているのに早めに来てしまう。どうやら、松川館は早めにくると舟盛りのお刺身がある。バイキングなので、すぐに舟盛りは跡形もなくなってしまう。

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お寿司コーナーはカウンターがあるので、寿司桶から寿司がなくなれば作ってくれるのかなぁ?

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自分で釜飯を作ることもできる。伊東園ホテルのバイキング、なかなか楽しめるようになっている。

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エビチリではなくイカチリというのがおもしろい。カレーマーボーもおもしろい。

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揚げ物やスパゲティなどのお子様が好きそうなメニューもたくさんあり、子ども連れの家族は楽しめるだろうなぁ。大人のお父さん、お母さんはビールなどのアルコール飲み放題だし。

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そう、伊東園ホテル系列のホテルは大半のホテルが夕食時にアルコール飲み放題。ビール代が別途かからないのは画期的なシステム。普通の温泉旅館で生ビール3杯飲んだら、それだけでもけっこうな出費になってしまう。

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サワーの機械もある。居酒屋でもお店の中にこういう機械があるのかなぁ?

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そして、伊豆でも日本酒コーナーがある。カラフェにワインも用意されている。

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お昼のお寿司屋さんで、伊豆には美味しい日本酒がないという話を聞いたけど、どこのお酒なのかなぁ?「花の舞」は天竜川流域の浜松(浜北)のお酒。「若竹」は大井川流域の島田のお酒。確かに静岡だけど、伊豆のお酒ではない。

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シャーベットの機械もあり、子ども連れでも楽しめそう。

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もともとは大広間だったんだろうけど、それにしてもバイキング会場は広い。ここが埋まるほどの宴会がかつてはあったのかなぁ?設備に余裕があるのか、今日は静岡県民の日だけど会場は空いている。平日だから満室じゃないのかなぁ?もう一つの理由は2交代制の夕食バイキングの17:30スタートの早い時間帯を選択したからかもしれない。

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ビールを飲むことを考えると、つまみ系重視になってしまう。特別なものはないかもしれないけど、普通に楽しめるバイキングで私にはこれで十分。おひとりさま1室で利用できて、お風呂はもちろん温泉。朝夕2食ついて、ビール飲み放題で8250円のコストパフォーマンスの素晴らしさ。その代わりに、部屋に布団は最初から敷いてあり、築年数が経過しているので設備は若干古め。まぁ、設備が古めなのが嫌だったら、ちゃんとそれなりのお金を支払って、それなりの旅館に泊まればいい。資本主義経済というのはよくできていて、コストとサービスは基本的には比例するようにできている。ケチをつける人は、お金をケチらずにそれなりの価格の旅館に行けばいい。

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2020年10月23日 (金)

夏の伊東温泉ひとり旅 1日目(2)夏の伊東オレンジビーチで、ひとりビーチ。

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伊東駅前の「美よし鮨」の地魚寿司、美味しかったなぁ。これだけでも伊東に来てよかった気がする。今日のホテルは伊東園ホテル松川館。ビーチでのんびりするには荷物が邪魔なので、先にホテルに行って荷物を預かってもらうことにする。

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商店街のお菓子屋さんはついチェックしてしまう。

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「みかんの花咲く丘」は、ニューサマーオレンジを使ったチーズタルト。美味しそうじゃない。

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私は気になると、つい味見をしたくなってしまう。恥ずかしいんだけど、1つだけ購入。その場で食べてみたんだけど、なかなか美味しい。

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伊豆銘菓「ホール・イン」というのも面白そう。きっとゴルフボールみたいな形なんだろうなぁと想像できてしまうところがいい。

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ここでお昼を食べても良かったかもしれないなぁ。「まるげん」さんの黒板メニューの漁師めし「うずわ定食」がちょっと気になっている。「うずわ」ってなんだろう?私は名前だけではわからない料理を見つけるとつい気になってしまう。次回、伊東に来たときは「うずわ」だな。これは、伊東にまた来るしかない。でも、地魚寿司をまた食べたい気もするし、伊東はなかなか魅力的な町。

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屋根がついた商店街をひたすら歩く。残念ながら駅から離れてくると賑わいが薄れてくる。まぁ、クルマで来るのが普通で、私のように電車で温泉に来る人が少なくなっているんだろう。かつては電車で来た観光客が旅館に向かうために賑わっていたのだろう。私はかつての賑わいを想像するのが好き。

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伊東園ホテル松川館に到着。

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トイレで海水パンツに履き替えて海に行く準備をして、部屋には入れないけれどチェックインを済ませて、ビーチサンダルに履き替えて、海グッズ以外の荷物を預かってもらう。

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伊東園ホテル松川館、なかなか良い雰囲気のロビーじゃない。

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これが元祖「伊東園ホテル」。伊東園ホテルは、基本的に居抜き物件なのでそれぞれの雰囲気が違うのが面白い。

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海に向かって歩いていくと、国道135号の新道に出る。

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道路を渡れば、伊東オレンジビーチ。いくつかの海の家がある。

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国内では、沖縄では「ひとりビーチ」をしたことがあるんだけど、本州の海で「ひとりビーチ」をするのって今回が初めてだったりする。お盆すぎの平日の海は空いている。この状況であれば、2020年であっても十分にソーシャルディスタンスは保たれている。

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このレジャーシートは、何気に死海のビーチやコルシカ島やワイキキビーチにも行っており、世界のビーチを知っている。

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曇りがちだったのに、海に来た時には青空が見えている。

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海ではあまり泳がずに、波音を聴きながら本を読んだりするのが私のひとりビーチ。ワイキキビーチでも、オレンジビーチでも私のビーチでの過ごし方は変わらない。

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伊東のビーチも、海の水はけっこうきれい。

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真夏の伊東、今日は蒸し暑いので海に入ると涼しくて気持ちいい。

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お盆過ぎの平日ということもあって、ビーチは空いている。

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ビーチでレジャーシートの上で寝そべって、波音を聞きながら青空をのんびり眺める。今回の旅は、何もせずにのんびり過ごすのが目的。

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伊東オレンジビーチには、海の家を使わなくても無料のシャワーがあるので砂を流して、ホテルに戻ることにする。ホテルに戻って、さっさと温泉に入ろう。

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国道沿いには干物屋さんがある。

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伊東園ホテル松川館に向かうために路地に入る。

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この風情のある旅館はホステルになっているみたい。

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隣の風情のある「東海館」は旅館としては営業しておらず、郷土資料館になっているとともに、入浴もできるみたい。

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へぇ、初めて知ったんだけど、静岡県民の日って、今日8月21日なんだ。「東海館」は旅館として営業している時は立派な旅館だったんだろうなぁ。

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信号に面して、商店街のアーケードがある。伊東園ホテル松川館は海からはちょっと歩く。早くホテルまで歩いて温泉に入ろう。

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2020年10月20日 (火)

2019夏の伊東温泉ひとり旅 1日目(1)旅のスタートは10時から。東京駅から185系特急「踊り子」109号で伊東へ。伊東駅前で地魚寿司。

2020年8月の「2020夏の新しい旅行スタイルは伊豆・稲取銀山荘で温泉旅館巣ごもり旅」から1年前の2019年8月。もともと旅行記にすることを予定していなかった2019年夏の旅行だけど、2020年は海外旅行ができる状況ではなく、このままだと旅行記のストックもなくなり、この旅行記ブログは遠からずネタ切れとなってしまう。2011年の「トルコ大爆勝」で旅行記を書き始めてから、2021年でちょうど10年という区切りもあるし、このまま新型コロナウイルス感染症の影響が継続すれば、ストックが切れた時点でこのブログそのものを終了させることを本気で考え始めている。このブログを少しでも長く存続させるために、旅行記にする予定のなかった「小旅行」であるものの、この旅行記をアップすることにする。このまま海外旅行に行けない状況が続くと、年越しはできそうだけど、本当にネタ切れとなり2021年内にはブログの存続が危うくなる。

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2019年8月21日、水曜日。私の現在の仕事は夜間緊急対応のための宿直があり、山手線内の職場で午前10時までの仕事を終えて東京駅へ。朝から丸々1日使えないので、時間としてはもったいないんだけど、10時からのスタートでどれだけ楽しめるのか実験的な旅行だったりもする。それと2019年3月に会津若松の東山温泉で伊東園ホテルズ系列の温泉旅館に泊まってから、おひとりさまのお手軽温泉旅行がちょっと気に入っている。通常のホテルはシングルユースだと料金が高くなってしまうことが多いのに、伊東園ホテルズは、おひとりさま1室でも同一料金というのがうれしい。この旅行記の前に「2020夏の新しい旅行スタイルは伊豆・稲取銀山荘で温泉旅館巣ごもり旅」を掲載してしまったんだけど、2019年の時点では、私の主力の旅行は「海外旅行」であり、国内旅行は、伊東園ホテルズグループを利用した、あまりお金をかけないお手軽な温泉旅行として考えていた。

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東京駅10:30発の踊り子109号で伊東に向かうことにする。普段は特急電車なんて乗らないし、東海道線は快速アクティで十分だと思っているんだけど、特急電車に乗ると伊東到着が12:15となり、伊東でお昼ごはんを食べるにはちょうどいい。それに、185系の特急踊り子号に乗ることができるのも、あと少しだろうという気持ちもある。

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そう考えると2020年3月のダイヤ改正で無くなってしまう251系のスーパービュー踊り子に乗っておくべきなんだと思うけど、私はそこまで鉄道ファンではないので、あくまで伊東への最速の到着時間を優先するスケジュール重視。もしも、仕事が長引いて10:00に退社できなくて10:30の踊り子109号に間に合わなかった場合は、スーパービュー踊り子を選択していたかもしれない。

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踊り子109号は夏休み期間だから運行されている、曜日限定の臨時の踊り子のためか自由席も空席が目立つ。この状況であれば2020年でも十分にソーシャルディスタンスを保つことができている。私の知っている185系は、特急とは思えないリクライニングができない転換クロスシートの時代なので、いかに私が特急電車に乗らないかということがわかってしまう。今では、と言ってもだいぶ前から普通にリクライニングできるシートに更新されており、特急らしい座席になっている。

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特急に乗るので青春18きっぷは使えない。そもそも、特急を使わないとしても一度も途中下車せずに東京駅から伊東駅に行くにはコスト的にはほぼ同額であり、青春18きっぷを使うメリットはない。

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特急料金は自由席特急料金なので安い。検札は特急券のみの確認。確かに、伊東駅でもSuicaを利用できるので乗車券をわざわざ買う必要はなかったのかも。自由席には、家族連れが2組くらい乗車しているけど空いている。おもしろいのは、2組ともに特急券を事前に購入していないこと。確かに車掌から特急券を購入しても料金は変わらない。Suicaで入場すれば、事前に券売機で乗車券も特急券も買う必要なかったんだ。私は特急に乗り慣れないからノウハウがなかったので、特急券を買わずに乗っている人を見て勉強になる。

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相模川を渡る。残念ながら今日は曇り空。

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小田原駅に到着。伊豆箱根鉄道大雄山線の車両が見える。

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早川駅を通過し、西湘バイパスが国道に合流する。

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東海道線の小田原から熱海にかけての海が見える風景って、私は好き。

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特急なので停車はしないんだけど、根府川あたりの風景が特に好き。

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青春18きっぷで何度もここを普通列車に乗って通っているけど、特急踊り子のほうが車窓の風景を楽しめる気がして、旅気分になれるかも。

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そろそろ熱海に到着。

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熱海からも自由席に乗ってくる乗客がけっこういる。東京から伊東に行くのだって、熱海まで新幹線で来て、伊東線に乗り継いだほうが最速なのかもしれない。自由席に乗ってくる乗客は、やはり特急券なんて事前に購入していないので車掌さんは忙しい。

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伊東線は海沿いを走る。

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ビーチが見える。クルマではなく、電車に乗って海に行くというのが、ノスタルジックで好き。今回の旅で一番楽しみなことは、電車で海に行くことかもしれない。

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そして、ハトヤが見えてくれば、もう伊東。

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踊り子号は12:15に伊東駅に到着。

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踊り子号は、下田駅から伊豆急行に乗り入れるため運転手の交代が行われ、停車時間が長い。「踊り子」の絵柄のあるヘッドマークは貴重かも。

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行き先表示だってLED化が進んでおり、字幕の行き先表示はもはや貴重かも。

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12:15伊東駅に到着。ちょうどお昼ごはんの時間。

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駅前の商店街に入ってみる。

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通りに入って最初に目に入ったのは、お寿司やさん。駅前なので観光客向けなのかもしれないけど、雰囲気はどう見ても昔からある感じだし、せっかく海に来たんだから、お寿司でしょう。伊東駅から商店街に入ってすぐの「美よし鮨」に入ってみることにする。

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席は空いているので、カウンターに座り、まず注文するのはお昼から瓶ビール。お寿司は「地魚寿司」を注文する。ネーミングは「地魚にぎり」だったかもしれないけど。

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お寿司が来るまでビールを飲みながら待っていると、セットの小鉢が出てくる。

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この小鉢がつまみにちょうどいい。

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このアジの干物なんて、最高。お昼からアジの干物をつまみにビールを飲む幸せ。

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地魚寿司が完成。ちなみに、日本酒は見ず知らずの隣の人が、一緒に一杯飲みませんか?と、いただいたもの。お隣さんは東京のうなぎ屋の職人さんで、日帰りで伊東に来たのだという。お昼にお寿司を食べて、日帰り温泉に入り、今日のうちに東京に戻るのだという。

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本日の地魚が手書きで書かれている。名前を聞かない魚も多く、確かに地魚。

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東京駅から伊東まで特急踊り子号で105分。10:30に出発すればお昼には伊東に着いてしまう。自宅からは遠いけど、東京駅からだと案外近い気がする。お酒をもらった職人さんのように、東京から、空いている踊り子号に乗って、ふらっと日帰りでお寿司を食べに来るのもいいかもしれないなぁ。それにしても、地魚寿司は美味しくて、このお寿司を食べに伊東に通ってもいいと思ってしまう。

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2020年10月17日 (土)

プジョー208との生活:夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅(4)日光金谷ホテルの朝食、駆け足の日光東照宮。

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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2020年9月3日、木曜日。日光金谷ホテルで迎える朝。昨晩は、大雨で雨の音が聞こえていたけど、どうやら雨も止んだみたい。朝ごはんを食べるために、きっちりと着替えてメインダイニングへ向かう。座席の指定はなく先着順で、早めに行くと窓際の席に座ることができる。大雨だったのでガラス窓は曇っているけど、日差しを感じることができる。窓際の奥の席に案内されて、十分にソーシャルディスタンスを確保することができる。

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やわらかい日差しが心地よい。朝食はビュッフェではなくセットメニュー。卵料理は、ゆで卵、目玉焼き、スクランブル、プレーンオムレツなどから選ぶことができる。つけあわせは、ハム、ベーコン、辛口ソーセージから選択する。ジュースはオレンジ、トマト、パイナップル、グレープフルーツ、ミルクからの選択。

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コーヒーが注がれ、ジャムとバターが運ばれてくる。やわらかな日差しの中でゆったりと流れる時間の中でコーヒーの香りがいい。

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ジャムは2種類。そして、ケチャップ。

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静かでゆったりとした雰囲気の中で飲むコーヒーは美味しい。旅行に行ってからこそ、ゆったりした朝を過ごすことができる。時には、感染症の影に怯える日常生活を再び過ごすために、「新しい旅のエチケット」を遵守した上で、心にエネルギーのチャージが必要。けっして「けしからん」ことではない気がする。むしろ、自粛生活に疲れてしまって、他者を攻撃する方がよほど「けしからん」ことのような気がする。どんなに自粛しても、どんなに我慢しても、そのストレスを他者に当てるというのは、そのほうが罪だと思う。

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オレンジジュースが運ばれてくる。

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そして、温められたトーストとロールパン。イギリス式に食パンにバターとジャムを丁寧に塗って食べる。

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きれいに整っている、焼き立てのプレーンオムレツが来る。焼き加減もよく、美味しい。

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バターもジャムもあまっているので、パンのお代わりをもらう。再び、温められたトーストとロールパン。リゾートホテルは、雰囲気とゆったりとした時間を感じるもの。やはり、たまにはゆっくりと朝食を楽しむことも人生、必要だと思う。ましては、閉塞感のある日常生活を過ごしていれば、なおさら必要。

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部屋に戻り、部屋からの風景を眺める。うーん、今は雨が上がっているけど、まだ雨が降りそうな感じ。

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レトロなデスクが気に入っている。私は、伊東園ホテル系列のホテルでもかつて繁栄していたであろう昭和のノスタルジーを感じるのが好きだけど、日光金谷ホテルで感じるノスタルジーは、古くは明治時代のヘボン博士まで辿ることになるんだから、別格なもの。また、日光金谷ホテルでのんびり過ごしたいなぁ。

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日光金谷ホテルをチェックアウト。荷物をプジョー208のトランクに入れて、お昼くらいまでクルマを置くことを断った上でクルマを置いて、もうしばらく日光を楽しむことにする。

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というのも日光東照宮のチケットがついているプランなので、日光東照宮に行ってみることにする。華厳の滝には、何回か来ているけど、日光東照宮はいつから来ていないんだろう。もしかしたら小学校の修学旅行以来かもしれないなぁ。

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神橋を渡り、日光山輪王寺に出る。日帰り観光客もまだ到着していないような時間なので一般客はほとんどいないんだけど、朝一番に修学旅行なのかなぁ?遠足なのかなぁ?学生の団体がいる。考え方しだいなんだけど、「不要不急の外出」は「悪」であるという「概念」で考えれば「けしからん」ということになるんだろうなぁ。しかし、日光に遠足に行ってクラスター発生というニュースはない。新型コロナウイルス感染症以前の元の世界にはもう戻らないと考えれば、「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」を守った上で慎重に前に進もうとしていることはいいことだと私は感じるんだけど。もちろん、「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」を遵守するという条件つきであればなんだけど。

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そもそも、日光東照宮は、ほとんどがオープンエアの場所で密閉空間はないし、「鳴龍」だって、そもそも密閉空間ではないし、入場人数の制限と、立ち位置が決められている。団体旅行はまとまって移動するので、団体の動きを察しながら見学すれば、一般の観光客は少ないので、ほとんど人がいない瞬間がある。

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青空が見えてきた。今日はガイドブックを持っていないので、すっかり、神厩舎を通り過ぎる。そして、小学生のグループがガイドさんからの説明を受けている間に追い抜くと、人がいない。ガイドさんも仕事がないと生活が成り立たなくなるだろうし、感染症拡大と経済活動の問題は本当に難しい問題。

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陽明門もほとんど人がいない状況で眺めることができる。今回の写真は全てiPhoneXRでの撮影なんだけど、普通に撮影したのに写真を加工したかのような不思議なコントラスト。iPhoneのカメラの性能の向上は著しく、コンパクトデジタルカメラの引退も考え始めているんだけど、ちょっと、色彩が不自然すぎるかなぁ。

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眠り猫も行列なしで、立ち止まってじっくりと見ることができる。その後、東照宮御本社の見学を終えて、鳴龍の見学も終えて、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿ってどこにあるんだっけ?と気がつく。調べてみると、神厩舎を通り過ぎていることがわかる。

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記念撮影スポットには修学旅行なのかなぁ?順番に集合写真を撮っている。写真撮影の時だけはマスクを外している。普段の日光東照宮の混雑具合を私は知らないけど、たぶん、今日はかなり空いているんじゃないかなぁ?そもそも、私は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前から、基本的には「ずらし旅」の「平日旅行」なので、もともと空いている上に、新型コロナウイルス感染症の影響でさらに空いているという状況なんだろうなぁ。

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通り過ぎた神厩舎のあたりには、写真撮影が終わった小学生がいるけど、外でも全員ちゃんとマスクを着用している。

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「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿に無事に会える。だんだんと一般の観光客が東照宮に現れ始めたので、もっとゆっくりと見学したいところだけど、オープンエアであるものの人混みは避けたいので今回は東照宮をさっと見ただけで終わりにする。といっても、並んだりするほど混雑しているわけじゃないんだけど。遠足や修学旅行などを「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」を守った上で慎重に再開している様子を見て、私はよかったなぁと感じる。だって、学校行事などの思い出は誰もが残してほしいから。私だって小学校の修学旅行で「日光湯元温泉」のどこかのホテルに泊まったことを覚えている。もちろん、考え方しだいなので「不要不急の外出」なんて「けしからん」という人もいると思うけど。

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歩いて日光金谷ホテルに戻る。お願いして、正面玄関前に写真撮影のためにクルマを停めされてもらう。リゾートホテルでのんびり過ごす「すごもり旅」は、今回も楽しかったなぁ。おひとりさまだけど、ゆっくりと時間をかけて味わうフランス料理のフルコース、そしてゆっくりと時間をかけた朝ごはんは、至福のひとときだった。時間を優雅に使うというのは、旅行に出ないと味わえない。

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前回に引き続き、今回も感染症予防に配慮した私の相棒、プジョー208とのドライブ旅行。伊豆稲取から1ヶ月後の今回の旅行で感じたことは、団体旅行に遭遇したり、「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」を守りながら、この1ヶ月で社会が慎重ながら前に進もうとしているのを感じる。再び感染者数が増える可能性もあり感染症流行の見極めが必要だけど、「新しい旅のエチケット」を遵守し、ある意味では寂しいけれど、会話をしない一人旅であれば、次の段階として飛行機や新幹線、電車などの公共交通機関を使った「ずらし旅」の「平日旅行」をそろそろ解禁してもいいかもしれないなぁ。おそらく、飛行機や新幹線の中で「新しい旅のエチケット」を守らず、大声を出して騒いでいるグループが周囲にいない限りは、通勤通学の満員電車よりも感染症リスクは低いだろう。危険なのは、日光東照宮で見かけた小学生でも守ることのできる「新しい旅のエチケット」を守れず、時代の変化についていけず、コロナ以前の価値観を捨てきれずに、旅の恥はかき捨てて、ハメを外す団体グループ旅行。

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商業施設には立ち寄らずに、日光から一般道で鹿沼に抜ける。国道121号線を走っていると直売所があり、鹿沼は梨が名産であることを知る。最後にお昼ごはんとして、栃木県で名物料理を食べようと思ったんだけど、けっきょく、宇都宮餃子と佐野ラーメンしか思い浮かばない。佐野ラーメンは個人店が多く、ソーシャルディスタンスが保てるかどうかわからないので、カーナビを頼りに「餃子の宇都宮みんみん」鹿沼店へ向かう。

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けっきょく、日光金谷ホテルでゆったりとした時間を楽しむ朝ごはんだったのに、お昼ごはんはチェーン店の「餃子の宇都宮みんみん」というギャップ。基本的に私は「こうあるべきである」という「概念」に囚われたくないので、フレンチからB級グルメまで、金額に関係なく美味しいものは美味しいという考え方。反面、フレンチレストランでもフランス本国仕込みのマナーを心得ているつもりなので、緊張しない。

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感染症対策のためにアクリル板で仕切られたカウンターに座る。焼き餃子2枚とライスを注文。

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野菜が多めであっさりした宇都宮餃子と白いごはんは美味しい。でも、私はクルマじゃなくて鉄道旅行で餃子はごはんよりもビールと一緒の方がいいかなぁ?前回の伊豆稲取旅行と同様に、今回も私の「新しい旅行スタイル」に基づいた同乗者のいないドライブ一人旅。そして、自然の風景を楽しみながらのドライブそのものを楽しむ旅行。そして、リゾートホテルでは部屋に巣ごもりして、のんびり過ごす。そして、ソーシャルディスタンスが保たれた空間で、リラックスしながらゆっくりと美味しいものを食べる。少しずつ安全を確かめながら前回よりも立ち寄る場所を増やしている。でも、まだ以前は普通にやっていたことがすべてできるわけではない。それでも、今回の日光金谷ホテルでの巣ごもり旅、楽しかったなぁ。ホテルは寝るだけの場所ではなく、食事を含めて滞在を楽しむ。やっぱり、持久戦となっている新型コロナウイルス感染症との闘うためには、旅は「不要不急の外出」ではなく、闘うパワーを充電するために、たまには旅も「必要」なんじゃないかなぁ。もちろん、何度も繰り返すけれど「新しい旅のエチケット」を遵守した上でのお話だけど。(夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅、おしまい)

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2020年10月14日 (水)

プジョー208との生活:夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅(3)日光金谷ホテルでクラシックホテル巣ごもり旅。

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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神橋を渡り、急な坂を上がると日光金谷ホテルに到着。ホテル前のロータリーにクルマを停めたかったんだけど、ロータリーで荷物をおろして、すでにいっぱいで少し離れたところにプジョー208を置く。

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本館は、もともと1893年に建てられた建物だけど、1936年に2階建てから3階建てに増築されるなど、増改築が行われている。3階建てになった1936年から考えても、80年以上の歴史があるクラシックホテル。2階部分はメインダイニング。シャワーオンリーの部屋は正面側の3階部分。

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クラシックな雰囲気を感じる玄関。ホテルに入る前に入口で検温がある。

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チェックインを済ませて、スタッフにツインの部屋に案内していただく。22号室は2階ではなく3階にある。

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木製のテーブルがあり、窓の外には正面玄関側の風景を見ることができる。シャワーオンリーの部屋にしたからこその本館の正面玄関側の部屋だったのかもしれないなぁ。障子がおもしろい。冷蔵庫は空になっており、自分で好きなものを入れるタイプ。空気洗浄機が置かれている。オイルヒーターがある。冷房は、エアコンが設置されている。

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バスルームにあるトイレはクラシックではなく、ちゃんとシャワーつきトイレ。

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シャワーブースは、かなり広め。もともと外国人向けのホテルだから、シャワーオンリーの部屋が本館に残っているのかなぁ?

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鏡台のタンスの中には浴衣が入っている。

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クロゼットはふすまで、さりげなく畳敷きになっている。部屋の入口に冷蔵庫が置かれている。

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ホテルの案内を見ると、金谷ホテルの歴史が書かれている。「明治4年、当時まだ外国人を泊める施設のなかった日光の町で、宿に困った外国人を全くの善意で自宅に招いた青年」が金谷善一郎であり、「宿を生業にしてはどうか」と助言したのが、明治学院、フェリス女学院の源流である「ヘボン塾」を創設したジェームス・カーティス・ヘボン“James Curtis Hepburn”。

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ホテル内の自動販売機でビールを買って、ビールを飲みながら部屋でのんびりと過ごす。

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クラシックホテルで、本を読んだり、ベッドに横になったり、のんびりと過ごす。私の「新しい旅行スタイル」は、あまり観光せずに、温泉旅館やリゾートホテルで他者と接することなく、何もしないでのんびり過ごす。本来、リゾートホテルの過ごし方は何もしないこと。

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日中はポロシャツだったんだけど、夕食前にちゃんと襟つきシャツに着替える。夕食の時間は18時から20時までの営業時間にメインダイニングに行けばいい。

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部屋ごとの指定席ではなく、先着順。早めに行けば、窓際に近い位置に案内される。ソーシャルディスタンスは十分に保つことのできるテーブル間隔。

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料理はフレンチのフルコース。日替わり“Dîner”か“Truite Dîner”をその場で選ぶことができる。うーん、日光虹鱒のソテー金谷風をメインにした“Truite Dîner”も試してみたいし、魚料理と肉料理のフルコースの日替わり“Dîner”もどちらも捨てがたいけど、虹鱒はランチで食べることもできるのでフルコースを選択。

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コースの前半は魚料理なのでグラスワインを頼むことにする。普段はボトルでしか提供していないロワールとアルザスの白ワインもグラスで提供されている。日光金谷ホテル、年配の夫婦と思われるカップルや家族が多い。ひとり客も私の他に2人くらいいる。家族連れは、ちゃんとボトルでワインを頼んでいる人が数組いる。会話はしているけれど、落ち着いた大人の空間。ハメをはずして騒ぐグループはいない。

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テーブルにはフォークやナイフがきれいに並べられている。私が目指すのは、フレンチレストランからB級グルメまで分け隔てなく対応できること。ちゃんとしたフレンチレストランでも、場違いだと緊張せずにリラックスして楽しめること。まぁ、フレンチレストランでのマナーや過ごし方はフランス本国仕込みなので基本はわかっているつもりだけど、実はフランスでは高級なところにはあまり行っていないのでわかっていないかも。

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白ワインは、辛口ですっきりとしたものが飲みたかったので、アルザスのリースリング。

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オードブルは、湯葉と鯛。ワインを一緒に味わいながら、ゆっくりと食事を進める。

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前菜が運ばれてから、温められたバケットとオリーブロール。

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オードブルの後はコーンポタージュ。

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魚料理は、「プレミアムヤシオマスのソテー、根セロリのピュレとカダイフを添えて」。カダイフというのは春雨みたいなもの。

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ソテーの焼き加減もしっとりと仕上がっており、ヤシオマスのソテー、なかなか美味しい。ワインを飲みながらゆっくりと楽しむ。どうしても一人だと談笑しないので、ペースが早めになってしまうんだけど、ゆっくりとワインや食事を楽しむのって幸せな気分。やはり、旅行は「不要不急の外出」だから「悪」ではなく、「新しい旅のエチケット」を遵守して、時には気分転換のための旅行は必要なんじゃないかなぁ?

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肉料理は、「骨付仔羊のロティ ニンニクソース」か「霜降高原牛フィレ肉のステーキ マデラソース」の2択。私は仔羊を選択する。ふと、メインダイニングルームの天井を見上げると、彫刻がおもしろい。

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赤ワインはグラスの選択肢は、ブルゴーニュ、ボルドー、ハウスワインの3択。仔羊と合わせるには、グラスワイン最高価格のサンテミリオンのシャトー・デ・ローレをお願いする。私はケチるときはケチるけど、ケチらないときはケチらない。客単価の高いお店に入ったら、覚悟を決めて、どうせなら楽しもうと思ってケチらない。ここでケチると絶対に楽しめない。

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仔羊のロティが運ばれてくる。小さなミニサラダがついている。

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フランスのレストランではよく見かける“Rôti d'agneau”だけど、日本ではなかなか気軽には食べられないかも。

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仔羊のロティ、焼き加減もよくて、ニンニクソースが美味しい。赤ワインと仔羊を楽しみながら、ゆっくりと幸せな時間を過ごす。

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最後は本日のデザートとコーヒー。

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席についてから1時間半の幸せなフルコースだった。とてもリラックスできて、ゆっくりと時間をかけてワインと料理を堪能できた。日常生活ではなかなかできない幸せな時間。再び、新型コロナウイルス感染症との持久戦を闘う日常生活に戻るためには、やっぱり、「新しい旅のエチケット」を遵守して、時には気分転換のための旅行をして美味しいものを食べることも必要なんじゃないかなぁ?

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2020年10月10日 (土)

プジョー208との生活:夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅(2)金谷ホテル歴史館へ。ヘボン博士を源流として兄弟のような金谷ホテルと明治学院とフェリス女学院。

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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湯滝を出発し、プジョー208を走らせる。戦場ヶ原で、ドライブをしながら青空を発見したことがうれしくなって、写真を撮るために駐車場にクルマを停める。

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男体山の方向に青空が見える。今日は雲が多いけれど、晴れていれば素晴らしい風景なんだろうなぁ。そして、紅葉のころも最高に美しいんだろうなぁ。

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でも、雨が降ったり止んだりの天気だからこそ、観光スポットは空いている。竜頭の滝の駐車場も貸し切り状態。

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竜頭の滝はお茶屋さんから見ることができる。普段なら賑わっているのかもしれないけれど、ほとんどお客さんはいない。

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伊豆稲取に行った時に、浄蓮の滝の水しぶきを感じて、パワーをもらったような気がするので、今日も滝に寄ってみている。残念ながら群馬県の吹割の滝は駐車場がどこに入っていいのかわからず通過してしまったけど。

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さらに国道120号線を進むと、そろそろお昼ごはんの時間。中禅寺金谷ホテル前のカフェに立ち寄ることにする。

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ちなみに日光金谷ホテルの宿泊の場合、中禅寺金谷ホテルのお風呂も割引で入ることができるみたいだけど、お風呂には入ったばかり。ホテルのレストランは新型コロナウイルス感染症の影響でランチ営業をしておらず、ランチが食べられるのはこの中禅寺湖畔にあるコーヒーハウス・ユーコンのみの営業。

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ちょうどお昼時なんだけど、テーブルを待っている人はいなそう。こんな天気だから、もしも日帰り旅行だったら行くのを止めるだろうし、観光客そのものが少ないんだろうなぁ。

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待つことなしにオープンテラスの外の席に座る。

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クルマの旅だと昼間は一切ビールが飲めないので、アイスコーヒーを注文。

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私はケチるときはケチるけど、ケチらないときはケチらない。客単価の高いお店に入ったら、覚悟を決めて、どうせなら楽しもうと思ってケチらない。ここでケチると絶対に楽しめない。1840円の「金谷ホテル百年ライスカレー」に310円を足して大盛りにしてもらう。ドリンクセットのアイスコーヒーは500円。

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まろやかなカレー、美味しい。

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肉もごろごろ入っている。今回の旅行、到着前からすっかり金谷ホテルにお世話になっている。

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今回は立ち寄る場所が滝シリーズなので華厳の滝にも行ってみるけど、到着時は雨が傘をささなければならないほど降っている。有料駐車場にプジョー208を停めて、エレベータに乗る前に華厳の滝が見えるかどうか無料の展望台から確認する。この無料展望台はあまり知られていないのか誰もいない。霧が立ち込めていて、華厳の滝が見えるか微妙な感じ。

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うーん、霧が出ていて微妙。エレベータで下に降りても見えるのかなぁ?

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エレベータ乗り場には、ライブ映像を見ることができる。モニタを確認すると霧がかかっているけど、なんとか見ることができそう。雨が降っているのでお客さんはほとんどいない。

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エレベータは、私と年配のカップルの3名のみと空いている。

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滝の音を聞くことができるので、臨場感は味わうことができるけど、華厳の滝は霧に霞んでしまっている。展望台にもほとんど人はいないので、ずっと見続けることができる。霧の流れによっては見えなくなってしまうけど、滝の音を感じながらぼーっと眺め続ける。

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霧は流れているので、一瞬でも霧が切れて全体が見えないかなぁと待ってみるけど、これ以上は無理そう。駐車場に戻り、マニュアルのプジョー208のエンジンブレーキを効かせながら、いろは坂を下る。私の新しい旅行スタイルは、風景を感じながらドライブそのものを楽しむ旅。ドライブ中の写真が撮れないので旅行記にはしづらい。

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今回の旅行は金谷ホテルを学ぶ旅。日光金谷ホテルに行く前に、カッテージインにある金谷ホテル歴史館に立ち寄ることにする。ちなみに、日光金谷ホテルには割引券があるみたいなので、私は普通に料金を払ってしまったけど、チェックインしてから行ったほうがいいかも。

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カッテージインのレストランでメダルをもらい、金谷ホテル歴史館に向かう。

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まずは資料館。私は明治学院大学の出身。金谷ホテルはジェームス・カーティス・ヘボン“James Curtis Hepburn”が創設した私塾「ヘボン塾」を源流とする明治学院やフェリス女学院出身であれば一度は泊まるべきホテルで、私もいつかは宿泊してみたいと思っていた。

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ヘボンの名は、ヘボン式ローマ字で知っている人も多いだろう。金谷ホテルは、雅楽師だった金谷善一郎が、宿泊したヘボン博士の進言により、自宅を改装して金谷カテッジインを開業したのが始まり。金谷ホテルと明治学院、フェリス女学院はヘボンを源流とする兄弟のようなもの。

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金谷カッテージインはもともと武家屋敷だった家を改造したもので、武家屋敷の名残を感じることができる。襲ってきた敵から逃げるために階段だらけだったり、刀を振り上げられないように天井が低かったりする。

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玄関からは国道120号線が見える。ヘボンをはじめ、明治時代の外国人旅行者は、日本を、そして日光をどのように感じたのだろう。

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雨が降る中を庭園に出る。木々に囲まれた金谷カッテージインは、なかなか雰囲気がいい。

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客室になっている2階の部屋から風景を楽しんだんだろうなぁ。

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カッテージインの喫茶店でお茶をしようかとも思ったんだけど、もうチェックインができる時間なのでプジョー208を走らせて日光金谷ホテルに向かう。

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2020年10月 7日 (水)

プジョー208との生活:2020新しい旅行スタイル第2段は夏の終わりを感じに日光金谷ホテルですごもり旅(1)朝ごはんは永井食堂のもつ定食。金精峠を越えて日光湯本へ。

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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2020年9月2日、水曜日。2020年夏以降の私の「新しい旅行スタイル」は、GoToトラベルを最大限に活用して、普段は宿泊できないようなリゾートホテルや温泉旅館で、ホテルの滞在そのものを楽しむ「すごもり旅」。何しろ、GoToトラベルは日本国内の旅館やホテルの多くが一律35%引きになることなんて滅多にないので、「新しい旅のエチケット」を遵守した上で活用しない方法はない。今年は海外旅行などの「できない旅」もあるけれど、制度を利用できるのは今年だけなので「今年だけしかできない旅」がある。「新しい旅行スタイル」第2段のディスティネーションは日光で、宿泊するのはクラシックなリゾートホテルである日光金谷ホテル。日光に向かうために、朝ごはんも食べずに家を出て、関越自動車道に乗って渋川伊香保インターへ。今回も人との接触を避けるためにプジョー208での一人ドライブの旅。

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最初の目的地は9時オープンの永井食堂で朝ごはんを食べること。計算していた時間より早く到着しそうだったので、赤城インターではなく手前の渋川伊香保インターで降りて時間調整をしたにも関わらず、開店前に到着してしまったので駐車場で待機。

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ある意味で高級ホテルである日光金谷ホテルにこれから宿泊するというのに、朝ごはんが永井食堂というギャップ。基本的に私は「こうあるべきである」という「概念」に囚われたくないので、そこそこの価格のフレンチからB級グルメまで、金額に関係なく美味しいものは美味しいという考え方。永井食堂に立ち寄るのは久しぶりかも。

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開店直後で3番目の客となる。座席も1つ置きに座る。

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590円のもつ煮定食は待たずにすぐに提供される。小ライスにしないと朝ごはんにしては、ごはんがかなり多い。混雑している時のためにお盆を縦に置くのが永井食堂のスタイル。

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ニンニク風味で味が濃いもつ煮をおかずにごはんが進む。久しぶりに食べたけど、永井食堂のもつ煮はやっぱり美味しい。滅多にここに来ることはできないけど、たまに食べたくなる味。

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そのまま国道17号を北上して沼田市街に入る。せっかくだから群馬県グルメを楽しむことにする。

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東見屋饅頭店で「味噌まんじゅう」を食べることにする。「味噌まんじゅう」は、いわゆる「上州焼きまんじゅう」で、実は私の大好物で、いつか上州焼きまんじゅう食べ歩きのために群馬県内を巡ろうと思っているんだけど、ずっと実現できていない。

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新型コロナウイルス感染症の影響か、店内では食べられない。プラスチックゴミを減らしたいし、すぐに食べちゃうから串のままでいいですよと声をかけたんだけど、お店の「決まり」があってダメみたいで、串を外してパックに入れてくれる。

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東見屋饅頭店は、近くに商店街の駐車場があり、ポツンとひとつだけテーブルもある。

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焼き立ての「味噌まんじゅう」は、まんじゅうもふっくらとしているし、味噌の香ばしい香りが最高に美味しい。やっぱり、近距離旅行が多くなるであろう今年こそ、上州焼きまんじゅう食べ歩きの旅をしてみようかなぁ。

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そのまま沼田から国道120号線を尾瀬方向に進む。かつては冬になると尾瀬岩鞍スキー場に行くために椎坂峠を超えたけど、今ではトンネルができている。吹割の滝は、民間の駐車場がごちゃごちゃしていてよくわからないので、どこに入れば良いのか迷っているうちにいつも通過。わかりやすくて、入りやすい、統一した無料駐車場があれば立ち寄るのになぁ。鎌田交差点の少し手前の小さな日帰り温泉にはスキー帰りに行ったことがあるんだけど、前から道の駅「尾瀬かたしな」なんてあったかなぁ?最近、スキーにめっきり行かないのでこの道を通らないから「まだ知らない」道の駅なんだけど、いつできたんだろう? 気になったら、トイレついでに立ち寄ってみることにする。今回は、前回の伊豆稲取旅行よりも、「新しい旅のエチケット」を遵守した上で立ち寄るスポットを増やしている。

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トイレに行って、水を手ですくって飲む。この後はノンストップで丸沼高原には立ち寄らずにマニュアルのプジョー208のギアを操りながら金精峠を越える。

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峠を越えると湯の湖があるので立ち寄ってみることにする。日光金谷ホテルはクラシックな建物であるためか、今日宿泊する部屋はシャワーオンリーの部屋なので、どこかで温泉に入ろうと思っていた。天候は雨が降ったり止んだり。雲は厚く、青空は見えそうにない。

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私のプジョー208アリュールは、2019年10月にエンジン交換の大手術を受けている。2020年の夏は、だいぶプジョー208と過ごしてきたけど、新しいエンジンの調子がいい。新型208が出ることによって旧型になってしまったんだけど、エンジンは2019年に新品に変えたばかりだし、しばらくは乗り換えるつもりはない。旧型208は、おとなしいフェイスなので、先代プリウスだと思われたり、街で目立つことはないんだけど、アグレッシブではないフェイスが上品さを感じて私は気に入っている。新型208は、ちょっとフェイスが強めだから、いいクルマだとは思うけれど、好き嫌いがあるかもしれないなぁ。ファイスの個性が強いと、ルノーのクリオ(ルーテシア)やキャプチャーをあまり見かけないのと同様に、一部のファンは獲得できるけど女性を含めて一般受けするかが心配。

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日帰り温泉の情報を得るために、ビジターセンターに立ち寄ることにする。

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日光湯本ビジターセンターに入る。天気が良ければ、散策をするのも楽しそう。

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日帰り温泉マップを確認すると、午前中から営業しているところが少ない。温泉旅館などは、清掃の時間になってしまうのか午後からスタートのところが多い。

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自然豊かな温泉街を歩いてみることにする。雨が降っているので、歩いている人なんていない。

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午前中からお風呂の入ることのできる選択肢の中で向かったのは「温泉寺」。お寺なのに、日帰り入浴がある。

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駐車場がありそうなので、雨の中を歩かずにクルマで来ればよかったかも。

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日帰り入浴施設と言うよりもお寺そのものの建物。

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入浴したい場合は呼び鈴を鳴らす。

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先客は1名いるけど、ちょうど入れ替わりで貸し切り状態。湯船に入るけど、お湯がものすごく熱く、爪先が痺れるくらい熱い。何度か体を慣らすうちに、水を入れることなく入ることができる。お風呂が大きいわけじゃないので、せいぜい2人が限度かなぁ。ちょうど、お風呂から出るときに次のお客さんが来て、重なることなくうまく入れ替わる。

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硫黄の香りが強い温泉は体が温まる。しばらく、お寺の縁側で涼む。小学6年生の時の日光の修学旅行で、日光湯本温泉の旅館に泊まっているんだけど、どの旅館だったんだろう。そもそも、現存しないかもしれないけど。日光湯本温泉に宿泊したことは覚えているので、修学旅行という思い出は重要なんだなぁ。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の学生は修学旅行の思い出を作ることができないというのは、仕方がないことだけど、とても残念なこと。

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硫黄の温泉で体が温まり、散策を続けることにする。

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奥に見える小屋が日光湯本温泉の源泉。源泉とあって周囲は硫黄の匂いがする。

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温泉に入ったあとは、再び、相棒であるプジョー208を走らせて、湯滝の駐車場に到着。駐車場は空いていて滝に近いスポットに停車。

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舗装された遊歩道を湯滝に向かって歩く。

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売店は閉まっている。平日だからかなぁ?新型コロナウイルス感染症の影響?今は観光シーズンではないのかなぁ?紅葉のころは開いているのかなぁ?確かに、今日は雨が降ったり止んだりで、ほとんどお客さんはいない。

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新型コロナウイルス感染症の影響かなぁ?こんな天気だからかなぁ?観光スポットだと思うけど、数人いる程度で、十分すぎるほどソーシャルディスタンスは保たれている。むしろ、空いていることは、感染症の面からは安全に旅行する上ではありがたいこと。そして、大きな声で騒いだり、ふざけている若者グループがいないことがありがたい。私のように「おひとりさま」は話すこともないし、カップルや家族連れはそんなには大声をあげて馬鹿騒ぎしない。

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自然の風景をぼーっと眺める。今回の旅行も前回の伊豆稲取の旅と同様に、「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」の遵守を踏まえての「新しい旅行スタイル」の旅。同乗者のいないドライブ一人旅であること。風景を楽しみながらのドライブそのものを楽しむ旅行であること。クルマから降りて立ち寄る場所はオープンエアの自然を感じる場所であること。滝の音を聞いたり、森の香りを感じたり、五感で風景を感じるからこそ、気分転換ができる。やはり、持久戦となっている新型コロナウイルス感染症と闘い続けるためには、「新しい旅のエチケット」の遵守を前提として、たまにはエネルギーの充電が「必要」なんじゃないかなぁ。

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2020年10月 3日 (土)

2020夏の新しい旅行スタイルは伊豆・稲取銀水荘で温泉旅館巣ごもり旅(4) 私の新しい旅行スタイルは、ドライブを楽しむこと自体が観光。浄蓮の滝から城ヶ崎海岸へ。

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2020年8月4日、火曜日。さすがに夏は日の出が早いので、日の出を見ることができない。せっかく、温泉旅館に宿泊しているんだから、まずは朝風呂を浴びに行く。数名の先客がいるけれど、脱衣場も含めて広く、人が密集することはない。

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朝風呂を浴びて、部屋に帰ると、すでに夏の日差しを感じる風景。

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朝食はバイキング方式。席は係員が案内してくれる。座席は離れており、パティションで区切られている。料理をとる時はマスクとビニール手袋は着用。ビニール手袋を着用しているので、直接料理を取るトングに肌が触れることはない。ビュッフェ形式だけど、感染症対策がしっかりと取られている。

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二人席のテーブルにはおひとり様なので、対面には誰もいない。座席の感覚も広いので、のんびり食事を取ることができる環境。

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蟹が入った味噌汁やアジの干物、おかずもそれぞれ美味しい。

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部屋に戻ると、さらに夏の日差しが強くなっている。8時すぎには稲取銀水荘をチェックアウト。私は旅館に泊まっても特別なことを要求しないので、特別に何かをしてもらうことはない。そもそも、おひとり様でも受け入れてくれるプランがあり、今回の目的である、旅館の部屋で巣ごもり旅としては、海の見える部屋でのんびりできて快適な部屋だったし、温泉も開放感があり、料理も最高に美味しかった。特におひとり様なのに金目鯛姿煮が出てきたときは心がときめいた。スタッフと特別に関わることもなかったけれど、おもてなしの心を感じることができた。私はおもてなしって、特別なことをしてもらうことではなく、さりげなく居心地の良さを感じることができることが大切なんだと思う。私は居心地の良い稲取銀水荘をすっかりお気に入り。機会があったらリピートしたいなぁ。うーん、旅館で滞在を楽しむという私の「新しい旅行スタイル」は、そんなに頻繁には行けないけれど、いいかもしれないなぁ。

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私の「新しい旅行スタイル」はドライブそのものが観光。私は天城越えをしたことがなかったので、今回の旅では、稲取を出発し、河津経由で国道414号線で河津七滝ループ橋を通過し、ループ橋で目が回るような体験をしながら天城越えをして浄蓮の滝に到着。残念ながら、ループ橋はおもしろかったんだけど、運転中なので写真に撮ることはできないのが残念。浄蓮の滝は朝9時すぎなので、まだ東京からの旅行客は到着できていないために駐車場はガラガラ。

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観光釣り堀もまだオープンしていないし、浄蓮の滝に向かう人もすれ違ったのは2組程度。

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滝が霧状になっていて、マイナスイオンを浴びる。しかも、私の他に観光客はおらず、この絶景を貸切状態。

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霧を浴びたり、森の香りを感じたり、写真やバーチャルでは感じられないことがある。五感で風景を感じるからこそ、リラックスできる。しかも、この風景を独り占めして、静寂な雰囲気で滝の音だけを感じることができる。周囲には誰もいないので、マスクを外して深呼吸すると霧状の滝を肌で感じ、森の香りを感じることができる。

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私の「新しい旅行スタイル」はクルマから降りずにドライブそのものが観光。天城越えをして中伊豆に来たのに、マニュアルのプジョー208のギアチェンジを楽しみながら、修善寺から再び山越えをして大室山のそばを通って東伊豆の城ヶ崎海岸へ。

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観光は人の密集する屋内施設ではなく、オープンエアの自然を楽しむ。それでも、城ヶ崎海岸は、けっこう人がいる。

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吊り橋を渡ったところに人影がけっこう見える。でも、日差しは強いし、長居する場所ではないけれど。

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海風を感じながら夏の海の美しさを感じる。海の水も美しい。

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周囲に人がいないことを確認し、解放的な風景を見ながら、海のにおいを含んだ空気を思い切り深呼吸する。

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気をつけるべきは、開放感を感じすぎて暴走してしまったグループ旅行者。白浜大浜海水浴場でも城ヶ崎海岸でも感じたことだけど、大学生のグループなのかなぁ?グループで開放感を感じて大声ではしゃいでいる姿を見かける。特に白浜大浜海水浴場では、大声でマスクもせずに至近距離でふざけあっていた。まぁ、大学生にとっては4年間のうちの貴重な夏なので気持ちは十分にわかるんだけど、閉塞感のある日常生活から解放されて、旅行に出て「旅の恥はかき捨て」となって、開放感を感じすぎて暴走してしまうと、集団感染を引き起こす可能性がある。そうなってしまうと、自分たちだけではなく周囲に感染を広げて迷惑をかけてしまう。やはり、旅行は、どんなに日常生活の閉塞感から解放されたいと思ったとしても、「新しい旅のエチケット」を遵守できないのであれば旅行に行くべきではない。すでにコロナ後の新しい世界は、コロナ以前の過去の世界に戻ることはないので、「新しい旅のエチケット」を遵守するしか道はない。

旅館や飲食店がどんなにルールを守っていても、ルールを守れないハメを外した観光客が訪れるとあっという間に努力は水の泡となってしまう。あくまで、宿泊施設や飲食店、そして観光客の双方がルールを守ることによって、安全に旅ができるということを忘れてはならない。旅行者全体から見ればごく一部のグループ、しかもそのグループの中のたった数人のために、本来はルールを遵守すれば、旅行は旅行者も飲食店や宿泊施設も安全であるはずなのに、台無しになってしまう。

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はしゃいでいる大学生と思われるグループを避ければ、城ヶ崎海岸は十分にソーシャルディスタンスを確保することができる。波音を聞いて、海風を浴びて、潮の香りを感じたり、五感で自然の風景を感じる。やはり、写真やバーチャルでは感じられないことがある。

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城ヶ崎海岸を出て、国道135号線沿いにある伊豆高原ビール本店でお昼ごはんを食べることにする。ほとんどドライブのみの旅行なので、観光スポットで時間を消費しないために、けっこうドライブしているのに、なかなか時間は進まない。まだ時刻は平日お昼前の11時半で店内は空いている。このお店もメニューが豊富で何を食べようか迷ってしまう。

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席は空いており、テーブル席に一人で座り、このお店の名物である「漁師の漬け丼」2380円を注文。マグロ、鯵、サーモン、イカ、イクラが混ざった丼は山盛り。温泉卵がついており、途中から味に変化をつけられる。

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生臭さがまったくなく、漁師の漬け丼、美味しい。お昼ごはんを食べると、あとはひたすら国道135号線を走り続け、ノンストップで伊東、熱海、真鶴、早川を経由して海沿いの西湘バイパスへ。さらにノンストップで走り続け、寒川南インターチェンジから圏央道に乗る。ノンストップで帰ったので夕方までには自宅に戻る。

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稲取銀水荘でチェックアウトの時に、クルマにつけるお守りをいただく。稲取銀水荘のスタッフの手作りなんだろうなぁ。スタッフの思いをいただき、さっそくプジョー208のフロントガラスにつけてみる。お守りのおかげで、交通安全はもちろん、体調を崩すこともなく旅行を終えることができる。今回の旅行は「新しい生活様式」や「新しい旅のエチケット」の遵守を踏まえての、私にとって「新しい旅行スタイル」の実験的な旅。同乗者のいないドライブ一人旅であること。風景を楽しみながらのドライブそのものを楽しむ旅行であること。クルマから降りて立ち寄る場所はオープンエアの自然を感じる場所であること。そして、宿泊施設では部屋に巣ごもりして、のんびり過ごすこと。結果としては、大規模サービスエリアや商業施設、おみやげもの屋さんに立ち寄ることを避けたり、以前は普通にやっていたことがすべてできるわけではないけど、マニュアルのプジョー208のギアチェンジを楽しみながらのドライブで行く巣ごもり旅も悪くない。

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そもそも、温泉旅館やリゾートホテルでのまったり旅は、私にとっては「新しい旅行スタイル」かもしれないけど、けっして目新しい旅のスタイルではなく、旅館やリゾートホテルで巣ごもりスタイルの旅行している人はすでに山ほどいる。ヨーロッパのバカンスだって、基本的には何もせずにのんびり過ごすというのがスタイル。人生、ポジティブシンキング。ポジティブに考えれば、新型コロナウイルス感染症は、ホテルは寝る場所と考えて動き回ることが多い私に「まだ知らない」旅の楽しみ方を気がつかせてくれたに違いない。(2020夏の新しい旅行スタイルは伊豆・稲取銀水荘で温泉旅館巣ごもり旅編、おしまい)

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