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« ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 2日目(4)ロンドンから日立製のジャベリンに乗ってカンタベリーへ。 | トップページ | ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 2日目(6)カンタベリーの街歩き。 »

2020年2月10日 (月)

ロンドン・パリ、ドーヴァー海峡を渡る旅 2日目(5)オフシーズンは工事中のカンタベリー大聖堂。

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お昼ごはんを食べて、カンタベリーの町歩きを始めることにする。ちょっと時間が早いんだけど、ホテルでチェックインできるか聞いてみることにする。今回のホテルは、レストランのすぐそばにある“Pilgrims Hotel”を予約している。3階建ての小さなホテルで、“Pilgrims”の意味は巡礼なので、言ってみれば巡礼者のホテルという意味。巡礼といえば、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すカミーノが有名だけど、ロンドンやウィンチェスターからカンタベリーを目指す巡礼路がある。

Pilgrims Hotel
https://www.pilgrimshotel.com

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すでに部屋に入ることができる。シングルの部屋は3階で、このホテルはエレベータなしなので階段で3階にあがる。どうも今回の旅行はエレベータとは無縁。シングルベッドが置かれたシングルルーム。

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3階なので屋根の傾きがある。鏡台があるのがかわいらしい。お茶を飲むポットも置いてある。屋根裏部屋みたいでかわいいお部屋。

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バスタブつきの部屋。バスタブも大きめ。

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私はホテルに到着したら、翌日分の着替えをハンガーにセットする。ロンドンで買ったフォートナム&メイソンの紅茶や着替え類はホテルの部屋に置いてしまい、リュックサックの中身をほぼ空っぽにして町に出る。観光地であり、巡礼地なので人通りが多くて賑やかな感じ。

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私の町歩きは行き当たりばったり。気になる風景を見つけると、つい路地に入ってしまい、まっすぐには進まない。迷子になることだって実はけっこうある。一人旅なので、道を間違えても、道に迷っても誰も文句は言わないけれど、連れがいる旅だとたくさん歩いた挙句に道に迷うという申し訳ないことになるかもしれない。

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私は観光名所でもなんでもない、路地の風景が好き。

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お昼ごはんを食べたオールド・ウィーバーズ・ハウスのすぐ脇にはストア川が流れている。水のある風景が美しい。

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“Eastbridge Hospital”または“Hospital of St. Thomas the Martyr”は、“Hospital”と言っても病院ではなく、貧しい巡礼者に宿泊サービスを行っていた施設。かつては病院と救貧院として機能していた。このイーストブリッジ・ホスピタルでは、現在でも“Almshouse”として、高齢者や生活困窮者に住まいを提供している。

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観光案内所を発見。まだ知らない町を歩く時には、観光案内所で地図をもらう。ちゃんと日本語版の「見どころガイド」がある。

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マルタに行ってから、出窓をみるとつい気になってしまう。お店はイギリスのチェーン店である「カフェネロ」“Caffè Nero”なんだけど、建物は古い。

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イギリスは、NPO団体が商店街に事務所をかまえており、高齢者団体のNPOだけではなく、がん研究の慈善団体“Cancer Research UK”の事務所がある。たいてい、このようなショップでは寄付を受けた衣類や日用品などを販売しており、それを販売することで資金源としている。

Cancer Research UK
https://www.cancerresearchuk.org/

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建物は雰囲気があるんだけど、お店はイギリスのサンドイッチのチェーン店である「プレタ・マンジェ」“Pret a Manger”が入っている。昔、一時期、日本にもあったような気がするんだけど、最近は見かけないなぁ。お店の名前からするとフランスっぽいんだけど、イギリスのサンドイッチのお店。

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マセリー・レーン“Mercery Ln”に入ると、カンタベリー大聖堂のクライストチャーチ・ゲート“Christchurch Gate”が見えてくる。

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小さな広場があり、奥にはカンタベリー大聖堂の鐘楼が見えてきた。

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このクライストチャーチ・ゲートは、16世紀になってから建てられたものみたい。

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もともとはロマネスク様式の教会で、現在の建物は12世紀の火災により、ゴシック様式にて建てられたもの。残念ながら現在は正面のファサードは工事中。15世紀に建てられたベル・ハリー・タワー“Bell Harry Tower”と呼ばれる鐘楼が立つ。この鐘楼は、ドーヴァー海峡を隔てた、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”の影響は受けていないのかなぁ?隣り合った地域だと相互の文化の影響が見られることが多いんだけど、ドーヴァー海峡を隔てているので陸続きと違うのかもしれない。

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カンタベリー大聖堂の歴史の中で注目すべきは「トマス・ベケット暗殺事件」だろう。当時の教会はローマ教皇の支配下にあり、言ってみればイングランド国王であっても、自分の国にある教会を支配下に置くことはできなかった。12世紀、カンタベリー司教だったトマス・ベケットと、教会を王の支配に置きたいと考えていたイングランド王ヘンリー2世との対立することとなる。

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対立の中で、ついに1170年12月29日、ヘンリー2世の命令を受けた4人の騎士により、トマスはカンタベリー大聖堂内で暗殺されて殉教してしまう。トマス・ベケットはローマ教皇アレクサンデル3世により列聖され、カトリックの聖人となる。聖人となった聖トマスへの巡礼を目的として、カンタベリーは巡礼地となり、多くの人たちが訪れるようになる。

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教会に入ると身廊には“Pulpitum”や“Choir Screen”と呼ばれる仕切りがある。

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さらに奥に進むと聖歌隊席“The Choir”が両側にある。

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天井を見上げると、ゴシック様式であることがわかる。

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トリニティ・チャペル“Trinity Chapel”は、“Thomas Becket Shrine”とも言われる。

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祭壇のうしろから見ると、床の上に1本のろうそく(に見立てたランプ)が見える。この1本のろうそくの下にかつてヘンリ8世に破壊された“Thomas Becket Shrine”があった。また、大聖堂内にはトーマス・ベケットが暗殺された場所に剣をみたてたオブジェもあるけれど、これは1986年に設置されたもの。

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オーディオガイドを借りればもっと理解できたかもしれないなぁ。それに、旅行記にまとまる時になってから、見逃しているスポットがあることに気がつく。トーマス・ベケットが暗殺された場所は訪れるべきだったかも。事前に予習をしておけば、こんなことはないのに、私の旅はその場で感じたインスピレーションを重視するので、いつもあまりガイドブックを読み込んでいない。

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大聖堂の周囲を歩く。

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大聖堂の裏手にあるこの建物はなんだろう?廃墟と言った方がいい感じだけど、歴史がある建物なのかなぁ?それともただの廃墟?

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何も表示がないので、歴史的なものであるのかはわからない。

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大聖堂の裏にある庭園では水仙の花がきれいに咲いている。

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そして、クロッカスの花。もう、春は近づいている。

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出口を探していたら庭園に迷い込む。庭園の背後には城壁が見えるということは、城壁で囲まれたカンタベリーの町は小さな町で、昔ながらの雰囲気を残している。イギリス地方の旅の入門として訪れたカンタベリーは、なかなかおもしろい町。

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