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2018年12月

2018年12月29日 (土)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(7)まさかの吹雪のメッスで夕ごはん。

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メッスの町歩きをしていたら、丘の上から眺めることができる見晴らしの良い場所に出てくる。

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丘に沿ってカーブしており、かつては自然の地形を利用した城壁があったのかもしれないなぁ。

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メッスの観光スポットとして、三角屋根のてっぺんだけここからでも見えるドイツ人の門“Porte des Allemands”があるんだけど、丘の上の町から降りていって、歩いていくのが面倒になってしまい、今回はここから眺めるだけで終わりにすることにする。今日のメッスはものすごく寒くて、もう観光気分じゃなかったりする。メッスの町を歩いてくると、「ドイツ人の門」と言うとドイツ帝国領の時代に作られた門であるような気がするけれど、13世紀に中世の城塞都市の作られた門。ドイツ人の侵略を防御するための門という意味合いなんだろうなぁ。それとともに、中央に鐘楼が見えるサン・マクシマン教会“Église Saint-Maximin”のジャン・コクトーのステンドグラスも次回のお楽しみとなる。

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今日のメッスはとにかく寒いので、お茶でも飲もうと思って、旧市街の商店街を目指して歩く。

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ふと、前方に人だかりができている場所を見つける。

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人だかりができている場所は、パティスリー“Aux Merveilleux de Fred”。あれ?このパティスリー、ナンシーにもあったような気がする。このお店は今日の午前中にナンシーで初めて見たわけではなく、実は2017年10月に「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」の際にリールで発見していたんだけど、すっかりリールで発見したことをこの時点では忘れている。今回の旅行の2018年3月の段階ではリール旅行記を編集していなかったので、すっかり記憶になく、フランス北部オー・ド・フランス地方の旅行記を編集する時になってから、もともとはリールにあったお店だということに帰国してだいぶ経ってから気がつく。

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ここのスペシャリテは、“Merveilleux”というケーキ。リールでもじっくり見ていて、写真にまで撮っているのに、この時は初めて見た気分になっている。旅行記にまとめるのって、実は自分自身のためになっている。残念ながら、どうしても旅行の思い出は時間が経てば忘れてしまい、失われてしまう。写真に撮って旅行記にまとめなかったら、リールでパティスリー“Aux Merveilleux de Fred”が気になったことなんて一生思い出さなかっただろうなぁ。

Aux Merveilleux de Fred
http://www.auxmerveilleux.com

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ケーキの他にも“Les cramiques”というパンも名物なのかなぁ?

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ちょうどおやつの時間だし、今回こそ、気になったら試してみることにして、列に並んでみることにする。

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ナンシーでお店を見つけた時から気になっていたお菓子を購入。実は、半年前の2017年10月の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」でのリール散策時から気になっていたので半年前から気になっていたんだけど。

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庶民的なレストランが並ぶ広場“Place Saint-Jacques”を見つける。寒くなければ、おやつは外のベンチに座って食べてしまうことが多いんだけど、今日のメッスはものすごく寒い。

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もうメッスに来てから歩き通りなので歩き疲れたし、カフェ“Robe des Champs”に入ってしまうことにする。

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午後のまったりとした時間には私はパスティスを頼んでしまう。今日は寒いので、少しアルコールを入れたい気分。パスティスはもともと琥珀色の液体。

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パスティスは水を入れると白濁する。

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ちゃんとパスティスを注文したので、暖かいお店の中で買ったばかりのケーキ“Merveilleux”の小さいサイズをこっそり食べる。確かに、並んでいる人がいるくらいだから、美味しい。メレンゲの上にクリームが乗っていて、ふわふわなので2つくらい余裕で食べられてしまう。中身はほぼクリームなので、大きいサイズでも2つ食べられたかもしれないなぁ。

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半年も気になっていたケーキ“Merveilleux”を食べ終えて、再びメッスの町の散策へ。ナンシーはプランタンだったけど、メッスはギャラリーラファイエット。フランスの地方都市は、プランタンとラファイエットが競合しないようにうまく棲み分けている気がする。

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夕ごはんの時間に近くなり、今日の夕食のレストランを探し始めるんだけど、メッスはパスティスを飲んだカフェがある“Place Saint-Jacques”に庶民的なレストランが並んでいるくらいで、レストラン街を見つけられない。だけど、メッス旧市街は鉄道駅から離れている。ホテルはメッス駅前なので、旧市街から離れているので、できればレストランは少しでも駅に近い場所で見つけたい。

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途中のサン・ルイ広場“Place Saint Louis”まで戻ってくる。土曜日の夜は賑やかだけど、この辺りはバーが多くて食事ができるレストランは少ない。寒いと思っていたらいつの間にか雪がぱらぱらと舞い始めてきた。

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ふと、“Le Bouche à Oreille”というチーズ料理専門店“La Cuisine au Fromage”を見つける。今日は寒くて雪も降っているし、もうレストランを探すのが面倒になってしまったので、今日の夕食はこのレストランに入ってみることにする。お店に入ると地下にある席に案内される。

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ビールを頼んだら、おつまみはポテトチップス。

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チーズ料理といえば、チーズフォンデュやラクレットも食べたいところだけど、私が一番好きなのはチーズたっぷりのジャガイモのグラタン、タルティフレット。サヴォア地方のシャモニーで食べてから、このグラタンがお気に入り。量が多いことを見越して前菜は頼まず。なぜかというと、最近、メイン料理でグラタンやカスレなどの重たい料理を食べると、私はお腹いっぱいになって翌日以降に食欲がなくなることがある。全部食べすに残せばいいんだけど、美味しいんだもん。

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ジャガイモにチーズたっぷりのタルティフレット、美味しい。チーズ専門店だけあって、チーズたっぷりでチーズが主役に感じられる。

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メッスらしい夕ごはんではなかったかもしれないけれど、チーズ料理のお店は楽しかった。量としてもメイン1品でも十分で、安上がりの夕食。夕食を食べ終えて、外に出ると天候が急変している。

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いつの間にか雪が強く降り始めていて、すでにクルマに雪が積もり始めている。レストランに入る前は雪は舞っているくらいだったのに。

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雪が吹雪のように降り始めている。どうりで今日のメッスは到着した時から寒いと思った。

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今日はメイン料理しか頼んでいないので、1時間程度しかレストランにいなかったと思うけど、すでにプジョー208に雪が積もり始めている。

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メッスの旧市街は駅から離れているので、ホテルまで歩いて戻るのが大変。繁華街で探そうとせずに駅前食堂にすればよかったなぁ。

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しかも、雪で地図を出すのも面倒なので、方向感覚だけでホテルに向かっている。

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こんな時に限って道に迷う。フォシュ通り“Avenue Foch”に出るはずだったんだけど、ここはどこ?方向感覚だけでは解決できず、最初から地図をみて歩けばよかったのに、ようやく雪の中をリュックサックから地図を出し、地図で現在位置を確かめる。どうやら、この塔は、メッス駅の外れにある給水塔“Château d'Eau”で、この道をまっすぐ歩けばメッス駅に着くはず。この給水塔から蒸気機関車に水を補給していた。

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無事にメッス駅までたどり着く。ここまで来ればホテルまであと少し。吹雪のように雪が横から吹き付けてくる。天気が良ければ、もう一度メッス旧市街まで行って夜景を楽しむこともできたかもしれないのに、夕ごはんを食べてから雪が強く降っていたので慌ただしくなってしまったなぁ。時間的にはまだ夜早い時間なので、天気が良ければ夜景になってしまうけれど「ドイツ人の門」だってサン・ルイ広場からだったら見に行けたのに。

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よかった。ようやく「オテル ブリストル」“Hôtel Bristol”の看板が見えてきた。

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無事にホテルに戻ってくる。レストランで案内された席が地下だったので、外の天候がわからず、デザートも食べず、エスプレッソも飲まずに出てきてしまったのは失敗だったかも。本当は、夕食後にサン・ルイ広場のカフェでエスプレッソを飲むか、ミラベルでも飲もうと思っていたのに、逃げるようにホテルに戻ってしまった。かと行って、駅前にカフェはあるけれど、今から再び雪の中を外に出るのは面倒くさい。こんなことなら、レストランでデザートまでちゃんと食べてくればよかった。

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部屋に戻ってリュックサックを整理していると、そういえば、“Aux Merveilleux de Fred”でケーキの他にも“Les cramiques”というパンを1つだけ買ったのを忘れていた。

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今日の夕食後のデザートはホテルの部屋でチョコチップの入った“Les cramiques”。ふわふわのパンで美味しい。

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2018年12月25日 (火)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(6)メッスのサンテティエンヌ大聖堂“Cathédrale Saint-Étienne de Metz”。

Joyeux Noël !

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メッスの旧市街の中心にあるサンテティエンヌ大聖堂“Cathédrale Saint-Étienne de Metz”を目指してサン・ルイ広場をそのまま歩いたら、人通りの少ない通りに出てしまった。うーん、これは道に迷っている可能性が濃厚。サン・ルイ広場に入る直前の商店街の道が正解だったのかも。方向を修正するために緩やかな坂を登っていく。でも、方向感覚だけで歩くとさらに道に迷ってしまう可能性もある。どちらに行くか迷った地点まで戻った方がよかったかもしれないなぁ。

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よかった。メッスのサンテティエンヌ大聖堂“Cathédrale Saint-Étienne de Metz”の前に出る道だった。

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アルム広場“Place d'Armes”には、18世紀に建てられた市庁舎“Hôtel de Ville”が立っている。

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市庁舎の奥には観光案内所“Office de Tourisme”が並んでいる。観光案内所は市庁舎と同じく18世紀に建てられた、もともとは衛兵隊の詰所“Corps de garde”。

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まずは、私の町歩きの基本は観光案内所に行ってメッスの地図を手にいれる。特に、メッスのように鉄道駅と旧市街の距離が離れている場合、地図がないと道に迷ってしまう。

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まずはメッスのサンテティエンヌ大聖堂“Cathédrale Saint-Étienne de Metz”に入ってみることにする。正面から見ると左右非対称。1240年ごろから建設が始まり、完成したのは1525年ごろと完成までに3世紀もかかっている。

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1877年に花火大会による火災が発生し、修復されるが、1871年から1918年の間のドイツ帝国の影響を受け、ネオゴシック様式の装飾がされている。

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教会の中に入り、天井を見上げるとゴシック様式であることがわかる。メッスのサンテティエンヌ大聖堂は、かなり大きい。聖人であるサンテティエンヌ“Saint-Étienne”は、聖ステファノ。ドイツ語で言うと“Stephanus”(シュテファン)であり、ウィーンの中心部にあるシュテファン大聖堂と同じ聖人ということになる。

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教会に来ると私は席に座り、しばらくぼーっと静寂を感じると、心が落ち着いてくる気がする。

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正面から後方を眺めると、16世紀の作品であるバラ窓が美しい。

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南側は16世紀のステンドグラス。

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そして、20世紀のシャガールのステンドグラス。サンテティエンヌ大聖堂はステンドグラスだけでも、ずっと見入ってしまう。

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サンテティエンヌ大聖堂のすぐ前はコの字型の屋内マルシェがある。マルシェを見つけたら、立ち寄ってみるのが私の旅。

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メッスのマルシェは細い通路の両側がお店になっている。

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メッスはナンシーと同様に内陸部にある都市だけど、新鮮な魚が売られている。

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せっかくフランスの地方を巡っているんだから、いつかは地方色豊かなフロマージュも勉強したいと思っているんだけど、なかなか勉強できていない。一番簡単な方法はレストランで食後にフロマージュを頼めばいいのかなぁ?

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ナンシーのマルシェと同じだけど、鳥類の肉の種類が豊富であるのと、ジビエの肉が売られている。

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動物検疫で引っかかるので日本には持ち込めないけれど、フランスのドライソーセージ“Saucisson sec”が好き。ホテルの部屋でこれをスライスして、チーズを少し買って、赤ワインがあれば、部屋で酒盛りができる。私はワインを一人で開けることができないので、部屋飲みはできないのが残念。

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やっぱり、私はマルシェを見るのが大好き。ナンシーと同様にロレーヌ地方の名産はミラベル。お酒のミラベルなど、特産物も売られており、メッスのマルシェも楽しい。

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観光案内所でもらった地図を見ながらメッスの町歩き。メッスのサンテティエンヌ大聖堂の先の坂道を下る。サンテティエンヌ大聖堂は丘の上にある。メッスの町は川に囲まれた丘の上にあり、地形をうまく利用した城塞都市だったんだろうなぁ。

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坂道を降りると、モーゼル川にかかる橋と教会が見えてくる。

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モーゼル川の中州に建てられたタンプル・ヌフ“Temple Neuf”。“Neuf”は英語では“New”の意味。そして、1901年に建設が始まり、1905年に完成したということは、この教会が建てられた時期はメッスがドイツ帝国領だった時期。

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橋を渡り、タンプル・ヌフ“Temple Neuf”が立つモーゼル川の中州へ。

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タンプル・ヌフ“Temple Neuf”は、20世紀初頭に建てられたネオゴシック様式。周囲の建物の色彩と異なり、黒っぽい。残念ながら中には入れないみたい。メッスの町を歩く時には、フランスの町でありながら、ドイツ帝国領時代の影響を感じざるを得ない。

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コメディ広場には今日はオートバイの集会があったみたいで、大量のオートバイ。1752年に開演したというオペラ座“Opéra-Théâtre de Metz Métropole”は、フランス最古と言われる劇場。

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モーゼル川に沿って散策していると、白鳥が飛び立とうとする瞬間。

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ドイツ帝国時代に建てられたタンプル・ヌフ“Temple Neuf”、けっこう風景に馴染んでいる気がする。左側に見える鐘楼が気になって、鐘楼まで歩いてみることにする。

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あれ?教会の鐘楼かと思ったら、鐘楼だけ?

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1875年から1881年に建てられた“Temple de Garnison”は、巨大な鐘楼のみの不思議な建物。最初からこの形状だったのか、もともとは付属の建物があって鐘楼だけが残ったのかはよくわからない。

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モーゼル川周辺の町歩きから再び、坂を登ってメッス旧市街へ向かう。右側の建物にはだまし絵が描かれている。

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丘の上に立つ教会“Église Sainte-Ségolène”も1898年にネオゴシックに改修されている。

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Les Trinitairesは、かつては修道院だった建物が現在はコンサートホールになっている。

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看板もバイオリンで“Michel Faber - Luthier”と書かれていて、バイオリンが飾ってあるお店を発見。

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ショーウインドウを見ると、ここでバイオリンが作られている工房なのかなぁ?今日は曇り空で、ものすごく寒さを感じるメッスの町歩きだったけれど、町のいたるところに、ドイツ帝国領時代の影響を感じることができておもしろかった。今までの「フランス地方パッチワークの旅」とは異なり、ドイツ領になった町、メッスを知ることができてよかった気がする。

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2018年12月22日 (土)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(5)ローカル列車“TER”に乗って、ナンシーからメッスへ向かう。

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ホテル・カンパニール・ナンシー・ガール“Hôtel Campanile Nancy Gare”に戻り、スーツケースをピックアップし、スーツケースを転がしてナンシー駅に向かう。現在の時刻は駅の時計で確認すると13:30。

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フランス国鉄は通勤通学時間帯以外の日中帯は列車の本数が極端に少ない場合があるのに、ナンシーとメッス間は日中でも1時間に1本程度の頻度で運行されており、フランス国鉄にしては本数が多い。それだけ、ナンシーとメッス間は行き来する人が多いということ。

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次の列車は13:50のルクセンブルク行きの国際列車。フランス国鉄のローカル列車であるTER(Transport express régional)がルクセンブルクまで直通している。ナンシーからメッスを通過してルクセンブルクまでの移動の需要があるんだろうなぁ。すでに発車番線は8番ホームと表示されている。

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この地下通路はナンシー派美術館に行く時に通っているので、今日2度目。8番ホームを目指す。

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旅程を考える際にはナンシーから直接ルクセンブルクに行くことも考えたんだけど、せっかくなので経路上にあるメッスの町にも立ち寄ってみようと思って、今回の「フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅」ではメッスに宿泊することにした。

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この列車はナンシー駅が始発駅らしく、すでにルクセンブルク行きの列車が入線している。

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メッス駅までは3駅しかなく、所要時間もおよそ35分程度。終点のルクセンブルクまでも9駅しかない。

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出発まで時間があるので先頭車両に写真を撮りに行くけれど、見慣れたフランスのTERの車両。

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ルクセンブルク行きのTER(Transport express régional)の2階建て車両に乗り込む。

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定刻通り列車はナンシーを出発すると水量の多い川のそばを走る。

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車窓の風景を眺めている間にメッス駅に到着。列車はこのままルクセンブルクに向かう。

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今日はメッスに宿泊し、明日はメッスにスーツケースを置いたまま日帰りでルクセンブルクに向かう予定。

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まだ14時半なので、明るいうちに早めにメッスの町歩きをしたい。まずはホテルに向かい、チェックインしてスーツケースを置きにいく。

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メッス駅のホールは立派なもの。そして、ホールにあるこのオブジェはなんだろう?

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メッス駅で感じることは、駅舎がものすごく大きいこと。なぜ、メッス駅はこれほど巨大なのか。それは、アルザス・ロレーヌ地方独特の理由がある。

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普仏戦争でプロイセンに負けたフランスは、1871年にフランクフルト条約でドイツ帝国にメッスを割譲した。そのため、メッスの町はドイツ領となり、交通の要衝でもあったメッス駅は軍事的な目的もあり、ドイツ皇帝ヴィルヘム二世の指示によりドイツ人建築家のユンゲル・クルーガー“JürgenKröger”の設計による巨大な駅舎が作られた。

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「最後の授業」“La Dernière Classe”というお話があったと思うけれど、この地域はフランスではアルザス・ロレーヌ地方、ドイツでは「エルザス・ロートリンゲン」“Elsaß-Lothringen”と呼ばれ、フランス領になったりドイツ領になったり、その帰属が変化した。

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駅前周辺は、ドイツ帝国により作られた“Neue Stadt”と呼ばれていたメッスのインペリアル地区“Quartier impérial de Metz”。駅前にあるドイツ帝国によって建てられたお城のような建物は、中央郵便局“Hôtel des Postes de Metz”。立派すぎてとても郵便局とは思えない。メッスは1918年にフランス領となるが、1940年から1944年まではナチスドイツの侵攻によって再びドイツ領として併合される。

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フランスでありながら、ドイツ帝国によって作られた立派すぎるメッス駅。ドイツが建てた駅舎だけど、メッス駅は、2017年2月、「フランスの最も美しい駅」コンクールにて、フランス国内でナンバーワンの駅舎に選ばれている。

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今日のホテルは48.45ユーロと格安の駅前ホテル「オテル ブリストル メッス サントル ガール」“Hôtel Bristol Centre Gare”に宿泊。すでにチェックイン可能とのことで部屋の鍵をもらう。

Hôtel Bristol Centre Gare
http://www.bristol-metz.fr/

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値段のわりには部屋もそんなに狭くない。

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最近のフランスのホテルでバスタブオンリーのホテルも珍しい。それだけ、改装されていないということかもしれないけれど。普通に快適なホテル。

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部屋に入りスーツケースを整理して、さっそく町歩きを開始。それにしてもドイツ帝国が建設したメッス駅は立派すぎる。軍事的にフランスに侵攻する際に、ベルリンから大量に兵士や物資を輸送できるように巨大な駅になった。私は今まで、フランスは地方によって建物の雰囲気や名物料理が異なり、地方色が豊かなところが好きで、だからこそ「フランス地方パッチワークの旅」をテーマにしていたんだけど、近世になってからドイツによって作られた建物があるフランスの町があることを今回の旅で初めて知る。今回、メッスに立ち寄ってよかったかもしれないなぁ。

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駅前はドイツによって作られた町。メッス旧市街は鉄道駅から離れているので、旧市街に向けて歩く。

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1905年から1907年にかけてドイツ帝国銀行“Reichsbank”として建てられた建物は、現在はモーゼル商工会議所“Chambre de commerce et d'industrie de la Moselle”となっている。

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レイモン・モンドン広場“Place Raymond Mondo”に面する建物は、フランスというよりもドイツの影響が強い。

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中世の時代の15世紀に作られた塔“Tour Camoufle”。メッスは軍事上の要衝。おそらく、この塔の前のフォシュ通り“Avenue Foch”は、もともとは城壁だったんだろうなぁ。

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「地球の歩き方」にはメッスの紹介はあるんだけど、残念ながら地図は掲載されていない。今回の旅行ではモバイルwifiも契約していないので、iPhoneでGoogleMapも使えない。メッスの旧市街に方向感覚だけでなんとなく向かう。私が方向感覚を頼りにして歩くときは、一歩間違えれば道に迷う可能性がある。

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フォンテーヌ通り“Rue de la Fontaine”を進む。通りの名前から考えると、これが噴水?

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進むべき道が2つあり、どちらの方向に進むべきか悩んでいる。最初の選択肢は商店街の道。

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もう一つは広場。軒下が道になっていて、お店が並んでいる。そして、広場が見える。

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私が選択したのは、歩いて面白そうなのはサン・ルイ広場“Place Saint Louis”に面する軒下の道。でも、地図を見ずに興味に惹かれて町歩きをする時って、私は道に迷う可能性も高いんだけど。

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軒下にお店が並んでいて、見ながら歩くのがちょっと楽しい。

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サン・ルイ広場には小さなカルーセル。だいぶ歩いているはずなんだけど、メッスの町は、鉄道駅から離れているみたいで、目標にしている旧市街の中心にあるサンテティエンヌ大聖堂“Cathédrale Saint-Étienne de Metz”になかなかたどり着かない。もしかしたら道に迷っているのかもしれないなぁと不安になってくる。

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2018年12月19日 (水)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(4)ナンシー、アール・ヌーヴォーのブラッスリー・エクセシオール“Brasserie Excelsior”でお昼ごはん。

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ずっと行きたいと思っていたナンシー派美術館を出て、ナンシー市街地に戻ることにする。お昼ごはんをナンシーで食べたあとで、今日はメッスに移動する予定。

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ナンシー派美術館のすぐそばにある“Aujourd'hui 1900”というお店は電気スタンド屋さん。

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かわいらしくて買って帰りたいくらいだけど、フランスと日本では電圧などが違うから、ここで買ってもそのままでは使えないんだろうなぁ。

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お花屋さんを見つけると、つい足を止めてしまう。私がお花屋さんが好きなのは、お花屋さんによってブーケの作り方が違うし、季節の花を感じることができるから。花束やブーケを誰かにあげることなんてないから無駄な興味なんだけれど。

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春らしくヒヤシンスが売られている。

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いつも感じていることだけど、お花屋さんに普通に売られている花でも名前がわからない。

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小さな映画館。

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ホテルメルキュールが入る高層ビルが立つナンシー駅近くまで戻ってくる。

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トラムが走っていくけれど、やっぱり線路は1本しかない。電気は架線から取っているみたいなので、おそらくタイヤで走行しており、この線路は案内軌条。

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フランスの地方都市のデパートって、よほど大都市でないと競合しないようにプランタンとギャラリー・ラファイエットのどちらかで住み分けができているような気がする。ナンシーの場合はプランタン。

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特に目的もなく、ナンシーの繁華街を歩いてみる。

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私はマルタに行ってから出窓を見るのが大好き。この家“Immeuble Génin-Louis”は、鉄が使われているし、出窓の下のデザインを見るとアール・ヌーヴォー建築に違いない。今回の旅行では、午後にはメッスに行く予定にしてしまったので実現できなかったけれど、観光案内所にはアール・ヌーヴォーを巡るパンフレットも用意されていたみたいなのでアール・ヌーヴォー建築を探して歩く旅というのもおもしろかったかもしれないなぁ。もう一度、ナンシーを訪れることがあったら、テーマにしてみよう。

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トラムを観察してみると、やっぱりゴムタイヤで走行している。調べてみるとナンシーのトラムは“Transport sur voie réservée (TVR)”と呼ばれる独特の方式で、1本の案内軌条なのでスピードを出したら脱線するなどの欠陥があり、すでにノルマンディー地方のカーンでは廃止が決定し、ナンシーでも廃止されるみたい。

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最後にスタニスラス広場に出て、ナンシー駅の方向に向けて歩く。

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フランスの地方都市って、中世の城塞都市の名残を感じる場合が多いんだけど、ナンシーの見所は19世紀から20世紀にかけての建築。フランス革命直前のロココ調のスタニスラス広場とアール・ヌーヴォーを感じられる町であるナンシー観光は楽しかった気がする。

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ナンシー滞在の最後は1911年開店のブラッスリー・エクセシオール“Brasserie Excelsior”でお昼ごはんを食べることにする。

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本当は昨日の夜にデザートとエスプレッソだけを楽しむつもりでお店に入ったんだったんだけど、夜は食事のみでカフェの利用はできないとのことで断られてしまう。そのため、お昼ごはんにリベンジ。

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いつものように私は予約をせずに開店直後を狙う。まだ準備ができていないみたいで、案内されるのを待つ。

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案内されたのは窓側の席。昼食でも予約済みのテーブルが多い。窓や天井などにアール・ヌーヴォーの雰囲気を感じる。

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雰囲気はなかなか豪華だけど、30ユーロ以下のコース料理もちゃんとあって、メイン料理とデザートで28.5ユーロのムニュ(コース料理)を注文する。

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天井の装飾はシダなどの植物がモチーフになっている。

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駅前のブラッスリーということもあって、ナンシー駅の出発案内が表示されている。

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メイン料理は鶏肉の料理だったと思うけれど、料理名をちゃんと覚えていない。それに、私は材料の単語は理解できることもあるけれど、料理方法なんて言われてもわからないので、料理名がわかったところで理解できない。

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フランス料理って、素材も料理方法も多種多様にあるので、フランス旅行は毎年しているのに新しい発見ばかり。フランスの食文化の奥深さをいつも感じてしまう。そして、美味しい。だからこそ、ディスティネーションがフランスに偏ってしまうのかもしれないけれど。

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Gustave Lorentz Rieslingをグラスワインで頼んだら、実はこのワインは13.8ユーロ。

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このデザート“Le tout Nancy”が面白い。名前の通り、全てがナンシー。“Parfait glacé aux éclats de macaron et bergamote, coulis de mirabelles”の説明通り、ベルガモットもミラベルも、そしてマカロンを載っている。

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食後の余韻はエスプレッソ。

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エスプレッソとともにサービスしてくれたのかお菓子が山盛り。しかも、ナンシーのマカロンとベルガモットのボンボン(キャンディ)と、ナンシー名物が盛りだくさん。メゾン・デ・スール・マカロン“Maison des Sœurs Macarons”のマカロンの写真は載せられなかったけれど、これがナンシーのマカロン。フレーバーの挟まったマカロン・パリジャンとは異なり、アーモンドとメレンゲのサクッとした食感の素朴なお菓子。だけど、これが美味しい。

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ブラッスリー・エクセシオールで食事を終えることには、土曜日のランチはほぼ満席になっている。予約なしで行くには開店直後を狙って正解だったかも。

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ホテル・カンパニール・ナンシー・ガール“Hôtel Campanile Nancy Gare”に戻り、スーツケースをピックアップ。

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ナンシーは2回目で15年前に訪れたということもあり、スタニスラス広場以外の広場や庭園などを今回は細かく訪れていないので、ナンシーの全てを感じられたわけではないけれど、今回は前回訪れることのできなかったナンシー派美術館に行けただけでも十分。

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そして、なんと言っても、今回のナンシー旅行で最大の発見は、駅前のお菓子屋さん“Biscuiterie Confiserie Chocolaterie Lefèvre Lemoine”で、映画「アメリ」“Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain”のブルトドーの宝箱は、ナンシーのベルガモットのボンボンの箱だったわかったこと。アメリはDVDで何度も見ているはずなのに気がつかなかったなぁ。そういえば、最近、アメリも見ていないし、パリでアメリの映画のロケ地巡りもしていないなぁ。パリに行ったら、久しぶりにモンマルトルが舞台の大好きな映画、アメリの世界を楽しんでみようかなぁ。

Biscuiterie Confiserie Chocolaterie Lefèvre Lemoine
http://www.lefevre-lemoine.fr

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スーツケースを転がしながら、メッスに向かう列車に乗るためにナンシー駅に向かう。

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2018年12月16日 (日)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(3)ナンシー派美術館はアールヌーヴォーの世界。

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ナンシー派美術館“Musée de l'École de Nancy”はナンシー駅の反対側にあるので、駅の通路を通って反対側の出口を目指す。ナンシー駅はフランスの大きめの地方都市の駅としてはこじんまりした駅舎かも。フランスの駅は改札がないので、駅の反対側には簡単に行ける。

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駅の通路を通ってHall Saint-Léonからナンシー駅の裏側に出る。

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ロレーヌTGV駅からのシャトルバスを降りたときに最初に見た聖レオン教会“Église Saint-Léon”。

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プジョー207が駐車している。フランス人の縦列駐車のテクニックってすごいと思う。

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私はこんなにギリギリにクルマを扱えない。

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ナンシー派美術館に向かう途中にあるロンパールとラノールの家“Immeubles Lombard, France-Lanord”。この建物の窓の形や4階の出窓部分を見るとアール・ヌーヴォーを感じられる。

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この塔“Tour de la Commanderie”はアール・ヌーヴォーではなく、12世紀に建てられたナンシーで最も古い建築物。

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直訳すると司令塔なので、軍事的な塔だったのかなぁ?

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ナンシー派美術館はナンシー駅からけっこう歩く。プジョー208も安いグレードだとホイルキャップもないのかなぁ?

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このプジョー306を見ると、フランス人が常に縦列駐車がうまいわけでもないみたい。このポールはゴム製でぶつけてもしなるようにできている。

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観光案内所でもらった地図を見ながら歩いてきたけれど、今日は道に迷わずにナンシー派美術館“Musée de l'École de Nancy”に到着できそう。

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矢印通りこの路地を進めば、ナンシー派美術館に到着できるはず。

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このあたりにあるはずなんだけれど、普通の家にしか見えない。というのも、ナンシー派美術館は普通の邸宅。

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この邸宅のドアなんてまさにアール・ヌーヴォーの雰囲気だけど、この家は美術館ではない。

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ようやくナンシー派美術館に到着。ナンシー派美術館は、もともとナンシー派のパトロンだったユージェン・コルバン“Eugene Corbin”の邸宅を利用している。

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そのため、ナンシー派美術館の外観は広い中庭を持つ邸宅にしか見えない。

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エミール・ガレのガラス製の作品。草花の装飾が美しい。

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こちらはカマキリかなぁ?植物や昆虫をモチーフにするのはアール・ヌーヴォーの特徴。

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建物すべてが美術館になっている。私はアール・ヌーヴォーやナンシー派についての専門家ではないので、芸術的な意味などの専門的な解説は行えず、雰囲気しか伝えられない。

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絵画ではなく、家具やオブジェなどの作品が部屋となって展示されている。

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窓はステンドグラスになっている。

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機能性を持ちつつも、デザインがある。木製品でありながら曲線を表現しているところがおもしろい。

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私は美術の専門家ではないので雰囲気しか伝えられないけれど、私は生活に密着した家具などの展示って好き。

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この電灯もおもしろい。当時のものなのかなぁ?19世紀から20世紀にかけてすでにエジソンが実用化した電球による照明があったということ。そして、最新技術だった電灯が取り入れられている

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この卓上の電灯もおもしろい。実用的でありながら、植物をモチーフにした曲線のデザインのアール・ヌーヴォーはおもしろい。

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この箱型のオブジェはなんだろう?置かれている台座の表面の植物をモチーフにした装飾もおもしろい。

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奥に見えるキノコ型の電灯がおもしろい。

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生活に密着した家具として機能的でありながら装飾が美しい。

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曲線を多用したソファやテーブル。テーブルのチョウが舞う装飾。

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ちょっとした台だって、曲線が美しい。

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ナンシー派美術館の前には広大な庭がある。

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ナンシー派美術館を訪れておもしろかった。生活空間である部屋に置かれた家具やオブジェなどの作品は、絵画を見るよりも私はインプレッションを感じることができたような気がする。2003年にナンシーを訪れてその時は休館日にあたってしまい、訪れることができなかったナンシー派美術館はいつか行きたいと思っていた。15年越しにようやく訪れることができて、幸せな気分。私の旅は行き当たりばったりなので一度訪れたディスティネーションでも、必須スポットでも見残している場所がたくさんある。それに10年以上経過すると記憶も薄れてしまう。10年以上前に訪れた場所は再訪すると新しい発見があるかもしれないなぁ。

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2018年12月13日 (木)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(2)映画「アメリ」のブルトドーの宝箱。

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ナンシーのマルシェ巡りはまだ終わらない。野菜売り場から果物売り場に移動する。

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こんな時期でもメロンが売られている。この時期は柑橘類の種類が多い。

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山積みになっているブラッドオレンジ。ヨーロッパで食べるオレンジは味が濃くて美味しい。だから、オレンジジュースにしても美味しい。

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イチゴは日本のものに比べると酸味が強いものが多い。フランスのイチゴジャムが美味しいのは、その酸味があるから美味しいのかも。

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こちらのお店の山積みのディスプレイも素晴らしい。バナナが刺さっているのは雪崩が起きないため?

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レモンやブラッドオレンジが綺麗に山積みにされている。ここまできれいにディスプレイする必要があるのかなぁ?崩れないように積むのは難しそう。

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柑橘類もオレンジだけではなく、様々な種類がある。日本ではフランス人歌手の名前の方が有名かもしれないけれど、日本のみかんのような大きさのクレモンティーヌ“Clémentine”。

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そして、ナンシー名物はベルガモットのボンボン(キャンディ)だけど、生のベルガモットが売られている。紅茶のアールグレイの香りに使われたりするけれど、生食できるのかなぁ?酸味と苦味があるというけれど。

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私はフランスの地方で売られている素朴なお菓子が好き。ローカルなお菓子を見つけるとつい買いたくなってしまう。おみやげとしてお菓子屋さんでベルガモットのボンボンを購入。

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ナンシーのマルシェ、楽しかったなぁ。内陸部だと思っていたら魚屋さんが充実していたり、この時期はアスパラガスが大量に売られていることで季節を感じることができた。それにナンシー名物のベルガモットのボンボンは知っていたけれど、生のベルガモットが売られているのは初めて見た。フランスの地方には特色があり、マルシェ巡りは最高におもしろい。そして、まだロレーヌ十字“Croix de Lorraine”が書かれたガトー・ロレーヌをおみやげに買おうか迷っている。

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観光案内所を目指してスタニスラス広場に向けて歩きはじめる。ふと、トラムの線路が気になる。あれ?線路が1本しかない?この線路は案内軌道で走行はゴムタイヤなのかなぁ?

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おしゃれなパティスリー“Aux Merveilleux de Fred”。このパティスリーが、実は2017年10月の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」のデジャブであることにまだこの時は気がついていないので、さっと通り過ぎてしまう。

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ついお菓子屋さんやショコラトリーを見つけると足を止めてしまう。ナンシーのショコラトリー“Schmitt”。こうやってお店に立ち寄るうちにおみやげが増えてしまう。そういえば、けっきょく、前回のオー・ド・フランスの旅でパリの「サロン・ド・ショコラ」に行って、ショコラトリーの勉強をしようと思ったものの、今まで何も勉強できていないなぁ。

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スタニスラス広場に戻ってくる。晴れていればもっと印象が違ったのかもしれないけれど、それでも昨日の夕方に見たスタニスラス広場とは印象が違う。

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スタニスラス広場は広場への出入り口の門が全て美しい装飾がされている。そして、昨日夕方に見た時よりも金の装飾が輝いている気がする。

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まだ午前中の早い時間なので、人通りも少なく、広場はひっそりとしている。それに今日は寒い気がする。3月のフランス旅行は、過去に2回くらい来ているはずなんだけど、こんなに寒かったかなぁ?晴れていないせいなのかなぁ?

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でも、ナンシーのスタニスラス広場、周囲の建物が同じデザインで統一されており、確かに美しい広場。以前にナンシーは訪れていたはずなのに、また来ようと思ったのは、この広場を見に来たかったからなのかもしれないなぁ。

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ロココ調のネプチューンの泉“Fontaine de Neptune”、やっぱり昨日の夕方に見たよりも、金の装飾が輝いている気がする。青空で太陽の光があればもっと輝いて見えるのかなぁ。

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アムピトリーテーの泉“Fontaine d'Amphitrite”も同様に、金の装飾が輝いており美しい。

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アムピトリーテーの泉からグランドテル・デ・ラ・レーヌ“Grand Hotel De La Reine”の方向に歩いていくと、遠くに大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-de-l'Annonciation”が見える。

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スタニスラス広場から大聖堂を見る。スタニスラス広場の金色の門の装飾越しのここから見る風景が一番美しく見えるかもしれない。フランスの都市の大聖堂というと、ゴシック様式の大聖堂が多いような気がするけれど、18世紀に建てられたナンシーの大聖堂はバロック様式。

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ナンシー到着後のカメラはNikon1 J3だけど広角レンズを持っていないので、大聖堂の全体像を写真に納めようとするとこの位置が精一杯。

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大聖堂の内部は誰もおらず、ひっそりとしている。ドームに描かれている装飾も色づかいはシックな感じ。

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いつものように教会の席に座り、静寂を味わう。そして、今回は急に旅行に出ることができたことを感謝する。

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ようやくスタニスラス広場にある観光案内所に向かい、今さらだけどナンシーの地図を手に入れる。日本語の地図が用意されており、この地図を見て、ナンシー旧市街“Ville Vieille”と16世紀に発展したシャルル3世の新都心“Charles Ⅲ”、そして2つの都市をつなぐスタニスラス広場などの18世紀の街のことを理解する。そして、ナンシーの見所は18世紀のロココ調の建築。

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今日のナンシーはものすごく寒い。3月のフランスはこんなに寒かったっけ?というのも、実は朝確認した天気予報では今日は雪が降ってもおかしくない。体を温めるためにカフェに入って、休むことにする。それと一緒にトイレ休憩。私はフランスでは有料トイレに行くくらいならカフェに行く。

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もう一つの目的は、私の町歩きはいつもの通り行き当たりばったりなので、観光案内所でもらった地図を見て次にどこに行こうかをカフェで考える。いつもは外で考えるんだけど、今日はなんだか寒いんだもん。ナンシーのもう一つの見所は、18世紀のロココ調の後、19世紀に発展したアール・ヌーヴォー。ナンシー派美術館“Musée de l'École de Nancy”に行ってみることにする。

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というのも、前回、2003年に大学教授と一緒にナンシーを訪れた際、ナンシー派美術館は休館日にあたってしまい訪れてみたいと思っていたのに訪れることができなかった。ずっと、いつか行ってみたいと思っていた場所。今回のナンシー再訪の目的はナンシー派美術館“Musée de l'École de Nancy”でアールヌーヴォーの世界を知ること。エスプレッソを飲み終えて、ナンシー派美術館に向けて歩いて行くことにする。

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その前に、ナンシーの名物といえば、マカロン。前回の「フランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅」でアミアンに行った時に「ジャン トロニュー」“Jean Trogneux”というお菓子屋さんで、アミアンのマカロン“Macaron d’Amiens”を買ったけれど、ナンシーもマカロンが有名。メゾン・デ・スール・マカロン“Maison des Sœurs Macarons”に立ち寄ってみる。ナンシーのマカロンは、マカロン・パリジャンとは異なり、素朴なアーモンド味の焼き菓子。

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メゾン・デ・スール・マカロン“Maison des Sœurs Macarons”には、マカロンだけではなく、イースターらしく、卵の形をしたチョコレートが売られている。また、このお店でもベルガモットのキャンディーも売られている。

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お店の中の写真を撮っていないのと、ばらで購入できなかったので、マカロンの写真を載せられないんだけど、ダース単位で購入できる。この写真の真ん中に丸いお菓子が紙の上に12個あるのがナンシーのマカロン。素朴な焼き菓子で、マカロン・パリジャンと同じお菓子とは思えない。日本まで持って帰るお土産用と伝えると、湿気ないようにビニールで包装してくれる。素朴だけど、ナンシーのマカロンは美味しい。フランスの地方銘菓は素朴なお菓子が多いんだけど、私は素朴なお菓子が大好き。

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ナンシー派美術館はナンシー駅の反対側にある。しかもナンシー駅からも距離があるので、かなり歩く。まずはナンシー駅に向けて歩く。

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私の旅は行き当たりばったり。ナンシー駅前のブラッスリー・エクセシオール“Brasserie Excelsior”のそばのお菓子屋さん“Biscuiterie Confiserie Chocolaterie Lefèvre Lemoine”が気になって入ってみる。このお菓子屋さんで、自分でもびっくりするくらい、私にとってのものすごい発見をしてしまう。

Biscuiterie Confiserie Chocolaterie Lefèvre Lemoine
http://www.lefevre-lemoine.fr

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映画「アメリ」“Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain”のブルトドーの宝箱は、ナンシーのベルガモットのボンボンの箱だったんだ!と言っても、映画「アメリ」を見た人でないと、なんのことかもわからない。映画の最初の方の場面で、バスルームのタイルの中から、アメリはこのナンシーのベルガモットの箱を発見する。それは子供の宝物が入っている大切な宝箱。アメリは宝箱を持ち主に返そうとして、ブルトドーを探し、無事にこの宝箱を渡す。「ルパン三世カリオストロの城」ほどではないけれど、「アメリ」はDVDも持っているし何度も見ているのに、ブルトドーの宝箱がこのナンシーのベルガモットのボンボンの箱だとは気がつかなかったなぁ。今回の旅行で一番の発見かもしれないなぁ。あくまで私にとっての発見なので、普通の人にとってはアメリのブルトドーの宝箱なんて、きっとどうでもいい話なんだと思うけれど。

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2018年12月 9日 (日)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 2日目(1)ナンシーの屋内マルシェ。

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2018年3月17日、土曜日。ナンシーのホテル・カンパニール・ナンシー・ガール“Hôtel Campanile Nancy Gare”で迎える朝。私のフランス旅行の習慣は決まっていて、朝はまずテレビをつけて、TF2の“Télématin(テレマタン)”を見る。

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平日は6時半のスタートだけど、土曜日のテレマタンは30分遅れの朝7時から。

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なにしろ、私がフランス旅行は始めてからずっと司会者はウイリアム・レイメルジだったので、まだ私はウイリアムのいない朝はさみしく感じてしまう。新司会者のLaurent Bignolasに早く慣れなくちゃ!

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ホテルの1階の朝食レストランに降りる。大型ホテルの良いところは、朝食が充実していること。このホテルはパンの種類が多い。奥には果物が置かれている。オレンジなどの果物が置かれているとちょっとうれしい。

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そして、ハム、チーズの他にゆで卵が置かれているとちょっとうれしい。

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私は旅行に出ると基本的には飲み歩いたり夜遊びはしないので、夜早く寝てしまうのでいつも朝早く目覚めてしまう。土曜日の朝は私の他には朝食をとっている人もおらず、レストランは貸切状態。

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いつも初日の朝は食べすぎてしまうんだけど、今日は控えめな朝食。フランスパンにハムとチーズを挟んで食べるのが私は好き。まぁ、この後にカフェオレを持ってきて、ヨーグルトとオレンジを食べたんだけど。

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ホテルの部屋からの風景。昨日は晴れていたけれど、今日は曇り空で3月のフランスはこんなに寒いのかと思うくらい寒い。

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午前中はナンシーを観光して、午後には同じロレーヌ地方のメッスに行く予定。お昼ごはんはナンシーで済ませるか、メッスに到着してからにするかはまだ決めていない。そう、私の旅は大きなプランしか決めず、町歩きはいつも行き当たりばったり。

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スタニスラス門を裏側から見る。昨日は到着が夜だったので、まだ観光案内所に行ってナンシーの地図をもらっていない。スタニスラス広場以外のナンシーの観光スポットってどこなんだろう。

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まずは、観光案内所のあるスタニスラス広場の方向に歩いてみる。

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広場“Place Dombasle”に立つ銅像は、広場の名前にもなっているナンシー出身の農学者であるMathieu de Dombasle。この人にどのような功績があったのかは、私は知らないけど。

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まっすぐ歩くとスタニスラス広場がもう見えているけれど、まだ9時前なので観光案内所が開いているかどうか怪しい。

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何があるかはわからないけれど、右に曲がってみる。昨日歩いたナンシー旧市街“Ville Vieille”と異なり、16世紀に発展したシャルル3世の新都心“Charles Ⅲ”はまっすぐな道が伸びており、碁盤の目のような都市となっている。

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町のブーランジェリーを見つけると足を止めてしまう。私の旅は行き当たりばったり。もはや地図も見ずに感覚のままに歩いているし、気になるものを見つけると足を止めてしまう。

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フランスのパンには地域性があって、同じようなパンでも名前が違っていたり、形が違っていたりする。地方のパン屋さんを見るのが好き。

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ロレーヌ十字“Croix de Lorraine”が書かれたガトー・ロレーヌを見つける。美味しそうなケーキなので、日本に持って帰りたい気持ちもあるけど、ちょっと大きすぎるかなぁ。

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まっすぐ歩いていくとシャルル3世広場“Place Charles Ⅲ”に出る。奥には近代的なショッピングセンターが見える。

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シャルル3世広場“Place Charles Ⅲ”に立つ聖セバスチャン教会“Église Saint-Sébastien”は、18世紀に建てられた教会。正面の装飾が独特でおもしろい。

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そして、シャルル3世広場に面するナンシーのマルシェ“Marché couvert de Nancy”を発見。マルシェを発見したら探検してみるのが私の旅のルール。

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マルシェでどのようなものが売られているのか。マルシェで売られているものを観察して、その地域での食生活を想像するのが好き。地方独特の食材が売られているのかなぁ?地域性だけではなく、売られているものは季節によっても違う。売られている野菜や果物、魚やジビエなどを見て季節を感じるのが好き。

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まずはお肉屋さんを見ながらマルシェをゆっくりと探検しはじめる。

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前回のオー・ド・フランスの旅でも触れたことだけど、フランスの鳥肉屋さんで売られているものは、よく見ると鶏だけではない。ホロホロ鳥“Pintade”が売られていたり、ジビエには様々な種類の鳥肉が売られている。

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いつかパテやお惣菜、ワインやチーズを買い込んで、ディナーをしてみたいと思っている。でも、一人だとチーズを買っても連泊しないと消費できないのが辛いところ。ワインも私は一人でボトル1本は開けられない。

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フロマージュリーでローカルなチーズがないか探してみると、“Petit Gros Lorrain”というフロマージュをみつける。これはロレーヌのチーズなのかなぁ?フランスの地方旅行でその地域のフロマージュを楽しんでみたいと思ってはいるけれど、なかなかチーズまでは研究しきれない。

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ナンシーは内陸部だと思っていたら、海の幸もたくさん売られている。牡蠣だけでなく、左上の赤い袋に入っているのは、私が大好きなマテ貝。

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ナンシーは内陸部の都市なので海からは遠いイメージだったんだけど、魚も新鮮そう。

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そして、売られている魚の種類も多い。

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フランスのディスプレイの仕方って本当におもしろい。群れをなして鯖が泳いでいるみたい。

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海の幸盛り合わせを最近食べていないなぁ。レストランでは、たいてい2人前からになってしまうので、残念ながら私には食べる機会がない。

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次に向かったのは野菜売り場。

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葉物野菜にもこんなに種類がある。葉物野菜の名前を見ても知らないフランス語ばっかり。

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私は春にフランスに旅行に来たことってあまりなかったかもしれないなぁ。アスパラガスの料理があることは知っているけれど、この時期はアスパラガスがこんなに売られているんだ。アスパラガスは季節を感じる春の野菜なんだなぁ。

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フランスではグリーンアスパラガスよりもホワイトアスパラガスの方が人気あるみたいで売られている面積が違う。そういえば、春にフランスに来ていないせいもあるけれど、フランスでアスパラガスの料理ってあまり食べたことがないかもしれないなぁ。少しほろ苦い春の味を食べてみたくなる。

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2018年12月 6日 (木)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 1日目(6)ナンシーのスタニスラス広場での夕ごはんはキッシュ・ロレーヌ。

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世界遺産に登録されているナンシーのスタニスラス広場へ。ヨーロッパの広場は様々あるけれど、このスタニスラス広場は周囲を統一感のある建物に囲まれているところが美しい。

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スタニスラス広場は、ポーランド国王だったスタニスラス・レスチンスキー“Stanislas Leszczynski”がロシアに追われフランスに亡命した際に、1737年ロレーヌ公国の公爵となる。フランス国王ルイ15世を賞賛し、建築家エマニュエル・エレによってロワイヤル広場が建設された。広場に立つ建物、そして装飾は統一感があり、そのことがこの広場を美しく感じさせている。

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金の装飾が美しいロココ調のネプチューンの泉“Fontaine de Neptune”。18世紀のフランス貴族文化であるロココ様式。

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広場の中央にはスタニスラス像が立つ。このロワイヤル広場が作られた頃には、ルイ15世の像が立っていたけれど、時代は18世紀でありフランス革命によって壊される。その後に立てられたのはスタニスラス像。

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ネプチューンの泉の対になるのはアムピトリーテーの泉“Fontaine d'Amphitrite”。

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広場からカリエール広場へ正面にまっすぐ道が伸びている。

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凱旋門とも呼ばれるエレの門“Arc Héré”。

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凱旋門をくぐると左手にナンシー旧市街“Ville Vieille”が広がっている。

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ナンシー旧市街“Ville Vieille”のこの辺りがナンシーのレストラン街になっている。今回のフランス旅行の最初の夕ごはんは何を食べようかなぁ。

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ナンシーの新市街は直線的な道路が多いけれど、旧市街は道が曲がりくねっている。

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サン・テヴル教会“Basilique Saint Epvre”は19世紀に建てられたもの。この教会前のサン・テヴル広場は旧市場広場。

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外敵から守るためにヨーロッパの町は城壁で囲まれた城塞都市であることが多いんだけど、ナンシーの町でも、旧市街“Ville Vieille”に城塞都市の名残を見ることができる。

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このクラフ門“Porte de la Craff”は14世紀から15世紀に建てられたナンシーの最も古い城壁の一部。特徴的なのは門の上に見える十字架がロレーヌ十字“Croix de Lorraine”になっている。ロレーヌ十字は結核との戦いのシンボルとなっている。おそらく「ロレーヌ十字」が由来となっている東京都清瀬市に「複十字病院」という病院がある。

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今回の旅のフランス最初の夕ごはんは、景観重視でスタニスラス広場に面する カフェ・デュ・コメルス“Café du Commerce”で食事をすることにする。いつものようにミシュランのシールが貼ってあるレストランを探して定食を食べるのではなく、せっかく、ナンシーに来ているんだから、キッシュ・ロレーヌが食べたい。キッシュ・ロレーヌだったら、観光客向けのレストランの方がいい。それだったら、今回は景観重視でスタニスラス広場を眺めながら夕ごはんを食べよう。

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前回の北フランス、オー・ド・フランス地方の旅からビールが好き。銘柄はベルギービールだし、暖房はあるものの冬なので寒いけれど。広場を見るために3月でまだ寒いので外の席に座る。

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前菜として、食べたかったキッシュ・ロレーヌ“Quiche Lorraine”。

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せっかく、ナンシーに来たのだから、これを食べなくちゃ。ふわふわのキッシュロレーヌ、美味しい。

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メイン料理としてロレーヌ地方らしくはないかもしれないけれど、タルタルステーキ“Tartare de bœuf Lorraine haché maison”。スタニスラス広場を眺めながらの食事、なかなかいい。景観重視でこのカフェにして正解だったかも。

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カフェ・デュ・コメルスではデザートも食べずに席を立つ。今までの私のフランス旅行は、美味しいものを食べようとミシュランの赤いシールやゴー・ミヨの黄色いシールを探していたけれど、観光客向けの普通のレストランやカフェの方が郷土料理ぽいものは食べられるのかもしれないなぁ。

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夜のスタニスラス広場に立つ市庁舎“Hôtel de Ville”。夏の時期にはイルミネーションショーが開催されるみたい。一度見ている風景だけど、夜景は夜景で美しい。

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ライトアップの影響もあるけれど、カフェ・デュ・コメルスの入る建物は市庁舎と同じデザインになっていることが夜景の方がよくわかる。

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スタニスラス広場のコーナーにあるネプチューンの泉“Fontaine de Neptune”も、夜景だと雰囲気が違う。

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夜のネプチューンの泉“Fontaine de Neptune”も金色が強調されて見える。

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夜の静かで人の気配の少ないスタニスラス広場をぼーっと眺める。

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スタニスラス通りの入り口も金色の門で装飾されている。細かなところまで装飾されているのがスタニスラス広場の美しさを感じるのかもしれないなぁ。

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食後にデザートとエスプレッソでも飲もうかと思って、ナンシー駅前にあるブラッスリー・エクセシオール“Brasserie Excelsior”へ。

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ところが、ブラッスリー・エクセシオール“Brasserie Excelsior”は、夜はカフェとしての利用はできないみたいで食事しないとダメだと断られてしまう。アール・ヌーヴォーの装飾を見ながらデザートを食べてエスプレッソを飲み、食後の余韻を味わいたかったのに残念。

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仕方がないので、カンパニール ナンシー ガール“Hôtel Campanile Nancy Gare”に戻る。ホテル1階にあるバーに行く。

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ロレーヌ地方に来て、食後に飲むものといえばミラベル。思えば、2003年に以前にナンシー大学に留学していた大学教授と一緒にナンシーを訪れた時に、このミラベルを教わった。ミラベルを飲むと、胃が活性化して、満腹になっていても、また食べられるようになる。私がエールフランスで愛飲しているポワールと違って辛口で、アルコール度が高いので胃が熱くなる。この胃が熱くなる感じが、胃が活性化することなのかもしれないなぁ。ミラベルを飲んでお腹を空かせれば、ブラッスリー・エクセシオールで、アール・ヌーヴォーの装飾を見ながらもう一度夕ごはんを食べられるかもしれないなんて思いながら、ミラベルをちびちび飲む。

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今回のフランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅の1日目が終わろうとしている。結果的には、羽田空港深夜2時発の大韓航空を使ったフライトは、ソウル仁川国際空港でエールフランスAF267便(大韓航空KE5901便)に乗るまでは疲れた感じだけど、その後の12時間のフライトで体力が回復した感じで、フランスに到着してからは疲れた感じはない。ドバイやドーハ経由よりも私にとっては身体は楽かもしれないなぁ。7番目の深夜便の選択肢として大韓航空を選択するのは積極的にリピートありかもしれない。ホテルのバーは、そのまま部屋に上がるだけなので楽でいい。部屋に戻り、シャワーを浴びて、ベッドに入る。

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2018年12月 2日 (日)

フランス北東部ナンシー・メッス、ルクセンブルクの旅 1日目(5)ロレーヌTGV駅からバスでナンシーへ。

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昨年2017年9月の「暮らすように過ごすパリ取材旅行」編でランスに行く際に下車したシャンパーニュ・アルデンヌTGV駅“Champagne-Ardenne TGV”に停車する。残念ながら奇跡は2度は起きず、座っていた座席には予約客が来てしまったので、ドアのそばの折りたたみ席に移動。一応、空いている席がなかったら折りたたみ席に着席できるようにはなっているみたいだけど、料金は同じなのでどことなく損した気分。

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ドアのそばの折りたたみ席に座って、シャルル・ド・ゴール空港駅“Aeroport CDG2TGV”から1時間20分ほどでロレーヌTGV駅“Lorraine TGV”に到着。出発8分前に購入できただけでも奇跡的なので、折りたたみ席だったけれど、このTGVに乗れてよかった。

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スロープを上がる。運が良かったなぁ。だって、このTGVに乗れなければ、スーツケースを持ってパリ北駅から東駅まで移動しなくてはならない。北駅から東駅までメトロを一駅分だけ乗るのもバリアフリーではないメトロの駅の移動は面倒なので、いっそのこと、パリ北駅からパリ東駅まで歩こうとも思っていた。

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駅の列車案内板を見ると、メッス行きのバスとナンシー行きのバスが表示されている。メッス行きは16:30の発車で、ナンシー行きは16:45の発車。フランスではTGVですら遅れることがあるので、メッス行きの乗り継ぎ時間10分はちょっと心配。フランスって、しょっちゅう列車やバスは遅れるくせに、本来は接続をしているバスが接続待ちをせずに時刻通りに行ってしまうことがある。かつて、ジベルニーに行くときに遅れている列車との接続を待たずにバスが行ってしまい、ひどい目にあったことがある。

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高速鉄道線(LGV)は、日本の新幹線と同様に在来線とは別に高速走行できるように新たに引かれた線路。街があるから駅があるのではなく、北陸新幹線の安中榛名駅のように高速鉄道線に便宜上作られたロレーヌTGV駅は、駅の周辺にはお店も何もない。

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ナンシー行きのバス乗り場にはすでにバスが停車しているけれど、これから車庫に向かうバスみたい。折り返し運転したほうが効率的ではないかと思うけれど、ここはフランス。フランスなりの合理的な理由があるのだろう。

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TGVに接続するようにバスは運行されている。

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メッス行きのバスが先に到着。高速鉄道線(LGV)は、高速列車TGV専用の線路だけど、いくらなんでも、便宜上とは言え、なぜこんなに何もない場所に駅が作られたのだろう。メッスとナンシーを結ぶ在来線と交差する場所に駅を作れなかったのかなぁ。

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だって、本当に駅以外は畑しか見えないんだもん。

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ロレーヌTGV駅は不便な場所にあるから家族が迎えに来ている。

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今回のシャルル・ド・ゴール空港でのTGV乗り継ぎについては、実は成功したのはちょっとだけ理由がある。それは、大韓航空のマイレージが2001年から15年以上かけてトータル50000マイルに到達したらしく、2018年1月から2年間限定でモーニングカームクラブ会員になった。大韓航空は、1年間に50000マイルではなく、一生涯で50000マイル貯まると2年間だけ上級会員になれるみたい。このモーニングカームクラブのおかげで、シャルル・ド・ゴール空港でエリート会員として優先的にスーツケースを受け取れたことが乗り継ぎ成功の要因。

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ナンシー行きのバスが畑の中の道を通り、定刻通りやってきた。スーツケースはトランクに自分で入れる。

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SNCFの切符だけど、鉄道ではなくバスでの運行。日本もJRバスというものはあるけれど、鉄道は鉄道、バスはバスではなく、もっと柔軟に考えればいいと思う。フランスでは線路があっても日中の乗客が少ない時間はバス運行で、通勤通学時間帯のみ鉄道で運行することがある。

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コンポステはスタンプ。

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ひたすら畑の風景。ロレーヌTGV駅は、メッスとナンシーの中間の畑の中にある。ストラスブールに向かうLGV東線は、ストラスブールへの速達を目指しているので、何もないところに駅を作るのは仕方がないんだろうなぁ。

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フランスは車窓から見える小さな町の風景が美しい。

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バスはナンシー駅に到着する。実はナンシーは2003年に以前にナンシー大学に留学していた大学教授と一緒に訪れたことがあり、初めて訪れた町ではないはずだけど、こんな町だったかなぁ?

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駅前に立つのは聖レオン教会“Église Saint-Léon”。ナンシー駅前にこんな教会あったかなぁ?ここは本当にナンシーの町?

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こんなに駅がちっちゃかったかなぁ?でも、ナンシー駅と書かれているのでここはナンシー。

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どうやらこの駅は、メインの駅舎の線路の反対側にある入口。

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思い出した。前回、ナンシーに大学の先生と来た時には線路の反対に見えるこのタワーにあるメルキュールホテルに宿泊した。当時はまだBooking.comもエクスペディアもないので、ホテルは旅行代理店を通して予約していた。

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ナンシーの町は線路の反対側。線路にかかる跨線橋を渡る。

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スタニスラス広場に通じるスタニスラス門。門があるということはここにかつて城壁があったのかなぁ?

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今回のナンシーのホテルは。1週間前に予約したカンパニール ナンシー ガール“Hôtel Campanile Nancy Gare”。フランス各地にあるチェーン系ビジネスホテル。スタニスラス門のすぐそばにあるので、駅から歩いてすぐなので鉄道の旅には便利な立地。それにスタニスラス広場にも近い。

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フランスのチェーン系ホテルは、設備的には新しくて大きく外すことはないけれど、味気ないといえば味気ない。クロゼットはオープンになっている。

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フランスの安ホテルはあからさまにバスルームが窮屈なことがあるんだけど、このホテルはバスルームが結構広い。

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シャワーオンリーだけど、ちゃんとガラス戸があるタイプなので使いやすい。

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バスルーム全体が広くてドライヤーも完備しているので、なかなかいいホテル。チェーン系のホテルは設備面では安心できるかも。

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荷物を整理して、シャワーを浴びたら、もう時刻は18時。ナンシー最大の観光名所であるスタニスラス広場に行って、今日の夕ごはんを食べるレストランを探すことにする。

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スタニスラス門をくぐり、ナンシー旧市街に向かう。

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まずはスタニスラス広場へ向かう。スタニスラス広場は、スタニスラス門を通り、まっすぐスタニスラス通りを歩いて行く。

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道の両側にはレストランが並ぶ。今日は何を食べようかなぁ。いつものように町を歩きながらレストランのメニューをチェックし、夕ごはんを食べる場所を探している。道路の先には世界遺産に登録されている美しい広場、スタニスラス広場が見えてきた。

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