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2018年7月

2018年7月29日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 3日目(4)リールで最後の郷土料理のお昼ごはん、リールで最後のメールのゴーフル。

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街角のカフェでまったりした後は、そろそろリールで最後の食事となるお昼ごはんを食べるレストランを探し始める。リールのレストラン街は、今回の旅のきっかけであるコラム「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」のレストランのリストを見るとガン通り“Rue de Gand”に集中していることがわかる。昨日の夕ごはんのレストラン、「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”をもう一度訪れてもいいかもしれないなぁ。

(参照)【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに
http://www.tsujicho.com/column/cat/post-459.html

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オスピス・コンテス“Hospice Comtesse”は美術館になっているのだという。病院だった歴史を学べる博物館だったら興味があったけれど、今回は入場しないことにする。

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天気が悪いと美術館や博物館に入るんだけど、晴れているときは町を歩きまわるのが好き。

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観光案内所のマダムが丸をつけてくれたリール旧市街“Vieux Lille”のモネ通り“Rue de la Monnaie”はなかなか風情を感じられる通り。

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広場“Place Louise de Bettignies”に出る。この広場は、昨日の夜、レストランからの帰り道にこの広場に来ているはずだけど、夜と昼では雰囲気が違うので初めてみたような新鮮な風景。
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広場“Place Louise de Bettignies”から、今歩いてきたモネ通り“Rue de la Monnaie”を見る。

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広場からガン通り“Rue de Gand”にいく途中で不思議な空間に出会う。旧市街の中心にあるこの空き地は何だろう?

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真ん中に広場がある大通り“Avenue du Peuple-Belge”には、かつては運河“La Basse Deûle”がここまであったみたい。リール旧市街のすぐそばまで舟運があった。この辺りが運河の終端部で、ここが港になっていたのかもしれないなぁ。

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オスピス・コンテス“Hospice Comtesse”の横の空き地も運河だったのかもしれないなぁ。

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レストランが多いガン通り“Rue de Gand”を歩きながら、お昼ごはんを食べるレストラン探し。

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ガン通りの外れには門がある。ということは、このガン通りは、どこかの町へつながる古くからある街道だったんだろうなぁ。

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昨日、夕食を食べた「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”には開店前なのに行列ができていて、びっくり。こんなに人気のあるレストランだったんだ。昨日、予約なしの東洋人のひとり客をよく受けいれてくれたなぁ。確かに、昨日もすぐに満席になったけど人気店だったんだ。昨日、このレストランで食事をできたことは、運がよかったのかもしれないなぁ。

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コラム「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」には、リストにリールの3件のレストランの名前があるので、他のレストランも見てみることにする。

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可愛らしい雰囲気の“Bistrot Lillois”というレストランはまだ空いているので、お店に入ると12:30からの開店だという。

Bistrot Lillois
40 rue de Gand 59800 Lille France

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少しだけ時間調整をして、お店に入る。

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さっそく、つい先ほどカフェで我慢したビールを注文。

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前菜はフラミッシュ・オ・マロワール“Flamiche au Maroilles”。コラムにも書かれているけれど、フラミッシュはタルトの意味で、マロワール(チーズ)のタルト。

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ふわふわな食感で、チーズの味が濃いタルトが美味しい。

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そして、メイン料理は、私の悪い癖なんだけど、メニューの中で読めないものを見ると試してみたくなってしまう。この料理の名前は“Potjevleesch”という冷製の料理だけど、前述のコラムから引用すれば「ポッチュヴレエシュ」と読むのだろうけれど、もはやフランス語ではない気がする。ビールはすでに2杯目。

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「ポッチュヴレエシュ」“Potjevleesch”は、オードブルなどに出てきそうな肉をゼラチンで固めたもの。熱々のフライドポテトが付け合わせ。昨日のシコレのグラタンが重かったので、さっぱりした感じの「ポッチュヴレエシュ」が今日の私には美味しい。フランスは何度訪れても「まだ知らない」料理があって、だからこそフランス旅行は辞められない。

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デザートは頼まずにエスプレッソを飲んで食後の余韻を楽しむ。

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土曜日だからかもしれないけれど、このレストラン、ランチなのにどんどんお客さんが入ってくるなぁと思っていたら、帰る頃にはレストランは満席。このレストランも人気のレストランだったみたい。

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リール観光も、楽しかったなぁ。そして、オー・ド・フランス地方はレストランのメニューも独特で食文化を知るという意味でもおもしろい。

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フランス北部のビール文化をもっと知りたいと感じるし、フランスの国境であるイギリスとは文化の影響は受けていないのか。フランスとイギリスの国境を超えてみるというテーマも面白いかもしれない。オー・ド・フランス地方は、リピートして訪れる価値がある気がする。

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そろそろリールを発ち、パリに向かわなければならない時間。とは言っても、TGVの予約はしていないので、何時にリールを出発してもいいんだけど。最後にもう一度だけ、リールのグランプラスに向かって歩く。

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証券取引所の裏手の路地を進む。もう、何度も歩いているのでこの辺りでは道に迷わない。

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リールを発つ前に最後に訪れたのはメール“Méert”本店。リールを発つ前にお土産としてゴーフル “Gaufre”を買おうと思っていた。ゴーフルは1週間程度しか日持ちしないので、贈答用としてではなくもちろん自分用。もっとも、頻繁に会う大切な人がいればおみやげとして買っていったのに…。

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土曜日のグランプラスは賑わっている。

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お昼ごはんの時にデゼールを頼まなかったので、ゴーフル “Gaufre”を食べることにする。これでリールのメール“Méert”本店で売られている全てのフレーバーを制覇。もちろん、季節限定のフレーバーもあるので、まだ知らないフレーバーもあるはずだけど。

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最後のフレーバーはピスタチオ。私はピスタチオのフレーバーって好きで、ヨーロッパでアイスクリームを買う時には必ずと言って良いほどピスタチオを選ぶ。

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少し緑がかっているピスタチオのゴーフル。やっぱり、メール“Méert”のゴーフル “Gaufre”は美味しい。パリで、この味に出会って、このゴーフルがリールに私を導いてくれた。パリでゴーフルに出会わなければ、ここに来ることもなかったかもしれないなぁ。

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2018年7月25日 (水)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 3日目(3)リールのノートルダム大聖堂。

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今いる場所がわからなくなって、モバイルWifiの電源を入れ、GoogleMapを見て現在地を確認し、方向を修正し、シタデルの方向に向かう。まぁ、なければないで観光案内所でもらった地図を見ながらでも修正できたと思うけど、やっぱり、スマートフォンで地図が見られるのは便利。

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公園のような広大な敷地がシタデル。「お堀」とは言わないと思うけれど、要塞を防御するためにお堀があるのは、日本のお城と同様の理由なのかな?

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シタデルの方向に歩き始めて、日本のお城のような天守閣があるわけではなく、いわゆる中世のヨーロッパのお城でもない城塞は城壁があるくらいで、平地から見ても面白くないかもしれないなぁと思い始める。

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観光案内所でもらった地図で見ると、リールのシタデルは見事な星型要塞で、この地図を見ておもしろそうに感じて行ってみたいと思ってはみたものの、よく考えてみると近づいたところで城壁しか見えないのではないかなぁ?

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函館の五稜郭タワーのような設備がない限り平地からは星型要塞がわからないんじゃないかなぁ?上空から見ないと星型要塞であるリールの要塞の面白さはわからない。

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自然の風景はのどかな雰囲気で歩いていても、のんびり歩くには心地よいんだけど、要塞そのものに行く価値はないかもしれないなぁ。シタデルを目指して歩いて来たわりには、このまま公園のような風景を眺めていても広すぎることもあって中心部まで歩いて行くことをあきらめる。

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私の旅は行き当たりばったり。最初から予定をちゃんと決めていないので変更することもしばしばあるもの。それに今日は道に迷った分だけかなり歩いてしまっているんだもの。

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再び、リール中心部に向けて歩き始める。運河がリールの町の中心部に向けて作られている。大量の物資を輸送するためには、水運は町の発展にとって重要な要素。

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観光案内所でもらった地図とGoogleMapで現在地を確認しながら、リール旧市街に向かって歩き続ける。

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あれ?なんとなく見たことのある風景。デジャブ?Déjà-vu?

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わかった、この場所が道に迷った原因の場所。この地点でこの道の先に見える“Église Saint-André”の鐘楼が気になって、ロワイヤル通り“Rue Royale”をまっすぐ歩き続けたことが方向感覚を失ってしまった原因。シタデルに向かうには、ここで曲がらなければいけなかったみたい。でも、“Église Saint-André”の鐘楼を近くで見てみたかったんだから仕方がない。目的地に行くには遠回りだったかもしれないけれど、最終的には目的地に着いたんだからそれでいい。人生、遠回りをしたって、最終的には目的をきっと達成するに違いないとポジティブ思考。

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この辺りは“Vieux Lille”と言われる古い街並みで、観光案内所のマダムが地図に丸をつけてくれた必見スポット。

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確かに低層の建物が並び、なかなか雰囲気がいい。リール旧市街“Vieux Lille”の街並みは、この地域で特有の戦争の影響を受けなかったのかなぁ?

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リールのノートルダム・ド・ラ・トレイユ大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-de-la-Treille”に到着してみると、昨日、アミアンのノートルダム大聖堂を見ていたこともあって、不思議な印象。まず、立地する場所が町の中心ではないことと、教会の周囲が公園のようになっていること。そして、何よりもファサードが歴史を感じさせない近代的なデザイン。このようなデザインになったのは、オー・ド・フランス地方特有の第一次世界大戦、第二次世界大戦の影響かと思っていたら、そうではないらしい。

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大聖堂が建つ小高い丘は、かつてはこの場所は“La Motte”と呼ばれるかつては要塞が建てられていた場所だったらしい。ノートルダム・ド・ラ・トレイユ大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-de-la-Treille”の建築が始まったのは、19世紀、1853年とフランス革命以後となる。その後、財政難に陥り、完成したのは実に1999年。二度の世界大戦による破壊、そして再建というわけではなく、完成したのが1999年ということらしい。資金不足で鐘楼や正面のファサードが建設できなかったのかもしれないなぁ。

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教会の横には聖ニコラの鐘楼“Campanile Saint-Nicolas”が立つ。

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教会の内部に入ってみると、ゴシック様式の歴史のある教会と変わらない感じ。柱などをみると石が積み上げられており、コンクリート製というわけではなく、1853年からゆっくりと建設が進んでいたんだろうなぁという印象を受ける。

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この日は夜にコンサートが開かれる様子で準備が進められている。残念ながら午後にはリールを去ってしまうので、聞くことはできないけれど。

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リール旧市街“Vieux Lille”は、ノートルダム・ド・ラ・トレイユ大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-de-la-Treille”の建つ小高い丘を取り囲むようにして広がっている。観光案内所のマダムが地図に丸をつけてくれた必見スポットをもう少し歩いてみることにする。

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庭園“Jardin de l'abbaye de Loos”があるので入ってみることにする。

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旧市街の真ん中に庭園が広がっている。名前から考えると修道院本体はどこにあったんだろう?

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今日までリールの町をじっくり歩くことはなかったけれど、リール旧市街“Vieux Lille”は歩いていて風情のある街並みでなかなか楽しい。

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「地球の歩き方」などの日本語のガイドブックと現地の観光案内所でのおすすめスポットは異なることがあるけれど、私は観光案内所のおすすめスポットを歩くことが多い。反面、重要な観光スポットを落とすこともあるんだけれど、今回はオススメスポットが大正解。

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ふと、行列ができているお菓子屋さんを見つける。“Aux Merveilleux de Fred”というお菓子屋さんみたいだけど、フランス人が並んでいるなんて、流行のお菓子なのかなぁ?

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“Les Merveilleux”というお菓子がスペシャリテみたい。美味しそう。しかもお手頃なお値段。フランス人が並ぶくらいなんだから、きっと美味しいに違いない。試してみたい誘惑との戦いが始まる。でも、お昼ごはん前なんだよねぇ。

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“Aux Merveilleux de Fred”は、もともとはリール郊外のHazebrouckという町が発祥みたいだけど、現在はリールだけではなく、パリやフランス北部地方を中心にお店があるみたい。さらにベルギーにもある。うーん、試してみたい気もするけれど、そろそろお昼ごはんの時間なので断念する。食事の前にケーキを食べてしまうとお腹がいっぱいになり食事が楽しめない。チェーン店でパリやフランス各地にお店があるなら、きっと、次にフランス旅行をすることがあったら、フランスのどこかの町で食べる機会はきっとあるだろう。次回、どこかの街で出会うことを信じてあきらめる。

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左側の建物はオスピス・コンテス“Hospice Comtesse”。1237年にジャンヌ・フランドル伯爵夫人によって作られた病院。火災などにより現在の建物は17世紀のものらしい。

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今日は朝からずっと歩きっぱなし。お昼ごはんの時間には少し早いし、トイレにも寄りたいので、カフェに入ることにする。街角にある普通のカフェに入る。

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トイレを先に借りて、席に座る。フランス旅行中、私は滅多に有料トイレを使わない。有料施設の美術館や博物館で済ませること、お昼ごはんを食べたレストランで行く。そして、どうしても途中でトイレに行きたい時はカフェに入る。先にトイレを済ませてからカフェを注文する。

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カフェの時計は11:15。ホテルを出てから2時間半ほど歩きっぱなし。でも、リール旧市街はおもしろかった。ダンケルクやアミアンを訪れてしまっていたので、リール観光は最後になってしまったけれど、リールの町自体は魅力的な町。今回の旅は、フランス北部、オー・ド・フランス地方にして本当によかった。

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ビールにしようか迷った挙句に今回はエスプレッソ。ビールはお昼ごはんまで我慢することにする。今日は誘惑に負けずに頑張っている。

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2018年7月22日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 3日目(2)リールで道に迷う。

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けっきょくはリール町歩きの再出発地点は旧証券取引所“Vieille Bourse”から。でも、この風景が一番リールらしい風景なのかもしれないけれど。

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そうだ、観光案内所を目指していたんだった。観光案内所の場所は「地球の歩き方フランス」の地図にも乗っているので、まずはグランプラスを目指す。

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“Honey Pie”って何だろう?今日はモバイルWifiの電源はオフにして、GoogleMapに頼らずに、私のいつも通りの行き当たりばったりの旅を楽しむことにする。いつもの通りに行き当たりばったり、気になるまま歩いてみても、ピンチになったらモバイルWifiを使えばいい。

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何のお店かと思ったら、ベルギーワッフルのお店だった。さすがに、朝食をたっぷり食べているので、今はいらない。

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毎日のように来ているグランプラス“Grand'Place”へ。別名はド・ゴール将軍広場“Place du Général de Gaulle”。

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今日が土曜日であるのと、まだ朝9時台なので広場は人も少なく静かな雰囲気。

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階段を上った場所から広場全体を見渡す。中央には女神の記念柱“Colonne de la déesse”が立っている。アラスのグランプラスは同じような屋根の建物が並んでいるのに対して、リールのグランプラスの建物は大きさも様々。

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面白いなぁ。建物の高さも異なれば、窓の高さも違うし、屋根の形状も違う。リールの方がアラスよりもベルギー国境に近いのに、アラスの方がベルギーの町の雰囲気を持っている。

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リール到着の初日の夜に夕食を食べた庶民的なレストラン街。観光案内所はこの道をまっすぐ進む。

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メトロの駅がある。リールにはメトロが走っているけど、けっきょく、今回の旅行ではメトロには1回も乗らず。あっ、早くもノエル“Noël”、クリスマスの準備が始まっている。

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早くも10月下旬から、マルシェ・ド・ノエル“Marché de Noël”のクリスマス用品を売る小屋がすでに広場に作られている。

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この記念碑の奥にある建物がリールの観光案内所。リールに来て3日目でようやくリールの地図を手に入れる。そう、今日までリールの町をちゃんと歩いていないということ。そして、このような記念碑は、第一次世界大戦や第二次世界大戦の記念碑であることを今回のオー・ド・フランス地方の旅で学ぶ。

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地図をもらう時に、窓口でたいていこの辺りを見ておくといいよというような印をつけてくれる事が多い。そして、私は観光案内所の人のオススメに従って町歩きをするので、ガイドブックに載っている必見スポットを逆に落としてしまうこともある。地図があってもちゃんと見ないで美しい風景に引かれるままに町歩きをするので、私は道に迷うこともある。

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地図を見ると五稜郭のようなシタデルがあるので、シタデルに向かって歩くことにする。

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今日はモバイルルーターの力に頼らず、いつものように感じるままに歩く。私はどうしても、教会などの大きな建物を見ると近づいてみたくなってしまう。この教会はサンテティエンヌ教会“Eglise Saint-Etienne”で、建築様式はバロック。残念ながら、中には入る事ができないみたい。

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ナシオナレ通り“Rue Nationale”に出ると、グランプラスの奥にリール商工会議所の鐘楼が見える。

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元の場所に戻ることはわかっているんだけど、グランプラスの方向に歩き始める。今日はいつもの私の行き当たりばったりの旅。リールにはプランタンがある。ギャラリーラファイエットはないのかなぁ?百貨店があるということは、この辺りが近代的なショッピング街の中心なのかなぁ?

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シタデルを目指していたはずなのにグランプラスに戻ってくる。

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だって、シタデルに行く前に思いついてしまったことがあるから。

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今回のオー・ド・フランスの旅のきっかけは、パリのメール“Méert”で食べたゴーフル “Gaufre”が美味しかったことから始まったと言っても過言ではないくらい。パリは何度も訪れているはずなのに、メールのゴーフルを初めて知ったときの感動は忘れない。

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ベルギーワッフルの誘惑には買ったのに、ゴーフルには負けてしまう。せっかくなので、メール“Méert”リール本店で売っている全てのフレーバーを試してみよう。初日に食べたのは、バニラとラムレーズン味だった。

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そして今日は、スペキュロス“Spéculoos”味。

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やっぱり美味しい。メール“Méert”のリール本店で、このゴーフル “Gaufre”を食べるためにリールに来たと言っても本当に過言ではないくらい。オランダやベルギーにもありそうなお菓子なんだけど、フレーバーが美味しいのがフランスらしい。

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シタデルに行く途中に、おやつのゴーフルを食べるために寄り道してしまう。

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タルト屋さんを見つけるけれど、もう誘惑には負けない。さすがに食べはしないけれど、つい足を止めてしまう。

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でも、ここのタルト、いろいろな種類があって美味しそう。気になるものを見つけると足を止めてしまい、試してみたくなってしまうので、なかなか目的地にたどり着かない。なんとか、誘惑に負けずに前に進む。

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シタデルへの方向は多分あっているだろうと思って、そして、わずかに見える教会の鐘楼が気になって、まっすぐ道を進む。大きな鐘楼などを見つけると、近くに行ってどうしても見てみたくなってしまう。

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路地の奥に見えるのは聖カトリーヌ教会“Église Sainte-Catherine”。やっぱり、私ながらの行き当たりばったりに町を歩いた方が、おもしろい風景を見つけられるような気がする。

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行き当たりばったりに歩いていると、ものすごく気になる場所を見つけたりする。AlphonseとZulmaによる“Nouveau Spectacle”は、どんなショーなんだろう?だって、新しいスペクタクルなんだもの。二人の顔写真が貼られているけれど、この二人がこの狭い場所でどのようなスペクタクルを見せてくれるんだろう?ものすごく気になる。

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遠くから見えていたのはこの教会“Église Saint-André”の鐘楼。この教会の鐘楼に惹かれて歩いてみたものの、だいぶ遠くまで歩いて来てしまった雰囲気。あれ?おかしいなぁ?シタデルは地図で見る限りもっと近いはずなんだけどなぁ。

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残念ながら、道に迷った事が確定なので、ギブアップ。今日は電源をオフにしていたモバイルルータを作動させてGoogleMapをチェックする。その結果、やはり道に迷って、シタデルの方向とは微妙にずれて歩き進んでしまっており、かなり町のはずれまで歩いてしまっている事が発覚。私が道に迷う原因は、いつものことだけど、大まかに地図を見ており、方向感覚だけで歩いてしまうこと。微妙な方角のズレが道に迷うことにつながる。まぁ、街をさまよい歩くというもの楽しいといえば楽しいんだけど、いつも通りの行き当たりばったりの町歩きを試した結果、けっきょくGoogleMapのお世話になってしまう。

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2018年7月19日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 3日目(1)シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を探しにリールのカルフールへ。

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2017年10月28日、土曜日。今回の旅行でオー・ド・フランス地方のリールで迎える最後の朝。今夕にはパリに旅立ってしまう。オー・ド・フランス地方がこんなにも楽しいとわかっていれば、リールに3連泊してもよかったかもしれないなぁ。TF2の“Télématin(テレマタン)”は土曜日は朝7時の開始。

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今日の司会者は昨日に引き続きThierry Beccarro氏。フランス旅行の際は、朝テレビをつけるとウイリアム・レイメルジが当たり前のようにいたので、まだ慣れない。

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今日2017年10月28日、土曜日はサマータイム最終日なので7時過ぎでも薄暗いどころではなく、暗い。Hotel Lille Europeの朝食レストランで朝食を食べるのも今日が最後。

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大きなホテルなので、クロワッサンやパン・オ・ショコラもたくさん置かれているし、昨日から気がついているスペキュロス“Spéculoos”味のクリームもある。

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ケーキも置いてある。昨日は丸いケーキはあったかなぁ?

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コンチネンタルブレックファーストだけど、私にはハムとチーズがあれば十分。これでサンドイッチを作って食べる。フランスのハムもチーズも力があるので美味しい。

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ゆで卵もあるし、ヨーグルトもたくさんあるし、果物もあるので、私の宿泊するホテルの朝食としては贅沢なほう。

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土曜日の朝はお客さんがぜんぜんいなくて、貸切状態。リール・フランドル駅前広場を眺められる。

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どうしても初日はいろいろと試してみたくて、量が多くなってしまうんだけど、2日目以降は落ち着いてくる。

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食後にコーヒーをお代わりしようと席を立つと、ふと、写真でいうと左端に、細長い瓶があることに気がつく。この瓶はいったいなんだろう?

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どうやら、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”の液体で、お湯で割って飲むみたい。リールではシコレ(チコリ)コーヒーが当たり前なのかなぁ?うーん、昨日の朝は、まだオー・ド・フランス地方の文化を知らないので気がつかなかったんだろうなぁ。

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せっかくだから、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を試してみることにする。昨日から気がついていればなぁ。

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もっとクセが強くて、薬草ぽい味や香りを想像していたら、香りも気にならず味的にはまったくもってコーヒー。シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”、美味しいじゃない。カフェインレスコーヒーとしてシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を飲んでもいい。

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部屋に戻って、“Télématin(テレマタン)”の今日の天気予報を確認する。午前中は雲が多い感じ。

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午前中は雲が多いけれど、お昼過ぎには晴れてきそう。

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8時過ぎになってようやく明るくなってきたけど、天気予報通り雲が確かに多い。今日の予定は、午前中はまだリールをちゃんと歩いていないのでリール観光。パリ北駅行きのTGVの予約は取っていないので、お昼ごはんはリールで食べて、夕方ごろにパリに着くようにしようかなぁと思っている。ただ、どこに行くかはいつもの通り行き当たりばったりで、今の時点では決めていない。

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リールの地図をまだ手にしていないので観光案内所に行ってリールの地図をもらおう。その前に、どうしても気になることができてしまい、ショッピングセンターEURALILLEへ向かう。

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まだ9時前なのでお店はほとんど空いていない。

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向かったのは大型ディスカウントスーパー、カルフール“Carrefour”。日本に進出した時のカルフールは「おフランス」感、おしゃれ感を全面に出してしまっていたけれど、それが失敗だったのだと思う。フランスでは、大型スーパー、カルフールは安いけれど、おしゃれ感はない。

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あった!確探していたのはシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”。リールのカルフールで普通に売っているものだった。どこのカルフールで売っているものなのかなぁ?フランスには何度も旅をしているはずなのに、私にはまだ知らないことがたくさんある。

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いろいろな種類のシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”が売られている。わからないことは、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”がリールだから売っているものなのか、パリでも普通に売られているものなのか。カフェインレスのコーヒーとしてパリでも普通に売られているものなのかなぁ?今まで、私が興味がなくて知らなかったら見つけられなかったのかなぁ?

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だけど、パッケージを見ると鐘楼が描かれておりオー・ド・フランス地方の特産であり、リールだから置かれているのか。私には、シコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”が、フランス全土で売られているものなのか、この地方特有のものなのかが、やっぱりわからない。

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ホテルの朝食レストランに置かれていた液体タイプのシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”も売られている。スーパーマーケットで紅茶売り場は見ることがあってもコーヒー売り場をちゃんと見てこなかったかもしれないなぁ。

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でも、どうやらフランスのどこでも買えそうな雰囲気。決定的なのは、カルフールのプライベートブランドのインスタント“Chicorée Café”が売られているので、おそらくパリでも買えるものなのだろう。うーん、今回のオー・ド・フランス地方の旅は「まだ知らない」フランスの発見ばかり。フランスをずっと旅していて、フランスのことを知ったつもりだった自分が本当に恥ずかしい。

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カルフールでホテルの朝食レストランに置いてあった液体タイプのシコレ(チコリ)コーヒー“Chicorée”を自分用のおみやげとしてさっそく購入。フランスをずっと旅行していても、「まだ知らない」発見にハッと気づかされることがある。だからこそ、フランス旅行は辞められない。

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今日はGoogleMapをあてにせずに、なんと、モバイルWifiの電源も切ってしまう。いつもの通り、気の向くままに歩いて見ることにする。「地球の歩き方フランス」にも小さな地図が掲載されているので、迷うことはないだろうし。

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まずはリールの地図をもらうために観光案内所を目指すことにする。

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私の旅は行き当たりばったり。リール・フランドル駅から歩いていくと、後ろから見る聖モーリス教会“Église Saint-Maurice”が気になり、正面から教会を見たくなり、寄り道することにする。

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遠くに104メートルの高さのリールの鐘楼“Beffroi de Lille”が見える。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”のひとつとなっているが第一次世界大戦後の1932年に完成したもの。

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聖モーリス教会“Église Saint-Maurice”を正面から見る。中には入れないみたい。

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寄り道したところ、方向がよくわからなくなってしまったので、旧株式取引所“Vieille Bourse”の建物が見えたので、いったん、旧株式取引所に向かうことにする。

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けっきょく、観光案内所へ向かうはずだったのに、聖モーリス教会に寄り道していたら、よくわからなくなり、オペラ座に向かうことになってしまった。リールの町は斜めに走る道が多いので方向感覚を見失いやすいのかもしれないなぁ。ただ、今日はGoogleMapに頼らずに、彷徨うことを楽しむことにしよう。

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2018年7月15日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(8)リールの郷土料理のレストラン。

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アラスからリールに向かう。アラス駅は近代的な大きな駅。

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アラス駅は交通の要衝らしく、ここからダンケルク行きの列車も出ていれば、パリ北駅行きのTGVも出ている。これだけ、発着番線が事前に表示されているのはフランスにしては珍しい。リール・フランドル駅行きの列車は17:24発で7番線。

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リールまでの間は途中、Douai駅しか停車しない。

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パリ行きのTGVがホームに入線してきた。アミアンよりもアラスは小さな町だと思うけれどTGVが走っているんだ。たぶん、アラスの近くにパリとベルギーを結ぶ高速鉄道線LGVが走っているからなんだろうなぁ。

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停車したTGVは連結部分のカバーが外れている。

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別のTGVが近づいてきた。

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アラス駅で連結し、TGV2編成が連結してパリに向かう。フランスのTGVではよくあることだけど。

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TGVではなく、TERの車両に乗ってリールへ向かう。途中駅のアラスからでも座れるけれど、けっこう乗客がいる。

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今日は2017年10月27日、金曜日。明日まではサマータイムなので17時半過ぎでもまだ明るい。TERの列車は田園風景を駆け抜ける。

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リール・フランドル駅に到着。まだ明るい。今回のフランス旅行、初めてサマータイムの切替え日に当たるんだけど、どんな感じなのだろう?と言っても、多分夜が1時間長くなるだけなんだろうと思うけど。

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今日の夕ごはんはどうしようかなぁ?明日にはパリに向かうので、オー・ド・フランス地方で過ごす夜も今晩が最後。

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もともとベルギーも好きだということもあるけれど、フランドル地方の郷土料理をもっと食べてみたい。

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私は夕食前にたいてい一旦ホテルに戻って一休み。普段はモバイルルータを持っていないので、ホテルのwifiに接続して、レストランのあたりをつけることが多い。

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どうせだったら、今回の旅のきっかけであるコラム、「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」に掲載されているレストランに行ってみようかなぁ。ホテルの部屋でレストランの場所を調べる。

(参照)【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに
http://www.tsujicho.com/column/cat/post-459.html

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今回はモバイルルータがあるので、目的地までたどり着けそう。どうやらリールのレストランが多い通りは、中心部からは少し離れたガン通り“Rue de Gand”にあるみたい。コラムの中から、「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”に行ってみることにする。

Estaminet Chez la Vieille
60 rue de Gand 59800 Lille France

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モバイルルータとGoogleMapのおかげで迷わずに「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”に到着。

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開店直後に「おひとり様、予約なし」で入店。金曜日の夜に予約なしでお店に入れたのは運がいいのかもしれない。このお店、帰る頃には満席になっていた。郷土料理を食べるんだったら、ミシュランやゴー・ミヨ“Gault et Millau”のシールに頼らずに、こういうお店の方がいいんだろうなぁ。

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ビール文化のオー・ド・フランス地方。ベルギーでなくフランス北部で飲み比べるのも面白い。最初は口当たりの軽いブランシュ“La Belzebut Blanche”から。

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前菜として、“Les Entrées”の中から“Le Cœur des Flandres”を注文する。5.8ユーロと安い。

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“Tarte au hachis de porc,pommes,oignons,lardons”の説明の通り、ひき肉のタルト。少し甘めの味付けでなかなか美味しい。

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そして、メイン料理“Les Plats”からは“Gratin de la Vieille”を注文するけど、ものすごく大きい。さらにフリットまで付いてくる。説明としては“Crêpes fourrée d'endives et de jambon nappée d’une béchamel au maroilles et gratinée”であり、アンディーブのグラタン。

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ビールをお代わり。

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アンディーブのグラタン、ものすごく美味しい。ベルギーで食べても美味しいんだけど、フランスで食べても美味しい。アンディーブのグラタンって好きかも。

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アンディーブのグラタンでお腹いっぱいになってしまったのでデゼールは頼まずにカフェを頼むことにする。前述のコラムでも触れられているけれど、このレストランのカフェメニューが面白い。ジンが入った“Bistouille”や“Le Vlams coffee”や、シコレのコーヒー“La Chicorée”、そしてディジェスティフとして、ジン“Genièvre”や“Fleur de Houblon”などが書かれている。

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1.6ユーロのカフェ“Le café à l’Ancienne avec sa pointe de Chicorée”を注文すると、説明文の通り、エスプレッソではなくポットに入れられている。少量のシコレ(チコリ)が入っているみたい。恥ずかしながら、今までフランスを何度も旅しているのにシコレのコーヒーのことを私はここで初めて知る。今回のオー・ド・フランス地方の旅は気がつかされることばかりで、私の「無知」を思い知らされる。第一次世界大戦、第二次世界大戦の影響を実感することもなければ、食文化の中でもシコレのコーヒーのことにも気づかされた。

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エスプレッソではないカフェも美味しい。シコレのコーヒーってこの地域独特のものなのかなぁ?それとも、ノンカフェインのコーヒーとしてスーパーマーケットでも普通に売られているもの?今まで気がつかなかっただけなのかなぁ?本当に私の「無知」が恥ずかしい。反面、地方によって特色があり、何度旅しても新しい発見があるフランス旅行は、だからこそ辞められない。

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予約なしの客は断られており、お店を出るころには満席。予約なし、東洋人のひとり客の私をよく通してくれたものだ。フランス旅行を続けていると、開店直後に行ったにも関わらず、満席だと断られるレストランもたまにあったりする。本当に満席なのかもしれないけれど、差別的で客を選んでいるんだろうなぁというレストランも実はある。そう考えると、リールの「エスタミネ・シェ・ラ・ヴィエイユ 」“Estaminet Chez la Vieille”はとても良いレストラン。でも、とても人気のあるレストランのようで、確実にお店に入るためには予約した方がいい。

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GoogleMapを見ながら歩くと目的地にはたどり着けるけれど、町の全体地図がよくわからない。ガン通り“Rue de Gand”からグランプラスに向けて歩いてみることにする。ガン通り“Rue de Gand”から広場“Place Louise de Bettignies”に出る。この辺りは“Vieux Lille”と言われる古い街並みに近くなかなかいい感じの雰囲気。リールに宿泊していながら、リールの街をちゃんと歩いていないので、明日はリール観光の予定。

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でも、今回はリールの観光案内所でリールの町の地図を手に入れていないので、すっかり現在の位置がわからない。いつもは、ここから勘で歩き進めてしまい、勘が外れるとさらに道に迷うこととなるけれど、今回はGoogleMapがあるから大丈夫。

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リールの町は道が複雑で、たぶん、GoogleMapを見なければ迷ったような気がする。

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無事に女神の記念柱“Colonne de la déesse”の立つグランプラスに到着する。

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アラスの市庁舎といい、このリールの旧株式取引所“Vieille Bourse”といい、ベルギーのゲントやブルージュの町も好きだし、私はフランドル地方の建物の雰囲気が好きなのかもしれないなぁ。

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オー・ド・フランス地方の旅、今日も大満足だったなぁ。アミアンの町もおもしろかったし、日が沈むまで少し時間があるから、ぶらり途中下車の旅として立ち寄ったアラスの町はすっかり一目惚れ。1時間の滞在予定が、2時間滞在してカフェでビールまで飲んでしまった。

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そして、リールで食べた郷土料理の美味しかったこと。ガイドブックには掲載されていない、地元民で賑わう美味しいレストランってあるんだなぁ。リールのガン通りのようなレストラン街って、なかなか当てずっぽうだと見つからない。

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ホテルに戻ってくる。明日はサマータイム最後の日で、面白かったオー・ド・フランス地方の旅を終えてパリに向かわなくてはならない日。こんなにオー・ド・フランス地方が魅力的だと知っていたら、最後にパリに1泊せずに、リール3連泊でもっとこの地方の町を周遊しても良かったかもしれないなぁ。隣接する国境を超えて、ベルギーとセットにしてもおもしろかったかもしれないなぁ。

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2018年7月12日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(7)絶景のアラスのエロ広場“Place des Héros”のカフェでビールを飲みながら。

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アラスのグランプラスには、移動式の観覧車。高さは低いけれど、よく見るとゴンドラには窓がない。高さはないけど、別の意味で怖いかも。

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第一次世界大戦のドイツ軍の砲撃により、破壊されたアラスの街並みは復元されており、フランスというよりはベルギーやオランダのような建物が並んでいる。復元された建物だから「地球の歩き方」などのガイドブックに掲載されないのかなぁ?

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広すぎるグランプラス、今では駐車場になってしまっていて、市庁舎の立つ英雄広場よりも活気がない感じだけど、2つも大きな広場を持つアラスは中世の時代には発展していたのだろう。

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英雄広場と比較して、グランプラスが地味な印象を感じてしまうのは、同じような大きさの建物で、色彩が同じ色が続いているからのような気がする。

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グランプラスだって、この一角のように屋根の形が異なったり、間口が異なったりすれば、絵になる風景。

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グランプラスとしては、ブリュッセルよりもアラスの方が大きいんじゃないかなぁ?もっと大きなグランプラスを持つ都市があるのだろうか。私が「まだ知らない」だけで、ガイドブックに載っていない魅力的な町があるのかもしれないなぁ。

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どうしても旅のきっかけは、ガイドブックに頼ることが多くなってしまうけれど、ガイドブックに掲載されていない町も多くあるわけで、今回のアラスのように、私のお気に入りとなる風景を持つ町がまだまだあるのかもしれないなぁ。

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もう、すっかりアラスの英雄広場の風景に魅了されてしまっており、私のお気に入りの風景になってしまっている。

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すでに15時過ぎなのであまり多くは周遊できないけれど、せっかく観光案内所で地図をもらったので、英雄広場だけでも大満足だけど、少しだけアラスの町を歩いてみることにする。

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市庁舎の裏手に向かって歩き始める。

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アラス大聖堂“Cathédrale Notre-Dame-et-Saint-Vaast d'Arras”は、第一次世界大戦中の1917年4月に破壊されて再建されたもの。中には入れないみたい。

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大聖堂の横にある公園の中に入ってみる。

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のんびりと公園を歩くのって私は好き。

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サンヴァースト修道院“Abbaye Saint-Vaast”はアラス美術館となっている。

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今回はGoogle Mapがあるので道に迷わない。

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市庁舎の鐘楼が見えてきたので、元の場所に戻れそう。

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無事に英雄広場に戻ってくる。グランプラスと比較して、色彩がカラフルなので英雄広場の方が美しく見える。

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どうでもいいことだけど、英雄広場“Place des Héros”って、“H”は発音しないフランス語の発音をそのまま書くと「エロ広場」となるんだなぁと標識を見ながら考える。

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夕方に近くなり、だいぶ日陰のスペースが大きくなってきた。

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日向のカフェにも建物の影が長く伸びてきて、近づいている。

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やっぱり、私はすっかりアラスのエロ(英雄)広場に魅了されてしまっている。もっとこの場所にいたいと感じて、ひなたのカフェの席に座る。

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オープンカフェの最前列の席からは、エロ(英雄)広場全体、そして市庁舎の鐘楼をゆったりと眺めることができる。

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そして、ビールが運ばれてくる。残念ながら向かい側の席には誰もいない。

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乾杯する「連れ」はいないので、アラスの鐘楼に向かって乾杯。

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ここはフランスなのに、まるでベルギーにいるみたいな不思議な気分。だけど、私はここでビールを飲んでいることが最高に幸せ。

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ガイドブックにも未掲載の町なのに、アラスがこんなにもステキな町だとは思ってもみなかった。美しい風景を見ながらチビチビとビールを飲む幸せ。今回、フランス北部に来て本当によかったなぁ。

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世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”には、アラスだけではなく、「まだ知らない」世界遺産となっている鐘楼とその町の風景はたくさんあるわけで、「まだ知らない」魅力的な風景があるのかもしれないなぁと思いながら、アラスの町を発つことにする。

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広場を出るとサン・ジャン・バプティスト教会の鐘楼が見える。

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サン・ジャン・バプティスト教会の隣に建っているこの小さな建物は教会なのかなぁ?

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アラス駅前には、アミアンのレクレール将軍像のような像が立っているけど、観光案内所でもらったガイドブックにも掲載されていないのでよくわからない。

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アラス駅に到着。アミアン観光の帰り道にぶらり途中下車したアラスが大当たりだった。どうしてガイドブックに掲載されていないんだろうと思うくらい、ステキな町だった。そう考えると、私が知るきっかけすらない「まだ知らない」魅力的な町が、フランスだけではなく世界中にあるんだろうなぁ。

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2018年7月 8日 (日)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(6)まるでベルギー、ガイドブックに載らないアラス“Arras”の町。

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SNCFアミアン駅。まだ時間は14時すぎなので、リールまでの途中駅であるアラス“Arras”を目指すことにする。なぜ、アラスに行ってみようかと思ったかというと、今回の旅のきっかけとなった参考文献の一つ、辻調グループのWebサイトにある「食のコラム&レシピ」の「【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに」のコラムを見ると、リール、ダンケルクとともにアラスのレストランを訪れており、大きな町なのではないかと思ったから。

(参照)【とっておきのヨーロッパだより】フランス最北端、ノール=パ=ド=カレ地方の料理を食べに
http://www.tsujicho.com/column/cat/post-459.html

しかし、アラス“Arass”については、ガイドブック「地球の歩き方フランス」にはコラムにも載らないようなノーマークな町で、先行研究もほとんどない、「まだ知らない」町。行きの列車でも、比較的大きな駅だったし、何があるのかはわからないけれど、途中駅であるしアラスに行ってみることにする。

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時刻表を見ると、出発案内板の一番上にはルーアン“Rouen”行きとなっている。リールからアミアンを経由してルーアンに抜ける周遊ルートも組めたのかもしれないなぁ。ルーアン行きは列車ではなく、バスでの運行になっている。フランスでは、大量輸送が必要な時間帯ではない日中の時間帯は線路がありながら代行バスの運行だったりする。地域の中での人々の移動は鉄道とバスを組み合わせて保障すればいい。通勤通学時間帯は大量輸送に適した鉄道で、利便性の確保のために需要が少ない日中帯は低コストのバスで運行する。地域圏内の交通は、鉄道やバスを組み合わせてトータルとして地域で考えればいい。

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ホームが表示されるのを待っているとリール行きは10番ホーム。アミアンからはコンピエーニュやボーヴェにも行ける。パリへはTGVではない急行列車“Intercités”。

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14:38発リール・フランドル駅行きは10番ホーム。

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10番ホームに着くと、アミアン始発だけどまだ列車が到着していないみたい。

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需要の少ない日中帯でも1時間に1本、列車で運行されているだけあって、リール・フランドル駅行きの列車を待つ人はバス1台では乗り切らないほどいる。

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リール・フランドル駅行きのTERは、のどかな風景の中を走る。

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アラス“Arras”はどのような町なんだろう?もっとも、今回のオー・ド・フランスの旅はダンケルクだって、映画のタイトルになったから行ってみたものの、地球の歩き方には未掲載の町だったし、ガイドブックに載っていない町の中でこそ、新しい発見があるかもしれない。

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途中駅のアラス駅で下車。ガイドブックに載らない、「まだ知らない」アラスへの旅が始まる。

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アラス駅舎は近代的でわりと大きな駅。インターネットで見つけたコラムの中にアラスのレストランに行ったという情報だけで選択したアラス、一体どういう町なんだろう。

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情報が何もないので、駅前の道をまっすぐ進む。Google Mapによると、英雄広場“Place des Héros”と呼ばれる大きな広場があるみたいなので、町の中心部にある広場を目指す。今回はモバイルルータがあるので心強い。

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この道をまっすぐ進めば広場に出るはず。Google Mapを見る限り、町の中心に大きな広場、英雄広場“Place des Héros”があるはず。

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大きな鐘楼が見えてきた。

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この鐘楼はサン・ジャン・バプティスト教会“Église Saint-Jean-Baptiste”。アミアンのノートルダム大聖堂と比べてしまうと規模が小さく、教会の前も大きな広場ではなく路地に立っている。

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教会を見つけたら、中に入り、椅子に座り静寂を味わう。

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教会の門前通りを進むことにする。建物の雰囲気がベルギーやオランダの雰囲気。リールよりもフランス寄りにあるアラスの方がベルギーやオランダの文化の影響を受けている気がする。

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英雄広場“Place des Héros”に出る。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」“Beffrois de Belgique et de France”の一つである、市庁舎の見事な鐘楼。この地域特有の建物。広場を取り囲む建物もかわいらしい。なんて美しい広場なんだろう。

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この広場の美しさに圧巻されている。アラスの町は、この英雄広場を見るだけでも価値がある町のような気がする。こんなに美しい広場を持つアラスは、なぜ「地球の歩き方」に掲載されていないんだろう。

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日本語のガイドブックで、このアラスを紹介しているガイドブックがあるのかなぁ?紹介されるだけの価値がある広場であるような気がするけど、どうしてフランスの観光地としてメジャーじゃないの?

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広場に立ち並ぶ建物もかわいい。本当にここはフランスなの?まるでベルギーにいるみたい。こんなにかわいいアラスの町が、なぜガイドブック未掲載なの?交通の便だって悪くないのに。

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ガイドブック未掲載の理由としては、第一次世界大戦の影響を受けて「再建されたもの」という評価であるからかもしれない。このゴシック様式のアラスの鐘楼は1554年に完成したものだけど、フランス革命後の1833年に鐘楼が破壊され再建される。そして、第一次世界大戦中の1914年10月にドイツ軍による砲撃によって破壊される。今回の北フランス、オー・ド・フランス地方の旅は、戦争からは離れられない。

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市庁舎側から英雄広場を見渡す。奥には、サン・ジャン・バプティスト教会“Église Saint-Jean-Baptiste”の鐘楼が見える。再建されたものであるかもしれないけれど、心に感じる美しさには関係ない。

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アラス市庁舎と鐘楼を見上げる。

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市庁舎の1階にある観光案内所“Office de Tourisme”で町のガイドブックをもらう。

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今回のオー・ド・フランス地方の旅は「まだ知らない」フランスの発見ばかり。新鮮な発見ばかりで、フランスをずっと旅していて、フランスのことを知ったつもりだった自分が本当に恥ずかしい。

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英雄広場“Place des Héros”は、オープンカフェもあり、ヨーロッパらしいのどかな雰囲気。

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ヨーロッパの人たちって、陽が当たる日なたが大好きで、陽が当たるカフェの方が混雑している。

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アラスの町のすごいところは、大きな広場は英雄広場“Place des Héros”だけではないところ。カフェが並ぶ通りを少し歩いていくと、もう一つの広場がある。

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英雄広場よりもさらに大きなグランプラス“Grand'Place d'Arras”がある。こちらの広場にも、色彩はシックな感じだけど、かわいらしい建物が並んでいる。この広場も第一次世界大戦にはドイツ軍によって破壊されており、建物は再建されたもの。

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アラスのグランプラスは、ブリュッセルのグランプラスよりも広いんじゃないかなぁ?広すぎるグランプラスは今では駐車場になってしまっているけれど、これだけ広い広場を持つアラスの町は、中世の時代には繁栄していたんだろうなぁ。

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2018年7月 5日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(5)アミアンのマカロン“Macaron d’Amiens”。

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レストラン“Les Marisson”は、居心地の良いレストランだったなぁ。レストランの窓から見えた風景はこの街並み。古い家だけど、このあたりは、戦争の影響を受けなかったのかなぁ?今回のフランス北部の旅は、常に「戦争」を連想してしまう。そもそも、ここに来るまでは戦争のことなんて恥ずかしながら知らなかったのに。

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フランス旅行は奥が深すぎて、毎回私が知らなかった新しい発見ばっかり。いつまでも私はフランス旅行「初級者」を卒業できない気がしている。

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低層の住宅が並び、絵になる風景のサン・ルー地区“Saint-Leu”から旧市街中心部に向かう。川面に立つブイの男“L'Homme sur sa bouée”ともお別れ。

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丘の上にはアミアンのノートルダム大聖堂がそびえ立つ。今日はスッキリとした青空。

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旧市街に戻る道を探し、運河沿いの小道を歩く。

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この辺りも低層の住宅が建ち並び、なかなか良い雰囲気。

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直接風景を撮るよりも、水面に反射する風景って好きで、私の旅行記にはよく登場しているはず。

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階段を登り、運河を渡る橋を発見。ノートルダム大聖堂の立つ丘の上に抜けることのできそうな小道。

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ノートルダム大聖堂の尖塔が近づいて来る。

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公園のようなところに出る。ノートルダム大聖堂に寄り添う小さなチャペルがある。

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公園を抜けるとノートルダム大聖堂の裏側に出る。

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アミアン旧市街のショッピング街を目指して歩く。朝も通過したはずの裁判所の裏手にある広場“Square Jules Bocquet”には、テントが立っている。

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農業の団体のテントみたい。興味深く観察しているとフランス人って人懐っこいので、パンを食べて行きなよとパンをもらう。

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フランスでは個人では何もできないけど、団結して運動するという力が強い。時には労働組合による大規模なデモや、ストライキに遭遇することもあるけれど、運動によって政治を変える、政治に参加するという力も時には必要だと感じる。

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ギャラリー・ラファイエットもある歩行者専用のトロワ・カイヨー通り“Rue des 3 Cailloux”に出る。

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ガンベッタ広場“Place Gambetta”は、噴水があり公園になっている。

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ガンベッタ広場のそばには「ジャン トロニュー」“Jean Trogneux”というお菓子屋さんがある。

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「ジャン トロニュー」“Jean Trogneux”5代続いている伝統的なお菓子屋さんらしい。

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1872年創業。ディスプレイを見るとフランスでもハロウィン文化が入ってきているんだなぁ。

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チョコレートもハロウィン仕様。

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私は見たことのないものを見つけると心がときめいてしまう。“Gâteau Battu”って何だろう?“Specialite Picarde”なんて書かれているとつい買って試して見たくしまうけど、その場で食べるには大きすぎるし、お土産にするにはかさばるので、ここは我慢。

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このお店を訪れた目的はマカロン“Macaron d’Amiens”を買うこと。ばらでも購入できるみたい。ロレーヌ地方のナンシーもマカロンが有名だけど、ここアミアンのマカロンも有名。

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おみやげ用に包んでもらった他に、ばらで1つだけ別に購入。ナンシーのマカロンも、ここアミアンのマカロンも、現在、日本で知られているマカロンとは違う。ナンシーにも久しく行っていないなぁ。次の旅行先はアミアンのマカロンがきっかけで、「マカロン買いにナンシーへ」というテーマでナンシーに行ったりして。

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素朴な焼き菓子だったりするけど、美味しい。私はフランス伝統の素朴な地方名産が大好きで、立ち寄った町で、その地域特有のお菓子がないか必ずお菓子屋さんをチェックしてしまう。

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市庁舎前の広場“Place de l'Hôtel de Ville”では、カルーセルが営業中。

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宮殿のような雰囲気の建物はアミアンの市庁舎“Hôtel de Ville d'Amiens”。

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アミアン観光はこれくらいにして、駅に向かって歩き始める。

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オーギュスト・ペレ“Auguste Perret”が設計したペレ塔“Tour Perret”が見えてきた。アミアン駅はこの塔の立つ場所にある。

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朝は閉まっていたカルーセルが営業中。お客さんはいないみたいだけど。

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レクレール将軍像“Statue du Général Leclerc”の立つルネ・ゴブレ公園“Parc René Goblet”で一休み。

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アミアン駅に戻ってくる。パリ北駅から列車で1時間くらいで訪れることのできるアミアン。近さゆえにいつでも行けると思っていたために、ずっと訪れることがなかったんだけど、今回、アミアンを訪れてみて、思っていた以上におもしろかった。

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そして、フランス北部は第一次世界大戦でも、第二次世界大戦でも最前線だったことを知る。私は恥ずかしながら、今まで、フランスで戦争について考えることはほとんどなかったし、歴史ある建物が破壊されることも知識として頭の片隅にはあったかもしれないけれど、実感として知ることはなかった。今回のフランス北部、オー・ド・フランスの旅は、「まだ知らない」ことばかりだった。フランスを知ったつもりでいた自分が本当に恥ずかしくなってくる。

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2018年7月 2日 (月)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅 2日目(4)アミアン、サン・ルー地区の絶景レストランでお昼ごはん。

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さらにアミアンの町歩き。サン・ルー地区“Saint-Leu”の散策を続ける。低層の家が立ち並んでいる風景はいい感じ。

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運河沿いの道を歩いてみることにする。

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運河沿いのフェンスに布がしばりつけられているみたいだけど、なんだろう?

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私の旅は気になったら近づいてみる。いつもこんな感じなので、私の旅は寄り道ばかり。橋を渡って、フェンスに近づいてみる。

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まるで神社でおみくじが縛られているように、布がフェンスに巻き付けられているけれど、なんだろう?どんな意味があるんだろう?

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ガーゴイルの木“L'arbre à gargouilles”の下に「願いの木」“un arbre à souhaits”と書かれている。解説を簡単にいうと、てるてる坊主を作って願い事をするという感じなのかなぁ?本文を読まなくても雰囲気でなんとなくわかるけれど、ちゃんとフランス語を勉強した方がもっと旅行を楽しめるかもなぁ。

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マニュアル通りのちゃんとした「てるてる坊主」はいない感じで、ほとんどが雑に布切れを巻きつけているだけ。事前に知っていれば、ここにある「てるてる坊主」よりもクオリティが高い「てるてる坊主」を作って日本から持ってきたのになぁ。

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運河に垂れ下がる木がおもしろい。

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ずっと歩いてきたら、運河のある風景が絵になる風景になってきた。

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運河沿いを歩いていると開けた場所に出てくる。丘の上に立つアミアンのノートルダム大聖堂がよく見える。

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この辺りはソンム川“La Somme”の川幅が広くなっており水量も多い。水鳥が優雅に泳いでいる。

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水面に反射する雲が面白いと思って写真を撮っていたら、ふと気になるものを見つけてしまう。水面に浮かぶように誰か立っている!

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水の上に赤いセーターを着た人が立っている!と思ったら、石像のようで安心する。芸術作品なのかなぁ?

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この辺りがサン・ルー地区“Saint-Leu”のレストラン街。運河沿いにレストランが並んでいる。平日のためか賑わっている感じはないけれど。そろそろお昼ごはんを食べるレストランを探し始める時間なので、お店の前のメニューを見ながらお昼のレストランの候補を探す。

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奥にはサン・ルー教会“Église Saint-Leu d'Amiens”が見える。運河沿いに低層のレストランが並ぶ風景がなかなかいい。

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ソンム川を上流に向かって歩くと、カヌーの練習場になっているみたい。これ以上川沿いを歩いてもレストランはなさそうなので、橋を渡る。

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だけど、反対側にはレストランはないので、もう一周してレストランを選び直すしかないかなぁ。どこのレストランに魅力を感じたかというと、「ここにしよう!」というパッションを感じるようなレストランは見つけていない。

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川面に立つブイの男“L'Homme sur sa bouée”の石像を近くで見る。芸術作品なのかなぁ?赤いセーターは誰が着せたのだろう?もう一つの疑問は、この男の名前を調べてみて、“L'Homme sur sa bouée”の定冠詞と思われる“sa”ってなんだろう?やっぱり、フランス語をちゃんと勉強すべきかなぁ?

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この“Les Marissons”という一軒家のレストラン、今日、チェックしてきたレストランの中ではもっとも雰囲気がいい。

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ミシュランやゴー・ミヨ“Gault et Millau”のシールが貼られているわけではないけれど、直感的には抜群に雰囲気がいい。だけど、雰囲気的にお値段が高いかもしれないなぁ。お店の前に貼られているメニューを見ると、平日限定20.5ユーロの昼定食もあるし、33ユーロの定食もあるので、まぁこの雰囲気だったら、びっくりするほど高いわけではない。お昼は美味しいものを食べて、夜から節約すればいいか。

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門をくぐって、一軒家のレストランの入口に向かう。お店の中から運河が見えるのかなぁ?今回のフランス旅行は、先月、パリでビストロ巡りをしているので、あまりグルメな旅ではなくしようと思っていたのになぁ。今晩から節約すればいい。

Les Marissons
http://www.les-marissons.fr/

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平日の金曜日のアミアンはレストラン街の人通りも少なく、そもそも私は開店直後を狙うこともあって、最初のお客さんになってしまった。想像通り、なかなか雰囲気の良いレストラン。

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食前酒を飲みながら注文を決める。脱グルメ旅なんてすっかり忘れて、33ユーロの定食“Menu Thème”を注文。

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レストランの雰囲気によって、食前酒は頼まずに最初からワインを頼むことも多いんだけど、今回の場合は頼んでおいたほうがスマートそうなので、食前酒はキールロワイヤル。

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アミューズのスープが運ばれてくる。このスープが美味しいレストランは全体的に美味しい気がする。

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東洋人のおひとり様なのに、運河が見える窓際の特等席に案内してくれる。このレストランにしてよかった。

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どうしても、見たことのないメニューを頼んでしまう。おもしろいなぁ。“Duo de flans, Cucurbitacée et Légume ancien”は、野菜味のムースのような料理。フランス料理は奥が深くて、「まだ知らない」料理は何度フランスに通っても尽きることはない。

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白ワインを注文。ようやく、男性二人組のお客さんがきて、貸切状態が解消。

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メインは魚料理。「キメラ」というのかなぁ?見たことのない単語で、見たことのない白味魚だけど、臭みはない魚。“Chimère farcie épinards et Rosés de Paris, sauce au Chorizo”

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33ユーロの定食“Menu Thème”はお得なコースで、フロマージュつきだったみたい。地元のフロマージュだと丁寧に説明してくれる。

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名前を聞くと“Le Rollot”というフロマージュ。私はフランスのことをまだ知らない。フランスの地方は特色があって、地域ごとにワインもチーズも名産品が異なるんだけど、フロマージュの研究はぜんぜんダメ。一人旅だとフロマージュリーに行っても、食べきれないので研究していない。今回のフランス北部の旅は、私の無知を気づかされることばっかり。

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最後のデゼールは、“Moëlleux aux marron”で、フォンダンショコラのマロン版という感じ。

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ふわふわトロトロで、このデザートが美味しいんです。アミアンの雰囲気で選んだレストラン“Les Marisson”は、なかなかいいレストラン。

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食後の余韻はエスプレッソ。キャラメルなどのお菓子をたくさん出してくれる。東洋人のおひとりさまのお客に対しても親切で、本当に心地よい昼食が楽しめるレストランだったなぁ。また、アミアンに「連れ」と来ることになったら、このレストランにしよう。

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出るときにお店のドアを見ると、ゴー・ミヨ“Gault et Millau 2017”の掲載店だったみたい。雰囲気だけで判断した私の目利きは、今回は成功したみたい。

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