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2018年6月 7日 (木)

初めてのフランス北部、オー・ド・フランス地方ひとり旅1日目(4)1940年「ダンケルクの戦い」と「ダイナモ作戦」。

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1940年5月、第二次世界大戦にてフランス軍、イギリス軍はナチスドイツ軍の侵攻を受けて、ダンケルク周辺をナチスドイツ軍に包囲されて、八方塞がりとなり行き場がなくなっていた。そのために包囲された35万人の英仏軍の兵隊をドーヴァー海峡を渡って対岸のイギリスに撤退させる「ダイナモ作戦」が実行された。ナチスドイツ軍に包囲されて撤退するという「負け戦」ではあるけれど、ドーヴァー海峡を渡るために軍艦だけではなくイギリス船籍の遊覧船などの民間の船も動員し、33万人もの兵士の命を救えたことは奇跡的な出来事だった。

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ダンケルクの街のあちらこちらにある案内板“Dankerque en 1940”の下にはダイナモ作戦“Opération Dynamo”の記述も書かれている。そして、当時の写真が掲載されている。

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港のそばに小さな魚市場を見つける。

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事前に「ダンケルクの戦い」や「ダイナモ作戦」を学んでおけば、もっと興味深く学べたかもしれないなぁ。旅行について事前調査をほとんどしない準備不足の私の場合はこれらの案内板で学び、あとからインターネット等で調べて学ぶ、そしてあとから映画を見るという順番になってしまったけれど、どんどん興味を引かれていく。

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いくつかのブースしか開いていない小さな魚市場には人々が集まっている。

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私はマルシェを見るのが大好き。この地域で採れた魚なのかなぁ?

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おそらく地物の魚ばかりが並べられている。

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おこぼれがあるのかカモメが常に周囲を歩き回っている。

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この小さなサメはどのように食べるのだろう?売られているんだから、きっと買う人がいて食べられている。私がマルシェを見るのが好きなのは、その地域で生活している人の生活を垣間見えるような気がするから。見たことのないものを見て、どのように食べられているんだろう?と想像するのが好き。でも、フランス語ができたら「どうやって食べるの?」と聞くことができたら、もっと楽しいだろうなぁ。

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ダイナモ作戦“Opération Dynamo”の時に33万人を超える人が遊覧船や商船などの小さな船に乗って避難した海岸を見てみたくなって、海岸まで歩いてみることにする。

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日本語の解説がないのでよくわからないけれど、“Tour du Leughenaer”という塔は灯台の役割をしていたのかなぁ?

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出発前にこの映画“Dankerque”があることだけは知っていたけれど、実際にこの映画を見たのは帰国後、しばらく時間が経ってから。映画“Dankerque”は「ダンケルクの戦い」や「ダイナモ作戦」を学ぶことはできるものの、何も知識がなく見てしまい、娯楽映画を期待してしまうと退屈な映画に感じてしまうかもしれない。

逆にダンケルクの海岸の風景を先に見ていたからこそ、おもしろく観ることができたのかもしれない。そう、先に勉強しても、後から勉強しても、結局は学ぶことができればどちらでもいい。

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ふと歩いていると、SUZUKI SWIFTが目に入る。確かに国産車の中ではヨーロッパテイストのクルマかもしれないなぁ。

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しかも続けて発見。スズキ・スイフトはフランスで売れているのかなぁ?

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小さなチャペル“Petite Chapelle Notre-Dame des Dunes”。

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さらに海岸に向けて歩き続けるけれど、けっこう遠い。

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事前にきちんと調べない私が悪いんだけど、この公園の先に「ダンケルクの戦い」や「ダイナモ作戦」をテーマにした美術館“Musée Dunkerque 1940”があることを知ったのは帰国後だったりする。この時はモダンアートの美術館だと思って残念ながら素通り。

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旧市街からけっこう歩き、運河にかかる橋を渡る。建物が近代的なものになっている。

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ふと橋の欄干を見ると、ちょっとしたところのデザインにお金をかけている。

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フランスの町歩きで楽しみなのは、ルノーシュペール5が普通に駐車場に停められていたりすること。

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フランスでスズキは頑張っているんだなぁ。この車種はなんだろう?アルトまである。だけどこのアルトは日本製ではなくインドで生産されたリッターカー。

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愛車プジョー208にもう5年以上乗っているけれど、最近、シトロエンのデザインC3が気になっている。でも、エンジンもほぼ同じだし、乗り換えるほどの衝動はないんだけど。

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ようやく海岸が近づいて来た。リゾート地らしくカジノがある。

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夏は混雑するんだろうなぁと思われるホテルが立ち、その奥には砂浜が見える。

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マロ・レ・バン海岸“Plage de Malo les Bains”に到着。10月下旬の海岸には、天気があまりよくないこともあり、人の気配がない。

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シーズンオフの海岸沿いのレストランはひっそりとしている。夏には海水浴客で賑わうんだろうなぁ。

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遠浅の海岸で、今の時間は干潮なのか海までが遠い。

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この海岸から追い詰められた英仏軍33万人が海を渡った。このダイナモ作戦には軍用艦だけではなく、民間の輸送船や遊覧船などの小さな船が活躍した。33万人という数はすごい。ダイナモ作戦こそ、「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」だ。沖縄戦の日米双方の犠牲者は20万人と言われている。そのうち日本側の犠牲者は非戦闘員である沖縄県民の民間人も含めて18万人と言われる。この海岸から沖縄戦の1.5倍以上の命が助けられたことになる。本土防衛のための時間稼ぎにされたあげくに、多くの民間人の犠牲を伴った沖縄戦とは随分と違う。

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この海岸に立ってみると、映画「ダンケルク」でも描写されているけれど、ナチスドイツ軍の飛行機が攻撃を仕掛けてきたら隠れる場所もなく、ひとたまりもない。映画の通り、味方であるイギリス軍のスピットファイヤーは航続距離の問題があり、援護はあまり期待できない。

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だだっ広い海岸で列をなしてここで救助を待っていても、ナチスドイツ軍の空襲を受けたら本当にひとたまりもないことを感じる。シーズンオフの曇り空で人の気配がない今の時期でよかったのかもしれない。静けさの中で、海岸で救援船を待つ当時の様子を想像できるから。

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海の水があるところまで歩いていったら、ずいぶんと陸地が遠くなってしまった。晴れていたら気持ちいいだろうなぁ。ふと平和である今に視点が変わる。

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ここで「潮干狩り」をしたら貝がいっぱい採れそう。

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フランスのレストランでマテ貝を見つけるとつい頼んでしまう。「マテ貝」は東京湾の砂浜にもいるはずだけど、なかなか東京では食べられない。

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海岸の散歩を終えて、陸地に戻る。カジノのそばには展示場“Palais des Congrès de Dunkerque”がある。

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この海岸に30万人以上の連合国軍(英仏軍)の兵士がイギリスからの船を待っていた。だだっ広い海岸では、ナチスドイツ軍の戦闘機がやって来たら身を守る場所もない。イギリス本土の小さな民間船を徴用して、この海岸から30万人もの人の命を救うことができたのは、確かに派手な戦闘の勝利ではなく、「敗走」もしくは「撤退」ではあるけれど、まさに「奇跡」である。だからこそ、「ダンケルクの戦い」として歴史に刻まれているのだろう。今回、事前準備がない中で「ダンケルク」という映画のタイトルだけで選択したダンケルクに来てみて本当によかった。

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