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2016年3月23日 (水)

初めてのギリシャ、アテネ・サントリーニ島ひとり旅 4日目(3)2015年11月13日パリでのテロ事件2日後の平和なイスタンブール。

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2015年11月15日、日曜日のイスタンブールは、イスタンブール・マラソンが開催されている。人々が集まるイベントなのに、ここまでセキュリティチェックを受けることなくたどり着いている。イラクやシリアに隣接するトルコのほうが緊張した雰囲気なのかと思っていたけれど、イスタンブールは平和な日曜日。

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マラソンは市民マラソンで大勢のランナーがゴールを目指して走っている。ゴール地点のすぐそばに観光客でも普通にアクセスできてしまう。この日のイスタンブールは平和だったんだなぁ。

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2日前の2015年11月13日、金曜日にテロ事件が勃発したフランス・パリでは厳戒態勢がとられているが、イスタンブールにはのどかな平和があるなんて、なんだか不思議な感じ。経済危機にあるギリシャものんびりとした雰囲気だったし、シリアと隣接するトルコものんびりとした雰囲気で、テレビのニュースで見るのと実際に訪れて感じる印象はずいぶんと異なる。

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公園内では火気を用いた屋台でトウモロコシなどが売られており、日常的な平和を感じる。

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イスタンブール・マラソンで一番大きな問題は道路がマラソンコースになってしまっており、アヤソフィアやブルーモスク方面に渡れない。私だけではなく、渡りたくても渡れない人たちはたくさんいる。

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渡りたくても我慢している人は当然ながら私だけではなかったみたいで、しばらくすると強引に渡ろうとする人々によって混乱が生まれ、どさくさに紛れて反対側に渡ることができる。

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5年ぶりのアヤソフィア。私の旅のテーマとして、イスラム教文化とキリスト教文化の交差点というのがあるけれど、ここはその意味では究極の場所。

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反対側に見えるのは、逆光のために写真ではうまく風景を伝えられないけど、スルタン・アフメット・ジャーミィ。いわゆるブルーモスク。前回ここに来たときは真冬の1月で、雪がちらついていたけど、今日はまだ暖かい。

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そういえば、機内食を食べただけで、きちんとしたお昼ごはんを食べていない。だいぶ遅くなってしまったけど、公園内にあるお店でチキンのドネルサンドを食べることにする。

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チキンのケバブを削り取り、ドネルサンドが作られていく。

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ポテトも入りボリューム満点で美味しい。ギリシャといい、トルコといい、適当に入ったお店で安いものでも十分に美味しい国は幸せ。

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お腹も満足したところで、アヤソフィアに5年ぶりに入ってみることにする。アヤソフィアは紀元360年に完成し、その後に火災などを受けて紀元537年に再建され、ギリシア正教の大本山として信仰を集めた。当時のイスタンブールは、当時は東ローマ帝国(ビザンツ帝国、ビザンティン帝国)の首都としてコンスタンティノープルと呼ばれていた。

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ところが、オスマントルコによって、1453年にコンスタンティノープルは陥落し、ビザンツ帝国も滅亡する。イスラム教のオスマントルコによって、アヤソフィアはモスクに改修される。これ以上アヤソフィアのことを詳しく知りたい場合はガイドブックや、他の人のブログを参照してほしい。現在は博物館とされているアヤソフィアの横には清めの洗い場と思われる建物がある。

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ここはモスク?キリスト教会?アヤソフィアの内部に入ると、キリスト教会時代のモザイク画がある。オスマントルコは、異教徒であるモザイクイコンを破壊せずに漆喰で覆っていた。

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巨大なドームの内部に入ると、残念ながら一部は修復中で足場が組まれている。

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ドームの上部にはキリスト教の熾天使(セラフィム)が見える。

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イスラム教のモスク特有のアラビア文字の円盤と、キリスト像が同居している不思議な空間。モスクとキリスト教の大聖堂の要素が混在している。

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モスクの特徴であるメッカの位置を示すミフラーブがあるが、もともとはキリスト教の大聖堂であったため、当然ながらメッカの方向を意識して建てられていないので、建物の正面にはない。

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有名な「聖母マリアの手形」と呼ばれている柱。柱に空いている穴に親指を入れて、残りの4本の指を一回転させることができれば願いが叶うという。ここを訪れた人の多くが願いをかなえるために親指を入れるので、そこだけ光沢がある。

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「一人旅」の卒業を願ってチャレンジしてみると無事に一回転完了!今年こそ「一人旅」を卒業できるのか?

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アヤソフィアの魅力は1階だけではない。スロープを上り、2階に上がる。

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2階からの風景は残念ながら作業用の足場が組まれて、今ひとつの風景。

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「デイシス」と呼ばれるモザイクイコン。アヤソフィアの2階には、大聖堂だった時代のモザイクイコンが多く残されている。

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柱の装飾などはイスラム教文化のものだろうなぁ。JTB旅物語「トルコ大爆勝」の時は団体パッケージツアーであるので自由時間に制限があるので、余裕を持って見学できなかったけど、ゆっくり見学するとキリスト教文化とイスラム教文化の混在するアヤソフィアの美しさに魅了される。

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聖母子と12世紀の皇帝ヨハネス2世コムネノス夫妻のモザイクイコン。私たちはイスラム教というと、どうしても現代社会の影響でイスラム教徒の「ほんのごく一部の過激な思想を持つ人たち」のことを考えてしまうけど、このモザイクイコンを破壊せずに漆喰で覆っておこうと考えたイスラム教徒の人たちはすごい。

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キリストと皇帝コンスタンティノス9世・ゾエ夫妻のモザイクイコン。トルコという国はやっぱりおもしろい。「ほんのごく一部の過激な思想を持つ人たち」から見ればモスクの中に異教徒の偶像があること自体がおかしなことで、イスラム教とキリスト教が両立するアヤソフィアを博物館として存続させている寛容なイスラム教があることを知るべきだろう。

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キリスト教のモザイクイコンもすばらしいけど、私はイスラム教文化の幾何学模様が好きだったりする。

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イスラム教文化では人物像が描かれることがないので、装飾などにイスラム教文化のすばらしさを感じる。

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十字架が掘られているけど、破壊されずによく残されていたなぁ。「ほんのごく一部の過激な思想を持つ人たち」の影響を私は確実に受けていて、異教徒の物は破壊するという偏見が自分の中にあることに気がつく。

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5年ぶりのアヤソフィアは、キリスト教文化とイスラム教文化を感じられる、まさに東西文化の交差点であるイスタンブール独特のもの。

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イスラム教文化とキリスト教文化の交差点を旅のテーマとしている私は、隣り合う文化は、敵対するのではなく、相互に影響し合い、融和する場面もあるんじゃないかと考えている。「ほんのごく一部の過激な思想を持つ人たち」のおかげでイスラム教全般に悪いイメージが生まれてしまっているけど、実際は敵対するばかりではないに違いない。アヤソフィア博物館、訪れたのは今回が初めてではないけれど、じっくり見ることができて、なかなかおもしろい。東西文化の交差点であるイスタンブール、やっぱり魅力的な町。ギリシャの帰りに立ち寄ってよかった。

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