シャモニーバスのバス停を見つける。あと30分ほどバスは来ない。うーん、シャモニーの町まで歩いたほうが早いかなぁ?すっかり、歩くことが楽しくなってしまい、すでに5時間くらいの山歩きをしているけど、まだ足は疲れていない。
シャモニーの町からそんなに離れていなそうだから、歩いてみることにする。
川沿いを散策するのが楽しい。やっぱり、私は歩くことが好きなのかもしれないなぁ。それに自分が想像していたよりも足が丈夫なようで、歩いても疲れない。
シャモニー・モンブランの町が見えてきた。歩くのは苦痛ではなく、楽しい。
ホテルのそばのパティスリー “Chalet 4810”に立ち寄る。
疲れたときはケーキでしょう。
今日はよく歩いたなぁ。ホテル・アルピナに戻る。
前回のスイスでのハイキング時に古いトレッキングシューズを持っていったら、靴底が剥がれるアクシデントがあり、今回は出発前にトレッキングシューズを新調。近所の山で履き慣らすこともなく持ってきてしまったけど、ラック・ブランへのコースは岩が多いから靴底がしっかりしたものがよいと三井アウトレット入間内にあるモンベル入間店の店員さんがお勧めしてくれたトレッキングシューズがよかった。
疲れたときにはパティスリー“Chalet 4810”で買ったケーキを食べる。でも、沢山あるいたわりに足に疲労は感じない。
今日はシャモニー・モンブラン滞在の最終日。少し休憩したあとにシャモニーの町へ向かう。
明日の朝にはアヌシーに向けて旅立つ。まずはアヌシーまでの切符を買いに駅に向かう。駅前通りはお店やカフェが並び、賑やかな雰囲気。
時刻は17時過ぎ。シャモニー・モンブラン駅の切符売り場へ。
アヌシーへ行くには、8:14発の列車でサン・ジェルヴェ・レ・バンSt-Gervais-les-Bains-le- Fayetに向かい、そこでアヌシー行きに乗り換えて、10:29に到着予定。2時間15分の列車の旅。24.2ユーロ。
町に降りてくると暑い。子どもたちが噴水の水を飲んでいる。
リゾート地の雰囲気を感じながら、お店をのぞきながら歩く。
暑さで犬も喉が渇いている。
今日でシャモニー・モンブランを去らなければならないので、おみやげ屋さんを見て回ったり、シャモニーの町を散策。
犬も水をほしがるほどの暑さ。どうもシャモニーに来てからアイスクリーム屋さんに立ち寄ってしまう。だって、タルト・シトロン味のアイスクリームを食べてみたいじゃない。
タルト・シトロン味のアイスクリーム、ちゃんとタルト・シトロンの味がして美味しい。
おみやげ屋さんを回っていたら、空模様が怪しい雰囲気。
やっぱり雨が降ってきた。夕立のようなけっこう強い雨。
いったん、ホテル・アルピナに避難する。夕立のようなものだったらしく、雨はすぐに止む。
シャモニー・モンブランでの最後の晩餐をとるために、雨上がりの町に出る。
昨日はどのレストランも「2人以上」の注意書きがありおひとり様では食べられなかった「ラクレット」を食べられるレストランを今日も探してみることにする。
昨日よりも探索範囲を広げて、パカール通りにある“Le Serac”というレストラン。
あっ!おひとり様用のメニューに“Raclette servie a l’assiette et salada verte”を発見!昨日、もう少し足を伸ばせていればラクレットを食べられたのに・・・。
さっそくレストランに入り、ラクレットを注文。なーんだ、連れがいなくても、おひとり様でも「ラクレット」を食べられるんだ。ビールを飲みながらラクレットを待つ。
パカール通りにはプチトランが走っている。雨も大丈夫そう。
そして、ラクレットが運ばれてくる。あれ?想像と違う。溶かしたラクレットをジャガイモの上にかけて食べる料理を想像していたのに、グラタン風。おひとり様でもラクレットを食べられると思ったのに、やっぱり「連れ」がいないとちゃんとした「ラクレット」が食べられない。
だけど、ラクレットチーズとジャガイモ、これはこれで美味しいじゃない。サヴォア地方に来なければ、こんなにチーズ料理を食べ続けることはなかっただろうなぁ。フランス旅行って地方によって風景、建物の立て方、チーズ、ワイン、そして名物料理が違うから何度訪れても新しい経験があって楽しい。
エスプレッソを飲み、食後の余韻を楽しむ。
明日の朝にはシャモニーの町を出発し、アヌシーに向かう。美しい山の風景を見るのも明日の朝まで。2日間のハイキングも楽しかったなぁ。山を歩いていると、頭の中がすっきりして、気持ちがゆったりとしてくる。ハイキングを趣味にしようかなぁ?
夜中に雷の音で目が覚める。そういえば今日は7月7日の夜。残念ながら、織姫は彦星と会えそうにない。
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