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2015年4月

2015年4月29日 (水)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅3日目(2)ひとりぼっちのバレンタインデー、アルベロベッロのリオーネ・モンテ地区で町歩き。

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マテーラからアルベロベッロまでミニバスでの移動を終えて、アルベロベッロの旧市街の中心部と思われる場所で降りる。観光案内所がすぐにわかる場所にあればいいのだけど、見当たらない。迷ったらスタート地点に戻ってくればいい。道に迷うことを覚悟で路地に入ってみることにする。

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2015年2月14日の天気は快晴。Nikon1 J3にサーキュラーPLフィルタを装着すれば、青空が真っ青に映る。PLフィルタなんてフィルム式カメラ時代の撮影技術なので、今はデジタル一眼レフカメラを持っていてもPLフィルタを使用している人は少ないけど。

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もう道に迷うことなんて気にせずに、風景に惹かれてどんどん坂道を上っていく。

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マテーラのサッシ地区とは異なり、アルベロベッロのトゥルッリは観光化が進んでおり、路地に面するトゥルッリはほとんどがおみやげ物屋さんになっている。でも、人の気配がしないマテーラのサッシ地区を歩いて来た私にとっては、歩いているとお店の人から声をかけられると一人じゃない気がしてホッとする。

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平らな石を積み上げて作られているトゥルッリの屋根っておもしろい。

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ずっと坂を歩いていくとサンタントニオ教会に到着。今さらだけど、ランドマークとなる建物を見つけて、ようやくガイドブックの地図上の自分のいる場所をきちんと把握する。現在、歩いている場所はリオーネ・モンテ地区というエリア。

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トゥルッリが立ち並ぶリオーネ・モンテ地区にある教会の屋根は、トゥルッリと同じく石積みの屋根。

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教会の中は明るく、リゾート地の教会みたい。いつものように、教会に入ると椅子に座り、平穏を味わう。

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教会の天井を見上げると、屋根の内側は空洞になっており、先端部からは光が入っている。

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現在地さえわかってしまえば、あとはリオーネ・モンテ地区を自由に散策。地球の歩き方の地図と実際に今まで歩いた距離を考えると、どうやらアルベロベッロのトゥルッリ地区はそんなに大きくはない感じ。

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さらに路地に入ってみるけど、マテーラのサッシ地区と同様にリオーネ・モンテ地区ではあまり生活感を感じない。

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トゥルッリとトゥルッリの間にサンティ・メディチ・コズマエ・ダミアーノの聖地記念堂“Casillica dei Santi Medici”が見える。

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リオーネ・モンテ地区は生活感をあまり感じない。だけど、おみやげ屋さんが並んでおり観光地らしく賑やかで楽しい。

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さらに路地に入ると小さな三輪自動車が停車していたり、少しだけでも生活感を見つけるのが好き。

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このブログでは、なぜトゥルッリが作られたのかは検索すれば他の人がきっと解説しているから省略するけど、なぜトゥルッリの町が作られたのだろう。他の地域では見られない特異な家が、なぜアルベロベッロだけにトゥルッリが集落として存在するのかなぁ。

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澄みきった青空のせいか、真っ白の壁のせいか、観光地らしいおみやげ屋さんのせいか、町歩きが楽しい。どんどん路地に入り、トゥルッリの世界を楽しむ。

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おみやげ屋さんの中には、内部を見学できる場所もある。

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日本のテレビ番組でアルベロベッロというとよく登場するのはこのおみやげ屋さん。

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なぜかこんな所に日本人の陽子さんのお店「陽子の店」が。中に入ると、陽子さんからテラスに上がって自由に見学していくように言われる。

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せっかくなので、2階のテラスに上がる。

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いつもは歩いている「視点」で町を見ているけど、少し違う「視点」から見ると町の見え方が違う。物事も同じで、同じオブジェでも見る角度によって見え方が違う。

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屋上から見ると、にょきにょきタケノコみたいにトゥルッリの屋根が見えておもしろい。

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丘の上にはサンティ・メディチ・コズマエ・ダミアーノの聖地記念堂が見える。ここから、どれくらいの距離なのかなぁ?

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反対側の丘にもトゥルッリが密集している。今度は反対側の丘にも行って見ようかなぁ。1階に下りると、陽子さんがイタリアの美味しいおみやげをたくさん試食させてくれる。本当は買っていきたかったんだけど、なにしろデイパック1つで旅をしているもので、バーリからミラノまで手荷物を預けずに戻るつもりなので液体のものを買うわけに行かず、陽子さん、なにも買わなくてごめんなさい。

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トゥルッリを見ていると、円錐の形だけではなく、色々な形があっておもしろい。このトゥルッリは、壁が白く塗られていないから、石を積んで作られているのがよくわかる。

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てっぺんにはお皿みたいなものが載っているけど、どうなっているのかなか?

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澄みきった青空と白い壁の建物の組み合わせって、美しい。

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美しい町並みを見るのも楽しいけれど、アルベロベッロの町歩きは、トゥルッリのおみやげ屋さんをのぞきながら歩くのが楽しい。

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ふと、今日はバレンタインデーであることを思い出す。もしも一人旅じゃなかったら、マテーラのサッシはベンチに座って一緒に黙ってサッシを黙って眺めていたいけど、アルベロベッロだったら、おしゃべりしながらおみやげ屋さん巡りが楽しいかもなぁ。

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ようやく観光案内所を見つけて町の地図をもらう。観光案内所の若い女性に、トゥルッリの風景が一番きれいに見える場所はどこ?と訪ねると、地図に指を差して教えてくれる。坂道を下り、反対側の丘にあるアイア・ピッコラ地区を目指す。

2015年4月26日 (日)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅3日目(1)マテーラからアルベロベッロへの移動。(マテーラで朝ごはん)

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2015年2月14日土曜日、聖バレンタインデーの日。南イタリア、マテーラのホテルのテラスで朝霧がかかるサッシ地区を眺める。今日は聖バレンタインデーだけど、愛する人と一緒ではなく、愛する人どころかテラスには誰もおらず、またしてもこの風景を私一人で独り占め。

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貸し切りのテラスから見る、うっすら朝霧のかかるマテーラのサッシの風景は美しい。やっぱり、このホテルのテラスから見るサッシの風景は最高かも。このホテルのテラスからの風景が見たくて、このホテルに宿泊してみたけど大正解だったなぁ。聖バレンタインデーは私には縁がないからと日本を飛び出し、このすばらしい風景を一人で見ていてもいいのだろうか。なんだか、もったいないくらい。

イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)
http://www.hotelbelvedere.matera.it

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今日はこれからマテーラからアルベロベッロに向かう。先行研究などを見ると、この移動が面倒くさい。なぜなら、マテーラとアルベロベッロを直接結ぶ交通手段がない。ダイレクトにアルベロベッロに向かうには、レンタカーを借りるか80ユーロ程度でタクシーを手配するしかない。

公共交通機関で行くには、バーリまで鉄道で戻らなければならない。マテーラからバーリまでFAL鉄道で1時間半かけて戻り、そこから、また1時間半かけてSud-est鉄道でアルベロベッロに向かわなければならず、乗り継ぎ時間を含めずとも3時間もかかる。ちょうど、バーリを頂点として三角形の位置関係なので、底辺を一直線に結べば近いのに・・・。

路線バスで乗り継げないか調べて見ると、マテーラからサンテラモへ路線バスで行き、そこからバスを乗り継いでノーチまでは行けそうだけど、乗り継ぎが悪く、けっきょくバーリまで鉄道で向かったほうが確実。

先行研究がないか調べて見ると、料金を公示しているシャトルサービスを発見する。弾丸旅行にとっては、時間の節約はとても重要なこと。今回の旅程で、マテーラからアルベロベッロまでをシャトルでショートカットしてしまえば、その分だけ観光の時間を増やすことができる。

シャトルマテーラ“Shuttle Matera”
http://www.shuttlematera.com

マテーラからアルベロベッロまでの料金は1人だと70ユーロ。アベノミクスのおかげで日本円の価値が薄まっているので日本円換算で1万円程度かかるけど、半日かけてバーリを経由して鉄道で行くよりは、ここは旅程が短い弾丸旅行としては、70ユーロを惜しまずにショートカットしてしまう。このシャトルを使えば、1人で70ユーロは高いけど、2人以上だと割り算すればいいので、わりとリーズナブルな価格で難関であるマテーラ・アルベロベッロの移動がクリアできる。

http://www.shuttlematera.com/english/fares/transfer-from-alberobello-to-the-sassi-of-matera.html

Eメールで簡単な英語で問い合わせると、すぐに返事が来る。

Good evening,
I confirm You the transfer requested as the follows:
Leaving from Matera to Alberobello at 9:00 on the 14 of february
the fare for 1 passenger is 70Euro Vat included and You can paydirectly to the driver

Thank You for choosing our service

こんなに簡単に手配できてしまっていいのだろうかというくらい、簡単に手配完了。あとは、イタリアの会社が当日の朝に時間通りにちゃんと来てくれるかどうか。まだ時間があるので、ホテルの朝食を楽しむことにする。

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洞窟を通り、ホテルのロビーに戻る。天井を見上げると、洞窟ホテルだと言うことがわかる。ロビーは朝食レストランになっている。夏だったら、テラスで朝食をとることもできるのかなぁ?でも、この洞窟を感じながら取る朝食もなかなかいい。

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ビュッフェ式朝食が並べられている。一番手前にあるのは、マテーラのパン。

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だけど、私の目にとまってしまったのはマテーラのパンではなくフォカッチャ。だって、フォカッチャがものすごく美味しそう。

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エッグスタンド“Portauovo”がかわいらしい。

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ヨーグルトだけではなく、オレンジも置いてあるし、なかなか楽しい朝食じゃない。フルーツが置いてある朝食はちょっとうれしい。

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イタリアらしくクロワッサンの真ん中に穴が空いており、クリームなどが詰められている。そして、奥にはケーキが見える。イタリアでは、朝食に甘いケーキを食べるのが普通なのかなぁ?

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今回の南イタリア旅行は、珍しく、そんなに食べ過ぎではないでしょう?

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やっぱり、フォカッチャが美味しい。

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どうせ日本にいてもバレンタインデーにプレゼントはもらえないから、マテーラのホテルの朝食でハート型のチョコレートを食べる。

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荷物はデイパック1つしかないので出発の準備が完了し、シャトルバスが来る予定時刻の9時15分前にホテルのロビーに下り、チェックアウトを済ませると、外から男性がホテルに入ってくる。どうやら、手配してあったシャトルの運転手が10分前にホテルまで迎えに来てくれていた様子。メール1通で手配できているか不安だったけど、確実に迎えに来てくれている。

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大きなミニバスを1人で貸し切り。風景がよく見える助手席に座り、予定よりも5分早くAM8:55にマテーラを出発。

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運転手さんのサービスなのか、サッシ地区に下りていく。遠くにドゥオーモの尖塔が見える。

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昨日、さんざん歩いたサッソ・カヴェオーソ地区を通る。

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右側は谷になっており、左側にドゥオーモを眺めながらミニバスは走る。

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そして、反対側の谷に下り、昨日歩いたサッソ・バリサーノ地区を通る。

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サッシ地区を抜ける坂道で、10台以上のトラックとすれ違う。警察も出動しており、10分くらいかけてトラックの隊列を通過させている。このトラックはすべて映画のロケセットを運ぶ車両。よほど、大規模な映画撮影が行われているのだろう。どんな映画なのかなぁ?

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ようやくマテーラ市街を抜けると広い大地が広がっている。

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牧歌的な農村地帯をミニバスは一般道だと思うけど、かなりのスピードで飛ばす。

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シャトルマテーラ“Shuttle Matera”でのショートカットは、だいぶ時間の節約になりそう。依頼した時間にホテルにきっちり来てくれたし、70ユーロは無駄ではない。

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遠くに町が見えてきた。だけど、まだアルベロベッロではなく、おそらく手前にあるノーチの町。ここまで来れば、アルベロベッロはもうすぐ。

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一直線の道路にトゥルッリのような石積みの建物が見えてきた。

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ようやくアルベロベッロの市街地に入り、密集するトゥルッリが見えてきた。すごい、こんなに密集して建っているのか。早く、アルベロベッロのトゥルッリのある町並みを歩いてみたい。これから始まる「まだ知らない」風景に心がワクワクしてくる。

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2015年2月14日、10時ちょっとすぎにアルベロベッロに到着。途中の道でかなり飛ばしたおかげで、マテーラからアルベロベッロまで1時間ちょっとで着いてしまう。ドライバーもチップをせびる様子もなく、決められた料金の70ユーロしか要求してこないし、感じの良いドライバーだった。もちろん、感じが良い対応だったし、早くアルベロベッロに到着できたのでチップは払ったけど・・・。シャトルマテーラ“Shuttle Matera”を利用することで大幅な時間短縮ができたので大正解。

シャトルマテーラ“Shuttle Matera”
http://www.shuttlematera.com

だけど、1つだけ大きな問題がある。運転手さんにアルベロベッロのどこに行くかを聞かれ、駅ではなくトゥルッリが見られる場所で下ろしてほしいとお願いして、お願い通りにトゥルッリが密集している広場のような場所に下ろしてくれたけど、私は今いったいどこにいるのだろう?運転手を見送ってから、ふと不安になる。

2015年4月22日 (水)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(6)マテーラの洞窟レストランで夕ごはん。

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サッシ地区の坂を登り、ドゥオーモ通りに入るとイタリアらしい町並み。サッシ地区ではほとんど見かけなかったクルマが普通に駐車している。

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マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場に戻ってくる。この広場とドゥオーモの位置だけを把握しておけば、サッシ地区の町歩きは迷うことはないかも。最初にこの広場に来たときには、よく調べずにすっかり通り過ぎてしまったけど、サッソ・バリサーノ地区を見下ろすことができる展望台になっている。

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ヴィットリオ・ヴェネト広場からサッソ・バリサーノ地区を見下ろす。すでに他の展望台からサッシのすばらしい風景を見てしまっているので、あまり感動を感じない。やっぱり最初にここに着いたときに見ておくべきだったかも。

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気になっていた地下に下りる階段を下りてみる。

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彩色されていた痕跡があるので、この洞窟も美しかったのだろうなぁ。

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洞窟を抜けると、サッソ・バリサーノ地区に下りる道になっている。

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2月13日はまだ日が短く日が傾いてきたので、ヴィットリオ・ヴェネト広場を去り、そろそろホテル・イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)に戻ることにする。

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よく見てみると、プルガトリオ教会のガイコツのレリーフがやっぱりおもしろい。

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プルガトリオ教会前にはキオスクがある。

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ロッキージョー“Rocky Joe”はイタリアでは人気なのかなぁ?「あしたのジョー」は、私の年齢でもリアルタイムには見ていないので、すでに年配の人しか知らないかも。

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パスコリ広場の展望台から夕方のサッソ・カヴェオーソを眺める。こんなに絶景なのに、特等席のベンチが空いている。特等席のベンチにひとり座り、しばらくぼーっとサッソ・カヴェオーソを眺める。

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こんなに感動的な風景を特等席のベンチで見ているのに、なぜ私の隣にこのすばらしい風景を一緒に共感できる人がいないんだろう。一人旅は慣れているはずなのに、マテーラの町にどことなく寂しげな雰囲気を感じるのか、いつも以上に人恋しい。

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夕暮れが近づくマテーラのサッシの風景を特等席のベンチで眺めながら、しばらくぼーっと過ごす。団体パッケージツアーと違って、個人旅行は好きな場所に好きなだけ見ていることができる。

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特等席のベンチにひとりでいると寒くなってきたので、ホテルに向けて歩き出す。

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今晩宿泊するホテル、イル ベルヴェデーレに戻ってくる。

イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)
http://www.hotelbelvedere.matera.it

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洞窟を抜けて、このホテルの最大の魅力であるテラスに出る。

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テラスには誰もおらず、またしても、この風景を私一人で独り占め。パスコリ広場の展望台から見たよりも、さらに日が傾き、まさしく夕暮れのサッソ・カヴェオーソを眺める。この展望台からの風景を見たくてこのホテルを選んだんだけど、期待通りのすばらしいパノラマ。

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こんな雄大な風景をテラスに座り、貸し切りで見ることができるなんてなんて幸せなんだろう。

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うーん、でも、せっかくのこのすばらしい風景を独り占めするのではなく、やっぱり大切な人とこの風景を共感したいなぁ。この美しい風景を一緒に見るだけで、言葉は要らない。ただ、一緒にいてくれればいい。感動的な風景を共感できる人がいないことが寂しくて仕方がない。今日は本当にどうしたんだろう?一人旅には本当に慣れているのに、風景がすばらしいからなのか、寂しげな雰囲気を感じるのか、いつも以上に人恋しい。

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夕食はホテルのスタッフに近くにあるおすすめのレストランを聞いて、そのレストランに向けて歩く。

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教えてもらったレストランは、ホテルから5分くらい歩いた場所にあるトラットリア・デル・カヴェオーソ“Trattoria del Caveoso”。

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イタリアの夕食の時間は遅く、20時過ぎにホテルを出たんだけど、2月のオフシーズンのせいか、お客さんがいない。でも、洞窟レストランの雰囲気がなかなかいい。

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炭酸水とグラスワインを頼むとパンが運ばれてくる。

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お昼のレストランと同じ形のパンが出てくる。やっぱり、これがマテーラのパンなんだろうなぁ。しっかりと麦の味を感じて美味しい。

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ブルスケッタがサービスで運ばれてくる。

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お昼にオレキエッテを食べてから、そのもちもちとした食感がすっかり気に入って、きのことソーセージのオレキエッテ。今回、南イタリアに来なければ「オレキエッテ」なんていうパスタを知ることもなかっただろうなぁ。そして、このもちもちとした食感を知ることもなかった。やっぱり、「まだ知らないどこか」を旅しなければわからないことがある。

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鱈はポルトガル、スペイン、南フランスなどでもよく食べられている食材だけど、南イタリアにもあるんだと思って、メイン料理は鱈料理にしてみる。料理方法の中でも私は煮込み料理って好き。

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デザートは頼まずに、エスプレッソを飲み、食後の余韻に浸る。イタリアの夕食は遅い。ようやく、私が21時過ぎに食事を終える頃になってからお客さんが入り始める。

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今日3回目だけど、パスコリ広場の展望台からサッソ・カヴェオーソの夜景を眺める。夜21時すぎのパスコリ広場は人通りもあり、嫌な感じはしない。夜の闇に浮かぶサッソ・カヴェオーソの風景を、まるで私の予約席のように空いている特等席のベンチに座りながらしばらく眺める。予約席には2人で座れるのに・・・。

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美しい夜景だけど、街灯の明かりは目に付くけど、生活の灯りを感じない。洞窟住宅の窓を取ることができない特性なのか、それともここで生活している人がいないのか。町を歩いていても、クルマもなければ商店もなく生活感を感じず、むしろ中世のヨーロッパの町を再現した映画のセットのようなサッシ地区。町に生活感がないから、町から寂しさを感じるのかなぁ。それとも単純に、私が今、寂しさにあふれていて、愛する人を求めているのだろうか。

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この不思議な感覚は、ガイドブックや写真を見ても、実際にマテーラを訪れないとわからないかもしれないなぁ。出発前の旅程を組む段階では、マテーラよりもアルベロベッロのトゥルーリのある風景に魅力を感じていたんだけど、実際に訪れてみるとマテーラの町歩きは楽しかった。夜のマテーラは人通りも適度にあり、夜道でも危険な感じはせず、ホテルに無事に帰る。

2015年4月19日 (日)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(5)サッシ地区で中世の時代にタイムスリップ。

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サッシ地区を歩いていると洞窟住宅での生活を再現した場所がある。サッソ・バリサーノには、カーサ・グロッタ“Casa Grotta Di Via Fiorentini”という洞窟住宅は、有料だけど内部見学ができる。正面から見ると洞窟住宅ではなく普通の石造りの家にしか見えない。

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入口のところで日本人と伝えると、日本語の案内を館内に流してもらえる。洞窟内はけっこう広い。水は雨水を貯めて使用し、奥には家畜が住む場所もある。洞窟内に家畜と一緒に生活していた。

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ベッドは2段ベッドになっており、床からは高い。奥はトイレになっており、壺に貯めて外に捨てていたのだろう。だけど、それは中世の時代のヨーロッパの都市部でも同様だっただろうから、珍しいことではない。

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ここから、ドゥオーモを目指してサッソ・バリサーノを登ってもいいんだけど、ちょっとだけ遠回りしてみることにする。

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サッシ地区の全体を見てみたくて、谷側の道を歩いてみる。

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谷に阻まれて、マテーラの町は守られている。マテーラのサッシ地区の歴史には詳しくないけど、コートダジュールの鷲の巣村のように、外敵から町を守るために、このような谷に町が作られたのかなぁ。

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谷側は急斜面になっており、ドゥオーモに上がるのも急な階段を上がる。

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なかなか風情のあるゆるやかな階段。

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ようやく尾根にあるマテーラのドゥオーモに到着。今日の町歩きは、ずっとサッシ地区のどこからも見えるドゥオーモの尖塔を見つめて歩いてきた。このドゥオーモがあるから、道に迷うこともなくサッシを歩くことができた。

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ドゥオーモ広場からサッソ・バリサーノ地区を見下ろす。つい先ほどまで、谷底の道沿いにある洞窟住宅の見学をして、坂道を登って私が今いる場所を見上げていた。サッシ地区の風景は色のない独特の雰囲気。洞窟住宅の前に石造りの建物があるので、時代に取り残された中世の時代のヨーロッパの町並みにも見える。

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そして、高台には今日の町歩きのスタート地点であるヴィットリオ・ヴェネト広場に面する受胎告知の宮殿が見える。そこから奥は新市街で高層の建物が見える。手前に見えるサッソ・バリサーノ地区の斜面にはサッシが広がり、高台の平らな土地には新市街の建物がみえる。

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うーん、せっかくマテーラまで来たのに、残念ながらドゥオーモは修復中で中を見学することはできないみたい。

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尾根まで登って来たけど、再び、最初に歩いた反対側の谷のサッソ・カヴェオーソ地区に下りてみることにする。サッシ地区の町歩きは、独特の風景でありながら、中世の時代のヨーロッパの町並みを歩いているような感じもしておもしろい。

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細い路地を迷いながら歩くのが好き。たまに本当に迷うこともあるけど・・・。

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ドゥオーモ周辺の高台は、城壁都市を感じる。

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路地を下っていく。

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最初に歩いたサッソ・カヴェオーソを見下ろす。違う角度から見ると、気がつかなかったことに気がつくことがある。ホテル・イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)は、ずいぶんと急な崖の上にあるんだなぁ。

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坂道を下り、サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会に出る。この教会はミサの時間以外は内部を見学できないみたい。

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振り返るとドゥオーモの尖塔が見える。かなりの急斜面に家が建てられている。

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道に迷っているうちに、中世の時代にタイプスリップしてしまったみたい。露店なのかなぁ?チュニジアやモロッコの風景のようにも感じる。

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鳥かご屋さんなのかなぁ?

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本当にここはイタリアなのだろうか。やっぱり、迷宮に入り込み、どこかでタイムスリップして中世の時代に来てしまったようだ。

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お店の人もいなければ、お客さんもいない空間。だれもいない世界に迷い込んでしまったのかなぁ。一人旅には慣れているけど、誰もいない世界は寂しい。ふと、普段は意識していないけど、ひとりぼっちに寂しさを感じる。隣に一緒にこの寂しさを感じてくれる連れがいれば、心細くないのに・・・。やっぱり、一緒に歩き、一緒にすばらしい感動を共感するだけではなく、不安に感じたときも一緒に共感できる人がほしいなぁ。

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この入口がサンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ岩窟教会。教会の内部ではフレスコ画を
見ることができる。岩窟教会内部の写真撮影は不可なので、興味を持ったらGoogleで検索して欲しいし、できれば自分の目で見てみることをお勧めする。

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ここにもカーサ・グロッタ“Casa Grotta Di Vico Solitario”という洞窟住宅があり、内部を見学できるようになっている。

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この洞窟住宅にはキッチンがある。

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ここも日本人だと伝えると、日本語の案内テープを流してくれる。こちらの洞窟住宅は生活用具も狭いスペースに展示されており、当時の生活を想像できる。

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ようやく、中世の世界から抜け出し、サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会まで戻ってきた。教会の前では工事が行われている。

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あれ?既存の壁面をうまく利用した張りぼて?

1つ前の写真をじっくりみても、既存の壁面とセットの部分がうまく調和している。2015年2月のサッシ地区では、大規模な映画のロケが行われており、映画のセットが設置されている。そう、今まで歩いたタイムスリップしたような風景は映画のセット。たしかに、マテーラのサッシ地区は私が町歩きで感じている通り、中世の町並みにも見える。その町並みをうまく利用して、映画の撮影が行われている。

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サンタ・マドンナ・デ・イドリスとサン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ両岩窟教会の岩山にあたる太陽の光がだいぶ夕方らしい雰囲気になってきた。

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再び、谷から平地に向けて階段を上る。

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カメラ目線のネコがかわいい。

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サッシ地区の町歩き、おもしろかったなぁ。マテーラのサッシの世界はガイドブックや先行研究で想像していた世界よりも広くて、半日歩いても飽きることがない。団体パッケージツアーで展望台から写真を撮って路地を少し歩いておしまいにするのはもったいないほどの魅力あふれる町だった。マテーラは、地理的条件が悪く、なかなか行きづらい場所だけど、想像以上に魅力的な町。この町の魅力は自分の足で歩いてみないと感じられない鴨しれないなぁ。ぜひ、自分の足でサッシ地区を歩き、目で見て、音を聞き、風を肌で感じてほしい。

2015年4月15日 (水)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(4)マテーラでお昼ごはん、オレキエッテとの出会い。

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イタリア旅行はまだまだ経験が浅いので、良さそうなレストランの見つけ方もよくわからない。そのような場合は、ガイドブックを参照するか、ホテルの人にお勧めのレストランを聞くしかない。今回は、マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場の近くにある「地球の歩き方 南イタリアとマルタ」に掲載されているレストラン「ダ マリオ」“Ristorante Da Mario”にしてみる。

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座席数は多いけど、ランチタイムは私の他には2組くらいしかお客さんはいない。むしろ、「おひとりさま」にとっては、混雑しているよりも気兼ねがなく入れるからいいけど。

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これがマテーラのパンなのかなぁ?マテーラのパンは、パスタに使う「デュラムセモリナ」を使っているという。だけど、これがそのマテーラのパンかは区別できないし、本物のマテーラのパンはちゃんとパン屋に行かないと食べられないのかもしれない。なぜ自信がないかというと、率直に言うと、小麦の味はしっかりと伝わり美味しいパンだとは思うけど、残念ながら貧乏舌の私には「さすが、デュラムセモリナ!」という違いは理解できないので・・・。貧乏舌の私は、「デュラムセモリナだから」と概念で頭の中で理由をつけて「美味しい」と表現するのではなく、食べただけで味の違いがわかる人を尊敬する。

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この地方の名物料理はわからないので、年配の男性にお勧め料理を聞きながら注文し、オリーブを食べながら、料理ができあがるのを待つ。イタリアのレストランって、年配の男性が給仕をしていることが多くて、それがけっこう好きだったりする。そして、年配の男性が渋い声で言うイタリア語の「プレーゴ」“Prego”の響きが好き。

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もちろん、お昼からワイン。

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前菜を飛ばして、プリモは南イタリアのパスタと言えば、オレキエッテ“Orecchiette”。イタリアは地方によって様々なパスタがあるのがおもしろい。ラペと呼ばれる菜っ葉のオレキエッテは、緑色が鮮やかなパスタ料理。

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うーん、美味しい。この“Orecchiette con rape”が最高に美味しい。ラペというのは菜の花のような菜っ葉類の野菜みたいだけど、野菜のほろ苦さがもちもちした食感のオレキエッテと合わさり、とても美味しい。イタリア料理って、素材の本来の味をきちんと生かしている。

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どうしても旅行に出ると野菜が不足するけど、イタリアではメイン料理に生野菜を付け合わせることができる。

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バルサミコ酢とオリーブオイルをかけるだけのドレッシング。最初にイタリアに旅行に行ったときに知ったんだと思うけど、私はこの組み合わせで生野菜を食べるのが好き。

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オレキエッテのおいしさから考えると、このレストラン、ちゃんとしたレストランなんじゃないかなぁ?といっても、まだまだフランス料理と同様にイタリア料理の食べ比べができるレベルではないけど。

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メイン料理は羊肉の炭火焼き。味付けは塩だけなんだけど、焼き加減と塩加減が絶妙で美味しい。素材を生かすには単純な料理方法が一番美味しい。付け合わせのじゃがいももオレガノの香りが食欲をそそる。うーん、本場のイタリア料理はまだまだ経験が足りないけど、全般的に素材を生かすイタリア料理って好きかも。

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食後はエスプレッソを飲みながら楽しかった食事の余韻に浸る。

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お昼ごはんを食べ終えて町歩きを再開する。新市街は普通のイタリアの町の風景。

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小さな広場に面しているのはサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会。

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「地球の歩き方」によるとプーリア・ロマネスク様式とのことだけど、今ひとつ、建築様式の知識が私にはない。

Bari0616
教会の中に入り、いつものようの席に座り、静寂を味わう。

Bari0617
高台にある新市街から再びサッシ地区に向けて谷を下りていく。サッシ地区はヴィットリオ・ヴェネト広場とドゥオーモを結ぶ尾根を境に両側が谷になっている。今まで歩いたサッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”の反対側の谷にあたるサッソ・バリサーノ“Sasso Barisano”に下りていく。

Bari0618
サッソ・バリサーノのほうが、大きな建物が建ち並んでいる印象。

Bari0619
坂を下っていくと、サン・ピエトロ・バリサーノ岩窟教会“San Pietro Barisano”の尖塔が見えてきた。

Bari0620
どんどんサッソ・バリサーノを下りていくと、町並みがドゥオーモの尖塔を中心とした要塞のように見えてくる。全体的にくすぶった色の町並みが「古い町」を感じさせる。

Bari0621
サン・ピエトロ・バリサーノ岩窟教会は写真撮影不可のために、中の様子を紹介することはできないけれど、岩窟教会の前には尖塔も建てられている、洞窟の中に入るとこの岩窟教会は大きな空間があり、やはりフレスコ画が残っている。興味を持ったら、自分の目で見てみるのが一番だけど、今はGoogleで検索すればきっと内部の画像も探せるだろうから、これ以上の説明はしない。

Bari0622
サッソ・バリサーノは、両側が斜面になっており、ちょうど谷の部分に1本の道が通っている。サッシ地区の不思議なところは、一時期、サッシ地区全体が閉鎖されたことがあるためか、生活感のあるお店がほとんどない。カフェや生活のためには食料品を売る店があってもいいと思うけど。

Bari0623
サッソ・バリサーノを一望できそうな高台に向けて坂を上がる。斜面にへばりつくように不規則的に家が建てられている風景がおもしろい。

Bari0624
坂を上がり、観光案内所でもらった地図に書かれている高台のビューポイントに近づいてきた。洗濯物が干されている風景が、人が住んでいるんだという生活感を感じる。

Bari0625
高台から渓谷の風景を眺めると、岩山しかないような不毛の大地。

Bari0626
渓谷の反対側にも岩山に穴が開いているけど、このような場所にも人が住んでいたのかなぁ。飲み水を得るのも難しいような場所だけど。

Bari0627
そして、ドゥオーモを見上げると斜面には洞窟住宅がへばりついている。

Bari0628
やっぱり、展望台から見たサッソ・バリサーノ地区は、ドゥオーモを中心とした要塞みたい。風景としては感動的にすばらしいんだけど、なんとなくサッシの風景を見ていると寂しさを感じるのはなぜだろう。過去は貧民街だった歴史のせいだろうか。一時的に閉鎖されて荒廃した時代があるから?ガイドブックに書かれていることを事前に知っているから、頭の中にある「概念」や「偏見」がそう感じさせるのかなぁ?

Bari0629
いや、「概念」や「偏見」ではなく、風景を直接見て私は寂しさを感じている。サッシ地区の風景を歩いていると、私が普段から町歩きをする時に一番感じるのが好きなものがない。それは、閉鎖されて荒廃した時期があるからなのかもしれないけど、町全体が映画のセットみたいで、サッシ地区は大きな町なのに生活感をあまり感じない。色がないからなのかなぁ。サッシ地区の町並みには個性がある色がない。家の壁の色も屋根の色もどれも同じくすぶったような色。

Bari0630
そして、サッシ地区には生活を感じるようなお店がほとんどない。飲料水などを売るお店もないし、観光地だったらおみやげ物屋さんもない。そして、イタリアといえばどこの街角にもあるカフェがない。サッシ地区を歩いていると、タイムスリップして、近代的なお店のない中世の時代に迷い込んでしまったかのように感じる。その意味では、マテーラの町歩きは「まだ知らない」中世の世界を歩いているようで、おもしろい。

2015年4月12日 (日)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(3)マテーラのサッソ・カヴェオーソ地区を歩く。

Bari0501
しばらく、サッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”を一望できる展望台から眺めるパノラマに圧巻される。ガイドブックの写真で見て想像していた風景よりもだいぶ規模が大きい。

Bari0502
渓谷にへばりつくように住宅が建っている。単純な洞窟ではなく、洞窟の入口は石積みの家になっていて、一見すると普通の石造りの家なのか、洞窟住宅なのかどうかがわからない。洞窟住宅「サッシ」の町というよりもヨーロッパの古い町並みに見える。

Bari0503
谷にへばりつき、そして坂道が入り組んだ路地は当然ながら生活には不便で、生活のしやすい新市街に引っ越すことのできない貧困者が取り残され、サッシ地区は貧民の住居となっていた時代があった。

Bari0504
事前に目的地の情報を調べていると、過去にはサッシが貧民街の歴史があることから、もっと荒んだ風景を想像していたんだけど、世界遺産になり観光化が進んでいるためか、ガイドブックなどに書かれているほど廃れた町の印象を感じない。

Bari0505
現在は人が住んでおり、風景の中に若干だけど生活感を感じることができる。

Bari0506
反対側の岩山との間は谷になっていて、その谷にへばりつくように洞窟住宅がある。川向こうの風景を見る限り、作物が栽培できないような岩山であり、これだけの住居に住む人は十分な作物を生産し、食料を得ることができたのかなぁ。

Bari0507
新市街が高台にあり、サッシ地区は川によって削られた谷側にある。そのため、サッシ地区を散策するには坂を下りていく。今すぐに降りてみたい気分だけど、まずはホテルに迷わずにたどり着かなくちゃ。

Bari0508
展望台から200メートルくらい歩くと、ようやく今回宿泊するホテルに到着。洞窟ホテルではないけれど、そんなサッシ地区にあるホテル、イル ベルヴェデーレ。マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場から500~600メートルくらい。マテーラ中央駅から迷わずに歩けば1キロくらいで、15分くらいかかるかなぁ。

イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)
http://www.hotelbelvedere.matera.it

Bari0509
トルコのカッパドキアのような洞窟ホテルではないので、石造りの家の2階に部屋がある。一人で宿泊するのには十分すぎるくらいの広さ。さっそく、着替えをしまい、バックパックの中身をほとんど空っぽにして、町歩きの準備が完了。

Bari0510
バスタブはなくシャワーオンリー。トイレはビデつきで、スリッパなどのアメニティも充実している。

Bari0511
そして、このホテルの最大の魅力は洞窟を抜けたところにあるテラス席。このテラス席からの風景を見たくて、このホテルを選択したと言ってもいいくらい。

Bari0512
テラス席からサッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”を一望できる。なんだか、一人で貸し切りはもったいないくらい。このテラスの椅子に座り、一緒に感動を共感できる「連れ」がいたら、もっと楽しいのになぁ。こんな場所で、「連れ」と2人きりでこの風景を貸し切りで楽しめたら、なんて幸せな時間なんだろう。

Bari0513
一人でテラスのベンチに座り、深呼吸してマテーラの空気を吸い込む。マテーラの風を肌で感じる。音はなく、静寂さが風景を引き立てる。うーん、やっぱり、この空間を共有できる人がほしい。

Bari0514
おもしろいなぁ。虫に食われたように、小さな岩山の隙間に石造りの建物が建てられている。

Bari0515
ホテル・イル・ベルヴェデーレは、サッソ・カヴェオーソの最も奥にあるので、サッシ地区が谷に削られた岩山にへばりついていることがよくわかる。

Bari0516
私の部屋は普通に2階の部屋だったけど、洞窟のお部屋もあるのかなぁ?

Bari0517
ホテルのロビーに戻るには、この岩山をくりぬいた洞窟を通っていく。このテラスとロビーを結ぶ洞窟がおもしろい。そのままホテルを出て、いよいよマテーラの町歩きがスタート。

Bari0518
谷側に下る道に降りる。ホテル・イル・ベルヴェデーレがある場所は、サッソ・カヴェオーソの最も奥にあるので、このあたりにある洞窟住宅は本当に横穴が開けられているだけ。しかも、入口は閉鎖されており、人は住んでおらず荒廃している。本来のサッシの洞窟住居というものは、このような感じのものなのかなぁ。

Bari0519
ここから先は荒廃しており、横穴が開けられているだけの洞窟が見える。ここの風景を見ていると、貧民が住み着いた洞窟住宅という表現がわかるような気がする。

Bari0520
サッシの一番奥から、マテーラのサッシ地区の中心であるドォーモを目指して歩いてみる。

Bari0521
だんだんと中心部に近づくにつれて、洞窟の前に石造りの建物が建つサッソも増えてきた。

Bari0522
しかし、人が住んでいる気配はなく洞窟の中はからっぽの廃墟。観光化されていないこのような廃墟の洞窟住居こそ、本当のサッソの姿なのかもしれないなぁ。

Bari0523
ホテルのテラスから眺めた虫食いの岩山に近づいてきた。岩山に組み込まれた建物がおもしろい。

Bari0524
岩山に近づくために狭い階段を上る。

Bari0525
この岩山は、サンタ・マドンナ・デ・イドリスとサン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ両岩窟教会になっている。

Bari0526
教会の中に入ると、内部の写真撮影はできないのでここでは紹介できないけれど、岩山を掘られた洞窟内は広く、手前側が「サンタ・マドンナ・デ・イドリス岩窟教会」で、奥の「サン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ岩窟教会」へと続いている。洞窟内には、いくつかのフレスコ画を見ることができる。

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岩山のてっぺんに、小さな十字架が掲げられている。

Bari0528
マドンナ・デ・イドリス教会からサッシ地区を見下ろすと、このあたりは洞窟住居というよりは、ヨーロッパの昔ながらの町並みが広がっている。しかも、それは単に古いだけではなく、時代に取り残されたような雰囲気を感じる古さ。

Bari0529
マテーラ散策の途中だけどお昼ごはんの時間なので、いったんサッシ地区から出て、「地球の歩き方」に掲載されている、マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場そばのレストランに向かうことにする。

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だけど、サッシ地区散策のために谷底まで下りてしまっているために、ヴィットリオ・ヴェネト広場に戻るためには、ひたすら石段を上がらなければならないのが一苦労。

Bari0531
だけど、石段のある風景が美しい。洞窟住宅サッシが有名なマテーラだけど、坂道を登っていると普通のヨーロッパの古い町並みに感じる。特徴的な洞窟住宅がありつつも、どこかでヨーロッパの町並みを感じるマテーラ、サッシ地区の町歩き、ここでお昼ごはん休憩を入れるけど、私の中にはまだまだ町を探検したい好奇心があふれている。

2015年4月 9日 (木)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(2)バーリ空港からバスでマテーラへ。

Bari0401
バスはバーリ空港を出発し、アルタムーラ“Altamura”という町を経由してマテーラに向かう。マテーラの到着予定時間は10:30なので1時間15分のバスの旅。

Bari0402
バーリ空港を出発してから10分も走らないうちに早くも高速道路を降りる。経由するアルタムーラの町はこんなに近いのかなぁ?

Bari0403
バスは一般道に入り停車する。そして、なんのアナウンスもなくバスの運転手がバスから降りていく。なにが起きたのだろう?

Bari0404
バスはバーリ空港を出発したばかりだというのに、さっそくガソリンスタンドで給油中。そんなのあらかじめ給油しておけばいいじゃん!と感じてしまうのは、きっと日本人の価値観なのかなぁ。なんだか、南イタリアのバスの旅はのどかでいい。

Bari0405
無事に給油を終えて、バスはオリーブ畑の中を走る。

Bari0406
ずっと黒煙が上がっているのは見えていたけど、近づいてみると道路沿いから煙が上がっている。

Bari0407
ガードレールも壊れていないし、事故というわけでもなさそうなんだけど、路肩に停車している車が炎上している。整備不良なのかなぁ?

Bari0408
再び、オリーブ畑の中をバスは走る。オリーブ畑といっても、スペイン・アンダルシア地方のように赤茶けた大地ではなく、下草も生えている。

Bari0409
畑の中に、石を積んだ屋根のトゥルッリのような建物がある。この地方では、アルベロベッロまで行かなくてもトゥルッリは普通にあるものなのかなぁ?

Bari0410
信号もない一直線の道路をひたすら走る。前方に大きめの町が見えてきた。この町がプーリア州のアルタムーラの町。

Bari0411
アルタムーラ“Altamura”の町で女性客1名が降りる。再び、バスは走り出す。

Bari0412
ここまで来れば目的地のバジリカータ州のマテーラまでは30分。マテーラの町を写真で見たときにもっと乾燥した不毛の荒れ地を想像していたんだけど、オリーブ畑ではなく緑色の大地が広がっている。

Bari0413
いよいよマテーラの市街地に入ってきた。マテーラの町の大きさがガイドブックの地図を見ただけではわからない。今回の旅程ではマテーラで宿泊するプランにしてしまったけど、団体パッケージツアーをみると、1日でアルベロベッロとマテーラを巡ってしまうツアーがほとんどで、観光名所のサッシ地区を巡るのにどれくらい時間がかかるのかがわからない。

Bari0414
バスはマテーラに到着。バスが難しいところは、降りた場所がよくわからないこと。ここがモロ広場“Piazza Moro”なのかなぁ?方向感覚がないので、現在位置がわからないとどちらに進んでいいのかがわからない。

Bari0415
とりあえず、観光案内所のような建物にむけて歩き始める。振り返るとバスはまだアルド・モロ通り“Viale Aldo Moro”に停車しているけど、マテーラから空港に向かうバス乗り場はどこなんだろう?

Bari0416
ここまで歩いてくると、アップロ・ルカーネ(FAL)鉄道のマテーラ中央駅“Matera Centrale”を発見。マテーラの町がわかりづらいのは、マテーラ中央駅は地下駅になっており、ランドマークとして認識しづらい。観光案内所でマテーラの地図をもらい、ローマ通りをまっすぐ行けばサッシ地区に行けるとのことで、マテーラの町歩きを始めることにする。まずは、デイパックの中に入っている着替えや最低限の洗面道具を置いてさらに身軽に町を歩きたいので、目的地は本日宿泊するホテルを目指す。

Bari0417
ローマ通りをまっすぐ行けばいいと教わったのに、さっそくローマ通りではなく方向感覚だけで歩く。初めて訪れた町は町の大きさを知るために、わりと適当に歩いてみることが多い。それが、道に迷うことになる原因なんだけど・・・。マテーラ中央駅からヴィットリオ・ヴェネト広場までは、普通の町並みでお店もあるし、思っていたよりも大きな町かも。ちなみに、ここまでの写真は片手でもスナップ写真が簡単に撮影できるCanon Powershot S95で、ここからはNikon J3で撮影。S95は暗いところは弱いし、オートフォーカスも最近、ちょっと鈍さを感じるけど、晴れた日にとてもよい発色で、今でもお気に入り。

Bari0418
マテーラの町の「へそ」と言うべきヴィットリオ・ヴェネト広場“Piazza Vittorio Veneto”にたどり着く。駅からこの広場までの距離を考えると、そんなに大きな町ではないかも。すぐに見終わってしまうかなぁ?こんな風に、私は町の大きさを確かめていく。

Bari0419
ヴィットリオ・ヴェネト広場は、ぽっこり穴が開いたような場所があるけど、団体客で賑わっているので、まずはホテルに荷物の中身を置いて、あとでじっくり探検することにする。

Bari0420
受胎告知の宮殿“Palazzo dell'Annunziata”が、太陽の光をたっぷり浴びている。今日のマテーラはよく晴れている。広場はのどかな雰囲気で、治安が悪そうな感じはしない。

Bari0421
どうしてもお菓子屋さんを見つけるとのぞいてみたくなる。

Bari0422
“Gran caffé”のショーケースを外からのぞいてみる。ゼッポレ?“Zeppole”ってなんだろう?イタリア南部のお菓子なのかなぁ?見たことのないお菓子はフランス旅行と同様に、試してみたくなってしまう。「まだ知らない」ものをみると好奇心が抑えられない。

Bari0423
「まだ知らない」ものを見つけたら、お菓子なので1.3ユーロと安いし、試してみればいい。違う町に行ったら、このお菓子はないかもしれない。シュー生地にクリームがたっぷりのお菓子、なかなか美味しい。

Bari0424
ホテルを目指して歩いていると、サン・フランチェッコ・ダッシジ教会“San Francesco d’Assisi”にたどり着く。ガイドブックによるとバロック様式。

Bari0425
天井をはじめとして、まるで宮殿のような建物の装飾が美しい。建築様式は詳しくないけど、これがバロック様式なのかなぁ?

Bari0426
そして、教会を見つけたら、私はいつも教会内に入り、席に座って静寂を味わう。

Bari0427
さらに道を進むと、プルガトリオ教会。

Bari0428
教会の入口はガイコツ?

Bari0429
Pascoli広場に面するPalazzo Lanfranchiは美術館になっている。そして、広場は展望台になっていて、サッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”を一望できる。

Bari0430
私はこの風景を見るためにここに来たんだ。サッシ地区を一望できる風景に魅了される。思ったよりもサッシ地区は広大で、団体パッケージツアーだったら、ここからの風景を眺めて、写真を撮ったら終了かもしれない。今日はマテーラに宿泊する旅程でよかった気がする。このサッシ地区をこれから歩き回る。これから始まる町歩きに心がわくわくしてくる。この好奇心いっぱいの胸の高まりが楽しくて、私は旅はやめられない。

2015年4月 6日 (月)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(1)ミラノ・リナーテ空港からバーリへ。

Bari0301
2015年2月13日金曜日早朝5時。昨日のうちに支払いを済ませて、スーツケースについても2日後の2/15に戻ってくるのでそれまで置いてもらう交渉をしてOKをもらっているので置いていくことにする。今回の作戦は、以前にローマからアマルフィへ1泊旅行に行くときにローマのホテルにスーツケースを預かってもらった時にも実行している。この作戦だと、マテーラ・アルベロベッロへは2泊分の荷物だけ詰め込んだデイパック1つで旅行ができるので、スーツケースの置き場を考えることなく、自由に移動しながら旅行ができる。

Bari0302
ホテル・カノーヴァの朝食を楽しめないのは残念だけど、また2/15にはミラノに戻ってくるので、ホテルの朝食は最終日に楽しむことにする。

Bari0303
ミラノ中央駅前のホテル街にあるホテル・フローラの時計の時刻は早朝5:06。荷物はデイパック1つにしてしまったので、これで身軽に旅行できる。数年前にブルゴーニュ旅行の際にスーツケースを空港で受け取れずに、着替えも洗面用具も一切ないという旅行をしてから、男の一人旅にとっては必要最小限の荷物というのはほとんどない。

Bari0304
5分も歩かずにミラノ中央駅に到着。早朝のミラノ中央駅は閑散としているけど、人通りはまばらにあり、そんなに怖い感じはない。

Bari0305
ミラノ中央駅では、カフェ“Motta”が早朝から開いている。

Bari0306
クロワッサンにクリームを詰めてあるなどイタリアの朝食は甘めのパンが多い。

Bari0307
朝食用に、そんなイタリアっぽい甘めのパンを買って、ミラノ・リナーテ空港で食べることにする。

Bari0308
ミラノ・リナーテ空港行きの始発バスはちゃんとバス停で待機している。私の中に偏見があって、イタリアだけではなくフランスでもバスがスケジュール通りにバス停に停車しているだけで、どことなく安心してしまう。

※ミラノ中央駅からミラノ・リナーテ空港行きのバス時刻表(そのほかの空港もあり)
http://www.autostradale.it
※そのほかATMでもバスを運行している。
http://www.atm.it/it/AltriServizi/Trasporto/Pagine/airbus.aspx

Bari0309
無事にバスに乗り込み、定刻通りにバスは出発する。乗客は5人くらい。料金は運転手に支払い、5ユーロ。

Bari0310
バスは途中のLambrate駅に立ち寄り、ミラノ・リナーテ空港に向かう。Lambrate駅付近では、バスはトラムの後ろを走行中。

Bari0311
30分もかからないうちにミラノ・リナーテ空港“Milano Linate”が見えてきた。1時間もバスに乗らないと着かないマルペンサ空港に比べると、リナーテ空港はまるで東京で言うと羽田空港のように市街地に近い。エールフランス航空がパリからリナーテ空港へ飛んでいるので、ミラノが最終目的地でヨーロッパ内乗り継ぎだったらリナーテ空港のほうが確実に便利かもしれない。

Bari0312
リナーテ空港の中に入る。今回のマテーラ・アルベロベッロ旅行の荷物はデイパック1つなので、預け入れ手荷物もなく、自動チェックイン機で搭乗券を発券するだけ。ebookersで予約した航空券は問題なく発券される。

Bari0313
すぐに手荷物検査に進み、制限区域に入ると、空港の中にもカフェ“Motta”がある。ミラノ中央駅でパンを買わなくてもよかったかも。でも、制限区域内だから空港価格かもしれないけど。

Bari0314
プライオリティパスの便利なところは、ミラノ・リナーテ空港でもラウンジを使えること。ラウンジ“Sala Leonardo”を目指す。

Bari0315
早朝のラウンジは空いている。

Bari0316
持ち込んだ“Motta”のクリーム入りクロワッサンとアップルパイのようなパンを食べる。小さなクロワッサンはラウンジに置いてあったもの。ラウンジにあるカプチーノとヨーグルトをつければ、立派な朝食。

Bari0317
A06番ゲートから出発するアリタリア航空AZ1637便バーリ行きは定刻通り7:00の出発。

Bari0318
沖止めのためにバスに乗って飛行機まで移動する。

Bari0319
機材はエアバスA320。

Bari0320
アリタリア航空の機材には「エティハド航空パートナー」の標示がされている。エティハド航空は、自社便を拡大するエミレーツ航空と異なり、潤沢なオイルマネーにより経営が傾いた航空会社を次々と買収して大きくなっている。日本のとある航空会社も出資制限ぎりぎりまで投資してもらって「エティハド航空パートナー」になってしまえば、エアバスA380やA330も引き取ってもらえたかもしれない。

Bari0321
個人モニタつきのエアバスA320は珍しいかも。アリタリア航空もエアバスA320にモニタをつけるのなら、B777のモニタを最新のものにした方がいい。

Bari0322
早朝の便だけど座席は半分くらい埋まっている。

Bari0323
離陸後、雲海の上をバーリに向けて飛ぶ。これだけの雲が広がっていると、地上の天気は曇りもしくは雨。南部のプーリア州の天気はどうなんだろうなぁ。

Bari0324
雲の間から太陽が出てくる。ヨーロッパの日の出は遅く、朝7時を過ぎてから。

Bari0325
エールフランスだとこの時間はペストリーが出てくるけど、アリタリア航空はクッキーとコーヒーのみ。

Bari0326
飛行機は徐々に高度を下げてきて、町が見えてきた。プーリア州の天気はよく晴れている様子。まもなく、バーリ国際空港に到着する。

Bari0327
アリタリア航空AZ1637便は定刻よりも早くバーリ国際空港に到着する。バーリ国際空港のターミナルビルは新しく近代的な感じ。国内線なので入国審査もなければ、デイパック1つなので預け入れ手荷物もないので、すぐに外に出る。今日はこれからバーリ空港からマテーラに直接向かうバスに乗る。

Bari0328
今回の南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅の旅程のポイントはバーリ空港からマテーラ行きのバスに乗ってしまうこと。早起きしてミラノを発てば、バーリ空港9:15発のマテーラ行きのバスに接続できる。これから乗るバスは、Pugliairbus。赤い看板を発見し、矢印に従ってバス停“Fermata”を目指し、建物の外に出る。

Bari0329
古いガイドブックだとバーリ旧市街に出るにはバスで行くことになっているけど、2015年現在は鉄道が開通しており、バーリ中央駅まで鉄道で行くことができる。

Bari0330
列車は40分間隔なので、そんなに本数が多いとは言えないけど。

Bari0331
ところが外に出てみるけど「バス停」が見つからない・・・。マテーラ行きのバスは9:15発なので十分に時間があるけれど、Pugliairbusのバス停が見つからない。どこにバス停があるんだろう?バーリ市街行きのバスは停車しているんだけど、ここじゃないのかなぁ?

Bari0332
いったん、空港内に戻って観光案内所でバス停の場所を確認するけど方向は合っているみたい。

Bari0333
さんざん探したあげくに、道路を渡ったところに駐車禁止の標識に小さく時刻表が貼られているだけのバス停を発見。これじゃあ、駐車禁止の標識としか思えない。

Bari0334
確認してみると、ここがPugliairbusのバス停。事前にインターネットで調べたとおり、9:15発マテーラ行きのバスがある。マテーラ行きは1日5便ほど運行されている。そのほかに1日2便と便数は少ないけどターラント行きもある。

Pugliairbus
http://pugliairbus.aeroportidipuglia.it

※バーリ空港からの空港バスの時刻表“ORARI”
http://pugliairbus.aeroportidipuglia.it/Shuttle-Bus-Puglia-Air-Bus.pdf

Bari0335
そして、心配なのはバスが来ない。バスはここが始発だと思うけど、定刻が近づいているのにバスが来ない。私の他にバス停で待っている乗客もいない。本当にバスは来るのかなぁ?

Bari0336
白いバスが近づいてきた。運転手にマテーラ行きかと尋ねると、そうだという。バスが停車すると、いったいどこで待っていたのか、女性1名と男性1名と男女2人組の旅行者が乗り込んでくる。

Bari0337
バーリ空港からマテーラまでの料金はたった5ユーロ。

Bari0338
バスは定刻通り、5人を乗せて9:15にマテーラに向けて出発する。どうも、私はまだイタリアを信用していない。インターネット上では、バスの路線があるのは事前に確認していたんだけど、バス乗り場はどこにあるのか、バスはちゃんと来るのかなどとちょっと心配してしまったけど、ホッとした気持ちでマテーラに向かう。

2015年4月 3日 (金)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅1日目(2)ミラノで夕ごはん。

Bari0201
アリタリア航空AZ787便は定刻通りにミラノ・マルペンサ空港に到着。入国審査を済ませ、預けてある荷物もスムーズに出てきて、ミラノ中央駅行きの空港バス乗り場を目指す。

Bari0202
ミラノ中央駅行きの空港バスは2つの会社が運行している。

Bari0203
マルペンサ・シャトルのバスに乗る。片道10ユーロ。

Bari0204
マルペンサ空港は、東京から成田空港なみにミラノ市街からは離れており、1時間くらいバスに乗って、ようやくミラノ中央駅に到着。

Bari0205
ミラノ中央駅のバス乗り場にはリナーテ空港行きのバスが停車している。AZ787便が定刻通りにマルペンサ空港に着いてくれたので、ミラノ中央駅20:00発のリナーテ空港行きのバスに乗れたかも。これだったら同日接続で22:00リナーテ空港発バーリ行きAZ1675便にも間に合ったかもなぁ。

だけど、この20:00発のバスに間に合わないと次は21:00発のバスまで便がなくて、21時のバスだと22:00発の飛行機に乗るのは微妙なので、20時のバスを逃したらタクシーを使うしかないし、仮に間に合ったとしてもバーリ空港到着が深夜23:25なので、そこからタクシーでバーリ市街に出てホテルに到着するのは日付を超えてしまう。

Bari0206
接続が微妙な同日便で無理をしなくても、早朝7:00ミラノ・リナーテ空港発バーリ行きAZ1637便でバーリに向かっても、バーリ到着は朝8:25なので、バーリのホテルで朝食をとってから出発しても、移動開始時間はそんなに変わりがないと考えて、今日はミラノに宿泊し、明日の早朝にリナーテ空港に向かうことにする。事前に調べてはあるけれど、リナーテ空港行きのバス時刻表をチェック。5:30の次は7:00までバスはないので、朝7:00の飛行機に乗るには5:30の始発バスに乗るしかない。

※ミラノ中央駅からミラノ・リナーテ空港行きのバス時刻表(そのほかの空港もあり)
http://www.autostradale.it
※そのほかATMでもバスを運行している。
http://www.atm.it/it/AltriServizi/Trasporto/Pagine/airbus.aspx

Bari0207
ミラノは前回、チュニスに旅行した帰りに滞在したことがあるので地図を見なくても土地勘がある。チュニスのメディナはそんなに大きくないので迷っても脱出できるし、アラブ文化入門にはとてもよいディスティネーションなんだけど、テロ事件が起きてしまったのが残念。

Bari0208
ミラノ中央駅前にはホテルが並ぶ通りがあり、前回もこの通り沿いのホテルに宿泊したので迷うことはない。

Bari0209
今回は、ホテル・カノーヴァ“Hotel Canova Milan”に宿泊。

ホテル カノーヴァ
http://www.hotelcanova.it

Bari0210
部屋はそんなに広くはないけれど、狭いという感じでもない。まぁ、駅前のビジネスホテルと考えたらこんなものだろう。

Bari0211
もちろん、バスタブなしでシャワーオンリー。

Bari0212
イタリアのホテルは、ビデが設置されていることが多い気がする。

Bari0213
すぐに明日の早朝に出発するので、荷物の整理はあまりせずに、せっかくイタリアに来たのだから、夕食を食べに行くことにする。一人で予約なしでいけるレストランをホテルのレセプションで聞いてみると、“Settembrini 18”というレストランがお勧めだというので入ってみることにする。

Settembrini 18
http://ristorantesettembrini18.it

Bari0214
何回かイタリアに旅行しているけど、どうもレストランではミネラルウォーターを1本立てておくという暗黙のルールがある気がする。イタリア語はほとんどわからないんだけど、「アックア・ガッサータ(Acqua Gassata)」だけは覚えておくと便利かも。機内食を食べ通しなので、軽めにセコンドを頼まずに前菜とパスタだけを注文。

Bari0215
グラスワインでよかったんだけど、このお店のオーナーがサルデーニャ島の出身で、サルデーニャ島のワインがお勧めだというのでそれにしてみる。すっきりとした白ワインは飲みやすい。

Bari0216
パーネはピッツァ・ビアンコが運ばれてくる。ピッツァでもよかったなぁ。

Bari0217
前菜はタコのサラダ。イタリア料理って素材の味をストレートに出してくるから、素材を楽しめる。

Bari0218
パスタは“Scampi”と呼ばれるテナガエビのパスタ。さすがはイタリア。フランスで食べる茹ですぎのパスタではなく、パスタも少し芯があるように感じるアルデンテで最高に美味しい。イタリア料理ってやっぱり美味しい。

Bari0219
食後にはデザートワゴンがやってきて、イタリアに来て初日なのでティラミスを注文。

Bari0220
最後はエスプレッソで食後の余韻に浸る。

Bari0221
食後の余韻に浸っていると、サルデーニャ島のリモンチェッロをサービスで持ってきてくれる。うーん、なかなか幸せなひととき。こんな幸せな気分を共感できる人が一緒にいないなんて、なんて寂しいんだろう・・・。

Bari0222
すっかり幸せなほろ酔い気分で、ホテルに戻る。せっかくミラノに来ているのにドォーモの夜景を見に行くこともなく、明日の朝は早いのでさっさとシャワーを浴びて寝てしまうことにする。

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