2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

スポンサードリンク

PR

にほんブログ村

Voyages

« 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(2)バーリ空港からバスでマテーラへ。 | トップページ | 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(4)マテーラでお昼ごはん、オレキエッテとの出会い。 »

2015年4月12日 (日)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(3)マテーラのサッソ・カヴェオーソ地区を歩く。

Bari0501
しばらく、サッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”を一望できる展望台から眺めるパノラマに圧巻される。ガイドブックの写真で見て想像していた風景よりもだいぶ規模が大きい。

Bari0502
渓谷にへばりつくように住宅が建っている。単純な洞窟ではなく、洞窟の入口は石積みの家になっていて、一見すると普通の石造りの家なのか、洞窟住宅なのかどうかがわからない。洞窟住宅「サッシ」の町というよりもヨーロッパの古い町並みに見える。

Bari0503
谷にへばりつき、そして坂道が入り組んだ路地は当然ながら生活には不便で、生活のしやすい新市街に引っ越すことのできない貧困者が取り残され、サッシ地区は貧民の住居となっていた時代があった。

Bari0504
事前に目的地の情報を調べていると、過去にはサッシが貧民街の歴史があることから、もっと荒んだ風景を想像していたんだけど、世界遺産になり観光化が進んでいるためか、ガイドブックなどに書かれているほど廃れた町の印象を感じない。

Bari0505
現在は人が住んでおり、風景の中に若干だけど生活感を感じることができる。

Bari0506
反対側の岩山との間は谷になっていて、その谷にへばりつくように洞窟住宅がある。川向こうの風景を見る限り、作物が栽培できないような岩山であり、これだけの住居に住む人は十分な作物を生産し、食料を得ることができたのかなぁ。

Bari0507
新市街が高台にあり、サッシ地区は川によって削られた谷側にある。そのため、サッシ地区を散策するには坂を下りていく。今すぐに降りてみたい気分だけど、まずはホテルに迷わずにたどり着かなくちゃ。

Bari0508
展望台から200メートルくらい歩くと、ようやく今回宿泊するホテルに到着。洞窟ホテルではないけれど、そんなサッシ地区にあるホテル、イル ベルヴェデーレ。マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場から500~600メートルくらい。マテーラ中央駅から迷わずに歩けば1キロくらいで、15分くらいかかるかなぁ。

イル ベルヴェデーレ(Il Belvedere)
http://www.hotelbelvedere.matera.it

Bari0509
トルコのカッパドキアのような洞窟ホテルではないので、石造りの家の2階に部屋がある。一人で宿泊するのには十分すぎるくらいの広さ。さっそく、着替えをしまい、バックパックの中身をほとんど空っぽにして、町歩きの準備が完了。

Bari0510
バスタブはなくシャワーオンリー。トイレはビデつきで、スリッパなどのアメニティも充実している。

Bari0511
そして、このホテルの最大の魅力は洞窟を抜けたところにあるテラス席。このテラス席からの風景を見たくて、このホテルを選択したと言ってもいいくらい。

Bari0512
テラス席からサッソ・カヴェオーソ“Sasso Caveoso”を一望できる。なんだか、一人で貸し切りはもったいないくらい。このテラスの椅子に座り、一緒に感動を共感できる「連れ」がいたら、もっと楽しいのになぁ。こんな場所で、「連れ」と2人きりでこの風景を貸し切りで楽しめたら、なんて幸せな時間なんだろう。

Bari0513
一人でテラスのベンチに座り、深呼吸してマテーラの空気を吸い込む。マテーラの風を肌で感じる。音はなく、静寂さが風景を引き立てる。うーん、やっぱり、この空間を共有できる人がほしい。

Bari0514
おもしろいなぁ。虫に食われたように、小さな岩山の隙間に石造りの建物が建てられている。

Bari0515
ホテル・イル・ベルヴェデーレは、サッソ・カヴェオーソの最も奥にあるので、サッシ地区が谷に削られた岩山にへばりついていることがよくわかる。

Bari0516
私の部屋は普通に2階の部屋だったけど、洞窟のお部屋もあるのかなぁ?

Bari0517
ホテルのロビーに戻るには、この岩山をくりぬいた洞窟を通っていく。このテラスとロビーを結ぶ洞窟がおもしろい。そのままホテルを出て、いよいよマテーラの町歩きがスタート。

Bari0518
谷側に下る道に降りる。ホテル・イル・ベルヴェデーレがある場所は、サッソ・カヴェオーソの最も奥にあるので、このあたりにある洞窟住宅は本当に横穴が開けられているだけ。しかも、入口は閉鎖されており、人は住んでおらず荒廃している。本来のサッシの洞窟住居というものは、このような感じのものなのかなぁ。

Bari0519
ここから先は荒廃しており、横穴が開けられているだけの洞窟が見える。ここの風景を見ていると、貧民が住み着いた洞窟住宅という表現がわかるような気がする。

Bari0520
サッシの一番奥から、マテーラのサッシ地区の中心であるドォーモを目指して歩いてみる。

Bari0521
だんだんと中心部に近づくにつれて、洞窟の前に石造りの建物が建つサッソも増えてきた。

Bari0522
しかし、人が住んでいる気配はなく洞窟の中はからっぽの廃墟。観光化されていないこのような廃墟の洞窟住居こそ、本当のサッソの姿なのかもしれないなぁ。

Bari0523
ホテルのテラスから眺めた虫食いの岩山に近づいてきた。岩山に組み込まれた建物がおもしろい。

Bari0524
岩山に近づくために狭い階段を上る。

Bari0525
この岩山は、サンタ・マドンナ・デ・イドリスとサン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ両岩窟教会になっている。

Bari0526
教会の中に入ると、内部の写真撮影はできないのでここでは紹介できないけれど、岩山を掘られた洞窟内は広く、手前側が「サンタ・マドンナ・デ・イドリス岩窟教会」で、奥の「サン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ岩窟教会」へと続いている。洞窟内には、いくつかのフレスコ画を見ることができる。

Bari0527
岩山のてっぺんに、小さな十字架が掲げられている。

Bari0528
マドンナ・デ・イドリス教会からサッシ地区を見下ろすと、このあたりは洞窟住居というよりは、ヨーロッパの昔ながらの町並みが広がっている。しかも、それは単に古いだけではなく、時代に取り残されたような雰囲気を感じる古さ。

Bari0529
マテーラ散策の途中だけどお昼ごはんの時間なので、いったんサッシ地区から出て、「地球の歩き方」に掲載されている、マテーラの町歩きの「へそ」であるヴィットリオ・ヴェネト広場そばのレストランに向かうことにする。

Bari0530
だけど、サッシ地区散策のために谷底まで下りてしまっているために、ヴィットリオ・ヴェネト広場に戻るためには、ひたすら石段を上がらなければならないのが一苦労。

Bari0531
だけど、石段のある風景が美しい。洞窟住宅サッシが有名なマテーラだけど、坂道を登っていると普通のヨーロッパの古い町並みに感じる。特徴的な洞窟住宅がありつつも、どこかでヨーロッパの町並みを感じるマテーラ、サッシ地区の町歩き、ここでお昼ごはん休憩を入れるけど、私の中にはまだまだ町を探検したい好奇心があふれている。

« 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(2)バーリ空港からバスでマテーラへ。 | トップページ | 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(4)マテーラでお昼ごはん、オレキエッテとの出会い。 »

イタリア」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ラコスケさん、こんにちは。

今回のホテルのテラスからの眺めは最高ですね。マテーラには27年前と昨年行きました。 27年前は殆ど荒れ果てた状態でしたか、昨年でかけた時は歩道などが整備され歩き易い状態となっていました。

同じ洞窟住居でもカッパドキアとは様相が違いますね。マテーラは一度荒廃し、貧民地区となりましたのでそれから現状になるには時間がかかったのだと思います。ここまで環境が整備されたのにはビックリしました。

私ももう一度訪ねることがあったら、ラコスケさんが泊まったようなホテルに宿泊してみたいです。夕陽も堪能できたのでしょうか?

マテーラの散策の続き楽しみにしています。

やっとマテーラ散策始まりましたね。
私たぶん洞窟好きです。
トルコのときもそうですけど、今度マテーラ行ったら絶対洞窟ホテルです!!
ガイドブックやネットだけではイマイチ想像がつかない
マテーラの街。早く行きたいですね~

omoromachiさん、こんばんは。

27年前にマテーラを訪れていたのですね。荒れ果てたマテーラのサッシ地区が発するオーラは衝撃的だったでしょうね。現在では、きれいな観光地になっていますので、私もその時代のサッシ地区を見てみたかったです。

ユリコさん、こんばんは。

マテーラの町は独特の雰囲気です。どうしても事前に調べていくと、貧しかった農民の住居だったこと、閉鎖されていた歴史があることを頭の中に入ってきます。ただ、予備知識なしに純粋にニュートラルな視点で見たときに、現在のマテーラはヨーロッパの古い町並みにも感じ、美しさを感じます。サッシ地区を歩いているとどちらの視点も感じながら歩くので、おもしろいなぁと感じます。

「まだ知らないどこかへ」行く目的地として考えたときに、その新鮮さは訪れてよかったと感じています。この空気感と言いますか、雰囲気は、実際に現地に行って、自分の目で見て、耳で音を感じ、風を肌で感じないと伝わらないかもしれません。しかも、できれば、ツアーではなく坂道を上がったり下がったりしながらゆっくりと歩かないと。

マテーラを感じたかったら実際に現地に行かれることをお勧めします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/571047/61426781

この記事へのトラックバック一覧です: 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(3)マテーラのサッソ・カヴェオーソ地区を歩く。:

« 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(2)バーリ空港からバスでマテーラへ。 | トップページ | 南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅2日目(4)マテーラでお昼ごはん、オレキエッテとの出会い。 »

Link

最近の記事

最近のコメント

無料ブログはココログ