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2015年3月

2015年3月31日 (火)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅1日目(1)アリタリア航空でミラノへ。

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2015年2月12日木曜日、日暮里駅。朝9時に職場を出てすぐに日暮里駅に向かう。10:45発のスカイライナー21号に乗るまでに少しだけ時間があるので日暮里駅を探検してみる。日暮里舎人ライナーは「ゆりかもめ」と同じく無人運転の新交通システム。

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切符売り場で気になるのは、日暮里舎人ライナーは成田空港には行かないという標示がしつこいくらい貼られすぎていること。

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スカイライナーと間違えて、ここまで掲示するほど、日暮里舎人ライナーに乗ってしまう人がいるのかなぁ?「ライナー」という語尾がかぶっているからなのか?いったい、どのくらいの頻度で成田空港に行くのに日暮里舎人ライナーの改札に来てしまう人がいるのかなぁ。ここまで掲示するほどだから、毎日のように有人改札の職員に聞く乗客がいるのだろう。そんなに困っているなら語尾が「ライナー」じゃないネーミングにすればいいのに。

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エスカレータを降りて、間違えずに京成線の改札に入る。この改札こそ、逆に空港マークの表示をすればいいのに。でも、たいていの乗客はJRとの連絡改札口から入るので、この改札口自体がかなりマイナーな存在なので必要ないだろうなぁ。そう考えると、成田空港に行くのに日暮里舎人ライナーの改札に間違えて行ってしまう人というのは、かなりレアな存在に思えるけど。

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もう少し時間があれば、料金が安いスカイアクセス特急で向かいたいところだけど、今日は職場から直行で成田空港に向かうために、時間に余裕がないからスカイライナーに乗るしかない。日暮里駅から40分くらいで到着してくれて成田空港の遠さを克服してくれるので、やっぱり便利。

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海外旅行に行くときに、成田空港に向かう列車から車窓の風景を眺めているときが、一番ワクワクする。これから旅が始まる時の高揚感は何度でも楽しい。

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視界に入っていたスカイツリーがだんだん遠ざかっていく。だんだん東京から離れて行き、成田空港が近づいてくる。

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成田空港第1旅客ターミナル北ウイングに到着。アリタリア航空のチェックインカウンターは、一番手前なので便利な場所にある。

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だけど、職場から直行するときはスーツケースを空港に送ってしまっているので、一番奥にあるJALABCのカウンターまで取りに行かなくてはならないので、逆にアリタリア航空のチェックインカウンターは広いターミナル内を往復しなければならないのでちょっと面倒。

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荷物をドロップオフして、無事にチェックイン終了。

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ユーロは、日本で両替したほうがレートがいいので銀行でユーロへ両替をして、すぐに出国手続きに進んでしまう。

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第2サテライトにアリタリア航空のボーイングB777-200が2機駐機しているのが見える。手前側がミラノ行きで、奥がローマ行き。

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プライオリティパスが使えるラウンジで出発前に軽食をとることにする。

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ナッツ姫のおかげで一躍有名になった大韓航空のビジネスクラスラウンジへ。

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ユナイテッド航空のビジネスクラスラウンジは、北ウイングからは遠いので、スカイチーム系航空会社を使うときはこちらの方が便利。

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それに、おにぎりやカップラーメンなどの軽食がユナイテッド航空のラウンジよりも充実している。さすがに日本では「辛ラーメン」は置いていない。

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ビアグラスが小さくなったような気がするけど、出発前に一人で乾杯。ビールも普通にキリン一番搾り。マスコミでは韓国が日本を毛嫌いしているように報じられているけど、それは政治の世界だけの話。大韓航空のビジネスクラスラウンジでは、辛ラーメンではなく日本のカップラーメンだし、ビールもキリン。

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残念ながら、大韓航空名物のマカデミアナッツは置いていないみたい。かわりにあるのは、昔から置いてあるけど、大韓航空の「柿の種」。ファーストクラスに乗らないとマカデミアナッツはもらえないのかなぁ?

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あれ?アリタリア航空のボーイングB777-200ERって、以前は鼻が黒く塗られていたのが特徴的で印象に残っているんだけど、今は普通に白く塗られている。

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22番ゲートからいよいよ搭乗開始。

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ボーイングB777のエコノミークラスの座席は、エールフランス航空やエミレーツ航空と同様に、詰め込み仕様の3-4-3の横10列のコンフィグ。B777は長距離路線でも3-4-3の横10列のコンフィグが当たり前になってしまったなぁ。

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エールフランスのB777-200ERがシートを刷新してしまった現在、この個人モニタの小ささは機材の古くささを否めない。2014年8月にアリタリア航空はエティハド航空の子会社となったので、オイルマネーで今後は機材の更新も進むかもしれない。

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荷物が頭上の荷物入れに収まらないと客室乗務員ともめている女性がいる。大手旅行会社の格安ではないほうのブランドの添乗員のようだけど、機内で怒号をあげており、自分はイタリア語だってわかるんですって言わんばかりにイタリア語を使っていたりもする。添乗員さん、あなたのせいで安全確認が遅れ、出発が遅れたらどうするんでしょう。あたかも、自分のお客様に対して「私はイタリア語でクレームもつけられるんですよ」というパフォーマンスにしか聞こえない。前方エコノミーの通路側の座席はわりと旅行会社の添乗員が着席する場合が多い。この人の前に座っている阪○交通社の添乗員さんはとても感じがいいのに・・・。

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食事の前に最初に飲み物のカートが来る。ビールを頼むとイタリアのビール。

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メインはイタリアンか和食がセレクトできる。前方エコノミーなので、品切れにならずにイタリアンを選択するけど、すでにカートにはなく、ギャレーで温められた熱々のパスタが運ばれてくる。ワインはミニボトルではなく、ボトルからカップに注いでくれる。日本から積んだ機内食だけど、パスタの機内食って美味しいかも。

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あえてフランス語で英語字幕しかない“Barbecue”という映画を楽しむ。

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エールフランスと同様に後方にセルフバー形式でドリンクが置かれている。

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アリタリア航空にしか積んでいない飲み物は、アランチャ・ロッソのジュース。

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ブラッディ・オレンジのジュースが美味しい。

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途中でサンドイッチの軽食が配られる。

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フランスに向かうときはサンクトペテルブルクからヘルシンキ上空を通過するけど、内陸部に入っていく。キエフの表示が見えるけれどウクライナ上空は通過しないみたい。

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到着前の2回目の機内食はコールドミール。パンにナイフで切れ込みを入れて、ハムを挟んでサンドイッチにして食べるのが美味しい。

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飲み物はもちろん、ブラッディ・オレンジのジュース。2度目の食事が終わると、飛行機は徐々に高度を下げていき、まもなくミラノ・マルペンサ空港に到着する。

2015年3月29日 (日)

南イタリア・マテーラ・アルベロベッロ一人旅 準備編 スカイスキャナーからebookers.comで航空券を予約してみる。~イタリア・バーリまでの道のり~

私の旅行は翌月の勤務シフトが確定したあとではないと旅程を組むことができないので、いつも出発ぎりぎりの手配となってしまう。それに、仕事と仕事の合間に旅行を入れるので、日程はせいぜい5日間か6日間の弾丸旅行。私の場合は日程が先に決まり、そこから目的地を考える。急に旅行に出られるように5日間か6日間の旅程は「空想旅行」で常に検討している。今、もっとも自分の目で見てみたい目的地を考えたときに思い浮かんだのが、南イタリアのマテーラとアルベロベッロ。だけど、直行便で行ける場所ではないので、短い旅程だと少し難しい。

Skyscanner

弾丸旅行を成功させるコツは、目的地を限定しまうこと。せっかくイタリアに行くんだから、ついでにナポリも行きたい、アマルフィも行きたいなんて考えてしまうと、とても5日間の旅程では収まらない。今回は、マテーラとアルベロベッロだけに絞って旅程を考える。

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あとはぎりぎりの手配の最大の問題は、航空券の「空席」と「予算」のバランスが難しい。予約クラスを上げれば航空券は取れるけど、そうなると予算オーバーとなる。幸い、2月は航空券が一番安い時期なのでなんとかなるかなぁ。2015年1月下旬にマテーラ・アルベロベッロ周遊の旅程を組み始める。今回の日程は宿直明けの2/12は仕事がお昼までなので、2/12夜発で2/17に帰国の6日間。まずは、スカイスキャナーで最もマテーラに近い空港であるバーリ空港行きの航空券を検索。一番安いのはアエロフロートロシア航空。

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うーん、アエロフロートロシア航空の最安値の組み合わせはモスクワで1泊しないとダメなフライトの組み合わせで、さすがに10万円台でバーリまで行くのは厳しい。でも、ちょっとしたヒントがあって、ローマ・フーミチーノ空港からバーリ空港行きのアリタリア航空のフライトに乗り継ぐのがポイント。ローマまでのフライトを確保すれば、そこからアリタリア航空の国内線に乗り継げる。

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それなら、イタリアに行くんだったらアリタリア航空が一番便利に違いない。検索してみると、さすがにアリタリア航空だったら同日着が可能。ベストなのは、成田空港14:10発ローマ行きで、ローマで乗り継ぐフライトだけど、143,520円と完璧に予算オーバー。今回、航空券代は10万円くらいでなんとかならないかと考えている。

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AZ787便成田発ミラノ経由は不思議な旅程。ミラノ・マルペンサ空港からミラノ・リナーテ空港への移動がある。バスでミラノ中央駅に行って、そこからリナーテ空港行きのバスに乗り継ぐ必要があるのでちょっと面倒。しかも144,450円は予算オーバー。だけど、ミラノ・リナーテ空港からもバーリ空港行きのフライトがあることを知る。

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これは「別切り航空券」で考えるしかないかな。ローマかミラノまでの航空券を買って、そこからバーリまでの航空券を別に手配する。ただし、「別切り航空券」の場合は、連帯輸送の補償はないので、初めのフライトが遅延して、次のフライトに間に合わなくても補償はない。そのため、少々遅れても大丈夫なくらいの乗り継ぎ時間がないと危険な選択肢。けっきょく、冬でも安値の選択肢は中東系エアラインのカタール航空やエミレーツ航空。12:40にローマに着ければ、その日のうちにバーリ空港まで乗り継げるだろう。

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ターキッシュエアラインズって、乗り継ぎ時間が8時間あればイスタンブルに遊びにいけるかなぁ?だけど、早朝3:45に到着しても、深夜に町に繰り出すことができるのかなぁ?早朝に交通機関が動いていればイスタンブルで朝食を食べるのもおもしろそうだけど、ターキッシュエアラインズの深夜便、乗り継ぐ都市によっては便利かもしれないけど、ちょっと8時間はもったいない。

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今度はミラノへのフライトを調べてみる。アエロフロートロシア航空は、ローマ同様にモスクワで宿泊するようなので実用的ではないし、けっきょくエミレーツ航空かなぁ?

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ターキッシュエアラインズ夜便の乗り継ぎがローマよりもいい。翌日朝10:15にミラノに到着できるのはいいかも。それに帰りの便も18:55発なのでミラノに午後まで滞在できる。それに価格も84680円と安い。ミラノの場合はリナーテ空港までの移動が不便だけど、ターキッシュエアラインズのフライトがいいから第一候補かなぁ?

あれ?ちょっと待てよ。

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もしも成田空港発13:20のフライトに間に合うのなら、86673円でアリタリア航空直行便がある!ターキッシュエアラインズと2000円くらいしか違わない。なぜエクスペティアだけ86673円と激安価格なのだろう?うーん、2000円の差で直行便かぁ。去年、アルザスに行ったときのように、宿直明けでお昼までの仕事を半日分だけ調整して職場を朝出発して空港に直行で向かえば13:20発だったら間に合うかもしれない。

それにしても、なぜエクスペディアだけ安いんだろう?

Waytobari10
さっそく、スカイスキャナー経由で初めてエクスペディアで航空券を予約。スカイスキャナーがなければ、こんな掘り出し物のフライトを見つけることはできなかっただろうなぁ。私の旅程作成にはスカイキャナーが欠かせない。エクスペディアの予約は便利で、航空券の予約クラスも表示されるし、アリタリア航空のブッキングコードも表示される。

Waytobari11
予約コードがあれば、アリタリアの本国のホームページで予約ができているかを確認できる。左から2番目の“MANEGE MY BOOKING”を選択。

Waytobari12
予約コード(PNR)と、名前を記入して検索開始。

Waytobari13
ちゃんとアリタリア航空の予約システムに“BOOKING CONFIRMED”となっており、予約できていることがわかる。すでに左下に座席番号も出ており、このページから座席の変更も可能。まずはミラノまでのフライトを確保。

2/12 AZ787 NRTMXP 13:20 17:55
2/16 AZ786 MXPNRT 14:45 10:50+1

Waytobari14
次にスカイスキャナーでミラノからバーリに飛ぶフライトを検索する。スカイスキャナーが便利なところは格安航空会社LCCも含めて検索してくれること。2/12同日発のリナーテ空港発バーリ行きは、成田発ミラノ行きのフライトが遅延した場合、ミラノ・マルペンサ空港からリナーテ空港への移動に時間がかかることから危険なので、ミラノ泊とする。そして、2/13出発でミラノからバーリに飛ぶには、ライアンエアーでベルガモ空港から飛ぶ方法、マルペンサ空港からイージージェットで飛ぶ方法、リナーテ空港からアリタリア航空で飛ぶ方法の3つがある。最安値はライアンエアーだけど、帰りの便がちょっと朝早い。

Waytobari15
あれ?アリタリア航空でも17472円とそんなに高くない。行きの便のリナーテ空港発が朝7:00と早いんだけど、弾丸旅行はどこかで無理をしないといけないから、ここはがんばるしかないかな。

2/13 AZ1637 LINBRI 07:00 08:25
2/15 AZ1648 BRILIN 13:35 15:00

Waytobari16
問題は、代理店をどこで手配するか。エクスペディア以外のTripsta,airtickets,ebookers,Airticket24の4社については、日本の会社じゃないし、まったくもって信頼性がわからないこと。TripstaとAirticket24については日本語のページが用意されている。うーん、スカイスキャナー社からリンクがかかっている、どの会社が一番まともなんだろう?

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4つの会社を見てみて、まずAirtiket24は日本語表示ができるけど怪しいので却下。予約を進めると高額のクレジットカード手数料を請求してくるために、スカイスキャナーでの最安値ではない。比較した結果、英語しか表示されていないけど、平易な英語だし、WEBの作りがまともなのはebookersではないかという結論に達し、ebookers.comで予約することにする。

ebookers.com
http://www.ebookers.com

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イギリスの会社らしく、価格がポンド建て・・・。

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保険を足すかなどの項目はあるものの、英語も平易だし、わりとわかりやすい。

Waytobari20
会員登録をして無事に予約完了。アリタリア航空の予約番号も表示されており、ちゃんと予約できている様子。

Waytobari21
クレジットカード・フィーが2ポンド取られるけど、ポンド建てでわかりづらいだけで、ebookersでちゃんと予約できた様子。

Waytobari22
先ほどと同様にアリタリアの本国のホームページで予約ができているかを確認すると、ちゃんとアリタリア航空の予約システムに“BOOKING CONFIRMED”となっており、予約できていることがわかる。すでに左下に座席番号も出ており、無事にebookers.comでの予約が完了。

これで今回の旅程のすべての航空券を確保。

2/12 AZ787 NRTMXP 13:20 17:55
2/13 AZ1637 LINBRI 07:00 08:25
2/15 AZ1648 BRILIN 13:35 15:00
2/16 AZ786 MXPNRT 14:45 10:50+1

私の場合は航空券を先に確保してしまい、それ以外の旅程やどこの都市に宿泊するかは後で考える。今回の旅程の場合は、初日2/12と最終日2/15はミラノ泊に決定。考え方としては、ミラノからマテーラとアルベロベッロを巡る2泊3日のショートトリップに出かける形になる。

2015年3月28日 (土)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 3日目(2)写真には残らない各駅停車の旅の魅力。(浜松駅で途中下車)

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名古屋でお店が開くまで時間をつぶすんだったら、もう少し先に進んでお昼ごはんにしたほうがいいかもしれないと思い、名古屋はちょっとだけ地下街を歩いただけで東京に向けて再び進むことにする。

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名古屋駅から新幹線に乗れば1時間40分ほどで東京に着いてしまう。お昼ごはんは東京で食べることができる。でも、各駅停車の旅は、車窓の風景も楽しめるし、私は人の流れを観察するのが好きなので各駅停車の旅を飽きることはないみたい。車窓の風景を見ながら考え事をしたり、本を読んだり、意外と各駅停車の旅は心地よい時間を与えてくれる。

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10:02発豊橋行き快速列車に乗ることにする。名古屋での滞在時間はわずか16分ほど。

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ホームに登ると豊橋行きの快速列車が停車している。

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10時過ぎの列車とあって、乗客はまばらに乗っている程度。列車に乗って座席に座ると、さっそく浜松出身の友人にメールを出す。お昼ごはんを食べるのにお勧めのお店を聞くのには、地元出身の人に聞くのが一番いい。だけど、平日の日中に浜松駅までに返事が来るだろうか。

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安城駅には「南吉が青春を過ごしたまち 安城」と看板があるけど、新美南吉って名前は聞いたことがあるけど、どんな人だっけ?と考えるけど思い出せない。どうしても思い出せないので調べて見ると「ごんぎつね」などの作品を書いた児童文学作家だったのね。だけど、新美南吉は愛知県半田市出身と書いてあるけど、安城とはどのような縁があるんだろう?

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ずっと曇り空だった日本海沿いの町と違って、2015年3月5日の太平洋側の気候は穏やかに晴れており、とても温かい。のどかな車窓の風景が楽しい。

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この日の快速列車は三ヶ根駅に臨時停車。ドアは開かずに乗客の乗降はできず、三ヶ根駅そばの踏切が壊れており、修理のための作業員が降りるだけのための停車。

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三ヶ根駅で臨時停車して、故障した踏切を徐行運転した関係で、豊橋駅での乗り継ぎ時間がとても短くなってしまう。10:56到着の予定が6分遅れたために、乗り継ぎの豊橋発掛川行きの普通列車は11:03発なので、ほとんど乗り継ぎ時間がない。

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東海道線の車両はロングシートの車両。静岡県に入り、静岡県西部では浜松が中核都市であるようで、浜松に近づくにつれて乗客が増えてくる。平日の11時台の車両は、大学生くらいの年齢の若い女子が多い。この日は温かく、女子の服装も春らしい服装で、太平洋側は日本海側よりも早く春が近づいているんだなぁと感じる。浜名湖を過ぎ、新幹線が見えてきた。

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普通列車は11:38浜松駅に到着。電車は掛川行きだけど、浜松駅で途中下車。飽きたら新幹線にいつでも乗れると思って旅をしているけど、車窓からの風景だけではなく、地域の中でどこが大きな町なのか、乗客の服装、話されている方言などを観察するのがおもしろくて、写真に撮ることはできないけれど、それがものすごく楽しい。それに、飛行機と違って地上の風景が見られるので、風景を見ながらぼーっと考え事をする時間も贅沢な時間。

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お昼前の11:38に浜松駅に到着してなにをするかと言えば、目的は1つしかない。言うまでもないことだけど、今日のお昼ごはんは浜松で食べることにする。浜松駅で下車するのも初めてだし、当然浜松のうなぎ屋で鰻を食べたことがない。そう、浜松でうなぎを食べるのが目的。

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浜松出身の友人からメールの返信が来ており、「あつみ」は席数が少ないので混んでいる可能性があり、浜松駅南口のすぐに駅前にある「八百徳」というお店も候補として教えてくれる。

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それと、もうひとつの候補はホテルの2階にあり、ちょっとわかりづらい場所にある「藤田」というお店。たぶん、セブン・イレブンの2階にある「藤田」は、教えてもらわなければ絶対に気がつかないなぁ。

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今日は浜松の友人が推奨するホテルの2階にある「藤田」にしてみる。

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お店の入口は、うなぎが焼かれているのが見えるようになっている。

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ちゃんとしたうなぎ屋さんは待つのが当たり前なので、のんびりした気分で待つ。お昼時で一定の準備がされていたのか、思っていたよりも早くて20分くらいで鰻が運ばれてくる。注文したのは、青春18きっぷで敦賀から東京まで2370円で行く貧乏旅行なのに、せっかく浜松まで来たのだから美味しいうなぎを食べようと3500円の鰻重。

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浜松で食べる鰻は、関東風に一度蒸し上げられている。たれも濃いめだけど、甘すぎず好きな味かも。

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当初は名古屋でお昼ごはんを食べようと思っていたけど、なにしろ今回の旅行は事前になにも決めていなので、思いつきで鰻を食べられて正解だったかも。

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12:29発興津行きの普通列車に乗るけど、「興津」ってどこなんだろう?

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浜松を出発すると磐田、袋井、掛川を通過し、大井川を渡る。大井川を渡ると静岡駅に向かって徐々に乗客が増えてくる。

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興津行きの普通列車は13:42に静岡駅に到着する。

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静岡が中心都市であり、乗客のほとんどは静岡駅で降りる。静岡県内のJR東海管轄の東海道線は熱海行きの20分に1本の頻度で運行されているので、どこで途中下車しても次の列車がしばらく来ないということがないので静岡駅で降りてもいいけど、駿府城まで歩くのも遠いし、ごはんは食べたばかりなので「静岡おでん」を食べるにはお腹いっぱいなので、10分後に来る熱海行きに乗り継ぐことにする。

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13:54発熱海行きの普通列車は3両編成。大きな町の静岡駅で乗った乗客は清水駅あたりで降りる人が多く、清水を過ぎると列車は空いてくる。

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東海道線は由比駅あたりで海岸線を走り、車窓から太平洋が見える。高速道路なのが残念だけど。

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富士川を渡る。今日は晴れていて天気はいいけれど、富士山は見えないみたい。

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15:10熱海駅に到着。熱海行きの普通列車は沼津駅を過ぎたあたりから今までの傾向とは異なり、県境を越えて東京方面に向かう乗客が増えてくる。さらに三島駅を過ぎると3両編成の列車は座れない乗客も出てくる。三島から新幹線を利用せずに東海道線を乗り継いで東京方面に向かう乗客も多い。

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次はいよいよ「東京」行きの列車に乗る。

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熱海駅15:18発東京行きの列車に乗り込む。入線してきた列車は東海道線カラーのE217系電車なんて、珍しい車両。東京行きの列車は15両編成。横浜市の戸塚にある大学のキャンパスに東海道線で通っていたので、東海道線が15両編成であることは知っているんだけど、今回の旅行は北陸では2両編成の列車で旅をしていたので、さすが東京行きは長いなぁと感じる。

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せっかくなのでセミ・クロスシートの座席に座る。ちなみに本来は横須賀線の車両であるE217系電車に東海道線で乗れるのはとても貴重な体験。

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東海道線の根府川駅あたりの高台から海が見える風景が空き。

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小田原駅に到着し、小田急線の車両が見える。戸塚駅あたりからは通い慣れた風景だけど、さすがに大学に通っていたのは青春18きっぷの旅行と同じく21年前くらいなので、懐かしいなぁと思う風景と、新しい風景が両方ある。

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そして、いよいよ多摩川を渡り、東京都に入り、品川プリンスホテルが見えてきた。

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17:06東京駅に到着。朝7:17に敦賀を出て、東京駅まで10時間。飽きたらいつでも新幹線に乗るつもりだったけど、各駅停車の旅はおもしろかった。素通りしてしまう町も、各駅停車の旅だからこそ雰囲気を感じることができる。車窓から見る風景も楽しかった。この人は、どこへ向かっているんだろう?何をしに移動しているのかなぁ?乗客を観察するのが楽しかった。風景を見ながらぼーっと考え事をする時間も楽しかった。本を読んだり、時にうたた寝をするのも心地よかった。

だけど、今回の旅行、「旅行記」にするのが難しい。車窓から眺める風景はいいなぁと思ってからカメラを構えたのでは手遅れになり写真に残せていない風景も沢山ある。乗っている乗客の観察だって、さすがに見ず知らずの乗客を写真には残せない。一番楽しいと感じたことは、写真を撮ることができない場面や、表現できない部分にこそ、各駅停車の旅の楽しさってあるような気がする。うーん、「旅行記」として、この楽しさを伝えるのは本当に難しい。

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「まだ知らないどこか」は、遠く海外にあるとは限らない。飛行機や新幹線で通り過ぎてしまう町にこそ、新しい発見がある。今回の旅行を通じて、まだ私は日本のことを知らないことを実感する。滋賀県を通過している際に感じたことは、私は関西圏の文化を知らない。京都、奈良、大阪を表面的な観光はしているけれど、京都は学会などで訪れることがあるけれど、大阪や神戸の町歩きをしていない。高野山や吉野山のある奈良・和歌山県方面なんて、行ったことがない。近いからいつでもいけると思っていると、なかなか行けないものだ。

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普段は通り過ぎてしまっている場所にこそ、新しい発見がある。21年ぶりの「青春18きっぷ」の旅は、私が旅に出始めたころの旅の楽しみ方を思い出させてくれた。たまには、目的地に一直線の旅ではなく、ゆっくり目的地を結ぶ間の移動を楽しむ旅というのもおもしろいじゃない。また、青春18きっぷでのんびり旅をするのもいいかもしれない。東京駅から中央快速線高尾駅行きに乗って、旅を振り返りながら家路につく。(青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅おしまい)

2015年3月24日 (火)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 3日目(1)名古屋駅で途中下車。

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2015年3月5日木曜日。今日はなにしろ東京駅まで10時間かけて帰らなくちゃならないので朝6時に起きて、ホテルの朝食レストランへ。旅行も2泊目になると、色々なものが食べたい気持ちも少し落ち着いてくる。敦賀マンテンホテルの朝食レストランも、ホタルイカの沖漬け、へしこなどの郷土料理が並んでいたり、鯖寿司があったりと充実している。

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少しでも早く東京に向かって進もうと思って朝7時前に敦賀マンテンホテルを出る。

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明るくなって駅前ロータリーを見ると、敦賀駅は夜に感じたよりも、かなり大規模工事中。

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敦賀駅は北陸新幹線のカウントダウンではなく、トワイライトエキスプレスのラストランまであと8日と、さすがに北陸新幹線押しではない様子。青春18きっぷにスタンプを押してもらい、今回の「青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅」の最終日がスタート。

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まずは敦賀7:17発の近江今津行きの列車で近江塩津駅を目指す。駅名からもわかるとおり、北陸を出て、近江の国に入る。

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5番ホームに向かうために跨線橋を渡る。敦賀の町は港の方向以外は周囲を山に囲まれている。福井方面も山。

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そして、これから向かう琵琶湖に抜ける方向も山。鉄道や自動車のない時代は琵琶湖方面から北陸に向かうには、峠道を越えてこの敦賀を通っていったのだろう。北陸本線、そして国道8号線も北陸自動車道も通る敦賀の町は今も昔も交通の要衝。

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今回の鉄道旅行ですっかりお馴染みのJR西日本521系交直両用電車。敦賀から米原、湖西線方面は直流なので、交直両用電車でなくてもいいと思うけど、この2両編成の電車が使い勝手がいいのかなぁ?

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敦賀駅から乗る乗客は少なくて最初はガラガラだったけど、福井駅発の列車と接続しており、福井方面からの乗り継ぎ客がけっこういる。早朝に敦賀駅始発の新快速が設定されていたけれど、敦賀から京都・大阪方面に通勤している人もいるのかなぁ?

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右側に分岐するのは小浜線。一度は自分の目で見てみたいと思っている、東大寺二月堂で3月12日に行われる「お水取り」は、3月2日に小浜市にある「鵜の瀬」から「お水送り」として奈良県にある東大寺二月堂に送られる。10日間かけて若狭から奈良の東大寺まで水が運ばれると信じられている。

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北陸本線の敦賀駅から新疋田駅間は、急勾配を超えるためにループ線になっているけど、電車に乗っているとあまりわからないかも。

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列車は7:33近江塩津駅に到着。この列車は湖西線に入り近江今津駅に向かうけど、この駅でホームの反対側に米原行きの普通列車が接続している。1分の接続で、7:34に米原行き普通列車に乗り継ぐ。

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この米原行きの普通列車、ちょうど通学時間帯のためにどんどん高校生が乗ってきて、2両編成の列車はかなり混雑している。新疋田駅が福井県との県境の駅なので、どんどん乗客を集めて高校があるような大きな町へ向かう。琵琶湖東部のこのあたりはどこが大きな町なんだろう?と思いながら、列車に乗っていると長浜駅で高校生が降りていく。長浜がこのあたりの大きな町なんだと気がつく。

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そして、普通列車は8:13米原駅に到着する。2両編成の521系は折り返し敦賀に向かう。

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反対側のホームには大阪方面に向かう新快速の列車が停車している。北陸本線から大阪方面に向かう新快速に乗り継ぐ人が多い。

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米原まで来てしまえば、あとは8:58発の「ひかり」に乗れば午前中に東京に到着。

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だけど、今回は青春18きっぷの旅。ここから先は東海道線をひたすら東京に向かって乗り継ぐだけ。途中で飽きたら、いつでもギブアップして東海道新幹線に乗ることができるので、もう少しがんばってみることにする。それに、鉄道の旅は車窓の風景もいいけど、私は乗客を観察するのが好き。盗み聞きするわけではないけれど、方言を聞くのが好き。次の列車は8:33大垣行き。この駅からJR東海の管轄になる。

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今までずっと2両編成の列車に乗ってきたから4両編成の列車を見ると長いなぁと思ってしまう。普段乗っている西武新宿線もJR中央快速線も10両編成に乗っているのに不思議な感じ。

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今回の旅の経験から考えると県境の列車は空いていることが多いけど、大阪方面からの列車が米原駅に到着すると、けっこう在来線を乗り継いで大垣方面に向かう乗客がいる。

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関ヶ原のあたりに雪をかぶった山があるけど、なんていう山なんだろう?

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見たことのないカラーリングの電車が見えてきた。列車は9:05大垣駅に到着。

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次の電車は、6分の接続で9:11豊橋行き新快速。列車はさらに2両増えて6両編成。大垣まで来てしまえば、ここから先の東海道線は15~20分に1本程度の高頻度で運行されており、北陸本線を旅してきた時のように、次の電車が何時にくるのかを気にしながらではなく旅行ができる。

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豊橋行きの新快速列車に乗る。大垣駅は、かつては東京行きの夜行列車の始発駅だった。青春18きっぷの旅は、いつも大垣駅から夜行列車に乗り継いでいたので、この駅から東京駅まではいつも深夜に乗っていたため、日中の風景を眺めながら東海道線を旅するのは、まだ知らない世界。

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豊橋行きの新快速は、大きな都市に向けてどんどん乗客が乗ってくる。

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岐阜県の中核都市である岐阜駅で乗客が降りるかと思ったら、このまま名古屋方面に向かう乗客が多いようで、岐阜駅でさらに乗客が増える。

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金華山の山頂に岐阜城が見える。

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新快速の列車は岐阜駅の次は尾張一宮駅に停車後、名古屋に向かう。左手には清洲城が見える。

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そして9:43名古屋駅に到着。混雑していた新快速列車の乗客のほとんどは名古屋駅で降りて乗客が入れ替わる。せっかくだから人の流れに乗って名古屋駅に降りてみる。

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名古屋駅は駅の立ち食い蕎麦も「きしめん」。

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名古屋らしい食べ物を探しに地下街エスカに行ってみることにする。

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お菓子屋さんは、名古屋と言えば「ういろう」。

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そして、味噌かつで有名な矢場とん。名古屋めしもいいけど、ちょっとだけ問題がある。今朝、気合いを入れて敦賀を朝7時に出てきたので、名古屋到着が10時前と早すぎる。お弁当でも買えればと思ったんだけど、まだお店が開いていない。うーん、もっとゆっくり敦賀を出発すればよかったかな。私の旅の「行き当たりばったり」加減がわかるような気がする。なんとなく、お昼ぐらいに名古屋について、名古屋めしを食べてから東京に向かおうと考えていたのに・・・。

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「あんかけスパ」って食べたことがないなぁ。チェーン展開しているお店だと思うので、名古屋ではそれなりに有名なはず。「あんかけスパ」って美味しいのかなぁ。朝ごはんは旅行に出るといつも以上にしっかり食べているので、10時にはおやつは食べられるけど、まだお腹が空かない。名古屋で観光して時間をつぶすか、それとも帰るのが遅くなってしまうので先に進むか、少し迷う。

2015年3月21日 (土)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 2日目(4)敦賀で「水かに」を食べる。

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加賀温泉駅に戻り、10分ほど列車を待つ時間でショッピングセンター「アビオシティ加賀」の中にあるスーパーマーケット「アルプラザ」に入る。“AL PLAZA”のロゴは、緑と赤のカラーリングがアリタリア航空のロゴを想像させる。地方に行ってスーパーマーケットで地域特有の食品を探すのが好き。だけど、石川県名物「とり野菜味噌」はテレビの影響のせいかこのお店では品切れになっている。

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次の普通列車は加賀温泉駅16:26発、福井行き。

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ホームに上がり、列車の到着を待つ。

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2両編成の福井行きの普通列車は空いている。通勤・通学時間ではない夕方の時間帯に福井県の中核都市である福井に向かう列車のせいか、途中であまり乗客が乗り込んでくることはない。

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田園風景を列車は走る。

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17:01福井駅に到着。だけど、北陸本線の接続列車は17:45発の敦賀行きまでないので45分間の乗り継ぎ時間が発生。しかたがないので、福井駅周辺を散策してみることにする。

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福井駅でも「北陸新幹線」の開業のポスターが貼られている。福井駅は高架駅になっており、すでに駅は北陸新幹線乗り入れに向けた準備が進んでいる。

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改札を出て福井駅周辺を探検開始。といっても、ガイドブックもないし、時間も45分しかないので駅の周辺だけだけど・・・。

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へぇ、福井ではジャスが聞けるんだ。今日の目的地は最終日に東京に戻らなければならない関係で、少しでも先に進もうと思って敦賀にしてしまったけど、福井に宿泊してジャズを聴きに行くのもよかったかもしれないなぁ。

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福井には西武百貨店がある。セゾングループも解体されてしまったので、書店はかつてのグループ企業のリブロではなく「紀伊國屋書店」に違和感を感じる。もともと紀伊国屋書店だったのかもしれないけど。デパ地下で福井名物を探すと福井県は「羽二重餅」が名物の様子。

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福井西武は、建物が2つに分かれており複雑な構造。やっと外に出られたと思ったら、目の前に「ジェラート トリノ」というジェラート屋さんがある。「牧場ジェラート」という看板に誘われてお店に入ってみる。気になったお店は入ってみる。だって、次に福井に来ることがあるかどうかわからないし、美味しそうだなぁと思ったものはお腹に余裕がある限りは試してみる。

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「生乳ホワイト」は、ミルク感たっぷりで美味しい。なんとなく次の列車までの時間がない気がしてイートインせずにテイクアウトしてしまったけど、よく考えたら冬にジェラートを食べながら歩く私は不思議な人に見られたかもしれない。

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福井にも路面電車が走っているようで、道路の真ん中に線路が埋められている。

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「福井駅前」駅という路面電車らしい駅名、線路も駅も路面電車の雰囲気なのに、車両は普通の電車の形状をしているのが不思議。ヨーロッパの駅みたいに、低いホームから車両に乗り込むのが大変そう。

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福井駅にもどってくる。福井駅も富山駅にように駅前ロータリーの工事が行われている。将来的に北陸新幹線が延伸されることを見越して準備されているのだろう。

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2015年3月4日は、私が金沢で大雨に降られた通り、この日は気温が高いので吹雪にこそならないけど、荒天だった様子。湖西線内は強風のために特急サンダーバードは北陸本線米原経由の運行となり、30~40分の遅れが出ている。

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次の普通列車は福井駅17:45発敦賀行き。

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福井県の中核都市である福井から仕事を終えて帰宅する時間帯のためにプラットホームでの乗車待ちの列はかなり長く、2両編成で乗り切れるのかなぁ?福井に来てまで、ラッシュの満員電車に乗るようなのか。

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金沢・芦原温泉方面からの乗客は福井駅でほとんど降りてしまい、乗客がほとんど入れ替わるので、なんとか着席できる。着席できない乗客も多いけど、鯖江駅、武生駅で乗客は徐々に減っていき、終点の敦賀まで行く乗客はそんなに多くない。

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18:37、普通列車は今日の最終目的地である敦賀駅に到着。あくまで、私の旅は「鉄道に乗ること」が目的ではないので夜遅くまでは移動しない。

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今回の旅で何度もお世話になっているJR西日本521系交直両用電車。2両固定編成しかないのかなぁ?ラッシュ時間はもう2両増結してもいいような気がするけど。

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敦賀駅の改札を出ると、やっぱりキオスクはセブン・イレブン。そういえば、ニュースでJR西日本がセブン・イレブンと提携したという記事を見たような気がする。

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敦賀駅も将来的には北陸新幹線の乗り入れが計画されている。敦賀駅に北陸新幹線が来るのはだいぶ先だけど、駅前ロータリーは工事中。

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今晩の宿は敦賀駅前のマンテンホテル。

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このホテルは大浴場もあるし、21:30以降に1階の食堂で夜食のラーメンが無料で食べられるらしい。よーし、飲みに行ってシメはホテルでラーメンを食べようかな。

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最近のビジネスホテルは設備が良くて快適すぎる。

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荷物を置いて、さっそく駅前通りで夕ごはんを食べに行くことにする。

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実は駅前通りにはあまりお店の数はなく選択肢は多くはないんだけど、駅前通りにあるお店の中で、今日は何となく看板に書かれた「地魚料理」という文字と、1階が魚屋さんであることから、「まるさん屋」に入ってみることにする。

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カウンターに座り、メニューを見る。どうしても、日替わりメニューに弱い。

だって、「旬二ヶ月だけ、水かに」なんていうのを見てしまったら、私の好奇心を止めることはできない。「水かに」ってなんだろう?どうしても聞いたことのない料理を見ると食べたくなってしまう。お店の人に「水かに」ってなんですか?と聞いてみると、「脱皮中のかにで甘みがあって、好きな人はこれのほうがいいという人もいます」なんて言われたら、注文してみるしかない。

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というわけで、発注を済ませ、生ビールを飲みながら料理が運ばれてくるのを待つ。

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注文した料理がいっぺんに運ばれてくる。あれ?発注しすぎたかも!?

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その原因は刺身盛り合わせ並1200円が立派すぎる。東京にいる感覚で1200円だったら、3点盛りくらいだろうと思ったら、2~3人前はありそう。実は、美味しい刺身を食べようと思って、最初は上2000円を頼もうとしたんだけど、量が多すぎるとお店の人に言われて「並」にしたのに、それでも多い。

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そして、福井県に来たからには「へしこ」でしょう。ちょっとしょっぱいけど美味しい。これには白いごはんが合いそう。でも、日本酒でも良さそうだなぁ。

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そして、今が旬で2ヶ月限定の「水かに」。一肩で880円と「越前かに」と比べたらずいぶんと安い。「水かに」のほうが実入りは少ないかもしれないけど、殻が柔らかくて食べやすい。

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やっぱり郷土料理には、地酒が似合う。美浜町の「早瀬浦」の純米酒を楽しむ。

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そして、最後は「おろしそば」が気になってしまい、「おろしそば」を楽しむ。すっかりお腹がいっぱいで、大満足。しまった、お腹がいっぱいでマンテンホテルの無料ラーメンは食べられそうにない。

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会計を済ませ、ふとお店の入口に貼ってある時刻表を見て、明日の出発時間を検討する。敦賀は北陸の玄関口とあって、敦賀始発の電車は朝5:20から出ている。新快速も敦賀駅始発の列車もある。明日は10時間くらいかけて東京に帰らなければならないので、7時台の普通電車に乗るようかなぁ?

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ホテルに戻り、大浴場で足を伸ばしてお風呂に入る。温泉ではないけど、お湯が熱く感じる。北陸圏ではお風呂の温度が高めなのかなぁ?無料ラーメンは食べずに部屋に戻り、2015年3月4日水曜日23:15にテレビ朝日系と思われるチャンネルにして、「マツコ&有吉の怒り新党」でも見ようと思ったら、『今ちゃんの「実は…」』という見たこともない番組が始まる。

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そもそも、私はあまりテレビを見ないので知らないだけかもしれないけど、『今ちゃんの「実は…」』という番組は関東圏では放映されていないんじゃないかなぁ?たかがテレビの話だけど、関西ローカルの番組を見て、日本という国は地方によって多様性があっておもしろいなぁと改めて感じる。そして、私は日本をまだまだ知らない。

2015年3月18日 (水)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 2日目(3)突然の山中温泉へ。

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お昼ごはんを食べて、やっぱり町の雰囲気を味わうためには歩くのが一番だし、途中で近江町市場をのぞいてみようと思っていたので、雨の中を歩く。アーケードで屋根がある近江町市場だったら、雨でも楽しめるし。それに、私は市場をみつけたら、市場を歩くのがやっぱり好き。

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このあたりで水揚げされる石川県産のズワイガニは「加能カニ」というんだ。福井の「越前ガニ」はわかるけど「加能カニ」はあまり聞き慣れない感じ。写真では左手前に見切れてしまっているけど、新潟産のものは産地呼称がないらしく「ずわいがに」として売られている。

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「のどぐろ」の一夜干しなんて、美味しいだろうなぁ。青春18きっぷの各駅停車の旅行じゃなかったら絶対に買っていきたいけど、宅急便で送ると送料がかかるし、ずっとこれを手に持っての旅行は面倒なので、美味しそうだけど今回は断念。

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近江町市場の八百屋さんのディスプレイの仕方がなかなか美しい。加賀野菜が売られたりして、八百屋さんもけっこうおもしろい。地方の市場やスーパーマーケットをのぞいて、地方独自のものを見つけるのが大好き。

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ホタルイカの姿漬けなんて、ごはんにのせて食べたら幸せだろうなぁ。甘エビの塩辛も幸せだろうなぁ。青春18きっぷの旅じゃなくて、北陸新幹線の旅行だったら2時間半で東京に着けるのでいっぱい買ってしまいそう。

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「のどぐろ」などの高級魚だけではなく普通に売られている魚を見るのが好き。

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これ、全部で1000円なのかなぁ?

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「この場で食べれます」。ちょっと「ら抜き」言葉が気になるけど。観光客目当てに、その場でボタンエビを1匹で購入し、箸やしょうゆが準備されているお店もある。近江町市場、もっと観光地化されているかと思ったけど、なかなかおもしろかったなぁ。やっぱり市場は大好き。

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近江町市場を出て金沢駅までは、歩いてもすぐなんだけど、バスに乗ろうかと悩む。時間的には、急いでも乗る電車の時刻は変わりがないから、ここまで歩いたんだから最後まで歩こう。

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北陸新幹線開業日、2015年3月14日の金沢駅周辺はそんなにお祭りのように混むのかなぁ?

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金沢駅に到着。駅の風格といい、北陸の中心都市であることを感じる。

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「新幹線が春をつれて、やってくる。」

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雨に濡れて冷えた体を温めるために温泉に向かうことにする。13:00福井行き普通列車に乗ることにする。

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2015年3月4日は3学期の期末試験なのかなぁ?福井行きの2両編成の普通列車には高校生だらけ。なんとか座席に座ることができたけど・・・。石川県の地域経済圏の中心都市は金沢なので、金沢で乗った乗客は小松あたりでだいぶ降りるけど、それでもまだ多い。

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13:44加賀温泉駅で下車。この駅で下車する高校生も多く、この駅で車内はがらがらになる。加賀温泉駅より先は福井県に入ってしまうので高校生は県を超えないから、やっぱり県をまたぐ区間は空いている。

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JRの駅からバスで行けそうな片山津温泉、山代温泉、山中温泉、芦原温泉の4つの温泉を検討した結果、山中温泉に行ってみることにする。

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加賀温泉駅で下車して路線バスで山中温泉に向かう。路線バスは山代温泉を経由して山中温泉に向かう。次のバスは14:05発。ふと、2番乗り場に「山代温泉・山中温泉」と同じバス停から渋谷・八王子行きのバスが出ているのが不思議な感じ。うーん、これから山中温泉に入って、加賀温泉駅から21:30のバスに乗れば翌朝には八王子に着いてしまうのか。この時間から、東京に青春18きっぷで帰るには、どうしてもどこかで1泊していく必要があるから、このまま夜行バスに乗って八王子に向かうほうが宿泊料を考えたら安いかも。八王子まで行けば、今回の旅のスタート地点の「高麗川駅」へも八高線で戻れるし。

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加賀温泉駅は賑わっていて、たくさんの旅館の送迎バスが特急電車から降りてくるお客さんを待っている。そして、特急電車が停車すると宿泊客が大勢降りてくる。改札口前では旅館の旗を持った出迎えがあり、それぞれのバスに案内されている。大型の旅館で温泉を楽しむお客さんが平日にこんなにいるのかとびっくりする。

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次にここに来るときには、一緒に温泉旅行をする「連れ」と一緒の私を出迎えてくれる旅館の送迎バスに乗るぞ。残念ながら、今日は私が一人で乗るのは路線バス。だけど、このバスで大切なことにはっと気がつかされることになる。

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それは、バスは加賀温泉駅が始発なのに、なぜ整理券の番号が5番なのかということ。このことを私の固定観念は「おかしい」と違和感を感じてしまう。

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なぜ違和感を感じるかというと、私が住む埼玉県の路線バスでは始発が0番から番号が始まるから。私の中で、バスの整理券は「券なし」か「1番」から始まるものであるという固定観念が私の中に根付いてしまっている。だからこそ「違和感」を感じるわけだけど、別に5番から始まっても不都合はない。だって、バスを降りるときに自分の持っている整理券と表示されている料金をみて運賃を支払うわけだから、整理券の番号が何番から始まっても困ることはない。そう考えると、固定観念に縛られて「違和感」を感じる私がおかしい。たかがバスの整理券だけど、ちょっと「おもしろいなぁ」という気持ちになる。

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加賀温泉駅前で旅館の送迎バスをたくさん見たけれど、山代温泉に巨大な温泉旅館があってびっくりする。私が「まだ知らない」だけで、加賀温泉郷の山代温泉・山中温泉は有名な温泉街なんだ。金沢で大雨に遭遇しなければ温泉に入ることもなかったかもしれないし、整理券の固定観念に気がつくこともなかったかもしれないなぁ。

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バスは終点山中温泉ターミナルに到着する。帰りのバスの時刻を確認して、日帰り入浴施設を目指す。

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山中温泉のほうが山代温泉よりも巨大な温泉旅館が目立たず、静かな雰囲気。日帰り温泉施設を目指して歩く。

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日帰り温泉施設「菊の湯」の建物が見えてきた。

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あれ?のれんを見ると女湯?男湯はどこにあるの?

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少し離れた建物が男湯。以前に山陰をドライブ旅行したことがあり、関東圏では日帰り入浴施設には石けんはたいてい常備されているけれど、関西圏では銭湯のようにせっけんやシャンプーは用意されていないことを知っていたので、番台で聞いてみるとやっぱり石けん等は設置されていないとのことで、タオルと小さなボディーソープを購入。たしか、和倉温泉総湯はせっけんとシャンプーは設置されていたので、このあたりが東西の風呂文化の境目なのかもしれないなぁ。けっこう熱めのお湯で、雨で濡れて冷えた身体が暖まる。

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火照った身体には、外の空気が心地よい。ここで金沢の和菓子店「森八」で買ったおやつを食べることにする。

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「ふくさ」に「宝達」、そしてさくら餅にどら焼き。美味しそうだと感じたお菓子を感性のままに買ってみたけど、買いすぎ?

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「ふくさ」というお菓子はふわふわの皮にあんこが包まれていて美味しいかも。

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そして「宝達」はもちもちの皮が美味しい。これはおみやげにちょうどいい。バラだけではなく買っておけば良かったなぁ。まぁ、おみやげを買うべき人もいないから、別にいいけど。

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山中温泉での滞在時間は約1時間くらい。お風呂に入ってちょっとくつろぐくらいなら、ちょうどいい時間。15:45発のバスに乗るために、山中温泉バスターミナルに向かう。バスターミナルの横にはスーパーマーケット「マルエー」があって、のぞいてみると、テレビで紹介されてから話題の石川県名物「とり野菜味噌」が売られている。

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そして、地元で作られているサイダー「柚子の乙女」を飲む。スーパーで冷蔵庫に入って売られていないのが残念だけど。

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山中温泉バスターミナルでバスを待つと加賀温泉駅行きのバスがやってくる。ここでも、バスの整理券が、さらに私の「固定観念」を崩す衝撃を与えてくれる。どうしても、年齢を重ねると物事を概念で考えがちで、「AだからBである」というルールを自分の中に持ってしまい、それが固定化してしまう。そして、いつのまにか本当にそのルールが正しいのかどうかを疑わなくなってしまう。

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バスに乗り、整理券を確かめてみると山中温泉バスターミナルが始発なのに16番。こんなのは行きに5番の整理券をもらっているからたいして驚くことじゃない。

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しばらくして、運賃表示を見ると、バスの整理券はさらに私の固定観念にショックを与えてくれる。行きのバスではどんどん整理券の番号が増えていったのに、なんと、帰り道のバスではバスが進むにつれて発券される番号がどんどん若くなっている。

別に整理券の番号がカウントダウンしていっても、よく考えれば問題ない。乗車したバス停の整理券番号に従った料金を支払えばいいわけだから、何番から整理券が始まっても、番号がどんどん若くなっていっても不都合はない。たかがバスの整理券だけど、おもしろいなぁ。このルールは石川県のルールなのかなぁ?北陸のルールなのかなぁ?私が無知なだけど、もっと広くて関西圏全体のルールなのかなぁ?たかが整理券でこんなに考えてしまう私は、まだまだ日本を知らない。

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バスが加賀温泉駅のロータリーに入ろうとしているときに、加賀温泉駅の背後には大きな仏像が建っていることに気がつく。加賀温泉駅にいたときには気がつかなかったのに・・・。

「狭い範囲で生きていては見えないものがあるんだよ。一歩引いて全体を見ようとしたときに初めて全体が見えるものだ」と仏像が教えてくれたような気がする。そして、「おまえは固定観念にとらわれて、ほんの小さな範囲を見て全体を知ったつもりになっているんじゃないか?」と仏像に問われているような気がする。バスの整理券の気づきも仏様の仕業なのかもしれないなぁ。

2015年3月17日 (火)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 2日目(2)雨の金沢を歩く。

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とりあえず今回のJR最後の「信越本線・北陸本線」を巡る旅のテーマを達成して、金沢駅で途中下車。へぇ、金沢駅のキオスクはセブンイレブンになっている。

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富山駅と違って、金沢駅はすでに北陸新幹線開業の準備は進んでいると見えて、シャッターの奥には新幹線の改札がすでに完成している様子。

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世界的な流行なのか、金沢駅はストラスブール駅のようにガラス張りのドームに覆われている。

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ガイドブックもなければ、なにも考えていない金沢観光。とりあえず兼六園を目指してバスに乗る。本当は歩いて町を感じるのが好きだけど、どうも長野で善光寺が思ったよりも遠かったので、積極的にバスを使ってしまう。3月4日は北陸新幹線もまだ開業していないのに金沢は観光客が多い。しかも、女子のグループ旅行、「女子旅」が多い。近江町市場を通り、東山茶屋街の入口にあたる橋場を通り、「兼六園下」バス停でバスを降りる。

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地図も見ていないので入口がわからなくて、とりあえず兼六坂の途中にある小さな入口から兼六園に入る。

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天気はかろうじて雨は降っていないけれど、曇り空の兼六園。

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この日は雪が降るような寒さは感じない。風景を感じるのであれば、むしろ雪の兼六園のほうが風情を感じるかもしれないなぁ。

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高台から金沢市街を眺める。

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遠くを見ると北陸新幹線の高架橋が見える。2015年3月14日からは、きっと、ここから北陸新幹線が走る姿を見ることもできるだろうなぁ。

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日本庭園なので飽きてしまうような気がするんだけど、私はけっこう兼六園が好きで、金沢を訪れると立ち寄ってしまう。

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なにが好きだと考えると、やっぱり庭園の風景が美しさを感じるし、歩いていて心地よい。

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何度か来ているので、広い庭園の中で今日は北陸にも来ている春の訪れを探すというテーマをもって歩いてみる。

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まだ梅林に咲く花はまばらだけど、確実に北陸・金沢にも春が来ている。

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やっぱり、兼六園の散策は好きかも。もうちょっと晴れていればベンチに座って、ぼーっと景色を眺めているんだけどなぁ。

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美しい庭園を感じていると、残念なことに雨が降り始めてきていて、雪だったらそれも風情だと感じるんだけど、傘を差さなければならないくらいの強い雨。そろそろ兼六園をあとにすることにする。

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今日3月4日は風も強く、雨も強く降ってくる。雨の中を歩き回るのは面倒になってきたので、兼六園からバスが通ってきた道筋を通り、金沢駅に戻ることにする。

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バス通りを歩いていると、森八という大きな和菓子屋さんがあるので入ってみる。ガイドブックをもっていないので、どれが有名なお菓子なのかはよくわからないけど、直感で美味しそうに感じたお菓子を今日のおやつ用にバラで購入する。ガイドブックを持っていると影響されるので、直感で美味しそうだと感じた物を買うのもおもしろいかもしれないなぁ。

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ここまで来てしまうと東山茶屋街まであと少しなので浅野川を渡る。行きのバスでも東山茶屋街に向かう「女子旅」の若い女子のグループがこの近くで降りていったので気になっていた。

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東山茶屋街は観光バスが停車しており、「女子旅」の若い女子グループよりも団体ツアーのお客さんで賑わっている。だけど、写真にも雨の線が入ってしまうくらい強い雨が降っている。雨が強くなかったら、ゆっくりお店をのぞきながら歩いたら楽しいだろうなぁ。たしかに、この雰囲気、お店で売られているものもたくさんあるし、「女子旅」向きかも。

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雨じゃなくて雪が舞ってくれれば風情があるのになぁ。実は、もう雨の中を歩くのが嫌になってしまって、頭に思い浮かぶのは「撤収」の2文字。今日はまったくのノープランのぶらぶら旅なので、次に思い浮かんだのは「温泉」の2文字。すでに、町歩きをやめて温泉を探そうとしている。

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「きんつば」のお店があるけど、森八でおやつを買ってしまったし、もう少しでお昼ご飯の時間だからどうしようかなぁ。そろそろ、近江町市場に戻ってお昼ごはんにしよう。

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いかにも観光客向けのお店よりも、この食料品店のような風情が私は好き。

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昔は個人商店などで見かけたこの古風なショーケースがいい。

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雨が強いので浅野川を再び渡り、近江町市場まで向かうことにする。雨は降っているけれど、せめてバスに乗らずに歩いて町の雰囲気を感じることにする。

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浅野川沿いの「主計町茶屋街」を歩く。

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浅野川沿いをずっと進むと金沢駅の方向からは離れて行ってしまうので、途中で細い路地を通り方向を修正中。ふと佃煮屋さんに併設されている「壺屋壺亭」というお店が目に入る。

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へぇ、「治部煮」かぁ。そろそろお昼ごはんの時間だし、治部煮ってお店で食べたことってあまりない。金沢で治部煮を食べるのもいいかもしれないなぁ。当初は近江町市場で海鮮丼でも食べようかと思っていたけど、温かい食事もいいかも。

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この「壺屋壺亭」は事前の下調べ一切なしで、歩いていて偶然見つけて入ったお店。11:30過ぎなので、私が最初のお客さん。そして、「治部煮御膳」1500円を注文。

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雨が降っていなかったら温かい食事を食べようなんて思わなかったかもしれない。この治部煮御膳に出会うこともなかったかもしれない。雨がこの店と私を結びつけてくれたのかもしれない。色彩もきれいだし、なかなかいいじゃない。

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うーん、治部煮が美味しい。味が濃いめなので、炊き込みご飯ではなく白いごはんでも美味しいかも。冷たい雨の中を歩いて来て、冷えた体には温かい食事が幸せ。

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計画性のない行き当たりばったりの北陸の旅は、金沢を去り、冷えた体を温める温泉に向けて再び歩き始める。

2015年3月16日 (月)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 2日目(1)JR最後の北陸本線で金沢へ。

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2015年3月4日水曜日。ダイワロイネットホテル富山の部屋から外を眺めると、雲が多いけど晴れている。

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ダイワロイネットホテル富山の朝ごはんが豪華すぎる。たいてい、旅行初日はビュッフェの様々な料理を味わいたいと思ってしまうために、ものすごいことになってしまう。ホタルイカの沖漬けや富山らしいかまぼこなど、地方らしさも味わうことができる。最近のビジネスホテルって設備もいいし、朝食もいいし、快適すぎる。

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昨日は路面電車で駅から荒町電停まで来てしまったので、駅に向かう帰り道は富山の町の雰囲気を感じようと思って歩いてみることにする。私はやっぱり、歩いて町の雰囲気を感じるのが好き。

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ということで駅の方向とは反対になるけど、総曲輪(そうがわ)のアーケードを歩いてみることにする。だけど、朝8時台なのでお店は当然ながら開いていない。

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荒町側から入ると総曲輪のアーケードの入口は、いきなり廃墟。もともとはデパートかなにかだったのかなぁ?県庁所在地である富山は、今回の旅行で感じている大きな都市に人が集まってくる地域圏で考えれば、中核的な都市だと思うけど、富山市は元気がないのかなぁ?

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廃墟のような建物があるかと思えば、近代的なデザインのビルが建設中。

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「総曲輪フェリオ」という大和百貨店が一角に入る近代的なショッピングセンターが立っている。もっと人通りの多い時間帯だったら、賑やかなんだろうなぁ。

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富山駅に向かい、歩き始める。富山商工会議所ビルには新幹線開業を祝う巨大壁画が描かれている。

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道路を渡るとなにを記念したものかはよくわからないけど、モニュメントが立っている。

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モニュメントの下にあるよくタイルを見てみると、「ぼくはけいかんになりたい」、「スノボーがうまくなりたい」、「やなぎさわのようになりたい」、「仲間」などの子どもたちの夢が書かれている。サッカーで柳沢が活躍した時代を考えると、この子たちも大人になっているだろう。はたして、夢は実現したのかなぁ?

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富山城址公園には再建された天守閣が立つ。

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公園の入口には赤い瓦の立派な門が立っている。

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残念ながら郷土博物館は休館日・・・。

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再び富山駅に向かって歩き始める。近代的な建物は富山市庁舎。

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NHK富山放送局。「ニュース富山人」の中にいつか全国ネットに登場するキャスターもいるかも。

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15分くらい歩いて富山駅に到着。新駅舎は3月4日の時点で工事中。

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電鉄富山駅はきれいになっている。

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宇奈月温泉や黒部渓谷、そして立山も行ったことがないなぁ。富山だけにフォーカスを当てた旅行もおもしろいかもしれないなぁ。「まだ知らないどこか」は、国内にもまだたくさんある。

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北陸新幹線「新黒部駅」は、「あいの風とやま鉄道」(JR北陸本線)に接続しておらず、富山地方鉄道線が「新黒部駅」を新たに作って接続しているみたい。北陸新幹線から宇奈月温泉や黒部渓谷に行くのも「新黒部駅」での乗り換えで便利になる。

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「いっぺん乗ってみられ!」

はい、私はこの電車に乗ったことがあります。特急「ちちぶ」に所沢から西武秩父に行くときに乗りました。そして、日曜日に特急「おくちちぶ」の折り返し運用で1便だけ運行されていた西武新宿発本川越行きの特急「むさし」にも乗ったことがあります。この車両が西武鉄道を走っていたのは1995年が最後みたいだから、20年前ですけど。せっかく来たんだから、20年ぶりに特急レッドアローの現物を見たかったなぁ。

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それにしても、今日は2015年3月4日。2015年3月14日まではあと10日間しかないけど、間に合うのか富山駅?

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道を間違えて工事区域に迷い込んでしまったけど、本当にあと10日間で大丈夫なのか、富山駅?

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仮の駅舎で青春18きっぷに今日のスタンプを押してもらい、今日の鉄道の旅がスタート。

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2015年3月14日北陸新幹線開業まであと10日。

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仮設通路を通ってホームに向かう。この仮設通路もおそらくあと10日間でなくなるだろう。

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青春18きっぷで行く最後のJR北陸本線の旅。富山駅9:21発金沢駅行きの列車に乗る。この区間もJR北陸本線としての運行は3月13日までで、3月14日からは富山県部分が「あいの風とやま鉄道」で、倶利伽羅駅から先は「IRいしかわ鉄道」に移管された。

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9:21発と中途半端な時間なために乗客はそんなに多くない。通勤通学時間とも外れており、車内は閑散としている。

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バスの料金表みたいな掲示板が取り付けられている。駅名を見ると富山から米原までの駅名が書かれている。

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北陸新幹線のホームを見ながら富山駅を出発。

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田園地帯を走る。実は今日はまったくのノープラン。晴れていれば、高岡駅で氷見線に乗り換えて、氷見から富山湾越しに見える立山連峰を見たいなぁと思っていたけど、天気予報は雨でこれから天気は下り坂。せっかく行っても、海越しに立山連峰が見えないんじゃあ、まだ町歩きの方がいいので終点の金沢を目指すことにする。

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高岡駅に停車中。高岡駅はJR氷見線とJR城端線の乗換駅。青春18きっぷでも例外的に3月14日以降も富山・高岡間は途中下車しなければこれらのJR線との接続目的であれば利用できる。藤子不二雄Aが富山県出身だからか、忍者ハットリくんのラッピング車両。

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「木曽義仲ゆかりの地」は倶利伽羅駅。「倶利伽羅峠の戦い」ということね。西日本のほうが歴史上に出てくる地名を聞くことが多い気がする。この駅を境に富山県側が「あいの風とやま鉄道」で、石川県側が「IRいしかわ鉄道」となる。

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北陸新幹線の高架線が近づいてきた。富山・金沢間は普通列車でも1時間程度なので、今まで経験してきたような中核的な大きな町があって、生活圏として大きな町を中心として県境まで行くに従って空いてくるというルールだけではなく、富山と金沢の移動の需要もあるように感じる。2つの都市が近いために、富山県民も県境を越えて金沢の経済圏に吸い寄せられているのかもしれない。

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在来線も高架線となり、新幹線の高架線と平行して走る。高いビルのある金沢の町が見えてきた。

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10:18金沢駅に到着。これで北陸新幹線開業と同時にJR線ではなくなる長野駅・金沢駅間の鉄路を巡る旅が完了。もうこの区間は青春18きっぷも使えなくなることだし、在来線のこのルートを再びたどることもないだろうなぁ。時刻はまだ10時過ぎ。ノープランの北陸旅行、定番過ぎるかもしれないけど、金沢観光をするために金沢駅で途中下車。今回、ガイドブックを一切持ってきていないので金沢でどのような旅をしようかなぁ?

2015年3月15日 (日)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 1日目(4)JR最後の北陸本線で富山へ。

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直江津駅発16:13発富山駅行きの普通列車まで1時間の乗り換え時間があるので、戦国時代には春日山城にも近く、北前船の港町として栄えただろう直江津の町を探検してみる。「雁木」の商店街。最初は高田駅で途中下車して「雁木」を見に行こうと思ったけど、わずか50分の滞在時間だと高田城まで行くと滞在時間が少なすぎるかと思い、直江津にしてみる。

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かつての商店街の人通りも少なく、少し歩くと静かな住宅街。

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せっかくだから日本海を見に行くことにする。

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2015年3月3日は晴れてはいないけど、想像しているような荒波ではなく、穏やかな海。冬の日本海は曇り空のほうが似合っているかもしれない。潮風を浴びて、波音を聞きながら、しばらくぼーっと海を眺めていたいところだけど、それなりに寒い。

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日本海夕日ステーションと書かれた駐車場がある。季節が良ければ、ここから見える夕日がきれいなんだろうなぁ。日本海に夕日が沈む光景が見られるのかなぁ?

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川の向こうには「佐渡汽船」乗り場がある。佐渡には行ったことがないなぁ。佐渡にエアバスA320やボーイングB737が発着できるくらいの滑走路の長さがある空港があって羽田空港から直行便でもあれば、気軽に行けるんだけど、どうしても行くのが面倒なイメージが。でも、青春18きっぷで北陸に向かうだけの移動時間があれば、新潟から船に乗れば簡単に行けるか。

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真冬の吹雪のほうが逆に風情があったかもしれないけど、3月の曇り空の直江津の町は、もう少し歩くと水族館があるみたいだけど、特に観光名所があるわけではなく、静かな町の印象。でも、日本海をすぐそばで見られたのはよかった。日本海ももっと荒れていた方が風情があったかもしれないけど・・・。

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直江津駅は今でこそ信越本線と北陸本線の乗換駅という役割があるけど、新幹線が開業すると上越妙高駅が新幹線の在来線の乗換駅になってしまい、さらに静かな町になってしまうんだろうなぁ。

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直江津駅に戻るとすでに3両編成の青色の列車が入線している。

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直江津駅発16:13発富山行き普通列車。今日の最終目的地の富山駅に18:11に到着予定。青春18きっぷは丸1日有効なので、24時を超えるまでは有効なのでさらに遠くに行くこともできるけど、移動はあくまでも「手段」であり、「目的」ではないので、青春18きっぷでどこまで行けるかを楽しむゲームをするつもりはないし、ひたすら列車に乗ることが目的でもない。直江津駅からの列車は、座席はそこそこ埋まっており、一眼レフカメラを持った旅行者と、高校生などが半々くらい。

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北陸本線は日本海のすぐそばを走る。直江津駅から最初に停車する有間川駅はホームから日本海がよく見える。

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日本海沿いを通るかと思えば、次の駅は頸城トンネル内にある筒石駅。そして、しばらくすると新幹線の高架線が近づいてくる。

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糸魚川駅に到着すると、一眼レフカメラを持った乗客が数名降りていく。なんだろうと思って、停車時間が長いのでホームに下りてみると特急列車の通過待ちだった様子。この特急車両が糸魚川駅に停車することは2014年3月14日以降は、おそらくない。

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その後、親不知駅あたりを過ぎると富山県境が近くなるので、生活圏として利用している高校生の姿がなくなり、列車は旅行者のみで閑散としてくる。しかし、富山県に入ると状況は一変。入善駅あたりから富山県の中心都市である富山駅に向かう乗客が徐々に乗って来て、時間的に17時を過ぎているので会社帰りの通勤客の姿も増えてくる。ローカル線に乗っていると乗降客の流れを感じるのが楽しい。

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18:11富山駅に到着。富山駅に到着する頃には着席できない乗客もいるくらい混み合っている。混んでいるといっても、山手線などと比べると余裕だけど。

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今日の目的地は富山駅。まだ18時過ぎなので、移動しようと思えば北陸本線を乗り継いで金沢にも行けるし、高山本線に乗り換えて高山にも行けるけど、あえて「まだ知らない」富山で泊まることにする。

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富山駅と言えば、やっぱり「ますのすし」。

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仮設通路のようなところを通り、ようやく外に出る。

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北陸新幹線開業まであと11日。富山駅の新駅舎は間に合うのか?

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善光寺まで歩いて行くのにだいぶ歩いたので、今回は駅から市街地までは路面電車に乗る。鉄道は町の成立よりもあとに敷設されたために町外れにあることが多く、繁華街が駅前とは限らない。

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「荒町」電停で路面電車を降りる。

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今日のホテルは2日前に予約した「ダイワロイネットホテル富山」。

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最近のビジネスホテルはよくできていて、空気洗浄機まで設置されていたり、至れり尽くせり。路面電車に乗れば電停の目の前だし、繁華街である総曲輪(そうがわ)にも近い。富山駅からは遠いので鉄道の旅には不便かもしれないけど、今日は富山の市街地に行ってみたくて、あえて駅から離れた宿を取る。

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最近はフランスだけでなく、富山にも貸し自転車のステーションがある。

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さっそく、夕食の時間。貧乏な学生の頃だったら、間違いなく夕食は富山駅で買った「ますのすし」だっただろうなぁ。それでも、学生時代は駅弁の「ますのすし」は高いので地方の名物を食べようと奮発したほうだと思うけど。さすがに40歳を超えたおじさんは、移動手段は青春18きっぷだけど、貧乏旅行をする気はない。せっかく富山に来たんだから、きときとのお魚を食べなくちゃ。

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今回は北陸本線の中で「ダイワロイネットホテル富山」に近いお店をあらかじめ北陸本線の中で調べての来店。「魚処 やつはし」という家族だけでやっているような小さなお店。

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ネット上でも評価が高いお店で、はたして「予約なし」で「一人客」という条件なので、どうかなぁ?と入店していると、大丈夫とのことで席に座る。さっそくビールを頼むと突き出しが出てくる。このお店、「予約なし」で入れたのはかなり奇跡的で、私以外の客は予約を入れて来店しており、今日は「おひとり様」が幸いで、たまたまカウンターの座席が一席だけ空いていたから入れた感じで、ものすごく運が良かったのかも。

一人客なのに色々なものが食べたいと思って、5000円くらいのコース料理を一人なのに無理にお願いして作ってもらう。だって、一人客だと単品の注文だとせいぜい2~3品しか頼めないから、いろいろなものが食べたいじゃない。交通費がかかっていない分だけ、きときとの魚を味わおうと思って。

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コースでお願いしたのが正解。でも、私の場合はまだ混み合う時間帯より前だったこともあるので「例外」なのかもしれないので、ここで前例があるからとお店の人を困らせることはしないでほしい。まず、魚のすり身を揚げたもの。

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そして、刺身の盛り合わせ。富山らしくホタルイカのお刺身が。

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ビールはすでに飲み干し、立山の純米酒を楽しむ。

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焼き物はメバル。

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煮物は「ナンダ」という聞いたこともないような魚の煮付け。

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そして、ここで酢の物が登場。白子とホタルイカが美味しい。

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もう終わりだと思ったら、予定されている品数は出ているので、たぶんサービスだと思うけど白エビのから揚げ。あぁ、白エビってなんて美味しいんだろう。「魚処やつはし」という名前の通り、富山のきときとのお魚を満喫。もう食べられませんというくらい、日本海の幸を満喫する。美味しかったなぁ。次回、もしも富山に来ることがあったら、その時には「予約」だな。そのときは、この白エビのおいしさの感動を分かち合える連れと一緒に!

幸せな気分になり、ホテルに戻って一人で寝てしまう。

2015年3月14日 (土)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 1日目(3)JR最後の信越本線で直江津へ。

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お昼ごはんを考えていたら、ふと門前にあるお蕎麦屋さんが目に入る。信州と言えば蕎麦かなぁ?あからさまに門前というと立地がいかにも観光客が多そうな感じもするけど、店構えもいい感じだし、入ってみることにする。お店選びは、事前に調べておく場合と偶然に任せる場合があるんだけど、今回の場合は本当の思いつきで「大丸」に入る。

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わりと大きな店で座席数もあるし一人客もけっこういるので、一人旅にはちょうどよいお店だったかも。更級そばを注文。

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蕎麦が美味しい。海苔なしで蕎麦だけで十分に美味しい。つゆは甘め。お茶を注いでくれた若い女性の笑顔が、東京では感じないような心が透き通った感じがして、なかなか居心地も良い。適当に入ったお店だったけど、このお店にして良かった。

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おみやげ物屋さんを見て回るけど、今回は2泊3日の予定なのでかさばるものは買いたくない。そんな中で、善光寺門前にある唐辛子屋さんがふと目に入る。どこのおみやげ物屋さんにも置いてあるし、サービスエリアなどでも置いてあるんだけど、ここが本店の様子。実は、善光寺の唐辛子は知っていたんだけど「八幡屋磯五郎」というお店の名前は今回、初めて知ったりして・・・。「ご開帳缶」や北陸新幹線が描かれた「イヤーモデル缶」などもあり、定番だけど、唐辛子を長野土産に。

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「八幡屋磯五郎」の前がバス停になっていて、バスを待つ人が並んでいる。ちょうどバスが近づいてきて、20分くらい歩くんだったら駅に向かう帰り道はバスでしょう。

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時刻は13時ちょうどくらい。各駅停車の旅の難しいところは、ここから富山までは列車の本数が少ないので、列車の時刻を気にしなければならないこと。もう長野駅周辺で見るところも思いつかないので長野駅13:37発の信越本線普通列車に乗って、先に進もうかな。北陸新幹線開業との関連があるのかは知らないけど、モニュメントの除幕式を行っている。モニュメントを見たかったんだけど、除幕式前のお偉いさんの挨拶が長すぎて、モニュメントを見ずに立ち去る。東急百貨店のデパ地下で長野名物を見る。長野県らしく、小布施の栗羊かんのお店が並んでいる。

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長野駅前にはパティスリー「りんごの木」というお店が建っている。フランスを旅しているときと同様に、お菓子屋さんを見つけるとどのような地方銘菓が売られているのか見たくなってしまう。

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長野駅はすでに新幹線は開業しているけど、北陸新幹線開業に合わせてなのかはわからないけど、駅ビルを改装工事中。たぶん、3/14にはグランドオープンしているんだろうけど・・・。

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長野駅の場合はすでに東京行きの新幹線が運行されているので、新幹線の改札口を見に行く。

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すでに電光掲示板には「新幹線(下り) 富山・金沢方面」の標示が取り付けられている。

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そして、ここから先は最後のJR信越本線に乗る。2015年3月14日からは「しなの鉄道」の「北しなの線」に移管された区間だ。長野駅13:37発直江津駅行き。50分後の14:27発直江津行きでも、直江津駅からの富山方面に向かう接続電車が同じなので、長野にあと50分間滞在できるけど、先に進むことにする。

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列車が入線するまで時間があるので、昼食後のデザートは、ながの東急のデパ地下にある小布施の栗菓子屋さんのひとつ、「桜井甘精堂」で買ったモンブランを待合室で食べる。栗菓子やさんのモンブラン、美味しい。もうひとつの「小布施堂」のモンブランも買って食べ比べをすれば良かったかなぁ。でも、2つは食べ過ぎ・・・。

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直江津行きの普通列車が入線してくると、乗ってくる人がけっこういる。ローカル線は地域内の大きな都市を中心に人が集まってきていることがわかる。やっぱり、私はローカル線で車窓の景色を眺めるだけではなく、人の流れを観察するのが好きなのかもしれない。

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列車は長野駅を出発し、新幹線の高架橋をみながら、りんご畑の中を進む。

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しばらくすると、景色が雪景色に変わる。右側の座席に座ってしまったけど、左側の車窓に見える黒姫山が美しい。

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雪景色が美しい。

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線路脇に降り積もった雪を見ると列車が豪雪地帯に入っていることがよくわかる。

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新潟県に入り妙高高原駅を過ぎて、2015年3月14日より「えちごトキめき鉄道」の「妙高はねうまライン」に移管された区間に入ると、長野を中心とした生活圏が終わるためか、生活のための乗客は少なくなってきて、車内は閑散としてきて乗客は旅行者がほとんどとなる。そして、青春18きっぷが有効な時期であることもあって、車内を走り回り、一眼レフカメラを持って写真を撮りまくる鉄道愛好家の姿が目立つようになる。

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信越本線の二本木駅に近づいてくる。この駅はとても不思議な駅で、途中駅なのに行き止まりのホームになっている。そのため、二本木駅から出発する時には、列車はいったんバックして本線に戻らなければならないという不思議な動きをする。

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珍しいスイッチバックの様子を見ようと、鉄道愛好家のみなさんがホームを走っている。

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JR信越本線としての最後のスイッチバックの姿を写真に収めようという鉄道愛好家の方々がホームの端にカメラを構えて並んでいる。

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長野駅出発前にモンブランを食べたばかりだけど、長野駅前のパティスリー「りんごの木」で買ったおやつを食べることにする。

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まずは「Missアップルパイ」。

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スティック状の一人用のアップルパイでなかなか美味しい。電車の中でも食べやすいスティック状の形態がなかなかいい。

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バラで買った「りんごの樹」“Galette aux Pommes”というお菓子はブルターニュ風バタークッキーにりんごが入ったようなお菓子で、日持ちのする銘菓としては美味しいほうかも。バラでしか買ってなかったけど、おみやげにしてもよかったかも。

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しばらく、車窓から雪景色を楽しんでいると、右手から新幹線の高架橋が近づいてくる。信越本線は脇野田駅で新幹線に接続する。2015年3月14日からは、第三セクタ「えちごトキめき鉄道」の「妙高はねうまライン」と新幹線との接続駅である「上越妙高駅」として改称されている。

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普通列車は「高田」、上杉謙信の城で有名な「春日山」を経て、15:08直江津駅に到着。

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直江津駅は信越本線の他、北陸本線、北越急行線が乗り入れている。新潟県は「えちごトキめき鉄道」と同じく第3セクタである北越急行を一体的に運営はしないのかなぁ?

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次の普通列車は16:13富山行き。直江津駅で1時間の乗り換え時間がある。1時間過ごす町を、実は高田にしようか直江津にしようかさんざん悩んだんだけど、日本海沿いの町である直江津にする。

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ということで、直江津駅で途中下車。

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乗り換え時間を利用して、自分が「まだ知らない」駅に下りてみるというのも「青春18きっぷ」ならではの楽しみ。1時間だけだけど、直江津の町を探検してみることにする。

2015年3月12日 (木)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 1日目(2)しなの鉄道で長野へ。

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2015年3月3日火曜日、JR信越本線横川駅。8:30発の軽井沢駅行きのバスに乗って軽井沢を目指す。

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乗客は10人くらい。新幹線を使わずに軽井沢に向かう大学生くらいの若い旅行者が多いかもしれないなぁ。東京方面からの長距離の利用は新幹線や高速バスを使うだろうから、日常的に利用している人はほとんどいない感じ。高校生も県境を越えて越境して移動することはないので、県をまたぐ需要ってほとんどないのかも。

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バスは碓氷バイパスを走る。

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朝の碓氷バイパスは交通量もなく、信号機もほとんどないので20分くらいで軽井沢駅に到着。

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軽井沢駅から浅間山がきれいに見えるかと思ったけど、ちょうど手前に山があってきれいに見えない。

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もしかして、私は軽井沢駅に降り立つのは初めてかもしれない。だって、軽井沢だったら、間違いなくクルマで行ってしまったほうが早いので鉄道を使うことがないもん。

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朝9時の軽井沢駅は閑散としている。次の乗り継ぎの列車は9:29発なので、30分ほどの乗り継ぎ時間。

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30分しかないし、朝9時だとお店も開いていないので、外に出ても仕方がないので駅構内を散策。軽井沢プリンスホテルのスキー場を見て、ふと思う。最近、一緒にスキーに行く人もいないし、スキーに行っていないなぁ・・・。ホントはスキーを楽しみたいのに・・・。

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軽井沢駅の駅舎から横川駅の方向を眺める。もう架線が外されてしまっている様子。かつては、信越本線を「あさま」が毎時入っていた鉄道輸送の大動脈だったのに線路は分断されてしまっている。

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軽井沢駅には、横川駅ではまだ売っていなかった「峠の釜めし」が朝8時から売られている。最近、峠の釜めしって税込1000円もするんだ。今日はもう食べられないけど・・・。

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新幹線が開業時、並行在来線である信越本線の軽井沢・篠ノ井間は「しなの鉄道」に移管された。今回の旅は、「青春18きっぷ」の旅だけど、旧信越本線のルートをたどりたかったので、青春18きっぷだけを使うという「ゲーム」を楽しむ人からは邪道に見えるかもしれないけど、JR線以外のしなの鉄道に乗る。

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ということでJR線ではないので青春18きっぷは使えないので、しなの鉄道とJR信越本線の分岐点である篠ノ井駅までの切符を購入。軽井沢駅から篠ノ井駅までは1440円。

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しなの鉄道の車両は、JR線から譲渡された車両。

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9:29発の列車はJR信越本線長野駅まで直通運転。

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昔ながらのクロスシートの車両。

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トイレもついているのかと思ったら・・・。

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もともとトイレだった場所は業務室になっている。中はどうなっているんだろう?

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軽井沢を出発したときには乗客はほとんど乗っていない。中軽井沢駅あたりからは浅間山がきれいに見える。

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小諸駅あたりから、長野駅に向かう乗客が徐々に増え始め、長野駅に近づくにつれて座席は満席となる。ローカル線の乗客の傾向がちょっとだけわかってくる。県境の移動というのは少なくて、大きな町に向かうにつれて乗客が集まってくる。思っていたよりも乗客は多く生活圏での移動にとって、並行在来線は重要な役割を担っている。

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そして、新幹線の車両が停車している大きな駅に到着。

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軽井沢駅から1時間半かけて11:05にようやく長野駅に到着。もっと飽きるかと思ったら、初日だということもあるけど思ったよりも飽きなかったなぁ。車窓の風景はどんどん流れてしまうので、写真にはなかなか残せないんだけど、車窓の風景も美しかったし、それに私は人の流れを観察するのが好きなのかもしれない。たくさん乗客が乗ってきた駅は何があるんだろう?と想像したり、乗降客の多さから、大きな町なのか、中規模の町なのかを観察するのが楽しい。

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長野駅の駅名標示は、すでに北長野方面がシールになっている。2015年3月14日土曜日には、このシールが剥がされて、信越本線の北長野方面もJRではなく「しなの鉄道線」になるんだろうなぁ。

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長野駅はすっかり北陸新幹線開業ムード。

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電車に乗ってばかりではおもしろくないので、長野駅で途中下車。なにしろ、今回は「青春18きっぷ」の旅で、各駅停車の旅。せっかくだから各駅停車の旅を楽しまなくちゃ!

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長野と言えば善光寺参りをすることにする。たしか、前に来たときには長野駅から善光寺まで歩いたと思うんだどけ、こんなに遠かったかなぁ?歩いてこそ町の雰囲気がつかめるのでなるべく歩くようにしているんだけど、バスに乗ればよかったかなぁ?

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20分くらい歩いて、ようやく善光寺の門前町の雰囲気になってきた。

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まずは仁王門が立つ。

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仁王門の名前の通り、仁王像がにらみをきかせている。わらじが奉納されているのはなんの意味があるんだろう?旅をしていて、不思議だなぁと思ったことを考えるのが好き。に王様にはわらじを奉納するのもなのかなぁ?私が無知なだけ?

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仁王像の足元だけみても、彫刻のすばらしさを知る。

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仁王門をくぐると両側にはおみやげ物屋さんが並んでいる。善光寺のおみやげってなんだろう?でも、各駅停車の旅なのでかさばるおみやげは買えないけど・・・。

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善光寺にも時代の流れで、「リラックマ」の絵馬が・・・。

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立派な山門をくぐる。

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善光寺の本堂にお参りする。11:05に長野駅に到着して、そろそろお昼ごはんの時間。善光寺でお昼ごはんにしよう。長野の名物ってなんだろうなぁ?今回、実は思い立ったのが3/1で、すでに3月号の時刻表は3/14からの新ダイヤになってしまっていて、実は旧ダイヤの時刻表を手に入れられず、時刻表を持っていない。あまり、鉄道ダイヤを気にしていない、気ままな各駅停車の旅、はたして無事に予定している目的地まで行けるのだろうか?

2015年3月 9日 (月)

青春18きっぷで行く信越・北陸本線一人旅 1日目(1)信越本線で軽井沢へ。

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2015年3月3日火曜日、朝5時。埼玉県日高市にある高麗川駅。2月に3月のシフトを組んでみて、休めそうなのが3/3~5の3日間。どこかへ旅行に行こうにも、2/26に3月の休みが決まっても、2月は28日までしかないから1週間もない。それだったら、予約も要らないし、21歳の時以来、実に21年ぶりに青春18きっぷを使った「各駅停車」の列車の旅にしてみようかなと出発2日前の3/1に青春18きっぷの旅に出ることを決意する。

今回の旅の目的地は、信越本線・北陸本線で行く北陸。2015年3月14日の北陸新幹線開業と同時に、並行在来線である信越本線の長野駅から直江津駅を経て北陸本線の金沢駅までがJRの運営から外れる。そう考えると、青春18きっぷで信越本線・北陸本線に乗れるのも3月13日までしかない。

けっきょく、私の旅行手段は年齢と共に変化している。最初は鉄道を使った旅行。しかも、大学生でお金がないので青春18きっぷや周遊券で行く鉄道の旅。私が大学生の時には、375M大垣夜行も毎日の運行だったし、中央線だって急行「アルプス」だけではなく、新宿駅から甲府行き普通電車がそのまま同じ車両で甲府から松本行きの始発になるという事実上の夜行列車があったり、上越本線だって「ムーンライト」という夜行列車あった。北海道に行くのにだって、まだ急行「八甲田」や「十和田」が走っていたり、鉄道旅行がしやすかった。

その後はクルマの免許を取り、ドライブ旅行。そのころはバブルの真っ盛りで、ガソリンが1リットル90円を切っていた。私にとって航空旅行はずっとあとになる。なにしろ、当時の国内線はJAL、ANA、JASの3社独占であり競争が働く環境にはなく、今のように航空券は安くなかった。

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JR高麗川駅は、川越線と八高線の乗換駅になっており、朝5:09の八王子行きの始発に乗れば、西武線で国分寺を経由するよりも早く八王子に着くことができる。

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始発電車が出るのに自動券売機の電源が切られている。

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青春18きっぷは駅で日付印をもらう必要があるんだけど、窓口が開いていないどころか、自動券売機すら使えない。

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仕方がないので、乗車駅証明書を発行する。

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青春18きっぷは丸1日、JRの普通列車、快速列車が乗り放題という切符で、JR線をうまくつなげば、1日当たり2370円でどこまででも行ける。青春18きっぷについては、私よりも詳しい人が山ほどいると思うので、これ以上詳しく解説するつもりはないけれど、私は青春18きっぷでどこまで乗れるかというようなゲームをするつもりはなく、あくまで移動の手段として考えている。そのため、全部の旅程を青春18きっぷで済ませようとは最初から思っていない。そこで、今回は信越本線の始点である高崎駅を今回の「信越・北陸本線一人旅」の出発点にしようと思い、八高線の始発電車で高崎に向かうことにする。青春18きっぷのみで目的地をたどるという「ゲーム」を楽しむ人にとっては最初から反則のルートだ。

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東京近郊では珍しいディーゼル気動車に乗って、高崎駅を目指す。入線してすぐに列車に乗り込むと、当然貸し切り状態。八王子からの接続列車からの乗り継ぎ客を含めても乗客はまばらにいる程度。

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早朝ということもあり、乗客も少ないこともあって、ローカル線の雰囲気を感じる。寄居を過ぎると明るくなってきて、赤城山が見えてくる。

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反対側の車窓も山が近づいている。八高線は埼玉県を北上していくんだけど、埼玉県民でありながら、聞いたことのないような駅名がある。埼玉県に「用土」(ようど)とか「松久」(まつひさ)とか「丹荘」(たんしょう)なんていう地名があったかなぁ?私は生活圏から離れていないから読めるけど、おそらく全国的に見れば難解な読み方をする「毛呂」なんていう駅もある。

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神流川を渡ると群馬県に入る。

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東の空を見ると夜明けの雰囲気。八高線は群馬県に入ると様子が変わってくる。時間的に通勤・通学の足としての役割を担っている。群馬藤岡駅から乗客がたくさん乗って来て、座席に座りきれないほどの乗客。ローカル線の雰囲気から通勤・通学列車に急に雰囲気が変わる。

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列車は高崎駅に到着。到着した列車からは通勤・通学客が降りてくる。八高線なんて、ほとんど乗る人がいないローカル線と思いきや、地域の重要な交通手段であることを知る。そして、高崎駅は群馬県の中心的都市で、高崎に向かって人々が集まってくることを知る。

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次の列車に乗る前に少し時間があるので、改札の外に出てみることにする。さすがに高崎駅は大きな駅なので改札にはちゃんと係員がいる。

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八高線で車掌が検札に来るかと思ったら来なかったので高崎駅で青春18きっぷの日付印をもらう。現在の青春18きっぷは11850円の1枚のきっぷで5回使えるようになっていて、1人で5日間使ってもいいし、1枚の切符を同時に2人で使ってもいい。JR線の各駅停車と快速列車だけなら1日当たり2370円でどこまででも行ける。青春18きっぷが販売されている時期には、金券ショップに中途半端に使われた切符が並んでいるので、必要な回数分だけ残された切符を買ってもいいし、早めの時期なら売ってしまってもいい。

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高崎駅は新幹線も停まる大きな駅なので駅弁が売られている。有名な駅弁は「だるま弁当」だけど、「朝がゆ弁当」なんていうものも売られている。

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とりあえず、駅の外に出てみたけど、なかなか30分程度の乗り換え時間ではなにもできない。

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駅前にはロータリーがあるくらいでお店がある様子がないし・・・。

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信越本線の起点である高崎駅から「横川駅」行きに乗ることにする。いよいよ、これから信越本線の旅が始まる。

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私が東海道線で通学していた頃の懐かしい湘南カラーの列車が入線。

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高崎が群馬県の中心都市なので、横川に行く列車はローカル線なのでガラガラだろうと思ったら、けっこう高校生が乗っている。

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車窓からは榛名山が見える。横川に行くまでの間で、比較的大きな町の安中駅でほとんどの乗客が降りる。

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車内が空いてきたので列車の中で朝ごはんを食べることにする。群馬名物の駅弁と言えば、だるま弁当も有名だけど、やっぱり「鶏めし弁当」でしょう。

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3種類の鶏肉がおいしい。特に鶏そぼろが好き。朝から食べ過ぎ?

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車窓からは妙義山が見えてきた。

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横川駅に到着。以前に青春18きっぷで信越本線を旅したときには、普通列車にも電気機関車を連結し、碓氷峠を越えて軽井沢に向かった。どうしても、急勾配の碓氷峠を乗り越えるためには電気機関車を連結しなければならず、横川駅での停車時間が長いので、駅弁「峠の釜めし」が売れたのだろう。

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信越本線は、名称で考えると「信州」と「越後」を結ぶはずが、信州にたどり着く前の上州、群馬県の横川で終点。

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かつては、ここから軽井沢まで線路がつながっていた。幹線として電気機関車を連結した特急あさまが頻繁に横川駅から碓氷峠を越えていった。

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高崎駅で青春18きっぷの日付印をもらっておいてよかった。横川駅も無人駅だった。

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峠の釜めしの「おぎのや」も、まだ朝8時過ぎなので開いていない。もっとも、開いていても「鶏めし弁当」を食べたばかりなので、もはや「峠の釜めし」とは戦えないけど・・・。

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ここからは青春18きっぷだけを使うというルールを決めている人にとっては邪道なコース。横川駅から軽井沢駅まではバスで移動する。

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8:30発軽井沢駅行きのバスを待つ。バスの運賃は510円。9時には軽井沢に着いてしまう。ふと、このバスを使えば日帰り軽井沢旅行も格安に行けるのではないかと思いつく。だって、青春18きっぷを使えば、東京から横川まで往復で2370円。軽井沢まで往復バス運賃が1020円。往復3390円って安くない?

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駐車場に停まっていたバスが近づいてきた。バスに乗り軽井沢駅へと向かう。

2015年3月 8日 (日)

南フランス・プロヴァンス一人旅5・6日目エールフランスでパスティスを(エールフランスAF274便羽田行きの機内食2014)。

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2014年11月17日月曜日夕刻。マルセイユ・サン・シャルル駅からの空港シャトルバスは、マルセイユ・プロヴァンス空港に到着。

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バスを降りて、Hall4にあるエールフランスのチェックインカウンターに向かう。

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エールフランスAF7671便パリ・シャルル・ド・ゴール空港行きのゲートは42番。欠航も遅延もなく、無事に今回のプロヴァンス旅行を終えることができそうだとホッとする。どうしても仕事と仕事の隙間で旅をしている関係で、帰れなくなるのが一番困る。

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エールフランスの自動チェックイン機でチェックイン。昨年2013年にモンペリエで自動チェックイン機を使用したときは、荷物のタグも出てきたけど、マルセイユの自動チェックイン機は出力されないみたいなので、カウンターでタグを出してもらい、スーツケースをドロップイン。

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マルセイユのホテル・イビスで荷物の重さを事前に量っていたので、スーツケースの重さは22キロ。フランス旅行の際には、エールフランスはわりと超過手荷物には厳しいので、事前に重さを測定できるスケールは欠かせない。フランス旅行以外ではあまり気にしなくても超過することはないんだけど、どうしてもフランス旅行の場合はフランスから持ち帰りたいものが多くなってしまう。

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さすがはマルセイユ・プロヴァンス空港。オランピック・ドゥ・マルセイユ“Olympique de Marseille”のブティックが出発ロビーにある。

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手荷物検査を済ませて、42番搭乗口へ向かい、ボーディング。

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無事に搭乗を済ませ、座席に座る。夜なので風景は楽しめないけど、私は長距離路線では通路側を選択するけど、短距離路線では窓側を選択する。

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機材はエアバスA319。シートは昨年モンペリエから乗った機材と同様に新しいシート。

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昨年も帰り道にモンペリエからパリに向かうときにもビールを飲んだような気がしたけど、今回も飲み物はビール。

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エールフランスAF7671便は遅れることなくパリ・シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Fに到着。

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パリ・シャルル・ド・ゴール空港発東京羽田行きエールフランスAF274便は、ゲートKからの出発なので、ターミナル2EゲートKへ向かう。

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ターミナル2Fからターミナル2EのメインターミナルであるゲートKへは、昨年2013年くらいから新しい連絡通路ができており、手荷物検査を受けることなく乗り継げるので、とても便利になった。

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ゲートKへ向かう途中に出国審査を受けることができる。最近、ターミナル2Eの出入国審査はゲートKだけではなく、サテライトのゲートL、ゲートMも含めてすべての出入国審査を処理するために、入国も出国も時間がかかるので、このターミナル2Fから2Eの連絡通路はものすごくありがたい。ターミナル2Fから徒歩5分で2Eのメインターミナルまで行けてしまう。

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ターミナル2EゲートKに来て、免税店のお酒コーナーを見ていると、何度も日本人の呼び出しの放送がかかっている。日本航空JL416便成田行きで、たった1名の乗客の搭乗が遅れており、その日本人女性の名前を覚えてしまうほど呼び出しの放送がかけられている。あまりに、何度も何度もターミナル全体に日本語で放送がかかるので、どうせ暇だし、どんな状況なのかJL416便の様子を見に来てみる。

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出発予定時刻を過ぎ、ようやく1人の女性が係員の誘導で飛行機に向かってくる。うーん、たった1人のこの人のために、JL416便は遅延か。思っていたよりも年配の女性で、自分が飛行機の出発を遅らせており、すでに機内にいる大勢の人を足止めしていることを理解しているのかなぁ?

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15分遅れで、ようやくプッシュバックが始まり、JL416便のボーイングB787はゲートを離れる。日本行きの飛行機を見送るのは不思議な感じ。

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K35番ゲートの前でAF274便の出発を待つ。

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エールフランスAF274便東京羽田行きは、定刻通りの出発。どうしても、過去にストライキで帰国便が欠航になったことがあってから、エールフランスに乗るときには「定刻通り」の表示を見ると、なぜかホッとする。

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ボーディングが始まり、ボーイングB777-200ERに乗り込む。これで、フランスともお別れ。短い旅程だったけど、今回のフランス旅行も楽しかったなぁ。

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帰りのエールフランスAF274便のB777-200ERの機材も、個人モニタの大きい新シートになっている。

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パリ・シャルル・ド・ゴール空港を離陸し、安定飛行に入ると機内食が運ばれてくる。深夜便なので、最初に飲み物のカートが来てから食事が運ばれてくるのではなく、最初から食事のカートが運ばれてくる。右手前の食前酒はシャンパン。

前菜  :パスタサラダ、ミニラタトゥイユ
メイン :鶏肉のシェリービネガー風味、野菜入りマッシュポテト
チーズ :カマンベール
デザート:クレメンタイン、チョコレートタルトレット

実はシャンパンを頼むつもりではなく、パスティスを日本人オテスにお願いしたんだけどカートにないと言うので仕方なしにシャンパンをとりあえずもらう。

ここで大きな問題が発生。今回の旅行記では、パスティスで始まり、パスティスで終わるというストーリーにする予定が、日本人オテスが、パスティスはカートにないので「あとで」持っていきますと言われたきり、戻ってこない・・・。日本からパリに向かう便ではなく、パリで機内食などを搭載しているので積んであると思うだけどなぁ。むしろ、フランス人オテスの方が全体の流れが遅くなるのを気にせずに、ギャレーを見に行ったりしてくれるんだけど・・・。うーん、絶対に忘れられている。かといって、再度要求するようなものでもないし・・・。

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食事が終わってから、ようやく日本人オテスが、「お待たせしました」とパスティスも持ってくる。よかった、覚えてくれていたんだ。だけど、フランス人オテスだったら、水割りにする?と聞かれるんだけど、ストレートで持ってくる。

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幸い、エールフランスの機内食にはペットボトルのトノンがついてくるので、今回のプロヴァンス旅行で最後の水割りのパスティスを楽しむ。パスティスが水を入れると白濁するのがよくわかる。これで、今回の旅はパスティスに始まり、マルセイユの旧港を見ながらパスティスを飲み、そして日本に向かう飛行機の中で最後にパスティスを飲むという「パスティス」の旅が完結。

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そして、エールフランスで楽しむ食後酒はいつものポワール。食後酒を飲んでぐっすり寝てしまう作戦。

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シベリアを通過し、いつものようにハバロフスクから右に旋回して日本海に出る。

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到着前の朝食は、オムレツ。やっぱり、昔のようにコールドミールでいいから、パンにジャンボン・フロマージュの(ハムとチーズを挟んだ)サンドイッチを作って食べるほうが好きだったなぁ。

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今回の6日間の休暇で行く「南フランス・プロヴァンス一人旅」は、たった6日間だったけど、とても充実した旅行だった気がする。旅行記もプロヴァンスの魅力を少しでも伝えようと896枚の写真を使い、全28編の長編になってしまったけど、ガイドブックを読んだだけではわからない南フランス・プロヴァンスの雰囲気を感じてもらえたのだろうか。今回のプロヴァンス地方は、以前に私が旅をしたバスク地方やランドック・ルシヨン地方などと比較すると、フランス旅行の中でもメジャーなディスティネーション。今回はミニバスツアーを組み込み、交通の便の悪い観光地をミニバスに託してしまったけど、フランスの本当の良さって、交通の便が悪い田舎にあるような気がする。ゴルドやルシヨンの美しい風景を自分の目で見て、風を肌で感じることができて、今回の旅行は本当によかった。

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エールフランスAF274便羽田行きの飛行機は、徐々に羽田空港に向けて高度を下げる。次回は、フランスでレンタカーを借りて、できればプジョー208を運転して、ゴルドやルシヨンだけではなくリュベロン地方をもっとゆっくりと巡ってみたいなぁ。できれば、その時は、助手席には美しい風景を共感できる人と一緒に。

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2014年11月18日火曜日夜、羽田空港に到着。羽田空港からは30分ごとに所沢駅行きのバスが出ているので、自宅に帰るのも簡単。所沢駅行きのバスに乗り、都心の夜景を眺めながら旅の余韻に浸る。(南フランス・プロヴァンス一人旅おしまい)

2015年3月 6日 (金)

南フランス・プロヴァンス一人旅5日目(5)マルセイユのサントン人形市。

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マルセイユ旧港に別れを告げて、荷物が置いてあるマルセイユ・サン・シャルル駅前のホテル・イビスを目指してカヌビエール大通り“La cannebière”を歩き始める。

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ふと、カルーセル(メリーゴーランド)がある広場をみると、ここも朝は閉まっていたのに、マルシェ・ド・ノエルが開かれている様子。開いているなら、ちょっと見てみたくなるじゃない。どうして、マルセイユの町は私が去ろうとしているのに、後ろ髪を引っ張るのだろう。

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しかも、このマルシェ・ド・ノエルは、ただのマルシェ・ド・ノエルではない。ずっと、ずっと見てみたかったサントン人形市!

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様々な表情をしたサントンが並んでいる。

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キリストの生誕がテーマなので、様々なキリスト像。

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主役は、やっぱりキリスト。

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動物たちのサントンもいっぱい並んでいる。

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そして、クレーシュ“Crèche”に欠かせない馬小屋などの建築物も並べられている。

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大きさも様々のものがあり、小さなものから大きなものまで様々。

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あんまり見ていると、自分でクレーシュを作ってみたくなってしまう。

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自分でクレーシュを作るのはかなり楽しそう。小さなクレーシュだったらできるかなぁ?でも、いろいろと揃えていくと、けっこうな出費になりそう。それに、もっとキリスト教について学ばなきゃ。

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以前からサントン人形市を一度は見てみたいと思ったけど、今回の旅程は11月だったので若干早すぎると思って期待していなかったんだけど、まさかマルセイユで見られるとは。どうして、マルセイユの町は、もう去ろうとしているのに、これでもかと私を楽しませてくれるのだろう。私が、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂のマリア様が見守るマルセイユの町を好きだと思っているからかなぁ?

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今度こそ、今度こそマルセイユ・サン・シャルル駅へ向かう。

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でも、また寄り道。オランピック・ドゥ・マルセイユ“Olympique de Marseille”のブティックが。クルマに貼るステッカーがないかと店員に聞いてみるけど、今はないみたい。でも、プジョー208の雰囲気には合わないかなぁ。

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マルセイユ・サン・シャルル駅前の階段が好き。

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マルセイユ・サン・シャルル駅の駅舎の雰囲気も好き。

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そして、階段を上りきったところからがノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂が見えるのが好き。

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階段の上からマルセイユの町を見下ろすのが好き。

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ホテル・イビス・マルセイユ・ガール・サン・シャルル“Hôtel ibis Marseille Centre Gare Saint Charles”で預けてあった荷物を受け取る。

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フランスに行くとスーツケースいっぱいにおみやげを詰めることになるので、大きめのスーツケースに23キロを超えないようにスケールを使って測定しながらパッキングを行う。無事に23キロぎりぎりに荷物を詰め込む。

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ホテルを出発し、空港行きのバス乗り場を目指す。少ししか時間が経っていないのに(でも、実は23キロのパッキングにちょっと苦戦・・・)、だいぶ日が暮れてきた。さようなら、そしてありがとう、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂のマリア様。

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さようなら、マルセイユの町。ずっと見たかったマルシェ・ド・ノエル、サントン人形市まで見せてくれて、本当にありがとう。きっと、私はこの風景を見るためにまたマルセイユを訪れる気がする。

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マルセイユの町に背を向けて駅に向かって歩き始める。駅舎はすっかり夕暮れの雰囲気。

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マルセイユのバスターミナル“Gare Routière”は、マルセイユ・サン・シャルル駅に隣接している。駅構内を“Gare Routière”の表示の方向に歩けばバスターミナルに着く。

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チケット売り場で空港行きのバスのチケットを購入。

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バスターミナルに行くと、エクス・アン・プロヴァンス行きのバス乗り場がいっぱい。頻繁にバスが運行されており、マルセイユとエクスを移動するのなら、バスの方が便利。

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そして、空港行きのバス乗り場は出口を出てすぐ右側。スーツケースをトランクに入れて、バスに乗り込む。

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今回の旅は、バスによく乗ったなぁ。まずは、マルセイユ・プロヴァンス空港からエクスまで。次に、エクスからアヴィニョンまで。そして、アヴィニョンからオランジュまで。最後にマルセイユから空港まで。マルセイユからオランジュまで、ずっとバスで移動したことになる。こんなにバスに乗ったのは、コートダジュールを旅行したときい以来かなぁ。ニースから100番バスの右側の座席に座って、最高に美しい海沿いの風景を眺めながらマントンに向かったのが懐かしい。

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マルセイユ・プロヴァンス空港から北アフリカ諸国への空路が多いのかなぁ。フランスで見るアラビア語。

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夕暮れの中をバスはマルセイユ・プロヴァンス空港に向かって走る。

2015年3月 4日 (水)

南フランス・プロヴァンス一人旅5日目(4)マルセイユで港を見ながらパスティスを。

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マルセイユでしばらくぼーっと地中海を見て、そろそろ旅のエンディングに向けて進むことを決心し、ベンチから立ち上がり旧港へ向かう。ヨーロッパ地中海文明博物館“MuCEM”のこの通路を渡るのもおもしろそう。怖いかなぁ?

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旧港に向けてサン・ジャン要塞に沿って海辺の道を進む。この道を歩いていても、正面にノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂が見える。

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フランスは、やっぱり景色がいい場所には必ずベンチがある気がする。

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とうとう、マリア様が見守るマルセイユの町を去らなければならない時が近づいている。

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午前中は雲が多かったけど、すっかり晴れて旧港の風景が美しい。

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旧港の入口の高台に教会がある。

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鐘楼の形がおもしろいサン・ローラン教会。

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サン・ローラン教会前の高台の広場から、マルセイユ旧港の風景を記憶に焼き付ける。

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丘の上のノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂からマルセイユの港を見つめるマリア様ともそろそろお別れ。

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港町の風景、丘の上から町を見守るノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂。そして、パスティス。やっぱり、私はマルセイユの町が好き。

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旧港沿いの道を歩いていると、マルセイユ石けんの専門店「リコリヌ」“Marseillaise de la Lidorne”がある。ここのマルセイユ石けん、とても香りが良い。この香りを日本まで届けてあげる人がいればなぁ・・・。

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そして、旧港沿いのお店の中にパスティスの専門店“La Maison du Pastis”を発見!もしかしたら、ここに私が探し求めているものがあるかもしれない。ついに、このパスティス専門店でずっと探していたものを発見する。

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それは、パスティス51のロゴが入ったこのグラス。販売促進用につくられたものなので、フランスのカフェなどでは珍しいものではないんだけど、逆に買おうと思ってもなかなかない。これで、ずっと欲しかった、自宅でパスティス51を飲むときに使う専用グラスをとうとう手に入れる。ペアで買ってみたけど、いつか相方とペアでパスティスを飲む日が来るのだろうか・・・。

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すっかり、パスティスのグラスを手に入れて良い気分。もうそろそろ、この旧港ともお別れしなければならないけど、最後に旧港が見えるカフェに立ち寄る。

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一番賑やかなカフェのオープンテラスに座る。ちょっと残念なのは、観覧車でノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂が隠れてしまっていること。

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そして、マルセイユの旧港のカフェでパスティスを。うーん、リカールのロゴが入った水差しを見て、水差しも売っていたので、それも買えば良かったかなぁ?

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今回の旅の目的である、マルセイユの旧港でパスティスを飲む。パスティスをちびちび飲みながら、ぼーっと風景を眺め、マルセイユで過ごす最後のひとときを味わう。

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さあ、そろそろマルセイユを発たなくてはならない。

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さようなら、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂のマリア様。また、あなたに会うためにきっと再びマルセイユを訪れます。

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荷物を引き取りに行くために、マルセイユ・サン・シャルル駅前のホテル・イビスに向かおうと思ったら、あれ?

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朝はやっていなかったマルシェ・ド・ノエルが開いている!

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今まで、旅行する時期が微妙にずれていて、なかなかフランスのマルシェ・ド・ノエルとは巡り会えなかったのに・・・。マリア様が幸運を与えてくれたのかなぁ?切り売りのヌガーが売られている。

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箱に入っているお菓子はなんだろう?

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プロヴァンス地方の名産品も並んでいる。

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パスティスを飲んだばかりじゃなかったら、ヴァン・ショーも飲みたかったなぁ・・・。

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フランスの生ソーセージ、ワインに最高に合うし美味しいんだよなぁ。日本に持ち帰ることができないのが残念だけど・・・。

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すっかり、旅のエンディングのつもりだったのに、再びわくわくした気持ちになり、マルシェ・ド・ノエルを楽しむ。

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午後になると、漁船もいなくなり、旧港に並ぶ魚市場も立ち去っていて、静かな雰囲気。

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予定外のマルシェ・ド・ノエル、なかなか楽しかったなぁ。マルセイユで過ごす1日、穏やかに晴れて、ぼーっと地中海を眺めたり、パスティスのグラスを発見したり、カフェでパスティスを飲んだり、そしてマルシェ・ド・ノエルを楽しんだり。やっぱり、マルセイユが好きかも。

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今度こそ、今回の旅のエンディング。旧港をあとにして、マルセイユ・サン・シャルル駅に向けて歩き始める。

2015年3月 1日 (日)

南フランス・プロヴァンス一人旅5日目(3)マルセイユの旧港でお昼ごはん。

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マルセイユの旧港が見えるレストランに入る。今回のプロヴァンス旅行の最後は地球の歩き方に掲載されていたシェ・マディ・レ・ガリネット“Chez Madie les Galinettes”というレストラン。隣にゴーミョー“Gault&Millau”のシールが貼られているお店があったけど、今回のプロヴァンス旅行は前半に美味しいものを狙いすぎて飛ばしすぎているので、20ユーロ程度の昼定食があるレストランを探していたので、このレストランがちょうどいい。

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日替わり定食は、オードブル“Hors-d'œuvre ”とメインで17ユーロ。オードブルというフランス語って、あまり見ない。前回、といっても5年以上前だけど、マルセイユを訪れたときに先ほど通ったレストラン街の15ユーロのブイヤベースは食べているので、今回は普通の昼定食。ブイヤベースをどうせ食べるなら、一度はちゃんとしたレストランで食べたいと思うけど、今日は月曜日なのでレストランのお休みが多い。ちなみに、黒板メニューはよく読めない。

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パンとリエットが運ばれてくる。お店の人に聞いて、メインは肉料理だということはわかったんだけど、どんな料理なんだろう?私の場合、むしろ「わからない」ことのほうが、どのような料理なのか楽しみにしていたりする。だって、自分が知らない料理、まだ知らない味に巡り会えるんだから。

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マルセイユの旧港を見ながら飲むものは、もちろん、パスティス。マルセイユの港を見ながらパスティスを飲むのが事前に考えていた今回の旅行の目的。このパスティス51のグラス、ちょっとほしいなぁ。

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オードブルは、ウフ・ミモザという名前の通り、玉子サラダ。

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メインの肉料理は、にんにくがごろごろ入っている。玉ねぎとにんにくのソースが、上品とは言えないけど美味しい。日替わり昼定食は、まだ知らない料理に出会える絶好の機会。しかも、日替わりなので次に出会えるとは限らない。このレストランにしてよかったなぁ。

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旧港を見ながら食後のエスプレッソで食事の余韻に浸る。

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ふと、後ろを振り返ると、だいぶ雲が切れてきて青空が見えてきた。今回の旅行の最後は青空で締めくくれそう。

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客の入りも悪くて、地球の歩き方を参照して失敗したかと思ったけど、普通の「昼定食」が食べたかったので、ちょうどよかったし、なかなか美味しかった。最近のフランス旅行は、レストラン選びにちょっと背伸びしすぎで、ミシュラン“Michelin”のシールとゴーミョー“Gault&Millau”に掲載されているレストランよりも、私には普通のレストランがちょうどいいのかもしれないなぁ。

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港沿いをマルセイユの旧港を守るサン・ジャン要塞に向かって歩く。

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フランスのおもしろいところは、歴史的な建造物とモダンな建造物が隣り合わせにあったりすること。この近代的な建物は前回マルセイユに来たときはなかったような気がするけど、なんだろう?

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海沿いの場所が開発されていて、いつの間にか美術館ができたり、ずいぶんと変わっている

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この教会は以前にもあったサント・マリー・マジョール大聖堂。

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この教会から地中海を眺めるとフェリー乗り場が見える。ここマルセイユからコルシカ島や北アフリカの国に向けて船便が出ている。

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教会の中に入ると旗が掲げられ ている。

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サント・マリー・マジョール教会のあたりからパニエ地区“Le Panier”と呼ばれる地域に入っていく。カラフルな壁が南フランスを感じさせる。

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ガイドブックにも「下町の雰囲気」と書かれているとおり、低層の建物が並び、生活感を感じるような路地。

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大都市マルセイユでありながら、プロヴァンス地方の町であることを感じる。

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路地のお店は骨董品屋さん。

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狭い路地から広場に出る。

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パニエ地区にあるのはヴィエイユ・シャリテ“Vieille Charité”と呼ばれる建物。ここは17世紀に建てられた貧民救済院だったという。

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ヴィエイユ・シャリテは、イギリスのワークハウスなどを考えると、福祉的な目的だけではなく、当時の貧困は個人的な怠惰(働けるのに働かない)であるという考え方から、労働力のある惰民を働かせるための強制労働の場だったのかもしれないなぁ。

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再びパニエ地区の路地を歩く。

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“TAKO SAN”タコさん?見た目は中国っぽい装飾だけど・・・。

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へぇ、たこ焼きのお店の様子。3つで4ユーロ。8個で7.5ユーロって高級なたこ焼き。タコの他にもベジタリアン、海老、チーズが選べるみたい。お好み焼き、おにぎり、鯛焼きなどもあり、飲み物にはカルピスまである。まぁ、たまたま通りかかっただけで、実はガイドブックにも載っているけど。

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新しく開発された港湾地区に下りてみることにする。

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埋め立て地だろうから、地盤が大丈夫なのかなぁ?地震がない国ならではのデザイン。

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ヨーロッパ地中海文明博物館“MuCEM”の編み目の外壁がおもしろい。

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地中海を見たくなって、サン・ジャン要塞の先端へ。奥には、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂が見える。マルセイユのどこにいても、マリア様が見守っている。このマリア様に見守られる風景が私がマルセイユが好きな理由なんだろうなぁ。

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フランスって、景色が良い場所には必ずベンチがあるような気がする。

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11月の南フランスの温かい日差しの下で、しばらく地中海を眺める。

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のんびりヨットが進むのを見ながら、海を眺める。旅行中になにもせずに無意味にぼーっと過ごす時間が好き。

荒幡富士に行く。(プジョー208との生活:プジョー208アリュール2年点検おまけ)

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2015年2月27日、金曜日、プジョー所沢。NEWプジョー308の試乗から帰ってみると、とうとう私のプジョー208アリュールはタイヤを外されて、点検が進んでいる。

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2時間くらいかかるというので、プジョー所沢の周囲を散歩することにする。

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大六天交差点を直進し、坂を下っていく。

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小さな川を渡る。今日の目的地は決まっている。高校2年生の時に、ホームルームの時間になぜかみんなで「荒幡富士」に行こうという話になり、みんなで歩いた「荒幡富士」を25年ぶりくらいに見てみたくなったから。

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そもそも、埼玉県所沢市に「荒幡富士(あらはたふじ)」と呼ばれる山があるなんて、埼玉県民でもしらないかもしれない。住宅街から、だんだんと田舎の風景に変わってくる。

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歩いていると春が近づいていることを感じる。

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所沢は住宅街から一歩進めば、のどかな風景が広がる。狭山丘陵は「となりのトトロ」の世界。

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そして、目的地の荒幡富士に到着。

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天然の山ではなく、人工的につくられた山なんだけど、これだけ土盛りする労力はすごい。

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荒幡富士を登頂してみることにする。

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階段を上っていく。

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1分もしないうちに荒幡富士の頂上へ。所沢市街を眺める。

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案内版によると、本物の富士山が見えるらしい。荒幡富士は、本物の富士山を見るための展望台なのかなぁ。そう考えると富士山信仰として、つくられたものなのかなぁ。

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だけど、この日は温かくて、富士山ははっきりとは見えない。

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荒幡富士、展望台としてはなかなかのもので、新宿副都心が見える。

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そして、スカイツリーだって見える。高校時代に登った「荒幡富士」に25年ぶりに登ってみて、スカイツリーまで見える山だったことにちょっとだけ感銘を受ける。

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なんでもない住宅街を歩いていても春を感じる。

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少し賑やかな雰囲気になってきた。

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踏切を渡ると西所沢行きの西武電車が停車している。

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西武球場(西武ドーム)に向かう際に、必ず停車する下山口駅。だけど、この駅で降りることはない。

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商店街はもちろんライオンズ色。

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そろそろ、プジョー所沢に戻ることにする。下山口駅から丘を越えて、小手指方面を目指す。

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プジョー所沢に行く途中のお蕎麦屋さんに立ち寄ってみることにする。

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初めて訪れる「狭山翁」というお蕎麦屋さん。といっても今日は偶然ではなく、プジョー所沢の近くでお昼ごはんを食べるお店をインターネットで調べていたら、ここが美味しいらしい。

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4人掛けのテーブルが3つ、座敷に2つと大きくない。4人用のテーブルを一人で使うのが申し訳ないくらい。さすがに11時半すぎの入店なので、まだ空いている。

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天せいろそば、大盛りを注文すると、まずはわらびが運ばれてくる。すっかり、プジョー所沢までクルマで来ているのを忘れて昼間から日本酒を頼みたい気分。

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揚げたての天ぷらが運ばれてくる。

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そして、蕎麦。量も知らないのに頼んだ大盛りはけっこうな量で、なかなか食べ応えがある。

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のどごし、蕎麦の香り、つゆ、なかなか美味しいかも。

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プジョー所沢まで歩いて10分くらい。もしも、プジョー所沢で定期点検待ちの時間があるのなら、「狭山翁」で美味しい蕎麦を食べるのもいいかもしれない。

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戻ってくるとプジョー208GTIの試乗車がある。フランスでよく見かけるホワイトのプジョー208。

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私は高校が近かったのでたまたま知っていたけど、たぶん所沢にある「荒幡富士」なんて、埼玉県民でも知っている人の方が少ないだろうけど、春を感じる散歩はなかなか楽しかったなぁ。なにも、「まだ知らないどこか」は海外にあるとは限らない。自分の家の近所のなんでもない住宅街だって、歩いてみると新しい発見がある。「まだ知らないどこか」を発見しようという気持ちさえあれば、見慣れた町だって新鮮に見える。

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