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2014年12月

2014年12月28日 (日)

南フランス・プロヴァンス一人旅2日目(1)エクス・アン・プロヴァンスからバスでアヴィニョンへ。

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2014年11月14日金曜日、エクス・アン・プロヴァンス。私のフランスの朝は、まずはテレビをつけてTF2の“Télématin(テレマタン)”を見るところから始まる。どうも、日中は歩き回って疲れているのか、夕食時にワインを飲むからか、夜遊びはしないこともあって、旅行中はたいてい早く寝てしまうので、仕事に行くときと同じくらい早起きだったりする。

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久しぶりのウイリアム・レイメルジ“William Leymergie”。ウイリアム、いったい何年司会者をしているだろう?

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私がテレマタンを見る理由は、メテオ“Météo”をチェックするため。天気が悪ければ、その日は美術館や博物館などの入場観光を多めにして、晴れていれば外を歩き回る。それに、天気も含めて、旅程は可能な限りフレキシブルに対応できるようにしている。別の言い方をすれば、きっちり決めない。

例えば、今日のホテルはアヴィニョンに予約してあるけど、エクス・アン・プロヴァンスに今日も滞在したいと思ったら夕方に移動すればいいし、もう満足だと思ったら朝移動して先に進めばいい。天気予報を見る限り、今日の天気は残念ながら下り坂で午後には雨に降られるかも・・・。このまま滞在しても、天気が悪ければ昨日以上の風景は望めないし、エクスの町の雰囲気は十分に楽しんだので、今日は朝から移動してしまうことにする。

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今日の行動を大まかに決めたら、ホテルの1階にある朝食レストランへ。

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ごく普通のコンチネンタル・ブレックファースト。ハムやみかんがあるだけましなほうかな。バケット(フランスパン)にナイフを入れて、ハムとチーズを挟み、サンドイッチにするのが好き。

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ホテルを出て、バスターミナル“Gare Routière”へ向かう。といっても、スーツケースをひいていっても徒歩1分だけど。ホテル・ロトンド、シャワーがちょっと特殊だけど、それ以外は便利だったなぁ。空は曇り空。天気予報通り、今日はあまり天気が良くないかもしれない。

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駅前やバスターミナルの入口では、最近のフランスでは見慣れた光景だけど、無料新聞が配られている。

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バスターミナルの切符売り場で8 :30発アヴィニョン行きのチケットを購入。ちなみに、さすがにアヴィニョン行きのバスの時刻は出発前に調べている。どの時刻のバスに乗るかはあらかじめ決めてはいないけど・・・。

※エクス=アヴィニョンのバス時刻表
LER(Lignes Express Régionales)
http://www.info-ler.fr/fr/lignes-horaires/carte-et-fiches-horaires-n287

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エクスのバスターミナルは大きくて、バス乗り場が並んでいる。

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たしか15番乗り場と聞いたはず。

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8 :30アヴィニョン行き(高速道路経由)。へぇ、ニースやグルノーブルに行くバスもあるんだ。グルノーブルに抜けて、そこからリヨンに抜けるのもおもしろいかもしれないなぁ。グルノーブルはリヨンを拠点にして往復するしか方法はないと思っていたので、ちょっとした発見。このような発見が次の旅につながる。

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バスがやってきて、トランクにスーツケースを自分で入れる。大きな荷物はトランクに預かってもらえる。

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定刻通りにバスは出発。バスターミナルを出発したときには乗客は3割程度しか乗っていない。

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エクス・マルセイユ大学“Université d'Aix-Marseille”前のバス停で乗客が増えて半分くらいの乗車率に。

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バスは高速道路に入る。

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フランスは町を出ると、ひたすら牧歌的な風景。小さな鳥の大群?

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フランスの高速道路の料金所。今回、レンタカーにしようかと迷ったんだけど、一人でレンタカーを運転していたら、迷わずに通過できるのかなぁ。

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丘の上に教会が見える。

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この岩の上に立つ教会はなんていう教会なんだろう?

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高速道路を降り、一般道へ。アヴィニョンの市街はもうすぐ。この白いクルマは、もちろんプジョー208。だいぶ見かけるようになった。

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アヴィニョンは城壁で囲まれた都市。アヴィニョンの旧市街を囲む城壁が見えてきたら、もうすぐ終点。

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バスはアヴィニョンのバスターミナルに到着する。

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アヴィニョンのバスターミナルはビルの1階部分にあり、SNCFのアヴィニョン・サントル駅のすぐそばにある。バスの時刻表をもらって、バスターミナルを出る。ホテル・イビスが陸橋の上のおもしろい場所にある。イビスでもよかったなぁ。

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SNCFアヴィニョン・サントル駅までは徒歩数分。時刻は午前10時。天気は曇り空で、エクスよりも雲が厚い感じ。残念ながら天気予報通りかも・・・。

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最初にアヴィニョン・サントル駅に立ち寄ったのは、列車の時刻表がほしかったから。アヴィニョンには2泊するので、アヴィニョンを拠点にしてどこかに行こうかを考える。たぶん、出発までにどこへ行くかを決めるべきなんだろうけど、私の旅は大きな移動以外は現地でスケジュールを考える。その大きな移動だってなるべくフレキシブルに対応できるようにしている。アヴィニョンに2泊したあとでマルセイユに1泊する予定だけど、何時にマルセイユに移動するのか時間は決めていない。

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いざ、アヴィニョンの町歩きスタート。でも、まずはホテルに向かって、スーツケースを置いてこなくちゃ!

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駅前からのビルまっすぐな道を歩いていると、観光案内所“Office de tourisme d’Avignon”を発見。相談したいことがあるので、最初に立ち寄ることにする。

今回のプロヴァンス旅行、リュベロン地方の風景が見たいと思っていて、レンタカーでもいいんだけど1人だとコストパフォーマンスが悪いので、アヴィニョンからのミニバスツアーに参加したいと思っていた。事前に日本から問い合わせていたんだけど、「残念だけど1人では催行されないから、ぎりぎりになってからまた聞いてね」という返答で、事前にエスカレーションツアーに申し込むことができなかった。明日11/15土曜日か、移動日になってしまうけど11/16日曜日にリュベロン地方を巡るツアーが催行されていないか相談してみる。

プロヴァンス・パノラマ社“PROVENCE PANORAMA”の“Provence Best of”という朝9時出発で午後6時半に戻ってくる丸1日のツアーが土日ともに催行される予定で、空きもあるという。このバスツアー、たった1日でポン・デュ・ガール、サン・レミ・ド・プロヴァンス、レ・ボー・ド・プロヴァンス、リュベロンの小さな町(ルシヨン、ゴルド、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ、リル・シュル・ラ・ソルグ)をまわってしまうという、団体パッケージツアー並みにかなりの強行日程のコース。ポン・デュ・ガールも行ったことがないし、気に入ったら町があったらまた来ればいいし、まずはリュベロン地方の全体の雰囲気を感じられればいいかなぁ。

土曜日でも日曜日でもどっちがいい?と観光案内所のマダムに聞かれ、日曜日はマルセイユに移動しなければならないので、土曜日と答えると、「あっ、日曜日のほうが、天気がきっといいわよ、日曜日にしたら?」と言われ、日曜日のツアーに申し込む。

Office de tourisme d’Avignon
http://www.avignon-tourisme.com

プロヴァンス・パノラマ(Provence Panorama)
http://www.provence-panorama.com

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レピュブリック通りを進み、アヴィニョンの町の中心にある時計台広場“Place de l’Horloge”に到着。

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あー、もう少し時期が遅ければ、マルシェ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)の時期だったのになぁ・・・。うーん、旅行の時期が「マルシェ・ド・ノエル」が開いている時期に微妙に当たらず、フランスでマルシェ・ド・ノエルを体験したことがない。

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今回のホテルは2泊するので、アヴィニョンの町の中心の時計台広場に面する「キリヤード・アヴィニヨン・パレ・デ・パプ」を予約。ホテルの周辺はカフェやレストランで賑やかな雰囲気。

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さっそくホテルにスーツケースを置いて、身軽になってアヴィニョン観光を開始。

キリヤード・アヴィニヨン・パレ・デ・パプ
Kyriad Avignon - Palais des Papes
http://www.kyriad-avignon-palais-des-papes.fr

2014年12月24日 (水)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(6)エクス・アン・プロヴァンスで夕ごはん。

Joyeux Noël

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サン・ソヴール教会のロマネスクの回廊でボランティアガイドさんの説明をじっくり聞いて、タピスリー美術館を見学した後もエクス・アン・プロヴァンスの町歩きは続く。この地方の名産品のマルセイユ石けんのお店をのぞいてみる。

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ラベンダー色の生地もいいなぁと思って、おみやげ屋さんをのぞいてみる。おみやげを買っていく人もいないので、いいなぁと思っても買わないんだけどね・・・。

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そして、店先にあるラベンダーの束をみて、ちょっといいなぁと思ってみたり。でも、日本まで持ち帰るのは大変だし、実用的ではないのであきらめてみたり。

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ルシェルム広場“Place Richelme”に到着。午前中のマルシェの賑やかな雰囲気が一転して、静かな雰囲気。

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マルシェが開かれていた場所は、カフェになっている。夏だったら、まったりオープンカフェで過ごすのもいいなぁ。

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市庁舎前の広場“Place De l'Hôtel de Ville”も、花市が開かれていたけど、午後になると撤収しており静かな雰囲気。

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11月のフランスはすでに日が短いので、早くも太陽が傾いてきて夕方の雰囲気。

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エクス・アン・プロヴァンスの町歩きは楽しかったなぁ。午前中は町中がマルシェの賑やかな雰囲気。そして、午後は落ち着いた町の雰囲気が味わえる。落ち着いた町の雰囲気も好き。

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一度、ホテルに戻ってチェックインしようと思って、ミラボー通りを歩く。

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エクス名物のカリソンを買おうと思って、エクス・アン・プロヴァンス・サントル駅に近いレオナール・パルリ“Leonard Parli”に立ち寄る。お店に入ると、マダムがカリソンを試食させてくれる。

えっ?カリソンってこんなにおいしいものだったの?

パリのスーパーで買ったカリソンを食べたことがあるけど、マジパンという感じで特別に美味しいものという印象はなかったんだけど、エクスで試食したカリソンは、アーモンドの味よりもメロンの香りが鼻に抜け、美味しい。すっかり、カリソンの評価を見直す。

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明日はアヴィニョンに向かおうと思っていて、エクス・アン・プロヴァンス・サントル駅から列車で行けるかを確認してみるけど、けっきょくマルセイユまで戻らないとアヴィニョンには行けないみたい。しかも、マルセイユに行くにもバスは10分おきにナベットが出ているので、バスの方が便利。エクス・アン・プロヴァンスを訪れるには、バスが便利かも。

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ホテル・ロトンドにチェックイン。建物は大きくみえるんだけど、ホテル部分は手前の3階建てくらいしかない。

ホテル ロトンド
Hotel Rotonde
http://www.hotel-rotonde.com

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部屋はスーツケースも広げられるし、まぁまぁかな。

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でも、このシャワーがおもしろい。洗面所とシャワー室の床に仕切りがないので、うまく使わないと洗面所全体がびしょびしょになってしまう。

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レオナール・パルリ“Leonard Parli”で買ったカリソン。もちろん、自分用なので帰国後が楽しみ。

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夜になり、夕食を食べるためにホテルを出て再びエクスの旧市街へ。

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ミラボー通りから少し入ったところにレストランが並んでいる。

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そして、裏通りにも噴水。

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ガイドブックや町を歩いて見つけた、いくつかのレストランを見て回り、けっきょく、ミラボー通り沿いにあるレストラン「コートクール」“Côté Cour”に入ってみることにする。

コート・クール
Côté Cour
http://www.restaurantcotecour.fr

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選択の理由はミシュラン“Michelin”のシールとゴーミョー“Gault&Millau”のシールを見つけてしまったから。この2つのガイドブックが共通してお勧めということは、大きく外すことはないだろうから。私は、日本で事前に調べて狙っていくことは少なくて、日本語ガイドブックをみたり、日中、町歩きをしている際にこのシールが貼ってあるレストランをチェックしておく。

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あれ?レストランに入ってみると、少々高級な雰囲気。定食ムニュも43ユーロのものしかないし・・・。アベノミクスのおかげでちょっと予算オーバーだけど、今日はフランスに来て初日だから美味しいものを食べることにする。フランスに来るために、高い航空券代を払うだけの財力があるんだから、1回くらいは1人で6500円のコースを食べてもいいんじゃない?日本の地方都市に行ったって、それなりに美味しいものを食べると1人でそのくらい飛ぶし。

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この魚でつくられたリエットが最高に美味しい。魚臭くなく、パンにつけて食べると美味しい。塩が添えられていて味を調整できるんだけど、そのままのほうが甘みのある味付けで美味しい。これだけで、十分に満足してしまう。

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今日の前菜は蟹、メインは鱈と魚系でまとめてみたのでこの地域の白ワインのグラスワインを頼む。水はレストランの雰囲気を見て、水道水で済ませてしまう場合とミネラルウォーターを頼む場合があるんだけど、今回はバドワを注文。

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前菜はカニのラビオリ“Tourteaux en ravioles”。少し酸味のあるスープが美味しい。そして、“Fenouil”(ういきょう)の食感と香りがおもしろい。

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メイン料理は、真タラ“Cabillaud”。このレストラン、メニューに書かれている料理名は素材の名前になっているみたい。

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真鱈のローストには、少し苦みを感じるシャンピニオンのソースがかけられているけど、なかなか美味しい。

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そして、つけ合わせのチーズ味のジャガイモが美味しい。

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デザートは、“Pomme Granny Smith Manzana”。クリームにリンゴを薄く切り、丸められたものが刺さっており、視覚的にもおもしろいし、なかなか美味しい。

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レストランを出て、ミラボー通りを歩き、ホテルに戻る。深夜0時20分に東京を出発して、1日目のエクス・アン・プロヴァンス町歩きが終了。エクスの町は、ガイドブックを見ても、セザンヌが過ごした町というくらいで、観光名所には乏しいのでルートから漏れてしまうかもしれない。だけど、町を歩いていてなかなか心地よい町。南フランス、プロヴァンス地方の魅力を十分に感じられるエクス・アン・プロヴァンスに、今回の旅行で訪れておいてよかった。本当に心地の良い1日だった。

「南フランスのすきま」には、ガイドブックなどで取り上げていなかったり、扱いが少なかったりして通過してしまった町の中にも、まだまだ魅力的な町があるのかもしれないなぁ。

2014年12月21日 (日)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(5)セザンヌのアトリエへ。(プジョー208との生活:プジョー208のある風景)

プジョー208との生活
La vie avec Peugeot 208

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お昼ごはんを食べて、エクス・アン・プロヴァンスの町歩きを再開。まずはサン・ソヴール教会“Cathédrale Saint-Sauveur”へ。

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教会に入ると、いつも私は座席に座り、教会の静寂を楽しむ。

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教会に入ると右手に洗礼堂と呼ばれる場所があり、ここだけ雰囲気が異なる。サン・ソヴール教会は、様々な時代様式の建物が混在していて、洗礼堂と呼ばれるこの一角だけはかなり昔のもの。

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絵が描かれた跡があるけど、いつの時代のものなのだろう?教会の中なのに遺跡を見ているような気分。遺跡って、いつの時代に描かれたもので、全体像はどのような感じだったのかなぁと想像するだけで楽しい。

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サン・ソヴール教会を出て、エクサンプロヴァンスの観光名所である「セザンヌのアトリエ」を目指すことにする。

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旧市街を出て、アトリエを目指す。エクスの町って、どこへ行っても木漏れ日が美しい。

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セザンヌのアトリエはローヴの丘を登っていく。

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ローヴの丘の中腹にセザンヌのアトリエがある。今でも、田舎道の雰囲気だけど、舗装されていない道だったら、もっと風情のある道だろうなぁ。

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そんなセザンヌのアトリエの前の道で、通りかかるクルマに目が止まる。前回、フランスに来たときよりもプジョー208やプジョー2008を多く見かける気がする。フランスで見かけるPeugeot208、Peugeot2008のボディーカラーは白が多い。

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あれ?あまり見たことのないプジョー車。508?NEWプジョー308かな?なにしろ、プジョー208のオーナーなので、プジョーをひいき目に見ているせいもあるけど、ついプジョー車が通ると反応してしまう。極端につり目になったプジョー207あたりのクルマよりも、最近のプジョーの落ち着いたデザインが好き。

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「セザンヌのアトリエ」へ入る。内部は写真撮影禁止なので、このブログで内部の雰囲気を伝えることはできないんだけど、そもそも私はガイドブックを読めばわかることは詳しくは説明しないんだけどね。2階に上がると、太陽の光が降り注ぐような天井の高いアトリエ。静物画に使われるようなオブジェが置かれている。ここで静物画を描いていたのだろう。

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アトリエの周囲は庭園になっている。

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庭に置いてあるベンチに座って、しばらく風の音を聞きながらぼーっと風景を見る。静かに風景の中にたたずむのが好き。エクスの町に来てから、木漏れ日の美しさを感じている。

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ローヴの丘を下り、再び旧市街を目指す。その途中のパストゥール通りに記念碑のようなものが立てられている。ジョゼフ・セックの彫刻“Monument de Joseph Sec”と言い、フランス革命時の記念碑らしい。フランス語のガイドツアーの団体がこのモニュメントの前で説明を受けており、よくわからないけど歴史的な史跡であるのには間違いない。

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内部は庭になっており、彫刻が並んでいる。

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サン・ソヴール教会に戻る。教会沿いの小さな空き地はカフェになっている。

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サン・ソヴール教会には12世紀のロマネスクの回廊“Cloître Saint-Sauveur”があり、ガイドツアーによる見学しかできないというので、ガイドツアーの時間に合わせて戻ってくる。

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ボランティアガイドのムッシュが、なぜか「あなたには学生の団体が去った後で詳しく説明するから残ってってね!」と声をかけられる。うーん、別に特別に説明してくれなくてもいいんだけど・・・。

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学生の団体が去った後で、回廊の彫刻が聖書の物語に基づくものであることや、それぞれの彫刻の意味などを丁寧に教えてくれる。聖書の内容を詳しく知らないと理解できない部分があって、ヨーロッパの文化を理解するためには、もっとキリスト教のことを知らなければならないし、イギリスともつながりがあり、フランスだけではなくヨーロッパ史全体をもっと知っておくべきかもしれないなぁ。

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説明を受けなければ、ただ通り過ごすだけで意味なんてわからなかったから、説明を聞いてみて、なかなかおもしろかった。30分にわたり、丁寧に説明してくれたムッシュにお礼を言い、サン・ソヴール教会の回廊を去る。

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その後は観光タイム。タピスリー美術館“Musée des Tapisseries”に入ってみる。館内撮影不可なので、内部の様子を伝えることはできないんだけど、現代でこそ、写真や印刷という手段で表現ができるけど、色鮮やかなタペストリーとして聖書の場面や出来事を残すということはすごい。ものすごく手間がかかる手段でつくられたタペストリーに感動する。

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11月のエクス・アン・プロヴァンスは、ツタが紅葉しかかっている。

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夕方に近づいていて、太陽の光が傾き、広場に木漏れ日がなくなっている。エクスの町の普通の風景が好き。

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広場にリアゲートを開けたクルマが停まるエクスの普通の風景。

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プジョー208を町の中で普通に見かけるようになっている。私が乗っているプジョー208は、フランスで普通に見かける普通のクルマ。しかも、高出力のエンジンを積んだホットモデルではなく、1.2リットルNAのエンジンを積んだマニュアル車で、フランス人が普通に乗るクルマ。そして、フランス人のようにマニュアル車でギアを駆使して、小さい1.2リットルNAのエンジンのパワーを引き出してキビキビ走るのが楽しい。

外車と言うと高い感じがするけれど、5ドアの限定車Peugeot208Envyならオートマチック車(5速ETG)で値引き前の定価が209万円。200万円ちょっとでフランス車が乗れてしまう。10年経っても国産車だと陳腐化してしまうのは否めないけど、10年乗っていてもフランス車はフランス車。逆に古いヨーロッパ車に乗るこだわりが見えるようで、古くても格好いい。13年乗ったプジョー206は大きな故障はなかったし、ぜひあなたも日本の日常で「プジョー208との生活」“La vie avec Peugeot 208”を!

Peugeot Japon
http://www.peugeot.co.jp

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町を歩いていて、ふとパティスリーを見つける。

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外からショーウインドウを見てみると、様々な大きさのタルト・トロペジエンヌ“Tarte Tropézienne”が並べられている。むしろ、タルト・トロペジエンヌしか置いないけど、専門店なのかなぁ?

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歩きながら、一番小さい「タルト・トロペジエンヌ」を食べる。気になるものがあったら立ち止まってみる。気になってしまったら食べて見る。私の旅は、一直線には進まない。

2014年12月18日 (木)

パリ発羽田行きエールフランスAF274便が飛行ルート変更?

Af274
2014年12月16日19時頃、ふと、エールフランスAF274便の飛行ルートを見ると、あれ?いつもと違う航路を進んでいる。通常、ヨーロッパから成田空港または羽田空港に向かうには、シベリア上空を飛行してハバロフスク付近から徐々に日本海に向かう。新潟付近で左に旋回して、猪苗代湖を左に見ながら、福島県のいわき付近で今度は右に旋回して、東京へ向かう。ところが、北京からソウルを経由して、静岡上空を通過し、太平洋側から羽田空港にアプローチしている。

おりしも、2014年12月17日の深夜1時に、日本上空で乱気流に巻き込まれた韓国・仁川発ダラス行きアメリカン航空AA280便が成田空港に緊急着陸しており、発達した低気圧を避けての臨時ルートなのだろうか。そうだとしたら、あらかじめ乱気流を予測し飛行ルートを変更するなんて、エールフランスもなかなかやるものだ。

そう思ったら、2014年12月17日もAF274便は前日と同様のルートを飛んでいる。天候による臨時的な対応なのか、それ以外の理由で飛行ルートを変更したのか、継続して観察していきたい。

2014年12月17日 (水)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(4)エクス・アン・プロヴァンスでお昼ごはん。

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楽しかったプレシュール広場“Place des Prêcheurs”のマルシェをあとにして、さらにエクス・アン・プロヴァンスの町を歩く。

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石畳の道を歩く。

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エクサンプロヴァンスの町は歩いているとすぐに噴水が見つかる。

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ルシェルム広場“Place Richelme”に出ると、ここでもマルシェが開かれている。

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エクス・アン・プロヴァンスはどこに行ってもマルシェ!

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ルシェルム広場のマルシェは生鮮食料品が多い感じ。ウニや牡蠣が売られている。どのような魚が並べてあるのか、どのような魚が食べられているのかを見るのが好き。

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鯛やスズキが並んでいる。レストランに行った時に困らないように、フランス語の魚の名前を覚えるのには、マルシェを歩くのがいい。フランス語で魚の名前を覚えておくと、イタリアやスペインでも似たような名前の場合が多い。

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本当にエクス・アン・プロヴァンスはどこにいってもマルシェに当たる。マルシェの雰囲気が好きな私にとっては最高に楽しい町。

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最近、地方名物のお菓子が好き。日本に持って帰ると、地方の銘菓は素朴なお菓子が多いので、よほどのフランスかぶれの人でない限りはあまり喜ばれないんだけど、私には伝統がある素朴な味が美味しい。このお菓子はなんだろう?

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このマルシェは野菜の並べ方がわりと雑多な感じ。マルシェによっては、色とりどりの野菜がきちんと並べられていて、色彩的にとても美しいこともある。そんな色彩を感じるのもマルシェの楽しみ。

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ルシェルム広場は素朴な雰囲気だけど、これはこれで楽しい。だけど、エクスのマルシェの雰囲気ってなぜかものすごく魅力的に感じるんだけど、なぜだろう?

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それはたぶん、エクス・アン・プロヴァンスの町は樹木が多くて、木漏れ日もあって、広場そのものが美しいから。

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エクス・アン・プロヴァンス、有名な観光名所は乏しいかもしれないけど、町の雰囲気全体がいい。数時間だけの滞在で、すでにエクスの町を歩くのが心地よい。ルシェルム広場を出て、再び町を歩く。

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時計台のあるエクスの市庁舎前に到着。

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市庁舎前の広場“Place De l'Hôtel de Ville”では、今度は花市が開かれている。

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本当に、どうしてエクスの町は、どこへ行ってもマルシェに当たるんだろう?エクサンプロヴァンスは町中がマルシェ!

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花市で売られている花を見るのも好き。季節が違うこともあるけど、7月に訪れたドゥブロヴニクと比較しても、国や地方によってアレンジメントが違ったりしておもしろい。

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バラの花だけで、たくさんの種類。

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市役所の裏手にある、かつてはユダヤ人街だったという広場“Place des Cardeurs”に到着。地下は駐車場になっており、歴史を感じない雰囲気。

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ここにも噴水がある。苔むした噴水だけど、なんとなく新しい感じ。

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噴水ではハトがくつろいでいる。

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レストランが並んでいる。そろそろお昼ご飯の時間かなぁ。

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広場沿いに立つレストランの1つの、レピキュリアン“L'Épicurien”というレストランに入ってみることにする。

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選択理由はミシュラン2014のシールを見つけたから。星つきのレストランではないけど、ガイドブックで紹介されているレストランだから、大きく外すことはないだろうかと思って。ミシュランを信奉しているわけではなく、ガイドブックに掲載されているということは「外さない」程度にしか考えていない。

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南仏に来たら、食前酒はパスティス。フランス到着後初めてのパスティス。

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食前酒のパスティスを飲みながらメニューを選ぶ。ランチメニューで19ユーロの盛り合わせ料理があるのでそれを頼んでみる。こういうメニューがどこでもあればいいのに。一人旅なので、相方の料理を味見するということができないので、ちょっとずつ自慢の料理を盛り合わせで出してくれた方が楽しい。

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そして、いよいよワンプレートに載った料理が運ばれてくる。パスティスはすでに飲み干し、グラスワインを注文。

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もちろん、注文した時点では“Velpoté de Panais”なんて、なにが来るんだろう?という感じ。“Écrasé Pomme de terre au thym”だって、じゃがいも料理ということしかわからない。まずポタージュから飲んでみるけどなかなか美味しい。スープが美味しいところは全体的に美味しいと思う。

右上から時計回りに料理が並んでいる。
Velouté de Panais
Brochette de Magret fumé
Saumon fumé maison
Écrasé Pomme de terre au thym
Magret de Canard Roti

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このレストランを選択して正解だったかも。久しぶりにフランスで食べるフランス料理、なかなか美味しい。ブロシェットも自家製スモークサーモンも美味しい。

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そして、鴨のローストの下にあるサラダ、貧乏舌の私には素材が特定できないんだけど、美味しい。そして、コンビーフのようなものの上に載ったじゃがいも料理が美味しい。なかなか楽しめるワンプレートランチだった。

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エスプレッソを飲んで、食後の余韻を楽しむ。

2014年12月16日 (火)

2015年1月、阪急交通社などがエジプト団体パッケージツアーを催行再開。

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かつては冬の旅行と言えば、エジプトかトルコかというくらい人気があったエジプトツアーだけど、政情不安定のためにエジプトツアーは催行されなくなってしまった。

過去に2度だけ一人で団体パッケージツアーに参加したことがある。そのうちの1つは、JTB旅物語の「トルコ大爆勝」で、もう1つは2007年12月に阪急交通社のエジプトツアーに参加したことがある。普段は団体パッケージツアーに参加せずに自分のペースで歩くのが好きなんだけど、どちらの国も個人手配旅行では移動するのが大変で、それにパッケージツアーで周遊するのが効率的で安かったから。その時にエジプトのほこりっぽい大地で見たピラミッドやスフィンクスは、今でも自分の目で見て、空気を肌で感じてみてよかったなぁと思っている。

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そんなエジプト旅行に朗報が。2015年からエジプト団体パッケージツアーが催行再開される様子。個人手配旅行で行くのは何事にも価格交渉が必要な国なので大変だけど、ツアーだったら、2007年当時のツアーだって私が最年少で定年退職後の高齢者ばかりだったので、誰でも簡単に行ける。エジプトを「まだ知らない」のであれば、一度は行っておく価値はある気がする。

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昔、「トリビアの泉」でスフィンクスの目線の先にはKFC(ケンタッキーフライドチキン)があるという話があったけど、実際にスフィンクスの視線の先にはKFCまたはピザハットがあるのかぜひ自分の目で確認してほしい。

2014年12月14日 (日)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(3)エクス・アン・プロヴァンスは町中がマルシェ!

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いよいよエクス・アン・プロヴァンスの旧市街の町歩きへ。まずは、メイン通りであるプラタナスの並木道の「ミラボー」通りを歩く。今日はマルシェが開かれていて、道の両側にお店が並んでいる。ミラボー通りのマルシェは、服などが多いみたい。

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おみやげになりそうなマルセイユ石けんが売られている。

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以前にマントンからアルルにかけて旅をしたことがあるので、その時もよく見かけたラベンダーの匂い袋。

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生地も売られている。柄の色合いがきれい。

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オリーブなどがプリントされた独特のプロヴァンス柄が美しい。

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きっと食卓にプロヴァンス柄のランチョンマットがあるだけで気分はプロヴァンス。四隅をひもで結ぶとパンを入れる器になる“Corbeille à Pain”。

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ふとミラボー通りにパティスリー“Bechard”を発見。今回の旅で最初のパティスリーを見つけてしまったら、吸い込まれてしまう。

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ショーウインドウに飾られているのはエクス・アン・プロヴァンスの名物と言えばカリソン。パリで買って帰ったことがあるけど、アーモンドのマジパンという感じであまり美味しい印象はないんだけど、本場のパティスリーで買ったら美味しいのかなぁ?

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お店の中に入ってみるとケーキが並んでいる。沢山のケーキの中から、どれにしようかとケーキを選んでいる瞬間って幸せな瞬間。

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もちろん、誘惑に負けて10時のおやつにする。エクス・アン・プロヴァンスの町歩きを開始して10分もしないうちに、早くもベンチで休憩。

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独創的なケーキも好きだけど、私が好きなのはフランスのどこのパティスリーでも置いてあるような基本的なお菓子。けっきょく選んだのは、大好きなタルト・オ・シトロン“Tarte au Citron”!

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そして、いつもならエクレールなんだけど、目にとまってしまったのはシュー・ヴァニーユ“Choux Vanille”。フランスでは生クリームの入った“Choux Chantilly”はよく見かけるんだけど、カスタードクリームの入った日本で言う「シュークリーム」って、フランスの一般的なパティスリーで見つけるのって珍しい。

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エクサンプロヴァンスの町には大小様々な噴水がある。

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そして、エクス・アン・プロヴァンスの町はプラタナスの並木道が美しく、落ち着いた町。

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もはや噴水の原型がよくわからないくらい、すっかりこけが生えてしまっている。

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でも、ちゃんと苔むした噴水からも今でも水が湧いている。

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ミラボー通りを突き当たりまで進む。

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今まで歩いて来たミラボー通りを振り返る。プラタナスの木の葉の感じもいいし、まだ町歩きを始めてから1時間も経たないけど、エクス・アン・プロヴァンスの町はのんびり過ごすのにはいいかもしれない。

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しばらく、エクスの町を風景にひかれるままに歩いて行く。高い建物はなくて、町中に緑があって、歩いていて心地よい町。

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適当に歩いていたら裁判所前に到着。裁判所前のヴェルダン広場“Place de Verdun”でもマルシェが開かれている。エクス・アン・プロヴァンスの町は、町中がマルシェ。

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プロヴァンス色の焼き物も美しい。かさばらなかったら、買っていきたいくらい。

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裁判所前のマルシェは、雑貨屋さん系。編みかご“Panier”が売られている。

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カラフルなプロヴァンスプリント、焼き物、そしてパニエ(編み籠)、プロヴァンスの名産品のすべてがかわいらしい。

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向かいにあるプレシュール広場“Place des Prêcheurs”でもマルシェ!

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プレシュール広場“Place des Prêcheurs”のマルシェは、農産物が中心。秋らしく「きのこ」が売られている。

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フランス産のセップ茸は高級品。イタリアで「ポルチーノ茸」と呼ばれている。

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セップ茸って、現物を見るのは実は初めて。

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マルシェの屋台料理の定番と言えば「パエリア」。

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訪れる季節で売られているものが違うから、果物屋さんを見るのも大好き。

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このドライソーセージ“Saucisson Sec”があれば、ワインのつまみとしてこれだけでもいいくらい。一人旅だと、ワインを買って、ホテルの部屋で飲むこともないから、最近、食べることがないなぁ。これを買って、チーズ専門店で熟成したチーズ、そしてブーランジェリーで買ったバケット(フランスパン)があれば、あとはもうなにも要らない。だれか、私と一緒に旅してくれる人はいないのかしら。フランス旅行だと勝手を知ってしまっていることもあって、おいしいものを食べるからお金かかるけど・・・。

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ジャムやチーズなども売られており、今回の旅行でまだ町歩きを始めて2時間も経たないうちに、町中にマルシェが広がる、エクサンプロヴァンスの町に魅了されている。エクスの町歩き、楽しすぎる。

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それに、エクスの町は特別な観光名所はあまりないんだけど、緑が多いせいか、とてもゆったりした気分にさせてくれる。11月中旬だけどそんなに寒くもないし、今回の旅行の目的地をプロヴァンス地方にしてよかった。

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こもれびの下でのエクサンプロヴァンスのマルシェ巡りは幸せ。

2014年12月10日 (水)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(2)エクス・アン・プロヴァンスへDroit Au But !

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2014年11月13日木曜日の早朝、パリ・シャルルドゴール空港ターミナル2F。ターミナル2Fの右側のターミナルは、かつてはシェンゲン条約外のターミナルでここから東京便が出発していた。現在、ターミナル2Fは改修されており、国内線やシェンゲン条約内のみのターミナルになっている。

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パリから乗り継ぎの次のフライトは、7:20パリ発マルセイユ行きエールフランスAF7660便。“A l’heure”「定刻通り」という表示が並ぶ出発案内を見ると安心する。

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F49ゲートはターミナルの先端部分。先端部分のベンチに座り、搭乗時間を待つ。以前に成田空港発エールフランスAF277便でAM3:50に到着していたころに比べれば、乗り継ぎ時間はだいぶ短い。

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11月のパリは6時台になってもなかなか日が昇らない。F49ゲートからエールフランスAF7660便マルセイユ行きに搭乗する。

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機材はエアバスA321。単通路型のジェット旅客機の中では多くの乗客を乗せることができる機材だけど、通路が1本しかないのでボーディング時に渋滞しやすい。早めにインターネットチェックインにて前から8列目の席を確保してよかった。

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近距離国内線の機内食は、ペストリー1つ。

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飲み物はショコラ(ココア)にしてみる。

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パリを朝7;20に出発し、9:00にはマルセイユ・プロヴァンス空港に到着。プロヴァンス地方の天気はよく晴れている。これで、今日は観光を楽しむことができそう。

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見慣れない「エア コルシカ」“Air Corsica”の飛行機が2機ほど駐機している。フランス語の“Corse”(コルス)ではなく、“Corsica”(コルシカ)と表記している。いつかコルシカ島には行ってみたいけど、パリだとオルリー空港発着なので日本からだと今ひとつ接続が悪い。マルセイユからコルシカ島に飛ぶのもいいかもしれないなぁ。旅のヒントというのは、ふとしたところから見つかる。

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フランスの空港がおもしろいところは、手荷物受取場へは到着ロビーからアクセスできてしまうこと。普通は、手荷物受取場で手荷物を受け取ってからゲートを通って一般の人の待つ到着ロビーに出ることになるけど、ゲートがない。ゲートがないと、手荷物受取場に外部の関係ない人も入れてしまうので、持っていかれることはないのかなぁ?

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さすがここはマルセイユ・プロヴァンス空港、到着ロビーにあるカフェはフランスサッカー、リーグ・アン (Ligue 1)のオランピック・ドゥ・マルセイユ “Olympique de Marseille”の青色がまぶしい。到着時から否応なしにここがパリではなくマルセイユであることを意識させられる。

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その名もOMカフェ“OM café”。

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ここは“Droit Au But !”(ゴールめがけて一直線!)と呼ばれたら、立ち寄るしかないでしょ?ここがゴールではない気もするけど・・・。

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パン・オ・ショコラとエスプレッソを。

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マルセイユ・プロヴァンス空港には鉄道駅がな いので、シャトルバス“Navette”でマルセイユかエクス・アン・プロヴァンスに向かう。無料バスでヴィトロール・マルセイユ・プロヴァンス空港駅“Gare Vitrolles Aéroport mp”まで行って在来線のTERに乗ってアルルなどに向かうなど、とにかくバスに乗るしかない。

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チケット売り場でチケットを買っている最中に、前の人が手間取っていたこともあって30分に1本しかないバスに行かれてしまう・・・。到着ロビーからバス乗り場に“Droit Au But !”(ゴールめがけて一直線!)すべきだった・・・。オランピック・ドゥ・マルセイユのカフェに寄り道したのが失敗・・・。まぁ、30分に1本出ていることは把握しており致命的な乗り遅れではないし、興味を持ったら寄り道してしまうところが私の旅。

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マルセイユ行きのシャトルバスは15分に1本と頻発している。エクス・アン・プロヴァンス行きのシャトルバスも30分に1本の間隔で運行されており、便利。

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エクス・アン・プロヴァンス行きのバスがやってきた。途中でエクス・アン・プロヴァンスTGV駅を経由して、エクス市街へ向かう。アヴィニョンやリヨンに向かうんだったら、エクスTGV駅で下車してTGVで向かうのが早いかもしれない。

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バスには定員の半分も乗っていない。エクスまでの所要時間は35分くらい。

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車窓の風景はのどかな田園風景。写真には撮れなかったけど、途中でサント・ヴィクトワール山がちらほら見 える。

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エクス・アン・プロヴァンスのバスターミナル“Gare Routière”に到着。フランスを旅するときには、“Gare Routière”という単語を知っておいた方が便利かも。もちろん、パリ通の人なんて山ほどいるのでここで取り上げる必要はないと思うけど、パリにもちゃんと長距離バスターミナル“Gare Routière”がある。さて、どこにあるでしょう?

パリの長距離バスターミナルは、メトロ3号線の終点のGallieni駅に“Gare routière de Paris Gallieni Porte Bagnolet”がある。Gallieni駅そばにはパリ市内にはない巨大スーパーマーケットのオーシャンもあるので、ちょっとおもしろい。

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11月のプロヴァンス地方は、紅葉している樹もある。晴れていることもあり、エクス・アン・プロヴァンスの町はごちゃごちゃしておらず清々とした印象。

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エクスのバスターミナルはかなり大規模で、10分おきにマルセイユ行きのシャトルバス“Navette”が出ており、マルセイユと行き来するなら鉄道よりも便利。また 、高速道路が近くを通っており、エクスからニース行きのバスが出ていたりするのは、今後の旅のヒントとしては記憶しておくべきことかも。

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バスターミナルを出て、旧市街に向かおうと角を曲がると目の前にホテルがある。このホテルこそ、今日宿泊するホテル・ロトンド“Hotel Rotonde”。午前11時 前なので、チェックインはできずにスーツケースのみ預かってもらう。

ホテル ロトンド
Hotel Rotonde
http://www.hotel-rotonde.com

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今回のホテルは、スーツケースを転がしていくのが面倒なのでバスターミナルに最も近いホテルを選択。事前に地図をみて想像していた距離よりもだいぶ近い。ということは、エクス・アン・プロヴァンスの町自体がそんなに大きくないのかもしれない。大きな荷物から解放されてしまえば、さっそくエクスの町歩きがスタート。

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ホテルのすぐ横は果物屋さん。気になってしまうと立ち止まってしまうので、なかなか“Droit Au But !”というわけにはいかない。パスを繰り返し、徐々にゴールに向かっていく。

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へぇ、サボテンの実が売られている。その左にあるリンゴ は、“Pomme Fuji”と書かれているけど、りんごの「ふじ」がフランスでも栽培されているということ?

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町の入口にあるのはドゴール広場。ドゴール広場に面してショッピングセンターや観光案内所もあるけど、立ち寄らずにまずは町の雰囲気をつかむために町を歩いてみることにする。

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広場の中心には3人の女神が立つ大噴水ロトンド“La Rotonde”がある。ここからエクス・アン・プロヴァンスの旧市街は始まる。

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エクスのメインストリートであるミラボー通りを目指す。

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プラタナスの並木が美しいミラボー通りだけど、なんだかガイドブックで見る写真と雰囲気が違う。もしかして、マルシェが開かれている?ちゃんと調べてないで旅をしている私が悪いんだけど、エクスの町は火曜日、木曜日、土曜日と隔日でマルシェが開かれているみたい。けっこう大規模なマルシェかもしれない。マルシェを見つけてワクワクしながらエクス・アン・プロヴァンスの町を歩く。

2014年12月 8日 (月)

南フランス・プロヴァンス一人旅1日目(1)プロヴァンス旅行のはじまりはパスティスから。(深夜0:30羽田発エールフランスAF293便でパリへ)

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2014年11月12日夜、普段通りに仕事をしたあとに品川駅近くにあるオーバカナル“Aux Bacchanales”高輪店へ。

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今日はフランス・ナンシー大学に留学歴を持つ大学院の指導教授と2人で食事をする約束。

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これからフランスに旅立つというのに、ムール貝のワイン蒸しを頼んでみたり。

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さらにはポトフを頼んでみたり。出発前から教授とすっかり東京でフランス気分。

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そして、オーバカナル高輪店は「パスティス51(サンカンティアン)」が置いてある貴重なお店。そもそも、私が「パスティス」を知ることになったのは目の前にいるフランスに留学歴を持つ指導教授のせい。なぜか、この教授のこだわりがパスティスは「パスティス51(サンカンティアン)」の銘柄。たしかに、フランスではパスティスの中でも大衆的なお酒だけど、なぜか日本ではほとんど流通していない。まぁ、私にはリカールとそんなに味に変わりがない気がするんだけど・・・。

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教授と品川駅で別れる。

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品川駅から京急線に乗って羽田空港に向かう。ここで、まさかの出会いが!

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京急線なのに、京成線からの直通電車で車両が京成線で「京成パンダ」と再会。京成パンダに見送られ、これから日本を発つ。

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羽田空港に到着。チェックインカウンターを目指す。

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エールフランスのカウンターはどこなんだろう?あれ?エールフランスAF293便に黄色い表示が・・・。

まさかの欠航?と思ったら欠航便はカタール航空11/13深夜0:15発ドーハ行きQR811便。エールフランスAF293便にも黄色い文字が表示されておりドキッとしたけど時刻変更だった。さすがにエールフランスは9月に大規模すぎるストライキを実施してしまったので、しばらく労働組合もおとなしくしているだろう。しかし、ストライキを実施するのはエールフランスばかりではない。SNCFだっていつストライキを起こすかわからない。以前に11月にパリのメトロのストライキに当たったり、エールフランスのストライキに当たったり、実は11月のフランス旅行は予定通りに行かない危険性があると今でも思っている。

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今日は仕事をしてから羽田空港に向かったので、そのような時はJALABCでスーツケースをあらかじめ空港に送ってしまう。私の持つクレジットカードは、プライオリティパスだけではなく空港宅配サービスが何回でも往復ともに無料。

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ちょうどJALABCのカウンターから近いLカウンターがエールフランスのカウンター。グランドハンドリングは、JALでも大韓航空でもないみたい。

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すでに前日にインターネットチェックインを済ませているので、荷物のみをドロップオフ。

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すでにクリスマス仕様なのか、羽田空港国際線ターミナルのイルミネーションが美しい。

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和風の休み処でチェックインカウンターを眺めながら一休み。羽田空港国際線ターミナルでは、混み合っているカードラウンジしか使えないので、出発前にのんびりできない。

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前回のシンガポール行きJL35便と同様に、新しく増築された部分のゲートなので遠い。この先には待合室もない様子だけど、まさかここまで歩かされたあげくに沖止めでバス!?

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遠いと思ったら、141番ゲートは最も遠い一番奥のゲート。

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待合室もないと思っていたら、エスカレーターを下ったところにあった。

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エールフランスAF293便羽田発パリ行きの機材はボーイング777-200ER。たしか、10月26日から新シートになっているはずの機材だけど、外装の“AIR FRANCE”のロゴは旧字体。機材の関係で今日は旧シートなのかなぁ?

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定刻より10分早めの0:20発。最低宿泊日数のことを考えると、日付が変わる前に出発してくれた方が私のような弾丸旅行は組みやすいんだけど、成田空港発パリ行きエールフランスAF277便とは違って、この時間の出発は仕事を終えてから余裕を持って羽田空港に迎えるし、パリ到着が早朝5:30なのでありがたい。AF277便でパリに深夜3:50に到着しても、ラウンジを使えない身分だと乗り継ぎ便までの時間をつぶすのが大変だったから。

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飛行機に乗り込むと、ウェブなどで宣伝されている通り、エコノミーシートが新シートになっている。

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今までの小さな個人用モニタと違って、ようやく他の航空会社に追いついた。

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さすがに更新されたばかりの最新式のシートなので、個人モニタは“AIR FRANCE touch”とタッチパネル式。

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コントローラーは廃止されており、ライトのオンオフ、オテスへのコールもタッチパネル式に統一。

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離陸後、夕食の時間。いつもの通りなのでもはや写真に撮らなくてもいいけど、私が頼む食前酒はパスティス。今回は、マルセイユにも立ち寄るので、いつも以上に気分はパスティス。すでに、高輪のオーバカナルで飲んでいるので今回の旅行で2杯目のパスティス。

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エールフランスの機内食は一応コース料理になっている。

(前菜)ポテトサラダ、野菜のブリュノワーズ
(メイン)豚肉のブレゼ、パプリカソース。ローストポテト、にんじん、さやいんげん。
(チーズ)カマンベールチーズ
(デザート)レモンケーキ

うーん、昨年2013年10月にランドック地方に行ったときとメニューが同じ・・・。ちなみに、みそ汁はリクエストすれば和食のチョイスでなくてももらえる。大昔はガラス製の小さいワイングラスが載っていてエールフランスらしくて好きだったし、少し前まではコーヒーカップもちゃんと載っていたけど、だいぶ合理化が進み、食器もなにも全部使い捨てになってしまったけど。

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日本で積んだ機内食はどの航空会社も大きく外すことはない気がするけど、やっぱりエールフランスの機内食はエコノミーの中ではましなほうかも。ローストポテトが、ちゃんとローストされていて美味しい。

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そして、食後は私の中では定番の、食後酒のポワールを飲んで、ぐっすり寝てしまう作戦。最初にヨーロッパに行ったときには12時間が苦痛で仕方がなかったけど、夜便だと熟睡はできないけどそれなりに休めてちょうどいい。

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飽きたら、個人モニタのオンデマンドシステムで映画を見ればいいし。エールフランスの楽しみは、フランス映画が見られること。映画って英語字幕があればなんとなくは理解できるから、日本に来ないフランス映画を見ることができるし、エールフランスに乗ったら、あえて日本語字幕のないフランス映画を見るのがおすすめ。だけど、最後に、もやもやとした終わり方をするのが定番。

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到着2時間前くらいに、昨年2013年10月と変わりがない朝食。前回も同じ話をしたと思うけど、コールドミールでいいからハムとチーズをパンにサンドイッチにして食べるのが好きだったなぁ。

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ランスやアミアンの地名が出てきたと言うことは、もうすぐ到着。さすがに新しいシステムは、いろいろなビューを楽しめる。

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コックピットビュー。プロヴァンという地名が見えると言うことは、西側から回り込んで、パリ・シャルル・ド・ゴール空港にまもなく着陸。

2014年12月 6日 (土)

初めての秩父夜祭2014(後編)

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秩父神社の参拝の列に並ぶ。さすがに参拝するのには列ができており、なかなか社殿に近づけない。

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今度来るときには、せっかく武甲山の男神と秩父神社の女神妙見様との逢瀬の日に、一人で来ることがないように神様に祈る。ふと、あまりにも本殿の社殿の彫刻が立派なのに気がつく。思わず見入ってしまうほど、彫刻がすばらしい。あとで調べた情報を掲載すると、秩父神社のウェブサイトから引用すれば「天正20年(1592年)に徳川家康公が寄進されたもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財に指定されています」とのこと。へぇ、徳川家康の時代に建てられた本殿なんだ。

※秩父神社
http://www.chichibu-jinja.or.jp

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右側面にある「つなぎの龍」には、左甚五郎作という看板が立てられている。左甚五郎って、日光東照宮の「眠り猫」などで有名な左甚五郎?

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日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎の彫刻が秩父神社にあることを恥ずかしながら今日初めて知る。徳川家康が絡んでいるとすれば、日光東照宮と同等の彫刻があるのかなぁ。こうなると本殿の四面の彫刻を見たくなってきた。

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背面に進むと、「北辰の梟(ふくろう)」とう看板がある。フクロウなんてどこにいるんだろう?

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ものすごく小さい彫刻で「北辰の梟」は、体は本殿に向いているのに、頭は反対側の「北辰」を向いて、昼夜を問わずに守っているのだという。

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最後に本堂左側に進むと、「お元気三猿」と呼ばれる彫刻が。先ほどの秩父神社のウェブの説明を見るととても興味深い。

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徳川家康が寄進した秩父神社の本殿だけど、同じ徳川家由縁の日光東照宮の三猿が「見ざる・言わざる・聞かざる」なのに対して、この秩父神社の三猿は、「よく見て・よく聞いて・よく話す」という「お元気三猿」なのだそうだ。「お元気三猿」のことなんて知らなかった。なんだか、埼玉県人なのに今まで秩父に来ても素通りしていて秩父神社のことも知らずに人生を過ごしてきたことが恥ずかしくなってきた。

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秩父神社を出ると秩父鉄道秩父駅に出る。秩父駅前の広場は露店が建ち並んでいる。

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ホットワインが気になるけど、シナモンなどを入れている様子はなく、ただの熱燗にしたワインみたいだけど、美味しいのかなぁ?フランス風のヴァンショーなら飲むんだけど・・・。

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日が沈むと寒くなってきて、ガソリンを入れないとやっぱり寒すぎる。今度は、「秩父錦」の熱燗。秩父の酒は熱燗にしても切れがあってうまい。

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秩父駅前通りにて屋台を見物することにする。交差点で山車が直角に曲がるのを見るのがおもしろい。屋台が前に傾き、その間に向きを変えるのがよく見える。

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まずは「本町屋台」がやってきた。屋台って、夜の姿の方がより力強く見える気がする。やっぱり秩父夜祭りは平日のせいか、人でごった返しているわけではなく、普通に最前列で屋台を見ることができる。

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「秩父駅入口」の信号は屋台がぶつからないように直角に曲がるようになっている。パンフレットを見ると、もっとすごいことが書かれていて、クライマックスの「御旅所」に登る団子坂の手前に秩父鉄道の踏切があるんだけど、秩父夜祭の時には屋台が引っかからないように電車の架線が取り外せるようになっているという。もちろん、電車は運休。

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さらに交差点のそばのポジションに移動する。屋台が見られる場所に簡単に立つことができるので、秩父夜祭を間近に見ることができる。同じ埼玉県の川越祭よりも、より近くで迫力ある屋台を見ることができる気がする。

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次にやってきたのが「上町屋台」。屋台の装飾がそれぞれ異なるし、おもしろいのは曲がるときの曳き手の陣形が町によって微妙に異なる。

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続けて「中町屋台」がやってきた。曳き手は、けっこう若い女の子が多い。都市の中心部は高齢化が進むことが多いけど、秩父は若い人で活気があふれているのかなぁ。それか、どこかの学校から助っ人として動員されているのかなぁ。

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方向転換を見るのがおもしろい。交差点で徐々に向きを変える。

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向きを変えたら、再び、曳かれる。

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屋台に近い場所で引っ張る男衆は体全体で屋台を引っ張っており、迫力がある。近くで見る屋台の曳き廻しは迫力があっておもしろい。それに平日の夜に行われるためか、秩父駅前は動けないほどの混雑ではなく、簡単に道路沿いのポジションが確保できる。きっと、何度も来ている人なら、もっと迫力があるポジションを知っているのかもしれないなぁ。

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秩父駅前通りを通過する屋台もこれで終わりのようなので、花火を見るために国道140号線を目指して移動する。

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秩父の露店は「上州焼きまんじゅう」の屋台を多く見る気がするのは気のせい?

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お好み焼きの屋台を見て、規則的に並ぶお好み焼きがなんとなく芸術的に感じてしまう。

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大鍋で煮られている町内会の出店のモツ煮もおいしそう。

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歩いているとイベントがあちらこちらで開催されており、猿回しのイベントをのぞいてみたり。

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だいぶ西武秩父駅の近くまで歩き、団子坂そばの町内会の出店の上州焼きまんじゅうが美味しそう。

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今日は飯能で味噌付けまんじゅうを食べたのに、秩父で上州焼きまんじゅうを食べる。あんの入っていないまんじゅうだけど、甘辛い味噌が香ばしくて美味しい。秩父は、上州焼きまんじゅうの屋台が多いけど、群馬県からつながる焼きまんじゅう文化の地なのかなぁ?

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7時半をまわると花火の打ち上げが始まる。秩父の澄みきった空に輝く花火の光、花火の音はなかなか美しい。冬の花火もいいじゃない。

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三脚も持っていないので手持ちでの撮影には限界があり、もっと大きくてきれいな花火も上げられていたんだけど、花火撮影をするには三脚がないと難しい。花火コンテストの作品が打ち上がると、見たことのないような大きな花火でかなり感動的。だけど、隣に肩を寄せ合う連れがいないとやっぱり寒い・・・。

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一人で見る花火は寒くなってしまったので、早くも20時半には西武秩父駅に向かい各駅停車飯能行きに乗って家路につくことにする。飯能まで座れないほど混んでいるかと覚悟していたら、全員が着席できるくらいで空いていてちょっと拍子抜け。賑わっているんだけど、身動きが取れないほど人があふれてごった返しているわけではなく、わりと自由にお祭りの全体が見られるし、秩父夜祭は初めてでも楽しめるお祭りかも。花火を22時まで見ずに途中で切り上げれば、電車も混んでいないし、また来てもいいかも。

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西武秩父線はクロスシートになっている。窓際の席に座り、ほとんどクルマが走っていない国道299号線を見ながら飯能へと向かう。渋滞している様子はないので、クルマでも大丈夫だったかもしれないなぁ。車窓を見ながら考える。地元であっても「まだ知らない」場所はたくさんあって、先入観や偏見を捨てて町を感じようとしたときには、新鮮な新しい発見が見つかる。行ったことにある人にとっては、「そんなことも知らなかったの?」というような内容になってしまったけど、秩父神社の彫刻がすばらしいものだと今まで知らなかったことが恥ずかしいくらいの私にとっての発見があり、今回の秩父への小旅行はおもしろかった。

「まだ知らないどこか」は遠くヨーロッパにあるとは限らない。新鮮な気持ちで町を歩いたとき、自分の住んでいる町だって「まだ知らないどこか」になる。案外、自分の住んでいる町や近隣の町って、知っているつもりでちゃんと自分の足で歩いたことがない。海外旅行に行けなくても、「まだ知らないどこか」を探す旅に出てみてほしい。きっと、今まで通り過ぎていた場所に、見逃していた新たな発見があるはずだ。(秩父夜祭編おしまい)

2014年12月 4日 (木)

初めての秩父夜祭2014(前編)

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2014年12月3日水曜日、飯能駅北口。たまたま、仕事が休みだったので、埼玉県人のくせに行ったことのない「秩父夜祭」に行ってみようと思い立つ。埼玉県西部に住んでいながら、どうしても12月の秩父は寒そうなイメージがあって、秩父夜祭には行ったことがない。そして、そもそも秩父に電車で行くことがない。たぶん、高校の遠足で浦山口に行くのに西武秩父線に乗って以来、実に25年間も秩父まで電車で行ったことはない。だって、秩父へは国道299号線をクルマで走って行くものだから。

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西武秩父行きの電車が30分に1本なので、時間つぶしに飯能駅周辺を散歩することにする。丸広百貨店飯能店はもはや東飯能駅に移転しておりかつての場所には存在せず、平屋建てのスーパーになってしまっている。

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せっかく飯能に来たのだから、飯能名物「味噌付まんじゅう」の新島田屋へ。

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中に1つだけテーブルがあったのでイートイン。

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味噌付まんじゅうは、焼いた酒まんじゅうに味噌のたれをからめる。味噌をつけたあとは焼かない。

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飯能市街もまず歩くことがないので、ちょっと楽しい。車で走るのと、歩いて町を歩くのとでは感じ方が全然違う。

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飯能高校の高校生の集団のあとについて、きっと飯能駅への近道に違いないと思って細い路地を歩いてみたり、ほんの少しの飯能散歩もなかなか楽しい。

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飯能駅から西武秩父までは特急で40分、各駅停車で50分と実質的には10分くらいしか変わらない。さすがに池袋からの直通列車の14:12発西武秩父行きの特急は満席。

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満席になる前にレッドアローの特急券を購入しておいたので、特急レッドアローで西武秩父へ。特急レッドアローには大きな欠点があって、座席の向きが池袋駅から進行方向に向いているんだけど、西武秩父に向かうには飯能駅でスイッチバックするために、西武秩父駅までずっと後ろ向き。ガラガラだったら、もちろん座席を進行方向にひっくり返せばいいんだろうけど、さすがに満席なのでそうはいかない。

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武甲山が見えてきたら、秩父はもうすぐ。

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西武秩父駅に到着し、駅前広場はお店がいっぱい出ていて楽しい。

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駅前では祭り囃子の生演奏がされており、BGMもお祭り気分。

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なぜプジョー208で来なかったかと言えば、お祭りの道路規制と駐車場がよくわからないのと、お酒が飲めなくなるから。屋台をのぞいてみると武甲正宗の熱燗に、ホットワインかぁ。

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さっそく、武甲正宗の熱燗を飲んで体を温めることにする。クルマを自宅に置いて西武秩父線で来て正解。

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西武秩父駅前の観光案内所でもらったパンフレットで初めて秩父夜祭の概要を知る。秩父神社に祀られている女神妙見様と武甲山の男神が1年に1度、秩父神社と武甲山を結ぶ線上にある「御旅所」で逢い引きをするというお祭。その「御旅所」に向かうこの団子坂という坂を山車が登るのが秩父夜祭のクライマックスらしい。たしかに、人が引っ張ってこの坂を登るのは大変かも。

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「御旅所」は広場になっており、観覧席は有料。一般の人が立ち入れる場所もあるけど、すでに15時台から三脚を立てて陣取っているカメラマンがおり、かなり気合いを入れて早くから場所取りをしないとそのクライマックスシーンは見られない。

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石灰石が掘り出される前の武甲山は、もっと男らしい山だったんだろうなぁ。

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「関東甲信越で有名な」珍達そばが気になってしまう。しかも、中途半端な「関東甲信越」で有名な珍達そばって!?どうしても、食べてみたことのない名前の食べ物を見ると気になってしまう。中途半端な時間だけど、ここは入ってみるしかないでしょ?

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700円の珍達そばを注文。小さなお店なのに、先に食券を買うとのこと。どこかに券売機でもあるのかと思ったら、赤い小さな紙切れが食券らしい。

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そして、珍達そばが運ばれてくる。ネギと豚肉が煮込まれており、ごま油が香るスープに極細麺で、なかなか美味しいじゃない。絶対にたまに食べたくなる味。たしか国道299号線の横瀬あたりにも「珍達そば」を見たことがある気がする。たまに食べに来ようかな。

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秩父神社に向かって歩いてみることにする。お祭りとあって、露店も出ているし大勢の人。クルマで来ると町を歩くことがないから、埼玉県人でありながら、初めての秩父町歩き。

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和菓子屋さん「菓子処わたなべ」で、ふと「すまんじゅう」が気になる。「すまんじゅう」って、なんだろう?見た感じは「酒まんじゅう」そのものなんだけど・・・。どうしても興味を持ってしまったものは買ってみる。自宅持ち帰り用に5つ入りの「すまんじゅう」を購入。

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すると、七輪で焼かれていた「すまんじゅう」をひとつもらう。全員にあげているわけじゃないのに、なぜ私にだけくれたんだろう?焼き色が入った焼いたすまんじゅう、甘さ控えめのあんがなかなか美味しい。だけど、珍達そばを食べたあとなので、すっかりお腹がいっぱいに・・・。

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ものすごく大きな「ししゆず」。どうやって食べるのだろう?

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細い路地にはお店や露店が並び、楽しい。なかなか、一人でお祭りに行くことがないからなぁ・・・。

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たった1本の路地を歩いているだけなのに、秩父には新しい発見がいっぱい。お肉屋さんの安田屋さんの売りの「味噌漬」も気になってくる。猪肉や豚肉をみそ漬けにしたものだけど、考えただけでも美味しそうじゃない。フランスの町歩きはしょっちゅうしているくせいに、今まで秩父の町歩きをしてこなかったことを後悔し始める。

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安田屋の角を曲がった古びた建物の「パリー」ってなんだろう?「パリ」ではなく「パリー」って、どういう意味でネーミングしたんだろう。「お食事処」や「ラーメン」というのぼりがあるから食堂?

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レトロな雰囲気を演出しているのか、本当にレトロな食堂なのか。「パリー食堂」、いつかここで食事をしてみるぞ。町歩きは、なにもヨーロッパに行かなくともどこでも楽しめる。今回の場合、ただ「秩父夜祭」を見てみたいという単純な動機で来ているので、秩父についてなにも下調べをしていないから、逆にとても新鮮に町歩きを感じる。先入観を脱ぎ捨てて、町を新鮮な気持ちで楽しむということが大切な気がする。「まだ知らないどこか」は、なにも海外にあるとは限らない。身近な町だって、偏見や先入観を捨てて、新鮮な気分で探検すればきっと新しい発見がある。

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冬の金魚すくいって、どうなんだろう?

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秩父神社の前に到着。お囃子を楽しむ。

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6基ある屋台・笠鉾のうちの「下郷笠鉾」が展示されている。

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秩父神社の境内の中に入ると、「中近笠鉾」と「宮地屋台」が展示されている。これらの屋台が市内を曳き回されるのを考えると楽しみ。

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秩父神社境内では神楽を見ることができる。そして、秩父神社に参拝することにする。今日は、せっかく武甲山の男神と秩父神社の女神妙見様との逢瀬の機会なのに、一人で秩父神社へ。(後編に続く)

2014年12月 2日 (火)

南フランスのすきま -5年がかりの南仏めぐり-

2014年10月下旬になって11月の勤務シフトを見てみると、11月に6日間の空白をつくることができそう。いつものように、旅行に行けそうな仕事と仕事の隙間を見つけたのは出発の2週間前。私の場合は、先に目的地があって旅行を組むのではなく、出発ぎりぎりになって見つけた隙間に合わせて目的地を決めている。休みが先に決まって、目的地を考えて、すぐに旅行の手配を始める。

今年はドゥブロヴニクに行ってしまったので、新しいディスティネーションの下調べができている場所がない。うーん、ラッフルズホテルに泊まるシンガポール旅行で、ホテルでのんびり過ごす楽しさも味わったから、ビーチリゾートにしようかな。実は、最初に狙ったのはビーチリゾート。具体的には、南太平洋に浮かぶフランス領のニューカレドニア。

だけど、ヌメアだけではおもしろくないので、イルデパンやウベアに行くにはぎりぎりの手配だと厳しいし、けっこうなお値段。それに「天国に一番近い島」のように感動的な風景だったら、やっぱり感動を共感できる連れがほしい。そして、やっぱりぎりぎりの手配だと空港からの送迎つきの格安パッケージツアーも締め切ってしまっており、残念ながらもう少し準備が必要と判断し、断念する。ニューカレドニアは、少しだけ下調べをしたんだけど新婚旅行の候補のためにとっておくことにする。

あまり下調べがなくて行ける場所となるとフランスしかない。それに、私はいっぺんに長期間の休暇が取れないために、毎年少しずつフランスを旅している。特に南フランスについては、2009年から4回に分けて周遊している。フランス地方の旅のいくつかの候補の中で、のんびりするにはやっぱり南フランスかしら。

最初に南仏を訪れたのは、このブログに旅行記は掲載していないんだけど2009年2月にマントン、モナコ、エズ、ニース、サンポールドヴァンス、ヴァンス、マルセイユ、アルルあたりを周遊している。

2回目は翌2010年2月に、これもこのブログには掲載していないけどトゥールーズを拠点にカルカッソンヌ、ルルド、ポーを周遊。

そして3回目は2011年を飛ばして2012年2月に、このブログでも紹介しているとおり、スペイン・バスク地方からサンジャンドリュズ、バイヨンヌ、ビアリッツ、サンジャンピエドポー、ボルドーを訪れている。

さらに4回目は昨年2013年10月にスペイン・カタルーニャ地方から、コリウール、ペルピニャン、セート、モンペリエ、ニームを訪れている。

この4回の南フランス旅行で、イタリア国境に近いマントンから、地中海沿いにスペイン国境までつなぐことになるし、ナルボンヌから分岐して、ピレネー山脈沿いにカルカッソンヌ、トゥールーズ、ルルド、ポーを経て、大西洋のバスク地方まで達している。イタリア国境から大西洋側のスペイン国境まで、これでほぼ南フランスを横断したことになる。

だけど、気になっていることがある。それは、プロヴァンス地方のエクサンプロヴァンスとアヴィニョンのあたりに「すきま」があること。ニームとアルルは訪れているけど、惜しいことにアヴィニョンは抜かしてしまっている。今回はこの「すきま」を埋めてしまい、2009年2月から5年がかりの南フランス横断旅行を完結させてしまおう。そんな思いで、今回のディスティネーションを決定する。決まってしまえば、あとは航空券を手配するだけ。11/13出発の航空券を手配したのは2週間前の10/29。ルートやホテルはあとから考えればいい。

(行き)
11/13 AF293 HNDCDG 00:30 05:30
11/13 AF7660 CDGMRS 07:20 08:45
(帰り)
11/17 AF7671 MRSCDG 19:20 20:50
11/17 AF274 CDGHND 23:25 19:25+1

※AF=エールフランス HND=東京羽田 CDG=パリ MRS=マルセイユ

今回はオープンジョーを使わずに、マルセイユへの単純往復。ターキッシュエアラインズの夜便も検討したけど、現地での滞在時間を最大にできるエールフランス深夜便で手配する。11月は、2008年11月にエールフランスのストライキに当たって痛い思いをしているけど、今年は9月に大規模すぎるストライキを打ったばかりだから、大丈夫でしょう。

ということで、今回のディスティネーションは南フランス、プロヴァンス地方へ。

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