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2013年12月

2013年12月29日 (日)

初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅3日目(5)ペルピニャンのレストラン、鯛のシャンピニオンソースで幸せ気分。

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そろそろ夕方になるので、一度、ホテルに戻ろうと思うけど、ペルピニャン駅から市街地まではけっこう歩くので、今日はもうたくさんは歩きたくない。駅前に行くバスはないのかなぁ?と思ってバス停に立ち寄る。

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路線図を見ているとPerpignanTGV行きのバスが走っていることがわかる。TGVというのは近代的な駅舎のほうだから、このバスに乗ればホテルの前までバスで行けるはず。

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ということで、バスに乗って料金を支払い、歩かずにバスでホテルに向かう。

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無事に見慣れたペルピニャンTGV駅に到着。

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横断歩道を渡ると駅からすぐの場所に激安スーパーLiDLを発見!LiDLを見つけると、私はスーパーで売っていて大量生産されている商品は、たいていここで調達している。

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コンフォート ホテル サントル デル モ ペルピニャン“Comfort Hotel Centre Del Mon Perpignan”のフロントで、午前中に預けている荷物を出してもらい、チェックイン。この旅行中で一番広い部屋で、デザイン的にも凝っていてモノトーンの内装。

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シャワーオンリーで、ガラスで仕切られている最近のタイプ。とても近代的な大型ホテルでビジネス用途も多いはずなんだけど、部屋の位置が悪いのかWifiがものすごく弱く、大型ホテルで、今回の旅行で一番ビジネス用途向けのホテルなのに、部屋ではインターネットにつながらない。Wifi接続をしたければ、ロビーまで行かないと確実につながらないのはちょっと残念。

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部屋のクローゼットに着替えをつるしたり、ホテルの部屋を自分の部屋にしたあとは、おみやげを調達するためにLiDLに向かう。LiDLのレジでは、若い男性2人組が、キャッシュカードが通らなくてもめているけど、雰囲気だけで判断してはいけないけど、どうみてもカードを止められているか、本人のカードではない雰囲気。反面、前の人がトラブルで時間をかけていても、様子を観察しながら列に並んで待っているフランス人ってすごい。

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ホテルに戻り、今回調達したものを確認。自分用のおみやげは、小さなパティスリーなどの自家製のものやその場でしか売っていないものを選ぶんだけど、大量生産されているものならばLiDLのもので十分おいしい。モノプリだとこの値段だと1つしか買えないガレットクッキーが、なんと2個で0.92ユーロ。しかも、自分でも食べているけど、普通に美味しい。

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エスカルゴ・プラリネチョコは、箱に入っていて1.99ユーロ。ちゃんと“Fabriqué en France”と書かれているのに、1.99ユーロ。まぁ、私はおみやげというのはフランスに行けばフランス製のものと基本的に考えているので、どんなに安くても“Fabriqué en France”と書かれていなかったら買わなかったけど、これも日本に帰ってから食べたけど、普通に美味しい。

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ホテルを出てペルピニャンでの夕食を食べに行く。駅前食堂が3軒くらいあるから、そこで食事を済ませてしまおうか。でも、お昼ごはんは簡単なものだったので、ちょっといいレストランに行きたい気もする。だけど、市街地まで行くのも歩いて15分くらいかかるので遠いしなぁ。

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でも、夕暮れの旧市街の風景も見てみたい気もするし、駅前通りを歩いて市街地中心部を目指すことにする。

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夕暮れのカスティエ門。今日、ペルピニャンを歩いてみて、レストランもチェックしていたんだけど、私の探し方が悪いのか、良さそうなレストランを見つけられていない。それに、今日は月曜日なので、実はちゃんとしたレストランはお休みの場合も多い。カスティエ門から、レストランぽい建物をのぞいてみる。

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バス運河“La Basse”沿いに、やっと見つけたレストラン“La passerelle”。ちょっと高いけど、もう歩きたくないし、見た感じは良さそうな感じだし、月曜日にやっているレストランをこれ以上探すのが面倒なので入ってしまうことにする。
La passerelle
http://www.restaurant-perpignan-lapasserelle.com/fr_FR

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メニューを見ると、前菜とメインを2品頼んでもそれなりのお値段。普段は飲み物も込みで40ユーロくらいで考えているので予算オーバーだけど、東京で忘年会に友人と行っても5000~6000円を支払うんだから、今日は奮発して53ユーロのコース料理を注文。高い航空券を購入してヨーロッパに行けるんだから、ここは1000円や2000円程度の予算オーバーはケチらない。

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お任せコースなので、料理の名前は言われたけど、私はいつも正確には聞き取れていない。まずはアミューズとして温泉卵のような半熟卵。

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前菜はいかの炒め物。いかの炒め具合もおいしいし、にんじんとズッキーニの食感がおもしろい。

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そしてメインは鯛のシャンピニオンソース。魚の仕上がりもいいし、このソースが最高に美味しい。

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この魚料理、幸せに感じるくらい最高に美味しい。「美味しいなぁ」と一人で感動しているけど、共感できる人が隣に誰も居ないのがちょっとさみしい。

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口直しにソルベ。

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デザートはエクレール。

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最後はエスプレッソでしめる。53ユーロの夜のおまかせコース料理、幸せを感じるおいしさだった。ペルピニャンのレストランは事前に調べてないし、灯りを頼りに適当に見つけたレストランのわりには大正解かも。

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19時半にスタートして、2時間の食事をして21時半を過ぎていた。コース料理を頼むので当然だけど2時間かかる。なかなか、幸せを感じる2時間だったなぁ。53ユーロでも幸せな気分にさせてくれたから大満足。夜のカスティエ門が見える。夕方は賑やかだったのに、人通りが少ない。

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ギャラリーラファイエットの前にあるバス停で時刻表を見ると、もうバスはない。タクシーを呼んでもらえば良かったかなぁ。大通りは人通りが少ないけど、そんなに危険な感じはしないので、またしても15分ほど歩いてホテルに戻ることにする。カタローニュ広場“Place de Catalogne”から駅前通りに入ると、駅前レストランで食事をしたり、飲んだあとに帰る人がいたり、人通りがあるので安心。

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ホテルに無事戻り、ペルピニャン観光は終了。独特の町の雰囲気で、ペルピニャンの町歩き、なかなか楽しかったなぁ。これで旅の3日目が終了。

2013年12月26日 (木)

初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅3日目(4)ペルピニャン、マジョリク宮殿へ。

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観光案内所でもらった地図を見ながら、ペルピニャン観光を続ける。まずは、バス運河沿いにあるカスティエ門“Le Castillet”。門があるということは、以前はここには城壁があり、ここがペルピニャンの城塞都市の入口だったということ。

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門の雰囲気を見るとフランスっぽくない。どちらかというとジローナやフィゲラスの町と似ている雰囲気で、17世紀まではペルピニャンはフランス領ではなかったことを実感する。

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ペルピニャンのギャラリーラファイエットを発見。ということは、このあたりがショッピング街の中心に違いない。

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再び、カスティエ門をくぐり、旧市街へ向かう。大きな木の下はカフェになっており、なかなか雰囲気がいい。ここでお昼ごはんでもよかったかも。

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次の目的地はペルピニャンで一番大きな教会を目指す。1324年に建設が始まったサン・ジャン・バプティスト教会(サン・ジャン大聖堂)“Cathédrale Saint-Jean-Baptiste de Perpignan”。

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この教会、鐘楼がおもしろい。鐘楼はジローナのカテドラルと同じように片方にしか鐘楼がない。

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外観からはわからなかったけど、天井を見上げる限り、教会はゴシック様式。

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教会に入ると、椅子に座り、旅の平穏を祈りながら、静寂を感じる。

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この教会の周囲の建物は、カラフルな色彩ではなく、町の雰囲気としてはフランスっぽい。

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サン・ジャン・バプティスト教会の横は、カンポ・サント“Campo Santo”と呼ばれる場所。

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だけど、どこから中に入るのかがわからない・・・。

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再びカラフルな建物が並ぶ町並みを歩く。

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頭の中にペルピニャンの町の全体像ができあがっているので、もう迷わない。

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“Casa Xanxo”と呼ばれる16世紀に建てられた“Bernet Xanxo”さんの家。

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観光案内所でもらった地図に載っているもう一つの教会“Église Saint-Jacques de Perpignan”を目指して歩いていると、どことなく雰囲気が異なる地区に迷い込む。まず、月曜日の昼なのにやたらに人が多い。人々も全体的に背が低く、フランス人ではないような雰囲気。洗濯物が干されていて庶民的といえば庶民的な雰囲気だけど、町が散らかっていて、今まで歩いて来た町と異なる雰囲気。どことなく、一人でこれ以上踏み込むのは微妙な感じがするので、Uターン。教会はあきらめて、マジョルク宮殿を目指す。

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途中にある、その名も「魚屋さん通り」“Rue de la Poissonnerie”沿いにある建物は、いかにも魚屋さんの雰囲気でかわいらしい。

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マジョルク王宮“Palais des Rois de Majorque”の城壁が見えてきた。平面上ではわからないけど、函館の五稜郭のように星形の城塞になっている。

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城壁にある入口から宮殿を目指し、薄暗い上り坂を上がっていく。

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城壁を見渡す。

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そして、城壁で守られた「マジョルク宮殿」

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宮殿の中に入ると、周囲に建物で取り囲まれていて中庭がある。

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塔の最上部にあがり、ペルピニャンの町を見渡す。片方にしか鐘楼がないサン・ジャン大聖堂が見える。

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王宮全体を塔の上から見下ろす。

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そして、行こうと思っていたけど、そこにたどり着くまでの地区の雰囲気が微妙だったのであきらめた“Église Saint-Jacques de Perpignan”が見える。やっぱり、フランスっぽくない雰囲気。

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ペルピニャンの町の遠景には山脈が見える。

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宮殿の中を歩いてみる。幾何学模様のイスラムっぽい雰囲気を持つ扉。

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扉の中の部屋に入ってみると、正面の建物の2階はチャペルになっている。

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天井には青色の塗料が見える。昔は、青色に染められ星の模様が輝いていたんだろうなぁ。

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1階もチャペルのような雰囲気。どうして上下で並んで礼拝堂をつくったのかなぁ?

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城壁の先端の三角形がおもしろい。実用的なものなのか、装飾としてのものなのか。

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フランスだけではなく、世界的にレンタル自転車は流行で、ペルピニャンにもパリのヴェリブ(Vélib')のような自転車がある。その名も“BIP!”で、“BIcyclette Perpignan!”の意味らしい。

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およそ観光名所巡りは終わりにして、マジョリク宮殿から市街中心部に向かって歩く。

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ラファイエットがあったカスティエ門に近づくにつれて、普通の商店街の雰囲気となり、ブティックが並び、人々で賑わっている。

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H&Mなどの店も並んでいる。ペルピニャンではたくさん歩いたなぁ。まず、ペルピニャン駅から市街地までがまず遠かった。そして、市街地に来ても、道に迷ってたくさん歩いたし。しかも、10月中旬なのにジローナもフィゲラスと同様に気温が高くて、暑い。

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バス運河“La Basse”沿いにカスティエ門が見える。もう、歩き疲れたから、ここはカフェに入るしかないでしょう。

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運河沿いにあるMaison Espiというケーキが充実しているお店のオープンテラスに座る。

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奥にカスティエ門を眺めながら、暑いし、疲れたから山盛り巨大パフェ!ペルピニャンの町の雰囲気を感じながら食べる、冷たいパフェが最高に美味しい。

2013年12月21日 (土)

初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅3日目(3)ペルピニャンで道に迷う。

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ペルピニャン駅は近代的な駅で、駅ビルは“El Centre del Món”と呼ばれるショッピングセンター になっており、地下にはスーパーマーケットもあり、とても便利。

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今回のペルピニャンのホテルは、駅に直結しているチェーン系大型ホテル。1泊しかしないし、翌日朝にはペルピニャンを発とうと思っていたので、それだったら駅前どころか、駅に直結している便利な「コンフォートホテル」を選択。利便性も良いし、他の駅前ホテルと比較しても、キャンペーン価格で安かった。

コンフォート ホテル サントル デル モ ペルピニャン
Comfort Hotel Centre Del Mon Perpignan

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まだチェックインの時間には早いので、スーツケースを預かってもらう。

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ペルピニャンの駅は、東口、西口のように線路をまたいで、2つの駅舎がある。最初に訪れた近代的なペルピニャンTGVの駅舎と、旧市街の方向にあるサルバトール・ダリ広場に立つ駅舎と2つある。サルバトール・ダリ広場の駅舎は修復中。

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駅前から旧市街にまっすぐ伸びるジェネラル・ド・ゴール通り“Avenue du Général de Gaulle ”を進む。街路樹の雰囲気と低層の建物の雰囲気がフランスではなく、南国の都市にいるような風景。

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駅前通りはケバブ屋などが目立つ。フランスの鉄道駅というのは旧市街からは離れていることが多い。これは日本でも同様で、もともと町があった場所にあとから鉄道が開通した場合、町のはずれに駅をつくるしかない。フランスの場合、私が経験した町の中ではトゥールーズやレンヌなどでは、駅前に犬を連れたホームレスがいたりして、偏見かもしれないけれど、駅前はあまり治安がよくない印象がある。ペルピニャンも同様なのかなぁ?

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10分くらい歩き、カタローニュ広場“Place de Catalogne”までたどり着くけど、やっぱり、ここはフランスなのかなぁ?と思うような風景が続く。しかも、まだ旧市街にたどり着かない。ペルピニャン駅から旧市街まではかなり遠い。ホテルはペルピニャン駅に直結しているホテルで正解だったかも。

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ようやくバス運河“La Basse”沿いにある観光案内所に到着し、ペルピニャンの地図をもらう。なにしろ、ペルピニャンは「地球の歩き方」にも2ページしか紹介されていないので、観光案内所で地図をもらってペルピニャンをどう歩くかを考える。

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ペルピニャンのパレ・ド・ジャスティス“Palais de justice”を通り過ぎ、いよいよペルピニャンの町歩きスタート!

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バス運河沿いにはお店やカフェが並んでいて、人通りも多く賑やかな雰囲気。

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私は方向感覚で歩くことが多く、目的地の方向を考えながら歩く。方向を失わないように注意しながら、風景に惹かれて町に入る。

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建物の壁の色は様々で、コリウールもカラフルな壁の色の建物が多かったけど、独特の雰囲気。

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その町らしさを見つけると、どんどんと美しい風景や、その町らしい風景を探しに歩いて行く。ペルピニャンの町は独特の雰囲気を持っていて、なかなか町歩きが楽しい

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スペイン、カタルーニャ地方の都市ジローナのように赤と黄色のストライプの旗が掲げられている。

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あれ?左手に大きな広場があるはずなんだけど、だいぶ歩いているはずなのに見えてこない。私は今どこにいるんだろう?方向感覚を失ってしまうと、たまに自分がどこにいるのかわからなくなる。わからなくなったら引き返せばいいのに、方向感覚を信じて修正しようとして、さらに道に迷う。人通りも少ない通りだけど大丈夫かなぁ ?すでに地図を見ても現在位置がわからない。だけど、コリウールの町のようにカラフルな建物は、迷ったからこそ巡り会えた風景。たまには道に迷うのも悪くはない。

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その後10分ほどペルピニャンの旧市街をさまよい、ようやく一度通ったことがある通りに戻る。ちょっとだけ道に迷ったけど、ペルピニャン旧市街の町並みを感じることができたので、よかったかも。

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そして、無事にレピュブリック広場に到着。今回の失敗は、最初の目標にしていたレピュブリック広場をバス運河沿いの風景と勘違いして、近くを通ったのに道を曲がらずに通り過ぎたのが失敗の原因。だけど、迷ったおかげで、ペルピニャンの旧市街の全体像が頭の中にある程度見えてくる。私の場合は、最初は迷うこと覚悟で、ある程度自分の足で歩いてみて、地図で自分の歩いた道を確認し、頭の中で町の全体像をつくる。頭の中でその町の全体像ができてしまえば迷うことはない。

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道に迷っていたら疲れてしまったので、レストラン探しも面倒なので、レピュブリック広場のカフェよりもおもしろいかと思って、小さなレストランに適当に入る。そもそも、ペルピニャンのレストラン情報なんてガイドブックには載っていないから、勘で選ぶしかない。

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レストランに入るとテラスでビジネスマン風の2人が、お店の中では親子が2組ほど食事をしている。内装がかわいらしく、雰囲気はなかなかいい。グラスワインを注文し、昼定食が出てくるのを待つ。このレストラン、シェフが一人で切り盛りしているらしく、注文も料理もすべてシェフ1人で行っている本当に小さなレストラン。

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前菜はサラダにするけど、ベーコンが載ったサラダって好き。パンにジャムと鴨肉が載っているパンも、ジャムと肉の組み合わせが楽しい。

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メイン料理は豚肉のソテーに、チーズが載ったグラタンのようなものが出てくる。料理自体はとてもシンプルで、豚肉は塩味のみの味付けで、肉のうまみをストレートに味わえる。

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チーズの下にはトマトソースで煮込まれたナスやズッキーニなどの野菜。これもシンプルだけど、野菜とトマトソースの味だけで勝負しており、家でもできそうだけど、私はこういう料理も好きかも。料理自体はシンプルなもので、特別に珍しいわけでもなければ、感動的に美味しいわけではないけれど、普通に素材の味を感じることができる。

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デザートは、この地方の名物のクレーム・カタラン。ランチメニューだけで判断すると、料理内容は独創的でもなければ、その地方独特のものでもない。素材をシンプルに料理したもので、極端に言えば家でもできそうな感じ。だけど、シェフがきちんと調理している様子を感じられるのが好きだし、お店を切り盛りしているシェフが一生懸命もてなしており、とてもサンパな感じで心地よい。

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レストランで自分の歩いて来た軌跡を地図で確認し、ペルピニャンの町の大きさがわかってきた。ペルピニャンの玄関口であるカスティエ門を目指し、歩き始めると、黄色いカエルの噴水がかわいらしい。

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観光案内所でもらった地図に従って町歩きをしてみる。まずは、ペルピニャンの中心地である“Loge de Mer”と“Hôtel de Ville”そして“Palais de la Députation”の一体に到着。石造りのアーチが歴史を感じる建物。

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そして、オテル ドゥ ヴィル“Hôtel de Ville”。

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このあたりが、ペルピニャンの中心地。

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小さな広場にはカフェが並んでいる。

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そして、“Loge de Mer”の建物の1階は現在はレストランになっているけど、建物全体が歴史を感じる。

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“Loge de Mer”の建物の上部には船。

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建物に掘られたこの肖像はいつの時代のものなのだろう?ペルピニャンの町歩きはまだ続く。

2013年12月17日 (火)

初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅3日目(2)コリウールからペルピニャンへ

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コリウールの町は光が変化するだけで、また違う顔を見せてくれるような気がする。

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夕日と朝日が違うだけで、賑やかな休日の午後の風景と静寂さを感じる月曜日の朝の風景が異なるのが新鮮で、もう一度、コリウールを去る前に散策してみる。

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岩場からは魚釣りをしている人たち。

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岩場に家が建っている。その奥に見えるのがミラドー要塞“Fort Miradou”。城塞シャトー・ロワイヤルだけではなく、丘の上にも要塞がある。サン=テルム要塞といい、コリウールの町は要塞に守られている。

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海沿いの岩の上に立つチャペル・サンヴァンサンからノートルダム=デ=ザンジュ教会を振り返る。

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カモメが空を舞っている。

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チャペルのそばに立つ十字架も朝日を浴びている。

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防波堤の先端まで歩き、再び町を振り返る。朝は海から日が差すので、風景が順光となり、町が輝いて見える。海から日が差すのは午前中なので、やっぱりこの町に泊まらなければこの風景を感じることはできなかったかも。

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防波堤から戻ってくる。朝の海岸には誰もいない。

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先ほど空を舞っていたカモメたちは海岸に降り立ち、翼を休めている。

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小さな猛禽類の鳥は獲物を確保した様子。

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朝のコリウールの美しい風景を見てすがすがしい気持ちになって、荷物を取りにホテルの方向に歩き始める。

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月曜日の朝のコリウールの町は10時を過ぎても静かな雰囲気。

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まだ空いているお店もまばらな中で、小さなブーランジェリーを発見。

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どうも「スペシャリテ」と書かれていると心がときめいてしまう。カタラン名物の“Bougnette ”って、薄っぺらいブリオッシュみたいなものはなんだろう?どんな味なんだろう?どんな食感?まだ知らないものを見ると好奇心を抑えられない。

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隣にあるカタラン名物の“Croquant amandes”もおいしそう。こんなに大きなクロカン・アマンドはどんな食感なんだろう?

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さすがに、2つは食べ過ぎなので我慢して、大きなクロカン・アマンドを10時のおやつに購入。うーん、サクサクの食感が美味しい。

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静かな商店街を歩く。

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カフェの店先にも“Bougnette ”が置かれている。この地方で普通に食べられているものなのかなぁ?こっちを試せばよかったかなぁ?

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ホテル“Le Mas des Citronniers”に戻り、部屋にすでにパッキングしてあったスーツケースを引き取り、チェックアウト。なかなかかわいらしいホテルだったなぁ。

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スーツケースを引きずりながら、駅に向かう坂道を登る。

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5分ほど坂を登るとCollioure駅に到着。

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南フランスののどかな雰囲気の駅。耳を澄ましても、小鳥の鳴き声くらいしか聞こえない。

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東京で暮らしていると日常生活の中で列車を「待つ」ということはあまりないけど、太陽の光を浴びながら、そよ風を感じて、のどかな雰囲気で「待つ」ということも心地よい。多少、列車が遅れても、心を平穏に保ち「待つ」ということも人生にとって必要なこと。日本に住んでいると時間に心を支配されすぎている。

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さようなら、コリウールの町。画家たちを魅了しただけあって、美しい町だった。それに光の当たり方で美しい風景が異なって見えて、この町に宿泊してよかったなぁ。TERに乗ってペルピニャンへ向かう。

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わずか20分ほどでペルピニャンに到着。

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列車を降りて、駅の外に向けて歩き出し、いよいよペルピニャンの町歩きがスタート。

2013年12月14日 (土)

初めての南フランス・ランドック-ルシヨン一人旅3日目(1)コリウールの城塞シャトー・ロワイヤル。

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2013年10月21日(月曜日)。フランスで迎える初めての朝は、いつもの通り、テレビをつけてTF2の“Télématin(テレマタン)”を見る。久しぶりのウイリアム・レイメルジ“William Leymergie”!

前回も書いたような気がするけど、私はテレマタンで必ずその日の天気予報、メテオ(météo)をチェックして、その日の行動を考える。大きな移動は決めているけど、その日にどこにいくかは天気予報しだい。短い滞在期間だけど、できる限り天気に合わせて行動する。

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ホテル“Le Mas des Citronniers”の朝食レストラン。あらかじめ、席にパンがセットしてある。

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カフェオレとパンだけだけど、私にはフランスの朝食はこれだけでも十分に幸せ。バターの香りがふわっと鼻に抜けるクロワッサン。そして、バゲットは、無塩バターとジャムをたっぷり塗って食べると、最高に美味しい。

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チェックアウトの時間まで時間があるので、部屋にスーツケースを置いて、昨日、行けなかった城塞シャトー・ロワイヤルを目指す。

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サマータイムの終わりの頃になるとなかなか太陽が昇らない。9時前なのに、まだ太陽が昇ったばかりの夜明け直後の早朝の雰囲気。

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昨日、さんざん歩いたコリウールの風景だけど、太陽の光によって感じ方が全然違う。朝の風景は、昨日とぜんぜん違う。

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朝の光のコリウールが新鮮で、城塞シャトー・ロワイヤルの海辺の散歩道を歩いてみる。昨日は賑わっていた海辺のカフェも、月曜日の朝は静かな雰囲気。朝の美しい風景を見てコリウールに宿泊してよかったなぁと感じる。

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ここにも「額縁」がある。

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昨日はコリウールに到着したのが日曜日の夕方で観光案内所が閉まっていて、コリウールの地図を手に入れられなかったので、観光案内状に立ち寄る。

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階段を上り、城塞シャトー・ロワイヤルに向かう。

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高台から見た旧港の風景もまた美しい。

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城塞の中を歩き始める。

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朝日に照らされた城壁。

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海辺にこれだけ堅牢な城塞を築くなんて、いかにコリウールが要衝の地であったのかを再び感じさせる。

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城塞の中に入る。

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城塞の見学ルートを歩くと、城壁の中の狭い通路を歩く。

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長い狭い通路を出ると広場に出る。広場の周囲の建物は、美術作品の展示室になっており、作品が展示されている。

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建物にはツタの葉が絡んでいる。

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ツタは、ちょうど赤く紅葉しかかっている。朝日を浴びて、なんて美しいんだろう。

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城塞の一番高い場所から眼下を見下ろす。

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朝日の暖かい光を浴びながら、潮騒の音を聞き、風を肌で感じる。しばらく、風に当たりながら、深呼吸してみる。

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しばらく立ち止まり、城塞から風景を眺める。やっぱり、コリウール、どこを見ても美しい。城塞(サン・テルム要塞)“Fort Saint-Elme”や“Cloitre des Dominicains”の方向を眺めると、霞がかかっているのが朝の風景を感じて美しい。ずっとここに立ち止まり、風景を眺めていたいくらい。

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ノートルダム=デ=ザンジュ教会の奥には、チャペル・サンヴァンサン“Chapelle St Vincent de Collioure”が見える。コリウール、美しい町だなぁ。

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城塞の内部の建物を見下ろす。石積みの建物、オレンジ色の屋根が美しい。

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城塞から、旧港そして旧市街を眺める。

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浜辺沿いのカフェには太陽を浴びる人。

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城塞から見た風景を楽しんだあとは、旧港に降りる。パラソルの下に人が集まっている場所を発見。なにがあるんだろう?興味を持ったら、立ち寄ってみる。

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小さな漁船に親子が乗っている。マルセイユの旧港のように、漁師が捕ったばかりの魚を売っている様子。

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今朝、網をあげたばかりなんだろうなぁ。まだ、網から魚を外して作業中。

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この魚はボラかなぁ?

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この魚はなんだろう?コリウールに宿泊したからこそ味わうことのできる朝の散策は、昨日と異なるコリウールの風景を感じられて、ますますコリウールに魅了されていく。

2013年12月12日 (木)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 2日目(3)松山城からみた城下町へ。

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ロープウェイ街から大街道(おおかいどう)へ戻る途中に、おしゃれな雰囲気の10FACTORYというお店はカフェのような雰囲気。

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まぁ、ガイドブック等にも載っているので、ジュースショップであることはわかっていたけど、お店の中をのぞいてみると、今までのみかんジュースの概念を塗り替えるような、こだわりのある瓶詰めのみかんジュースが美しく並べられている。

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カウンターにはジューサーが並べられていて、ジェラートやそのときの旬の柑橘類のジュースをその場で飲むことができる。15分ほど前にみかんジュースは飲んだばかりだけど、これは飲むしかないでしょう。すでにカウンターに座っているし・・・。

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今の旬は、やっぱり温州みかん。目の前でジューサーにかけられた、みかんジュースは美味しい。みかん県にきて、スペイン旅行の時にオレンジジュースを追い求めたみたいに、みかんジュースに凝り過ぎ?

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大街道(おおかいどう)に戻り、繁華街を歩いてみることにする。

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大街道の入口にあるのが松山三越。地方のデパート巡りも大好きで、デパ地下にその地方の名店が入っていることがあるので必ずチェック。デパ地下を歩いてみて感じたのは、東京も地方もあまり変わりがないということ。東京ブランドのショップが多く入っていて、旅行者の視点から見ると、あまりおもしろくない。でも、おもしろくないというのはあくまで旅行者の視点で、きっと地方の人は東京ブランドを求めているわけだから、これでいい。その中で一番、驚いたのが、ケーキショップの中にアンジェリーナが入っていたこと。愛媛県松山市で、パリのチュイルリー公園のそばにある、あのアンジェリーナのモンブランが食べられる。

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再び、大街道を歩く。実は「郷土料理 五志喜」にお昼ごはんを食べに行く時に一度通っているんだけど、「労研饅頭」ってなんだろう?「労」の時を見ると、「労働者」とか「労働」を思い浮かべてしまう。あまりに気になったので調べてみると、倉敷にある「労働科学研究所」が主食代用品として労働者の食料として、中国の饅頭(まんとう)を改良したものらしい。

※参考
http://home.e-catv.ne.jp/takeuchi/sub1.htm

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あん入りとあんなしがあり、あん入りのものを1つ食べてみるけど、素朴な饅頭。

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道後温泉にもお店があった母恵夢(ぽえむ)も気になるんだけど、原材料などを見てみると、たぶん「ままどおる」と同じようなものだろうと思って、今回は購入せず。「ままどおる」が同時に手に入るんだったら、食べ比べもおもしろいかもしれないけど。

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町歩きをしていると、ミニシアター系の映画館を発見。シネコンで上映されるような商業ベースの映画作品ではない作品を見られる場所が松山にあることにびっくり。文豪を生んだ町だけあって、松山は文化がある町なのかもしれないなぁ。今やネット通販で何でも買える時代だし、デパートは東京と変わらないし、松山に住んでもいいかも。

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大街道から銀天街(ぎんてんがい)というアーケードに進む。大街道の市電の電停から、大街道を通り、銀天街に入ると通りはL字形に右に直角に曲がり、伊予鉄道松山市駅まで連続している。

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途中にある唐揚げやさんの「とりからくん」で「じゃこカツ」を揚げてもらう。

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商店街の終点は伊予鉄道松山市駅。駅には「いよてつ高島屋」が立っている。ここでも、デパ地下を観察に行くけど、やっぱり東京のデパートの雰囲気。

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だいぶ夕方になってきたけど、松山城の小天守から見た城下の風景がどうしても気になって、城山公園を目指す。公園の入口にはNHK松山放送局。

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やっぱり、今日11月23日は土曜日で祝日とあって、NHK松山放送局前でもイベントが開催されている。

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NHK「おはよう日本」の以前の首藤奈知子アナや、現在の鈴木奈穂子アナは松山放送局を経て東京へ赴任しているので、この「いよ×イチ」のアナウンサーの中で、いずれNHKの全国の顔となるアナウンサーがいるかもしれない。

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人の流れに乗って歩くと、松山城の小天守から見た場所に近づいてきた。

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やっぱり、愛媛「すごいもの博2013」というイベントが開催されている。

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公園の銀杏が美しい。

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愛媛県内の名産物を販売するブースやB級グルメなどの屋台が並んでいる。

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松山城の小天守が見える。あそこから私はお殿様気分で城下の様子を眺めていたんだなぁ。

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各市町村のブースでは名産品が並べられていて、テントを見ながら歩くのが楽しい。だけど、売り切れのものもあり、日が暮れ始めていて店じまいの雰囲気のブースもあり、ちょっと来る時間が遅かったかも。

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思ったよりも松山市内観光、楽しかったなぁ。時間があったら瀬戸内海を見ようと思っていたけど、計画性もなく、松山城の小天守から城下の様子が気になった「すごいもの博」を見に行ったりしてしまい、ぶらぶら散策していたら時間がなくなってしまった。最後に松山市駅のリムジンバス乗り場前の魚屋さんに入る。

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伊予鉄道松山市駅から30分に1本の間隔でリムジンバスが出ているので、帰りは松山市駅からリムジンバスで空港に向かう。ジェットスター成田行きは、松山空港18:55発なので、17時までは松山市内に滞在できるので、1泊2日でも現地滞在時間は十分。

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「はしま魚店」で買ったのは、空港で食べようと思って、今日の夕食を購入。炊き込みご飯の「鯛めし」を最後に食べておきたかったんだもん。

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バスは20分ほどで松山空港に到着。

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すでに搭乗券は自宅で印刷してあるし、預ける荷物もないので、空港についても手荷物検査を通るのみ。

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空港で買うおみやげもないし、時間があるので空港ビルの屋上に出てみる。

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ANAの飛行機のうしろに夕日が沈む。

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定刻18:55ジェットスターGK404便の機材が松山空港に到着したのは、定刻18:25のはずが15分遅れの18:40。もともと、定刻18:25着で定刻18:55発とわずか30分で折り返すスケジュールを組んでいるから、当然ながら遅れを吸収できない。格安航空会社は、少ない機材で運行していて、しかもこの便のように折り返し時間も30分しか取っていないので、1日の中でどこかの便で遅れが出ると、折り返し便が遅れ、玉突きで遅れが発生する。さすがに就航当時のように欠航になることはないだろうけど、若干の遅れは許容する気持ちがないと利用しないほうがいいかも。もっとも、遅れの問題は、JALやANAなどの大手航空会社でも機材が到着しなければ遅れるから、格安航空会社に限った話ではないけど・・・。

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3日前に手配した1泊2日の弾丸旅行だったけど、今回の愛媛旅行はなかなか楽しかったなぁ。ヨーロッパでは10年前には存在していた格安航空会社がようやく日本に普及してきて、これから国内の航空旅行も、今までの概念を打ち破り、もっと身近なものになるだろう。格安航空会社は新幹線よりも速く、そして安く、高速バスと同等かそれ以下の価格で利用できてしまう画期的なビジネスモデル。

しかも、ヨーロッパでは格安航空会社は既存の航空会社の需要を奪うのではなく、今まではバスなどを使って低価格で旅行していた階層に航空旅行を可能にした。そう、新たな需要を引き出した。日本でも、格安航空会社がもっと普及すれば、地方都市にとっては今までは航空旅行をしなかった新たな旅行者が旅行するようになって、新たな需要が生まれて観光客が増える。

東京から草津や日光、箱根、伊豆に行くつもりで道後温泉。

今までは1泊2日で旅行に行くとすれば、関東近郊の温泉地だったかもしれないけど、ヨーロッパから10年遅れて日本にも格安航空会社が登場したことにより、航空旅行はバス旅行と同じくらい身近なものになった。関東近郊の温泉に行くつもりで、道後温泉まで往復1万円程度で行けてしまう時代になった。

今までの飛行機=特別な乗り物という偏見や固定観念を塗り替えて、バス旅行や自動車旅行の代わりに、ふらっと格安航空会社を利用しての航空旅行。ジェットスターは道後温泉だけではなく、大分、鹿児島、高松にも就航しているので、別府温泉、湯布院、霧島温泉、指宿温泉で砂風呂だって行けてしまう。うどん県に行って、うどん食べ歩きだってできる。空きがあれば、3日前に急に思いついても安く行くことができる。飛行機は特別な乗り物という概念や固定観念をあなたが捨てることができれば、新しい航空旅行のスタイルは、すでにヨーロッパでは10年以上前に、そして日本でも10年遅れてようやく始まっている。(愛媛・道後温泉編おしまい)

2013年12月10日 (火)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 2日目(2)松山城の早生温州みかんジュース

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大街道(おおかいどう)という電停で市電を降りる。

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大街道は立派なアーケード街。「うどん県」の高松にも立派なアーケード街があったけど、雰囲気的には、この通りが松山市街のメインストリート。

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正岡子規の出身地である松山は、よほど俳句が盛んなのか俳句ポストがここにもある。

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道後温泉でゆっくりしすぎて、もうお昼ごはんの時間。1泊2日だと、食事する回数は限られているので、ガイドブックにも載っている有名店の「郷土料理 五志喜」へ。

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おひとり様の私は1階のテーブル席に座る。メニューを見ていると、どうやら「五色そうめん」というのが松山の名物の様子で、このお店の名前の「五志喜」も「五色」そうめんにかけてある雰囲気で、ここのスペシャリテはそうめん。宇和島鯛めしなどもランチメニューにあるけど、このお店に来たからには、そうめんのメニューでしょう。

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ということで、看板メニューの鯛そうめんを注文。姿身1850円と切身1630円と2種類あるけど、220円しか違わないから、ここはやっぱり姿身でしょう。鯛そうめんの他にも、伊予のみかん寿司、ジャコカツ、本日の小鉢、サラダもついた欲張りなメニュー。

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鯛そうめん、まるでそうめんの海のうねりを泳いでいるようで、錦糸卵などの彩りも良く、見た目がすばらしい。鯛料理そのものが、おめでたいものだし、きっとお祝いの時に食べる郷土料理なんだろうなぁ。なんだか、愛媛県に来てから鯛ばかり食べている気がする。

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お昼ごはんを食べたあとは、私は城マニアではないんだけど、湯築城跡から見えた山の上にある松山城に行くために、大街道からロープウェイ通りに入る。

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その場で、じゃこ天を揚げて食べさせてくれるお店があるけど、さすがにお昼ごはんを食べたばかりなのでパス。

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松山城は山の上にあるのでロープウェイが架かっている。

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ロープウェイは10分間隔で運転されているけど、隣にはシングルリフトが架かっていて、こちらなら待たないでも山頂に行けるので、リフトを選択。でも、乗ってすぐにロープウェイに抜かれる。

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11月下旬だけど、日差しがあれば風を感じられるリフトの方が気持ちいい。ちょっとだけ松山城の天守閣が見える。

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まず感じるのは石垣がすごい。機械がない時代に山頂までこれだけの石を運び込んだ労力はすごい。

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筒井門をくぐり、天守閣を目指す。

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本丸は大きな広場になっていて、天守閣がよく見える。

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小天守に上がり、城を見渡す。

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今、通ってきた本丸の広場。周囲には松山市街が広がる。

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あれ?あれはなんだろう?なにかのイベントかな?昔のお殿様も、お城から城下の様子を観察していたのかなぁ?

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松山城の天守閣。

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城は銃口としての狭間や石落としなどの防御システムを見るのがおもしろい。

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狭間の仕組みはヨーロッパの城でも見ることができるし、カナダ・ケベックシティのシタデルにも同様の仕組みを見てきた。

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天守閣から周囲を見渡すと、山の上に立てられた城だけあって広範囲を見渡すことができる。奥に見える山は雪をかぶっている。

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松山平野を一望。奥には瀬戸内海と島々が見える。

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城を見学したあとの帰り道、ロープウェイ乗り場の手前には茶屋がある。

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「早生温州みかん」の生ジュース!?

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私の町歩きは、まっすぐには進まない。看板を見てしまったからは、茶屋に立ち寄る。注文してから搾る生ジュース、おいしい。

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帰りも風が心地よいからリフトで降りる。

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ロープウェイ通りは、落ち着いた雰囲気でネコグッズを扱うお店とか、いろいろなお店が並んでいる。

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おみやげ価格だとは思うけど、やっぱり「真穴(まあな)みかん」は10キロで6000円くらいする高級品。きっと、私が、もしも愛媛県に友人がいて「真穴みかん」を送られてきても、それがブランドみかんとは知らないので、単なる愛媛産みかんとしか認識できなかっただろうなぁ。実際にその場に行かないと気がつかないことって沢山ある。やっぱり、実際に歩いてみないとわからない。

「まだ知らないどこかへ」行くことは、なにも遠くの海外旅行に行くことばかりじゃない。国内旅行だって、まだ知らない価値観は沢山あるし、自分の住んでいる町だって、気がついていない場所はたくさんある。どこに行っても、偏見や思い込みから開放されて、「まだ知らない」価値観を発見する気になれば、旅行はどこへ行っても楽しい。

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お店の中をのぞいてみると、みかんジュースが出る蛇口を発見。高松空港でうどんのだしが蛇口から出るように、この蛇口からみかんジュースを飲んでみたかったなぁ。

2013年12月 8日 (日)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 2日目(1)道後温泉町歩き

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平成25年11月23日土曜日。本当は朝6時の道後温泉本館の一番風呂に出かけようと思ったんだけど、目覚めたときは6時を回っているので、あっけなく断念・・・。宿の温泉で朝風呂に入り、温泉旅館「道後湯の宿 さち家」での朝ごはん。

道後湯の宿 さち家
http://www.dogo-sachiya.com

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ごはんのおかずはいっぱいあるのに、さらに熱々のじゃこ天が運ばれてくる。じゃこ天、おいしい。

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朝風呂に入っているのに、最後にもう一度、道後温泉本館に温泉に入りに行く。

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浴衣を羽織姿での朝の散策は楽しい。夜の道後温泉本館と異なり、建物の詳細がはっきりと見える。

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左側に進むと「玉の石」という石が置かれている。

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この「玉の石」に柄杓でお湯をかけると願いが叶うというので、次に道後温泉に来るときには寂しく一人ではないように、おもしろいものを見つけたり、おいしいものを食べて美味しいと感動した時に共感できる人と一緒に来られることを祈る。

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3階にある「坊ちゃんの間」は、道後温泉本館に夏目漱石が通ったことから設けられており、400円の「神の湯」入浴者でも見学することができる。

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夏目漱石と「則天去私」の掛け軸。

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「坊ちゃんの間」から道後温泉本館の建築を見る。すばらしい木造建築の建物。

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温泉旅館「道後湯の宿 さち家」をチェックアウトして、道後温泉町歩きを開始する。まずは、道後温泉駅に到着したときに、神社に向かって一直線の道があるのが気になり、石段の上にある神社を目指す。このような神社に向かってまっすぐな道は歴史をもつ由緒正しい神社に間違いない。

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私の町歩きはあまり計画性がないので、気になったところからまず訪問するために、町歩きの最初から、けっこうな石段・・・。

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石段を登り切ると、伊佐爾波(いさにわ)神社に到着。

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本殿にお参りして、回廊を巡る。この神社、社殿の造りがものすごく立派。社殿を覆う屋根が前後に二段になっており、神社の建築様式には詳しくないけれど、独特の雰囲気がおもしろくて見入ってしまう。今回の旅行、日本の伝統的な建築に感心することが多い気がする。

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石段の上から町を見下ろす。まっすぐな道がずっと道後温泉駅まで続いている。高いところに登るのは大変だけど、そこから見る景色が好き。

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参道を降りていく途中に右側に「湯神社」の門があるので、立ち寄ってみることにする。

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湯神社は、もともとは現在の場所ではなく、その名前の通り道後温泉を守る神社としてあった様子。

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高台は駐車場になっていて、一部分が「空の散歩道」と呼ばれる展望台になっている。展望台から眺める道後温泉本館。上から見ると様々な建物が入り組んでいることがわかる。

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道後公園を目指して歩いていると、イベントをしている場所があり、気になったら、ちょっと寄り道。

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JAえひめの支所のようで、みかんが1袋100円で売られている。散策の途中じゃなければ買ってみたいけど、まだ昨日買った「潮風みかん」も食べきっていないし・・・。

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道後公園に入る。この公園は、もともとは戦国時代まで湯築城があった場所にある。といっても、建物は失われており、堀や土塁などしか当時を感じることはできない。

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湯築城資料館を見学。湯築城は戦国武将河野氏の居城だった。水軍を操る戦国武将だったが、豊臣秀吉に降伏。資料館を見ていると、愛媛県は小さな城が無数にある。それだけ愛媛県は群雄割拠する豊かな地だったのかなぁ?

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公園内の大きな銀杏が黄色く紅葉している。

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公園を散策しながら、丘の上に立つ展望台から松山市街を眺める。

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山の上には松山城の天守閣が見える。湯築城跡を見ても、立派な城塞だっただろうけど、さらに山の上に立つ堅牢な松山城。資材を運び込むだけで築城は大変だっただろうなぁ。

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道後公園の一角には、改築前の道後温泉本館の石造りの湯釜が置かれている。なにげなく置かれており、通過しそうになるくらい。現在の「神の湯」にもこのような湯釜が置かれているけど、この湯釜がつくられたのは、天平勝宝年間(750年ごろ)というから、びっくり。しかも、これが現在の道後温泉本館ができる明治27年(1894年)まで使われていたというから、さらにびっくり。

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そして、今日は夕方まで時間はたっぷりあるので、子規記念博物館で正岡子規について学ぶ。正岡子規は、近代俳句の父と呼ばれたり、日本に野球が導入された時期に野球に関わっていたり、断片的なことは知っているけど、人物として通して学ぶ機会がない。子規が新聞記者をしていたなど様々な活動をしていたことがわかる反面、結核によって闘病生活を送り、34歳で亡くなっていることを知る。

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松山市内はあまり見所がないと思ってゆっくりと道後温泉周辺を散策していたら、お昼近くになり、そろそろ道後温泉を去らなければならない時間。最後におみやげを探しに道後ハイカラ通りのおみやげ屋さんを見ながら歩く。

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道後温泉本館に行くときの竹で編まれた湯籠は、ちょっといいなぁ。でも、銭湯に行くことは少ないし、関東の日帰り温泉の大半は石けんもシャンプーも完備されているから、使うことはないか・・・。

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空港でも確実に買えるだろう、タルトと坊っちゃん団子は、あまりにも一般的すぎて、ひねくれ者の私は、タルトと坊っちゃん団子以外のおみやげを探してみる。巴堂という和菓子屋さんのショーケースをのぞいてみると、ひっそりと聞いたことのないお菓子を発見。

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醤油餅?昔懐かしい、しょうゆ餅?昔懐かしいもなにも、そんなものは知らないけど・・・。まだ知らない名前のものを見ると、どうしても興味が湧いてしまう。醤油餅ってなんだろう?ということで、今回の松山土産は、タルトも坊っちゃん団子も買わずに醤油餅に決定。なんだか、今回の旅行で買ったものって、「ひしを」に「志ぐれ餅」に「醤油餅」って、まだ知らないものばかり・・・。

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醤油餅だけを購入し、市電の道後温泉駅へ。

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道後温泉、道後温泉本館も歴史を感じておもしろかったし、温泉旅館も料理が美味しくて良かったし、町の散策も楽しかったし、なかなか居心地がよかったなぁ。道後温泉駅を去り、松山市街中心部へ向かう。

2013年12月 7日 (土)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 1日目(5)ひとり温泉旅館で温泉三昧

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いよいよ道後温泉に到着。

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駅前にあるカラクリ時計は夕方の17時5分前。案内の人がまもなくカラクリ時計が動き始めることを知らせている。

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せっかくなので見てみることにする。17時ちょうどになると、カラクリ時計から人形が出てきて踊り出す仕組み。登場人物は「坊ちゃん」に出てくる人々らしいけど、夏目漱石では「こころ」は読んだけど、「坊ちゃん」を過去に読んだかどうか定かではない。

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おみやげ店が並ぶ道後ハイカラ通りを歩く。

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平日夕方の道後ハイカラ通りは閑散とした雰囲気。

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道後温泉本館に到着。現在の道後温泉本館は明治27年に改築されたもので、今年で120周年となる。とりあえず、道後温泉本館から徒歩1分という今日の宿を目指す。

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今回の宿は、3日前にじゃらん♪で予約した全8室しかない小さな宿の「道後湯の宿 さち家」。今回は、せっかく温泉旅館に泊まるからには、のんびりと夕食つきのほうがいいかと思って、普段は宿は寝るだけと割り切って安いホテルにしか泊まらないんだけど、今回は1泊2食つきの「☆源泉100%かけ流し☆さち家のスタンダートプラン♪」を選択。1人1室2食つきで16800円。旅館の相場は知らないので安いか高いかはよくわからないけど、5000円で夕食を外で食べたつもりで考えれば高くはないと思っている。

道後湯の宿 さち家
http://www.dogo-sachiya.com

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さっそく部屋に案内される。3階の部屋だけどエレベータはなくて、トイレは共同。お風呂は道後温泉本館からの源泉かけ流しとのこと。

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うーん、温泉旅館で一人になってしまうと一人で何をしていいかわからない・・・。なんだか、一人で座っていると無性に人恋しく寂しい気持ちになってきた。とりあえず、浴衣に着替えて、宿の温泉に入りに行く。柔らかいお湯の道後温泉、8室しかないということは、集中する時間でなければ、お風呂は貸し切り状態でのんびり温泉を楽しむ。

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温泉から上がって、18時半に広間に行って夕食タイム。浴衣を着たままくつろげる夕食。さっそくビールを注文。
先付 落花生豆腐
前菜 柿白酢和え、むかご銀杏松葉、鯛博多昆布巻、飯蛸の旨煮、長芋ねぎ味噌田楽

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ビールを飲みながら、つまむ料理、なかなか美味しい。

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鍋物 伊予の芋炊き 伊予美人 人参 蒟蒻 地鶏 厚揚げ。

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美味 名物 媛鯛の薄造り。愛媛県の県魚が「鯛」ということで、お昼ごはんに引き続き、鯛のお刺身。食感と淡泊なうまみが美味しい。

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温肴 名物 媛鯛のかぶと煮。魚の煮付けって、大好き。魚定食だったら、刺身よりも、煮付けを頼んでしまう。炊き加減もちょうどよく、おいしい。おいしいものを食べるって幸せ。幸せな気分を共有できる人がいないのがもったいない。

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ビールが空いてしまったので、地酒を3種飲み比べ。小富士、雪雀、石鎚の3種類。淡麗辛口の小富士も美味しいけど、雪雀も美味しいし、石鎚は純米吟醸もあとがすっきりして美味しい。

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強肴 伊予地鶏 二種焼き。
量が少なかったら、夜食に何か食べに行こうかとも思ったけど、もうお腹がいっぱい。

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油肴 海老と木の子きのこの天麩羅
止菜 鯛めし 赤出し
お昼ごはんに食べた鯛めしは、宇和島などの南予地方のもので、炊いてある鯛めしは中予地方の鯛めし。

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私は炊き込みごはんの鯛めしのほうが好きかも。鯛って、加熱した方がうまみが広がる気がする。

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水物 アイスと果実。料理がどれもおいしくて、量も多くて、大満足の「さち家」での夕食。すっかり、幸せな気分。フランスでコース料理を食べるくらいの1時間半かけてゆっくり食べる和食のコース料理、すばらしい。やっぱり、和食もいいなぁ。

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美味しい料理をたくさん食べて、部屋に戻ると、旅館ではおきまりの布団がさみしそうに1つだけ敷いてある。温泉に入って、お酒をちょっと飲んで、美味しい料理を食べて、もう満足だけど、道後温泉に来たのにまだあそこの中に入っていない。

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浴衣を着て、羽織を着て、下駄を履いて、旅館でタオルと石けんが入った籠を借りて、外に出る。温泉旅館に泊まったのは、浴衣と羽織姿で温泉街を歩きたかったから。

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そして、道後温泉本館で温泉に入る。道後温泉本館は、一番安いコースは銭湯のように「神の湯」に入浴するだけで400円。2階席休憩室での休憩と貸し浴衣で800円、「霊の湯」という浴室に入ると1200円など、いくつかのコースがあるけど、すでに浴衣を着ているので、一番安いコースを選択。

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まさに銭湯のような感じだけど、明治27年に建てられた建物として内部も風情があり、温泉でのんびり。道後温泉に来てよかったなぁ。

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千と千尋の神隠しに出てきたお風呂屋さんみたい。

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湯上がりに道後温泉本館の周囲を歩いていると、ジュース屋さんを発見。そういえば、スペイン旅行の時は、なぜかオレンジジュースにはまっていて、オレンジジュースを搾る機械を探し回ったなぁ。

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愛媛県もみかんが特産。様々な種類のみかんジュースがある。

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でも、今の時期は温州みかんでしょう。湯上がりの火照った身体に、みかんジュースは美味しい。

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道後ハイカラ通りを散策。浴衣姿の人が行き交っており、温泉街の雰囲気。

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愛媛に来て学んだことは、「愛媛産」みかんの中でも、ブランドがあること。どうやら「真穴(まあな)みかん」というのがブランドらしい。

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そして、愛媛県にはポンジュースのスパークリングがある。これって、果汁が30%も使われており、オランジーナよりも果汁が多く入っている。愛媛にはこんなにすばらしいジュースがあるのか。全国発売してくれればいいのに。なんだか「みかん県」に来て、スペイン旅行の時のようにオレンジジュース熱が再発してきた気がする・・・。

3日前に急遽手配した1泊2日の弾丸旅行だけど、なかなか1日目は楽しむことができた。愛媛に来て良かったなぁと思いながら、すでに布団が敷いてある宿に戻る。

宿・ホテル予約ならじゃらんnet

2013年12月 5日 (木)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 1日目(4)夕暮れの道後温泉

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古い町並みを歩いたあとは、美しい風景を探しながら肱川(ひじかわ)の河川敷を歩いて、臥龍山荘(がりゅうさんそう)を目指す。

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川沿いの美しい風景を見つけるとふと立ち止まる。

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河川敷から階段を上がる。

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臥龍山荘に到着。観光案内所でもらった地図によるとミシュラン・グリーンガイドで1つ星を獲得した庭園らしい。

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山荘にたどり着く前の石の階段もなかなか風情がある。

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もともとは江戸時代につくられた庭園だったけど、明治時代に入り荒廃し、明治時代に貿易商河内寅次郎によってつくられた山荘。臥龍院、知止庵、不老庵と3つの建物がある。一番大きな建物の臥龍院は受付の女性が詳しく説明してくれる。光をうまく使っており、すばらしい日本建築。

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燃えるような赤色の紅葉に彩られた知止庵は茶室になっている。

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そして、庭園の一番奥には不老庵。

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不老庵は肱川に突き出た断崖の上に立てられている。

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不老庵から臥龍淵を望む。紅葉と水の青さが美しい。

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肱川を望む。断崖に建てられているだけあって、風景がすばらしい。

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誰もいないので、しばらく、畳に座って風景を見ながらのんびりぼーっとする。旅をしていて、美しい風景を見ながらぼーっとする時間が好き。

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再び、風情のある明治の町並みを歩く。

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大洲を歩いていると「志ぐれ」、「志ぐれ餅」と呼ばれるものが和菓子屋さんで売っているけど、「志ぐれ」っていったいどのようなお菓子なんだろう?どうしても、聞いたことのない名前のものは気になってしまう。双葉屋志保町店に入り、女性の方に聞いてみる。小豆を米粉と合わせて、せいろで蒸したもので「ういろう」のようなものだという。ロケで来ていた織田裕二を目撃したけど、当時は格好いいとは思わなかったなど、しばらく雑談して、「志ぐれ餅」をおみやげに購入。今回の旅行のおみやげは、「ひしを」といい「志ぐれ餅」といい、名前を聞いたことのないものばかり・・・。

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頭の中に小田和正の「ラブストーリーは当然に」が流れ始める。観光案内所の地図によると、双葉屋志保町店の前にあるこのポストはドラマ東京ラブストーリーでリカがカンチに別れの手紙を出したポスト。たしかカンチは愛媛県出身の設定だったけど、大洲がロケ地だったのかぁ。主題歌の小田和正の「ラブストーリーは突然に」は強く印象に残っているけど、どんなドラマだっけ?「カンチ」と語りかける鈴木保奈美の映像しか思い出せない。うーん、ドラマの最後には、カンチとリカはどうなるんだっけ?さすがに20年前のドラマの結末は覚えていない。

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おおず赤煉瓦館は明治時代の銀行として建てられた建物。今はおみやげ屋になっている。

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ずっと曇っていたけど、青空が見えてきたので、再び肱川の河川敷に出てみる。夏場は遊覧船が出るんだろうなぁ。肱川、川幅の広い立派な川。そして、城下町を見守る大洲城。

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行きはタクシーで大洲城まで来たけど、帰り道は町の雰囲気を感じるために明治の町並みを歩き、駅まで歩いてみることにする。

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肱川橋を渡り、伊予大洲駅を目指す。川沿いの小高い丘に建てられた大洲城のある風景が美しい。川幅の広い大きな川があって、お城がある風景は、なんとなくほっとできる風景。この風景を見るためにここに来たような気がする。というのも、何年前か忘れたけど、NHKの「家族に乾杯」の番組で大洲の風景を見ていて、この川と城の風景をみて「いいなぁ」と感じていて、実は今回の旅行で大洲に行くことは内子より前に決めていた。今回、愛媛旅行に行きたいと思ったのは、この風景を自分の目で見たかったのかもしれないなぁ。

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行きにタクシーに乗りながら、途中の町の様子をみながら来たので、迷うことなく駅の方向を目指す。肱川橋を渡ってから徒歩20分くらい。駅の方向に大きな建物があるので、その方向に歩けば迷うことはない。

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大きな建物は、なんとデパート「いよてつ高島屋」だった。デパートが建つなんて、大洲ってこの地域では大きな町なのかもしれない。地方のデパートを探検するのも好きで、地元のお菓子屋がテナントとして入っている場合もあるし、地方の百貨店はスーパーマーケットのように食品に重点を置いている場合が多く、楽しい。魚売り場やお総菜などは地方の特徴が出やすいので、さっそくチェック。

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帰り道は無事に徒歩で伊予大洲駅に到着。

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「いよてつ高島屋」で買った潮風みかん。みかんの産地なんて、東京にいると愛媛産としてしか気にしていないけど、愛媛県の中でも産地があって、なかなか勉強になる。

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待合室で潮風みかんを食べる。愛媛に来たからには、やっぱり、みかんを食べないと。

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特急宇和海で松山へ向かう。

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再び車内で潮風みかん。愛媛で食べるみかん、なかなか美味しい。

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松山駅に到着した頃にはすっかり日が暮れかかっている。

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道後温泉に向かうために夕日色に染まる電停でトラムを待つ。

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夕日色に染まる道後温泉行きの市電が到着。

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さすが正岡子規の故郷。市電の中にも俳句を投稿できるポストがある。

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20分くらい乗って、ようやく市電の道後温泉駅に到着。右手には「坊ちゃん列車」が停車している。そして、いよいよ今日の宿泊地である道後温泉へ。

2013年12月 4日 (水)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 1日目(3)大洲城へ

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和食屋さんで「鯛めしさつま膳」を食べて満足しながら、内子駅に向かう途中に「かつ盛」という魚屋さんがある。内子は山の中だけど、海にもそう遠くはないので、どんなものが置いてあるのかのぞいてみる。

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うーん、丸寿司ってなんだろう?どうしても聞いたことのない名前のものを見ると興味が湧いてしまう。お店の人に聞いてみると、おからのお寿司だそうで、この地域の名物らしい。今回の愛媛旅行、聞いたことのない食べ物ばかりで、けっこう楽しい。

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歴史がありそうな和菓子屋さん。栗饅頭が名物の様子。

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老舗の和菓子屋さんがつくるロールケーキって美味しいかもなぁ。町歩きをしながら、看板1つでも私は十分に楽しめる。

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「スキー毛糸」ってネーミングもレトロな雰囲気で楽しい。たしかに、スキーには毛糸は温かそう。

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私の町歩きは各駅停車なので、酒屋を見つければ、どんな地酒があるのかと思って酒屋さんをのぞいてみる。

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今日は2013年11月22日金曜日。昨日11月21日木曜日は、11月の第3木曜日なので、ボジョレーヌーボーの解禁日。フランスから運ばれて、愛媛の田舎町でも売っているボジョレーヌーボーってすごい。

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内子駅まで戻ってくる。蒸気機関車が置かれている

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内子駅は線路が高架になっており、あまり田舎っぽい風情はない。

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お昼ごはんを食べたばかりなのに、どうしても、どうしても、まだ知らない「丸寿し」への興味を断ち切れず、お買い上げ。

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酢でしめた光り物系の魚の寿司って大好き。

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酢飯の代わりに、酢のきいた「おから」。だけど、酢飯と違って、口の中の水分を吸収される感じで、飲み物がないとつらいかも。

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柔らかく温かいクッションが置かれたベンチで食べる丸寿し、美味しい。あれ?クッションには何か刺しゅうされているみたい。

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うちここうこう。

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かていクラブ。なんだか、とても温かい気持ちになる手作りクッション。

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ホームに上がり、せっかく「内子・大洲町並散策 1日パス」を買ったんだから、伊予大洲を目指すことにする。

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ここにも、内子高校家庭クラブのメンバーがつくったクッションが置かれている。どんな高校生たちなんだろう?内子は、町の人も「こんにちは」と挨拶をしてくれたり、駅のベンチにさりげなくクッションが置かれていたり、さりげないホスピタリティが旅をしていて心地いい。内子、なかなかいい町だったなぁ。

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再び、ディーゼル特急「宇和海」に乗って、大洲を目指す。

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といっても10分もしないうちに、わずか1駅で伊予大洲駅に到着。案内を見ていると、市街中心部までバスで5分、えっ?徒歩30分!?ということは往復1時間歩くのかぁ。しかもバスは本数がものすごく少なく、次のバスは1時間後までない。うーん、歩くしかないかなぁ。

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私は町歩きが大好きなので、30分くらい歩くのはそんなに苦ではないけれど、なんとなく徒歩での往復する1時間がもったいない気がして、たまには駅前からタクシー。私の旅は、固定観念や概念に縛られるのが好きではないので、歩くことはたしかに多いけれど、「歩かなければならない」というルールではない。「ねばならない」という考え方は、旅行に限らず私は好きじゃない。

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さすがタクシー。わずか5分で大洲城に到着。大洲城の4層4階の天守閣は平成の時代の2004年に復元されたもの。

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天守閣は復元されたものだけど、付随する櫓は江戸時代に建てられたもの。この大洲城がすばらしいのは、平成16年に建てられたものでありながら、コンクリートではなく木造建築構造であること。実は大洲城を訪れる前は、最近建てられた復元天守だから見てもおもしろくないかと思っていたんだけど、平成になってから伝統技術でつくられた木造建築のお城は、逆におもしろい。

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館内には、伝統的な組み木の仕組みを学ぶことができる。日本の木造建築の技術ってすごいなぁ。私は城マニアではないんだけどけっこう楽しくて、大洲城に来てよかった。

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お城から肱川に架かる鉄橋を見ていると予讃線の普通列車が川を渡っている。

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天守閣から肱川と市街地を眺める。お城を見たあとは、市街地へ向かう。

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「まける市」とはどんな商店街なんだろう?

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レトロな昭和を感じる商店街が並んでいる。これだけ、昔ながらの商店街の雰囲気を再開発されることなく残っている風景はすごい。空き地なってしまったり、虫食いにビルに建て替えられておらずに風情を保っているところに価値がある気がする。だけど、見方によっては、単にさびれている商店街だけど・・・。

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古い商店街の風情を残している町並みを歩いていると、川魚の甘露煮を売っているお店など、お店をみながら歩くのは楽しい。

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「おはなはん」通りと呼ばれる道には白壁の家がならんでいる。残念ながら、私はNHKの朝ドラ「おはなはん」がいつ放映されていたのかも知らないけど・・・。

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昭和を感じる古い町並み。うーん、NECは今ではワープロもカラーテレビも製造していないんじゃないかなぁ?町歩きをしながら、臥龍山荘(がりゅうさんそう)という庭園を目指す。

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】

2013年12月 1日 (日)

初めての道後温泉1泊2日一人旅 1日目(2)内子で鯛めし。

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「内子座」を出て、再び内子の町歩き。平日の内子は観光客の姿もまばらで、落ち着いた町。町を歩いていると、町の人から「こんにちは」と声をかけられる。

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通り沿いにある「商いと暮らし博物館」は、昔の商店の様子を再現している。展示内容からここは薬屋さん。内子は「商い」をテーマにした博物館があるくらいだから、商人の町だったのかなぁ?そんなに大きな町ではないのに「内子座」を建てるほど町を発展させた豪商がいたはず。

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内子の町歩き、静かな雰囲気なので、立ち止まって古い建物をみていると、気持ちがのんびりとしてくる。今朝は朝3時に起きて、慌ただしく移動してきたから、ようやくのんびり観光気分。

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建物の2階に上がって畳に腰かけ、蔵のある風景を眺める。

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白壁の独特な雰囲気の立派な建物が残されている。

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江戸から明治時代の町並みが残されているという八日市・護国地区を目指す。交差点を左に曲がると気になるのが「酢卵」?の看板。えっ?酢卵ってなんだろう?

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森文醸造株式会社というお店で「酢卵」が作られているらしい。積極的に試飲させてくれればいいのに、商売っ気がないのかお店には誰もいない。うーん、「酢卵」ってなんだろう?私は、まだ知らない名前のものにはどうしても興味を持ってしまう。これが内子の名物なのかな?

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工場のような建物で大規模に生産されている様子。しかも、放置されているオブジェは古びているから、酢卵は最近開発されたものではなさそう。うーん、酢卵ってなんだろう?この地域では、どのお店でも「酢卵」が作られているのかなぁ?

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でも、「酢卵」屋が並んでいることはなくて、やっぱり森文醸造だけみたい。それにしても、内子の町って、昔ながらの建物が並んでいて雰囲気がいいけど、商業的な観光地化されていないので落ち着いた町並み。

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実際に町を歩いてみると、この落ち着いた風情がなかなかいいんだけど、写真では町の良さが伝わらないかも。実際に、出発前にいくつか「内子」の旅行記ブログを見たんだけど、どれも今ひとつ内子の町のよさが伝わってこない。

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他のブログにも載っていたけど、無人販売のお店がある程度で観光客目当ての商店もほとんどない。

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でも、この素朴さが、町の静かな風情とマッチしていて、内子の町歩きは楽しいんだけどね。

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無人販売のゆず、安い!

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内子のメインストリートに到着。白壁の建物が並ぶ通りは、タイムスリップしたみたい。

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だけど、昔ながらの家は、今も実際に住み続けられている様子。

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人通りもまばら。土日になると観光客がたくさん訪れるのかなぁ?それにしても観光客目当てのお店や食堂もほとんどない。あえて意図的に商業化せずに、この風情を残しているのかなぁ?

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通りにある「上芳我邸」に立ち寄ってみる。ここは博物館になっている。他にお客さんもいないし、館内を私一人のために女性の方に案内をしてもらうことにする。でも、ここで案内を聞かせてもらってよかった。「上芳我」家は本芳我家の分家であり、ハゼノキという木から「木蝋」(もくろう)という、化粧品などの原料となるものを作っていて、明治時代には外国に輸出までしていたらしい。この説明を聞いて、内子は「木蝋」を生産し、それを売って財をなした豪商がいたことがわかる。そのような豪商がいたから、町が賑わい、内子座のような劇場が建てられたんだろうと疑問が解消。

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各部屋を案内してくれる。昔は赤い塗料で柱を塗っていたことや、客の間や生活の間などを丁寧に案内してくれる。もちろん無料で案内してくれるので、絶対に説明を聞きながら案内してもらった方がいい。

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奥の建物には木蝋資料館があり、内子の商人が財をなした「木蝋」の製造方法を学ぶことができる。

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「上芳我邸」を訪れて、初めて内子のことが理解できた気がする。それにしても、建物も立派だし、中庭も広い。

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中庭から建物を眺めると、紅葉が赤く染まっている。

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「上芳我邸」を出て、屋根を見上げる。説明を聞く前と聞いたあとでは、見るポイントが違う。

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屋根の隅にある「しゃちほこ」のような瓦は帆掛け船を表している。そして、瓦が波打つように組み合わされているのは、波を行く帆掛け船を表現しているなんて、説明を聞かなければ絶対にわからない。

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駅の方に戻り始めると、見学した上芳我家の本家である本芳我家の屋敷にも同様に帆掛け船の瓦がある。

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そして、木蝋を輸出する際に、本芳我家がトレードマークとして使用した「旭鶴」がここにある。このことも説明を聞かなければわからなかった。

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そして、帰り道にはもうひとつの疑問点を解消するために森文醸造に立ち寄ってみる。もちろん「酢卵」の謎を知るために、試飲させてもらう。アセロラなどの果物も入っており、フルーティーな味付けで飲みやすい。卵黄や酢、アセロラなどの果物と材料だけでも、体に良さそうな健康飲料。健康飲料と考えれば、美味しい。

森文醸造はもともと、味噌や醤油などを造っていた会社だけど、社長が研究して醸造技術を用いて健康食品である「酢卵」を開発したことを聞く。ということで内子の名物というよりは、森文醸造の社長が開発した健康食品であることがわかる。これで、内子の謎は解消。

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もともと、味噌や醤油を造っているとのことで、お店を見てみると「ひしを」という聞き慣れないものを発見。どうしても、まだ知らない物を見つけると興味がわいてしまう。お店の人に聞くと、もろみ味噌とのことで、健康食品だけあってけっこうなお値段の「酢卵」は買わずに「ひしを」を1つ購入。

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内子の市街地は商売っ気があまりないので、食堂もあまりなく、たまたま「たいめし」ののぼりが目についた「御食事処 吉長(よしちょう)」というお店に入ってみる。もちろん、私一人しか客はいない。だけど、店の奥では夜の宴会の仕込みをしている様子で、内子に住む人が普通に宴会をする地元密着の和食の料理屋さんの雰囲気。

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今回の旅行で初めてのちゃんとしたごはん。「鯛めしさつま膳」という、鯛めしとさつま汁という南予地方の名物が両方とも食べられてしまう、よくばりな定食を注文。国内旅行だと言葉に不自由な海外旅行とは違って、その地域の郷土料理を食べて、興味を持ったものを買ってしまうために逆にお金を使う気がする・・・。

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鯛の刺身を並べ、卵の黄身とだし醤油を混ぜたたれをかけて食べる鯛めし、なかなかおいしい。

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そして、鯛と麦味噌を焼いてだし汁を加えた「さつま汁」。

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これも、ごはんにかけて食べる。少し甘めで麦味噌の香りが美味しい。今回の愛媛旅行、急に思いついた目的地だったけど、風景も風情があるし、食べ物も美味しいし、かなり満足。

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