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2012年2月23日 (木)

ストライキより怖い天候不良

いよいよ2/25土曜日の夜、エールフランスAF277便でバスクに旅立つ。冬の旅行で注意しなければならないのは、悪天候。実は2009年12月に、ミラノ・マルペンサ空港で空港閉鎖に遭遇し、帰れなくなるかの思いをしたことがある。

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2009年12月20日、チュニス・カルタゴ空港から3時間遅れでミラノへ。アリタリア航空のフライトナンバーだけど、運航はAirOneという航空会社。 ミラノ・マルペンサ空港に着陸すると、飛行機が遅れた理由がわかったような気がする。

そう、おりしも、この年、2009年12月17日からのヨーロッパの寒波は、18日にはユーロスターが英仏海峡の海底トンネルの中で立ち往生するなどの大寒波。内陸部のミラノもその影響下にあり、沖止めでタラップを降りて、バスに乗るけど、外を歩いた時の寒さは、間違いなく氷点下の寒さ。チュニジア・チュニスの地中海沿いの温暖な気候から、一気に氷点下の世界に来ると何倍も寒さを感じる。
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翌12/21、ミラノ観光の最初はやはりドォーモ。地下鉄の階段を上がると、ドォーモ広場に出る。広場に出て感じることは、ドォーモの圧倒的な存在感。迫り来るようなファサードの迫力に圧巻される。全体像を見るためには、かなり後方に下がらないとわからない。

クリスマス直前ということもあり、ドォーモ広場には大きなツリーが飾られている。夜にはライトアップされるのかなぁ。そんな想像をしながらも、圧倒的な存在感のドォーモをしばらく見上げる。

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そして、ガッレリア。床のモザイク、天井の絵もすばらしいが、おそらくクリスマスシーズンだからだと思うけど、電飾が美しい。

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ドォーモ広場からスフォルツァ城を目指して歩き始めると、クリスマスマーケットが開かれている。クリスマスの雰囲気たっぷりで、お店をゆっくり眺めながら歩く。市場を見つけたら、立ち寄ってみるのがマイルール!

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スフォルツァ城へ。ミラノの天候は曇りだが、どんよりとした曇り空で、ものすごく寒く、確実に氷点下の世界。

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スフォルツァ城の手前にある噴水、よく見てみると、凍っている。水の流れが凍った様子は、考えようによっては美しいが、とにかく寒さを感じる。

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スフォルツァ城をまっすぐ突き抜けると公園があり、即席スキー場がある。ただでさえ寒くて、スキーに行ったときのゲレンデ前のような寒さなのに、スキー場を見たら余計に寒くなる。

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ドォーモ広場からちょっと歩いたところにあるトラットリアへ。13時ごろに入ったときは、だれも客はいなかったけど、その後にほぼ満席に。なかなか雰囲気のよいトラットリア。

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いろいろなものを試してみたい気はするけど、今回のミラノ滞在は今日1日。もう明日には飛行機に乗らなくてはいけないので、ミラノ名物である「オッソブーコ」とミラノ風リゾットがセットになったものを注文する。リゾットは、日本人には芯があると思うくらいがアルデンテ。サフランで色づけられているリゾットは、コンソメ味がおいしい。そして、オッソブーコは、牛すね肉を煮込んだもの。骨の中にある、コラーゲンたっぷりの骨髄をパンにつけて食べるとおいしい。

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そして、今回、ミラノを訪れた際にぜひとも買いたかったものが「マロングラッセ」。事前に調べる限り、ドォーモ広場のすぐそばにある「ジョヴァンニ・ガッリ(Giovanni Galli)のマロングラッセがミラノで一番おいしいらしい。ミラノで一番おいしいということはイタリアで一番おいしいかもしれないし、もしかしたら世界で一番おいしいかもしれない。

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小さなお店だけど、ショーウインドにはお菓子が並べられており、注文には列ができている。
Giovanni Galli
http://www.giovannigalli.com/

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事前に調べておいて、今回のミラノ滞在の目的のひとつでもあった「マロングラッセ」、帰国後に食べるけど、たしかに最高においしい!観光地としてのミラノは、見どころはいま一つのような気がするけど、アリタリア航空を利用した時には、この「マロングラッセ」のためにミラノにストップオーバーしてもいいかも!

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どうも寒いと思ったら、午後から雪が舞い始める。

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夕方になると雪は強くなり、道路は大渋滞。明日の空港行きのバス乗り場を確認するために、ミラノ中央駅に向かうと、バスを待っている人があふれており、空港バスが明日の帰国時にちゃんと走るのかどうか不安になってくる。

そもそも、ここまで降り積もってしまうと、空港は大丈夫なのだろうか。部屋に帰り、テレビをつけると、「大雪」のために、鉄道や航空が大混乱になっていることは報道されている。パッキングを始めるが、外を眺めると降り積もる雪。帰国できるのだろうかという不安が増してくる。

深夜0時頃に外を見ると、雪は積もっているものの、降り止んでいる。もしも、日本の新千歳空港だったら、雪が止んでいれば夜を徹して除雪すれば朝から飛ぶに違いないと期待して、寝ることにする。でも、ここはイタリア。夜を徹して除雪するはずはないんだけど・・・。

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そして、帰国日の12/22。アリタリア航空14:45発のフライトで、空港までの所要時間はバスで1時間だけど、前日の大渋滞を目撃してしまったので、朝から空港に向かうことにして、朝8時前に、だいぶ早めにチェックアウト。まず、空港バスについては、通常通り1時間で空港までたどり着き、9時には空港に着く。

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ミラノ・マルペンサ空港に到着してスケジュールやアナウンスを聞いていると、除雪作業を行うために午前中は一便も離発着せず、なんと「空港閉鎖」状態。窓から外を見ると、除雪のための車両が動き回っている。出発便を見ると、ほとんどが「欠航」で、テレビのニュースで見るような、空港のロビーの床に寝ている人たちが。自分も、今晩はこのような状況になってしまうのだろうかと不安がよぎる。

空港閉鎖状態での待機は初めてだったけど、いつ空港閉鎖が解除されるのか、自分の乗る便がいつ搭乗手続きは始まるのか、時間の予測ができないのが難しい。カウンターで聞こうにも、とても順番が回ってきそうもない長蛇の列。出発便の案内の掲示板とアナウンスだけが頼りで、それを逃したら置いていかれるのは確実なので、出発ロビー内にいるしかないので、スペースを見つけて床に座り込む。除雪作業が順調に進みますように!

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午後になり、滑走路が1本使えるようになり、長距離フライトのニューヨーク行きが飛んだので、成田行きも飛んでくれないかと祈るような気持ちで、滑走路を眺めながら待つ。14時、ふとアナウンスに「トーキョーナリタ」の単語を聞き取る。この単語を聞いた時にどんなにほっとした気持ちになったことか。どんなに遅れても今日中には飛ぶ!!

その後、チェックインに1時間半も並んだり、搭乗してから2時間も離陸しなかったり、けっきょく3時間遅れのフライトだったけど、帰国できればそれでいい! ありがとう、アリタリア航空!

ストライキと違って、悪天候による欠航の場合は、ほかの航空会社に振り替えようにも、どの航空会社も飛んでいない。ストライキならば、航空会社側の責任なのでホテル代なども含めて、強く航空会社と交渉することができるけど、天候の場合は航空会社の責任ではないし、ある意味、自然の成り行きに任せるしかない。

このマルペンサ空港での空港閉鎖に遭遇してから、遅延については「その日のうちに飛んでくれれば、それだけで十分」と思うようになった。飛行機のダイヤなんて、多少遅れても、結果的に運んでくれればそれでいいのだ。

でも、これから1週間、ヨーロッパの天候が平穏でありますように!

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コメント

いよいよ出発ですね。
09年の寒波の時は空港大混乱で大変でしたよね。
(連れがミラノへ行っていて、戻る日になっても連絡もなく大変でした。FRA経由だったかな)
現地からは更新されますか?楽しい旅になりますように。

うずらさん
パッキング終了しました。明日、空港にスーツケースを送ります。PCは重たいので、最近は持って行っておらず、iPhoneをwifi無料の時だけでネットにつなぎ、済ませています。もしかしたらアップするかもしれませんが、たぶん、帰国後のご報告になるかと思います。

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