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2018年1月21日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 4日目(2)エルサレム、オリーブ山からの風景。

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聖アンナ教会から聖ステバノ門へと向かうと、目の前には銃を持った警官が歩いている。本当はパレスチナのベツレヘムに行こうと思っていたのに、昨日発生した発砲テロ事件のせいでアラブバスが動かずに予定外にオリーブ山へ向かっている。

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せっかくここまで来たのだからベツレヘムにあるイエスの生誕教会を訪れたかったなぁ。でも、生誕教会を訪れてしまうと再びこの地に足を踏み入れることはないかもしれない。きっと、神様がもう一度来なさいと言っているに違いないと解釈することにする。そうでなくとも、私はガイドブックをきっちりと読まずに感覚だけで町歩きをするので、けっこう有名ポイントを見落としたりもしていて、いつもまた次に来た時に見ればいいという重要観光スポットは実はけっこうある。

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聖ステバノ門は、この辺りで聖ステバノが石打ちの刑に処せられたことから名付けられている。門にはライオンのレリーフが刻まれている。

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聖ステバノ門の警備体制は、バリケードで封鎖されているものの旧市街からオリーブ山に抜ける観光ルートであるためか、緩そうな印象。どうも、ダマスカス門だけが異常に厳しいだけで、それ以外の門は観光客にはやさしい。それだけ、巡礼者や観光客がエルサレムを訪れているということ。

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聖ステバノ門を出ると、下り坂になっている。エルサレム旧市街とオリーブ山の間にはキドロンの谷と呼ばれる谷になっている。ここから丘の上にある城塞都市エルサレムを攻略するのは難しいだろうなぁ。

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聖ステバノ門を出てからキドロンに谷まで下りると、目の前にはオリーブ山がある。谷であることを実感する。

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オリーブ山の麓には、ゲッセマネの園がある。「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」によると、かつてはこの辺りはオリーブ林が広がっていたという。

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庭園内に残る8本のオリーブの木は、はるか昔から受け継がれてきたものだという。確かに、幹がものすごく太い。

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ルカ22:39には、最後の晩餐を終えたイエスが「いつものようにオリーブ山に行かれると弟子たちも従った」と記述があるので、頻繁にイエスが訪れた場所なのだろう。

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エルサレムに来ておもしろいのは、聖書の記述されている通りに実際の場所がある。聖書の世界が現実にある。聖書を持ってくれば、もっと興味深い旅になったかもしれないなぁ。

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ゲッセマネの庭園に隣接して「万国民の教会」が立てられている。イエスが最後の夜を苦悶して祈った教会であり、別名として「苦悶の教会」とも言われているらしい。

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教会の中に入る。教会の中に入ると、私はいつもの通り椅子に座り教会の静寂を味わう。

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この教会、壁面のモザイク画が美しくて見入ってしまう。

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ゲッセマネの園からエルサレムの城壁にある閉ざされた黄金門が見える。神殿の丘に面しており、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ともに救世主がここからエルサレムに入ってくるのだという。

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ゲッセマネの園を出ると誘惑がある。最初はオリーブ山のてっぺんまで行くというタクシー運転手がベツレヘムに行かないかと声をかけてくる。確かに本心としてはベツレヘムに行きたい。しかし、昨日の発砲テロ事件によって、本当は見たかった「分離壁」のチェックポイントでトラブルになっては面倒だし、誘惑に負けずにオリーブ山に上がることにする。

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オリーブ山は、もっと緑がある風景だと勝手に思っていたんだけど、墓場が広がっている。

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けっこう急な坂道なので一休み。振り返ると神殿の丘が見えてくる。昨日、発砲テロ事件が発生したけれど、団体観光客が集団で坂道を下りてゆく。ダマスカス門だけは頑なに閉鎖されているけれど、普通に観光するには不便はない。

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ようやくオリーブ山の頂上にある展望台に到着する。

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7月の日差しは強く乾燥しているので、歩いてここまで登るのはけっこう大変で、水分補給をして息を整える。

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たくさんの巡礼者や観光客がエルサレムの街を見つめている。

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エルサレム旧市街は昨日の発砲テロ事件によって厳戒態勢にあるけれど、オリーブ山に登ってしまえば、普通に観光客はいるし、平和な雰囲気。ムスリムが多いダマスカス門周辺だけが異常に厳しいだけで、そんなに気にしなくてもいい感じ。警官2名が射殺されているので、大したことはないとは言い難いけれど、この程度の「いさかい」は珍しいことではないのかもしれないなぁ。

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私も展望台の最前列に立ち、エルサレム旧市街を見下ろす。そして、エルサレム旧市街を眺めながら、私は目をつぶって平和が続くように祈る。この世の中で平和ほど大切なものはない。

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祈り終えると、私は風景をぼーっと眺めているのが好き。一人旅だからこそ、自分が満足するまでゆっくりと風景を見ることができる。そして興味がなければさっさと行ってしまうこともあるキドロンの谷があり、城壁で囲まれたエルサレム旧市街は堅牢な城塞都市。閉ざされた「黄金門」がよく見える。

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テレビや新聞などで見るのはこの風景。城壁内が神殿の丘となる。今回の旅程では残念ながら神殿の丘の内部には入ることはできなかったけれど。そして、昨日の発砲テロ事件が発生したのもこの神殿の丘。

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ベツレヘムの聖誕教会と同様に、神殿の丘の内部へ行くのは、次回エルサレムに来たときのお楽しみ。その時は一人ではなく「連れ」と一緒に来られたらいい。だけど、そもそも、エルサレムに行こうと思ってくれる人と巡り会うのはけっこう大変かもしれないけれど。

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旧市街の南側のダビデの町の方向を見下ろす。

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旧市街の西側も深い谷となっており、城壁で囲まれた城塞都市エルサレム旧市街は、町を防御するために自然の地形をうまく利用している。

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シオンの丘に立つのは、昨日訪れたマリア永眠教会。この辺りに「最後の晩餐の部屋」がある。最後の晩餐を終えたイエスは、この辺りからキドロンの谷にあるゲッセマネの園まで歩いて来たのかなぁ。

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シオンの丘を下りたところには最後の晩餐後にペテロが関係する鶏鳴教会が見える。聖書に書かれている物語が実際の風景によってつながってくる。「読みなさい」と言われてもなかなか読まない聖書だけど、ちゃんと読んでおくべきだったなぁ。せめて、聖書を持ってくればよかった。そうすれば、もっとこの風景を興味深く感じたかもしれない。

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オリーブ山は巡礼者や観光客も多く平和な雰囲気。エルサレムというのは不思議な街で、ダマスカス門付近では厳戒態勢にもかかわらず、それ以外の場所では銃を所持した警察官は見かけるものの概ね平和を保っている。ごく一部の人の行動によって、平和の絶妙なバランスは揺らぎ、崩れてしまったかと思ったけれど、平和というものは多くの人々の努力と調和によって、そう簡単には揺るがないようだ。

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2018年1月17日 (水)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 4日目(1)発砲テロ事件のために封鎖されたバスターミナル、アラブバスが動かずにベツレヘム行きを断念。

Jrs1801
2017年7月15日、土曜日の朝。窓の外が騒がしいと思って目を覚ます。そっと窓の外をのぞいてみると鳩のカップルが仲良くデート中。ひとりものの私の前で、そんなに仲が良いことを見せつけなくてもいい。昨日は神殿の丘で発生した発砲テロ事件のためにホテルに戻ってくるにだいぶ苦労したけれど、今日は平和な1日になればいいなぁ。土曜日はシャバット(安息日)にあたるために、朝からトラムもバスも動いていない。移動できる手段は唯一、アラブ系のバスしかない。

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ハシミホテルは朝食込みなので、1階のレストランで朝ごはんを食べることにする。

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朝7時のオープン直後に朝食レストランに行くと貸切状態。

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朝食レストランは、ヨーロッパと変わらず普通な感じ。

Jrs1805
ハムとチーズ、きゅうりとトマト、レタスの生野菜。イスラエルらしいといえば、フームスもある。そして、奥にはプラムが山盛り。

Jrs1806
パンは普通にパンとトースター。そして、ピタパンもある。

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シリアルに紅茶のコーナー。

Jrs1808
生のミントが置かれており、ミントティーができる。私は生のミントを入れたミントティーが大好き。

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さらに、高級ホテルのようにオムレツを焼いてくれる。

Jrs1810
ハシミホテルの朝ごはん。ホテルの朝ごはんとしては焼きたてのオムレツもあるし十分満足。

Jrs1811
部屋に戻って出発の準備をする。今日はパレスチナのベツレヘムに向かう。昨日の発砲テロ事件の影響は今日も残っているのかなぁ?土曜日は朝からユダヤ教系の公共交通機関はトラムもバスも動いていないので、今日はアラブバスでベツレヘムに行くくらいしか予定が組めない。パレスチナとの検問所が閉まっていたりしなければいいけれど。

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すでに昨日のうちに下調べが済んでいるベツレヘム行きのアラブバスのバスターミナルに向かう。

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残念ながらダマスカス門は今日もバリケードで封鎖されている。

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出るのは簡単だけど、昨日のように旧市街に入るのに苦労するかもしれないなぁ。

Jrs1815
ロータリーに出る道にバリケードの隙間ができており、ナブルス・ロード・ターミナルへの回り道をしなくても、ベツレヘム行きのアラブバスのバスターミナルへ出ることができる。

Jrs1816
ロータリーもバリケードで封鎖されており、エルサレム旧市街の外周道路は警察車両しか入れない。

Jrs1817
ベツレヘム行きアラブバスのバスターミナルは閑散としており、バスがない。なんとなく動いていない気配がする。昨日の発砲テロ事件の影響でパレスチナとの関係も変化しているのかなぁ?

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ベンチにもプジョーのエンブレムのようなライオンの紋章がある。エルサレムの紋章なんだろうなぁ。奥の緑色のバスは警察車両。ベンチに座ってしばらく待っていても、人が集まる気配がない。

Jrs1819
ベツレヘム行きのバス乗り場にバスがくるはずがない。手前の交差点で道路が封鎖されており、バスだけではなく車両が入ってこられない。ベツレヘム行きのバスはどこか別の場所から出発しているのかなぁ?

Jrs1820
わからなかったら人に聞いてみる。しかし、ナブルス・ロード・ターミナルで何人かの人に聞いてみても、わからない様子で教えてくれる人はいない。タクシーで行く方法もあるけれど、昨日の発砲テロ事件で情勢が不安定になっている時にはパレスチナに行くべきではないかもしれないなぁ。このような状況の時は、私の判断は、神様が「もう一度、エルサレムを訪れなさい」と言っているに違いない。また、エルサレムを訪れることがきっとあって、その時に訪れればいいと判断し、今回はパレスチナのベツレヘム行きをあきらめることにする。

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目的地を変更して、団体パッケージツアーだったら観光バスで頂上まで上がってしまうのだろうけれど、個人旅行では歩いて登るのが大変そうだからパスする予定だったオリーブ山を目指す。ダマスカス門は警備が厳重で、出ることはできるけど、入ることはできないので、旧市街の周囲を歩こうとするけれど、城壁沿いの外周道路は封鎖されているので、道がない。ヘロデ門のそばに来ると、やはりバリケードで封鎖されており人々が集まっている。

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欧米人の観光客がパスしているので、オリーブ山に行きたいけど通してくれないか?と武装警官に聞いてみると、あっさりとOKされて拍子抜け。ダマスカス門が厳しいだけで、その他の門はゆるい。ヘロデ門から再びエルサレム旧市街に入る。

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ヘロデ門から聖ステバノ門に抜けるのがオリーブ山への近道。この道をまっすぐ歩けば、ヴィア・ドロローサに突き当たるはず。

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パン屋さんなのかなぁ?

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素朴なパンが売られている。

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人通りがない道を歩く。

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正面には黄金色の岩のドームが見える。そして、団体観光客が歩いているのが見える。この道はきっとヴィア・ドロローサ。

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さすがに巡礼地であるヴィア・ドロローサでは歩いている人がいる。観光客や巡礼者は通常通り封鎖されているエルサレム旧市街に入れてくれるみたい。

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欧米人の団体観光客が立ち寄っている場所についていく。

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聖アンナ協会。ガイドブックによると、聖母マリアの母アンナはこのあたりにあった洞窟に住んでいて、聖母マリアもここで生まれたらしい。

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今日は昨日発生した発砲テロ事件の影響のために、政情が不安定である可能性があると判断して、パレスチナのベツレヘムにあるイエスが生まれたとされる地に立つ聖誕教会を訪れることを断念する。絶妙なバランスで成り立っている平和は、ごく一部の人の行動によって大きく揺らいでしまう。それは、今回のようにたった3人のアラブ系イスラエル人による場合もあれば、住民の生活とは直接関係ないであろう、とある大国の大統領の発言によっても。

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2018年1月14日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(6)緊急事態!テロ発生によりエルサレム旧市街が封鎖されホテルに戻れない。

まず最初に、2017年7月14日、金曜日にエルサレム旧市街で何が起こったのかについてのニュースを引用する。旧市街のイスラム教の聖地である「神殿の丘」でこのような事件が起きていたことを私はこの時点では詳細をまだ知らない。

イスラエル人警官2人死亡=アラブ系3人が銃撃-エルサレム旧市街
【時事通信社】

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017071401072

 

【エルサレム時事】イスラエルのメディアなどによると、エルサレム旧市街で14日、アラブ系イスラエル人の男3人がイスラエル人警官隊を銃撃し、警官2人が死亡、1人が負傷した。容疑者3人は直後に射殺された。
 事件が起きたのは、旧市街のイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)入り口付近。容疑者の男らは、警官隊に向かって発砲後、ハラム・アッシャリフ敷地内に逃げ戻り、そこで銃撃戦となった。犯行声明などは出ていないが、イスラム原理主義組織ハマスは「イスラエルのテロへの当然の反応だ」と銃撃を称賛した。
 事件を受け、イスラエル当局は敷地一帯を封鎖するとともに、この日の金曜礼拝を中止。AFP通信によると、当局はエルサレムのムフティ(パレスチナのイスラム教指導者)、ムハンマド・フセイン師を一時拘束した。
 イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長は事件を受け直ちに電話会談を行った。パレスチナ通信は「聖地での事件、祈りの場での暴力に対する拒絶と非難をアッバス議長は表明した」と伝えた。
 イスラエル首相府も声明を出し、電話会談があったことを確認。ネタニヤフ首相は「聖地の治安を守るため必要な全ての措置を取る」とアッバス議長に伝えたという。(2017/07/15-01:23)

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本当のゴルゴダの丘ではないかとも言われている「園の墓」の頭蓋骨岩を見て、再び庭園内を散策する。

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庭園内の壁面には人為的に掘られた穴がある。

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狭い入口から墳墓に入ることができる。

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この壁に描かれた十字架はいつの時代のものなのかなぁ。最近書かれたものなのかなぁ?墳墓の全体像を写真に納めるには広角レンズが欲しいところ。ちょうどイスラエル旅行の直前の2017年6月にニコンから価格の安い広角レンズAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRが発売になっており、欲しくなってしまう。

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「園の墓」の庭園は、ダマスカス門周辺がアラブの雰囲気でごちゃっとした感じなのに対して、静かで落ち着ける。

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ふと見上げると、まだ青いけれどブドウが実をつけている。

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ここで一旦ハシミホテルに戻ることにする。問題は、ダマスカス門の前には銃で武装した警官なのか軍なのかはよくわからないけれど治安部隊によって封鎖されている。はたしてダマスカス門から旧市街に入ることができるかどうか。もしも、城壁内のエルサレム旧市街にあるホテルに戻れないということになれば、今晩の宿がなくなってしまうし、ホテルに置いてあるスーツケース内の荷物も取りに戻れないので、帰国するにも大ピンチの状況となる。

Jrs1708
ダマスカス門を警備する治安部隊の人に、恐る恐る話しかけてみると、あっさり、「行っていいよ」ということになる。旧市街は封鎖されてはいるものの、実際には旧市街に住んでいる人もいるためか、心配をよそにダマスカス門を通って城壁内に通過が許可される。金曜日だからか、ダマスカス門が封鎖されていて物資の納入ができないのか、スークは閑散としている。

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金曜日だからなのか、旧市街が封鎖されているのが原因かはわからないけれど、昨日は賑やかだったスークはお店も開いていなければ人通りも少ない。

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封鎖されたエルサレム旧市街の内部はまだ明るい時間帯なのに廃墟のような雰囲気。

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よかった。無事にハシミホテルに戻ってくる。

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ホテルのWifiに接続して情報を検索し、ようやく銃撃事件の概要を知る。金曜日はイスラム教によって金曜礼拝がある日であるにもかかわらず、この事件のために金曜礼拝が中止に追い込まれている。銃撃事件によって警官2名が殉職しているのでもちろん重大事件であることには間違いないけれど、たった3名の犯人のために、絶妙なバランスで調和しているエルサレムの平和は乱されてしまう。

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そろそろ夕食の時間。あっさりとダマスカス門を通過してホテルに戻ってくることができたので、再び城壁外にあるダマスカス門のそばにあるアラブ系のレストランで夕食を取ることにする。一度は無事に入れてしまったダマスカス門だけど、この時の安易な判断がのちに少し面倒なことになる。

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旧市街から出るのは、治安部隊の人に声をかけるだけでチェックすらなく簡単に城壁外に出ることができる。そう、旧市街の中から城壁外に出るのは簡単。

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ダマスカス門の入口にはバリケートが貼られ、武装した治安部隊によって守られている。

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ダマスカス門に通じる道も何重にもバリケートが築かれている。トラム乗り場やロータリーに抜ける道は封鎖されているので、遠回りしないとロータリーにいけない。

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バリケードは幾重にも築かれていて、出るのは簡単だけど、戻るには治安部隊に声をかけなくてはならない。私には近距離から写真を撮るだけの勇気はないなぁ。武装した治安部隊の人たちだって、あくまで命令に従っているだけなので、業務であり見世物ではない。

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ダマスカス門前のアラブ食堂に行こうと思っていたんだけど、ダマスカス門周辺の道路が封鎖されているために直接ロータリーに出ることができず、アラブバスのナブルス・ロード・ターミナルを通って、かなりの回り道。

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昨日、ファラフェルサンドをテイクアウトした、ダマスカス門に一番近い「アル・アイェド」“Al Ayed”で夕ごはんを食べることにする。

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今日はテイクアウトではなく、ちゃんとテーブルに座って食べることにする。

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中近東風のサラダは細かく切った野菜。

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メインはフームスとシャワルマの盛り合わせ。

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ひよこ豆のペーストのフームスは、私はけっこう好き。そして、シャワルマも好きだったりする。毎日、同じようなものばかりを食べている気がするけれど、私は中近東料理ってけっこう好きなのかも。フームスやシャワルマをピタパンに挟んで食べると本当に美味しい。

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レストランの前の広場は人が少なくてのんびりした感じ。旧市街が封鎖されているから普段よりも人が少ないのかもしれないなぁ。

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今朝まで、この広場から歩いて簡単にダマスカス門まで行けたのに、完全にバリケードで封鎖されてしまっており、ここから直接はダマスカス門に行けない。仕方がないので、再び、ナブルス・ロード・バスターミナルをぐるっと回ってダマスカス門に向かう。

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広場の周辺では、道路に八百屋さんが開店中。

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再び、ナブルス・ロード・ターミナルを通って、ダマスカス門からホテルに戻ろうとすると、武装した若い兵士がダマスカス門はクローズドだと言って聞かない。旧市街に入るにはヤッフォ門しか開いていないと言って、何を言っても通してくれない。つい先ほどまで通過できたはずのダマスカス門が封鎖されており通れない。そして、エルサレム旧市街の中にあるハシミホテルに戻れない。安易に城壁外に出たのが大失敗だった。おそらく、この若い兵士には融通を利かせる権限がないので、言われた決まりを守ることしかできないのだろう。この権限のない若い兵士とこれ以上交渉しても無駄なので、仕方なしにヤッフォ門に向かうことにする。しかし、ヤッフォ門まで歩くのはけっこう遠いなぁ。しかも、またナブルス・ロード・ターミナルまで遠回りしなくちゃならないし。

Jrs1728
仕方なしに、ダマスカス門から城壁沿いにヤッフォ門に向かって歩く。ヤッフォ門よりも手前に新門があるので、新門を守る武装した兵士にホテルが旧市街の中にあるので帰りたいと伝えると、なんていうことなく、拍子抜けするくらいあっさりと通してくれる。うーん、頑なに通そうとしないダマスカス門の治安部隊はなんだったんだろう。ダマスカス門を守る治安部隊が融通の利かない指揮系統なんだろうなぁ。それとも、周辺にアラブバスのターミナルがありアラブ系の住民が多いダマスカス門だけが特別なのかなぁ。

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エルサレム旧市街に入ってしまえば、兵士がいるわけではなく、平穏を保っている。

Jrs1730
昨日、エルサレム旧市街を探検しておいてよかった。新門からハシミホテルに戻る道はなんとなくわかる。

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ヴィア・ドロローサの第7ポイントあたりに出てくる。ここまでくれば、あの白い看板がハシミホテルの看板。

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無事にホテルに戻ることができた。ダマスカス門の治安部隊が融通を利かせてくれれば、こんなに遠回りをすることはなかったのに。ダマスカス門で事情を説明したのに頑なに通過を拒否されたのに、新門ではあっさりと通過できてしまうところが腹立たしい。まぁ、フランス旅行をしていても担当者の気分しだいということはよくあることだから、そんなものなのだろうけど。

Jrs1733
ようやく部屋に戻ってほっとした気持ちになる。ホテルのそばのアラブ人の小さな商店で買った、お気に入りのパッションフルーツの缶ジュースとヨーグルトを食べる。

Jrs1734
ハシミホテルの屋上のテラスに上がり、エルサレム旧市街を眺める。平和というのは絶妙なバランスの上にあり、銃撃事件で死者が出ているので小さな事件ではないけれど、たった3人のアラブ系イスラエル人によって、平和は簡単に崩れてしまう。エルサレムは様々な宗教の聖地であるからこそ、調和の上で平和が成り立っている。

Jrs1735
このような「いさかい」は日常茶飯事なのかもしれないなぁ。だって、死海から戻ってエルサレム新市街を歩いていても、新市街はシャバット前に人々は食事をしたり、カフェでくつろいでいたり、平和そのもので、エルサレム旧市街に戻るまでは事件のことに気がつくことはなかったんだから。なかなか日本で暮らしていると平和は当たり前のことになってしまっていて、平和の大切さを身にしみて感じることはない。イスラエルに来て、平和の大切さを肌身をもって感じる。

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2018年1月11日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(5)大ピンチ!2017年7月14日金曜日、エルサレム旧市街で発砲テロ事件が発生。

Jrs1601
マハネーイェフダー市場でちょっと遅めのお昼ごはんを食べたあとは、エルサレム新市街を歩いてみることにする。夕方に近づいてきて、トラムの運行本数が減っているような気がする。もう、シャバットの運休に入ってしまったのかなぁ?

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もともと、新市街を歩いてみようと思っていて、ゆっくりエルサレム旧市街まで歩くつもりだったんだけど、トラムがシャバット休みに入ってしまい運休となれば、意図せずに歩く羽目になってしまったのかもしれないなぁ。

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私は街を歩くのが好き。エルサレム新市街は城壁の中の旧市街とはまったく違ってヨーロッパの街並み。

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私はなんとなく方向感覚に任せて、まっすぐ歩かずに路地に興味のままに入り込んでしまう。しかも、方向感覚で修正しようと試みるので、私は道に迷うことがけっこうある。

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エルサレムのアパートにはバルコニーがついている。どうも、マルタに行ってからというもの、人々が生活する住居、そして特に出窓に興味があって、つい建物を見てしまう。

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再び路地に迷い込むと、雰囲気の良いオープンテラスのカフェが並んでいる。

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金曜日午後、シャバット直前のカフェは人々で賑わっている。のんびりした平和な雰囲気。この時は、エルサレム旧市街で起きた重大事件のことを私はまだ知らない。

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お客さんがカウンターに並んでいるお店を見つける。外で食べている人をみると、ここはアイスクリーム屋さん。

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7月のエルサレムは暑いし、アイスクリームを食べようかなぁ。

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大好きなピスタチオのアイス。カラッとしているけど暑いエルサレムの気候にはアイスクリームが美味しい。

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エルサレム新市街は、特徴がないと言えばないんだけど、のんびりした雰囲気が好きかも。ごちゃっとした感じの旧市街と、オープンテラスが並ぶ新市街と両方味わえるからこそ、エルサレムは楽しいのかもしれない。それに日帰りで簡単に死海浮遊体験までできてしまうんだから、エルサレムはなかなか楽しい。

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パラソルの装飾がおもしろい。イスラエルはなんとなく情勢が不安定のような感じがして、今までイスラエル旅行を決断できなかったんだけど、実際に行ってしまえば、なかなか旅行しやすい国かもしれない。

Jrs1613
パラソルに導かれて脇道にそれる。私の場合、風景に惹かれて寄り道をすると迷子になる可能性がある。路線バスも時刻通りに正確に運行されているので、エルサレムだけではなくもっと地方の旅を楽しんでもいいかもしれないなぁ。

Jrs1614
道に迷いそうになったので、引き返して無事にトラムの走る元の通りに戻る。引き返さずに修正しようとして私はよく道に迷う。だいぶ人通りが少なくなってきた。

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ふとジュース屋さんのスムージーに目が止まる。5シュケルは安いなぁ。

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カラッと乾燥した暑さには、水分は汗として蒸発してしまうので、水分をどんどん体の中に入れる。なんだか、水分を飲んでばっかり。

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トラムの走る通りは閑散とした感じ。何時くらいまでトラムが走るのかなぁ?運行本数が明らかに少なくなっている。

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通りは商店も閉まり、閑散としているけれど、カフェには人が集まっている。仕事が終わったシャバット前の時間は、のんびりできるひとときなんだろうなぁ。

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ふと、エルサレムのゴミ箱に目が止まる。

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プジョーのエンブレムのようなライオンの紋章。エルサレムの紋章って、ライオンなのかなぁ?

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トラムのシティホール駅のそばまで戻る。旧市街まではもう少し。

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久しぶりにトラムが走っているのを見る。本数は明らかに少なくなっていると思うけど、夕方までは運行されているみたい。

Jrs1623
新門を過ぎたあたりで、親切な旅行者から声をかけられる。「どこに行くの?オールドタウンは銃撃事件があったために封鎖されている」と教えられる。旧市街が封鎖されている!?困ったなぁ。どこでどのような銃撃事件が発生したのだろうか。旧市街の中にあるハシミホテルに戻れないかもしれない。

Jrs1624
新門からダマスカス門までさらに歩く。実はこの時には私はまだ事件の詳細を知らない。わかっていることは、旧市街の中で銃撃事件があり、そのために治安組織によって旧市街が封鎖されているということ。どのような銃撃事件なのか、どの程度の規模なのか、死者がいるのかどうかもわからない。

Jrs1625
ダマスカス門に向かう道路は封鎖されている。閉鎖はされているけれど、それほど緊迫した状況には感じないし、周辺の人々の様子を見ても落ち着いていて、危機的な状況には感じられない。そもそも、新市街では何事もなかったように平和を感じられていたんだからそれほど大事件ではないに違いない。実際に私はもしもホテルに戻れなかったら困るなぁとは思っていたけれど、その時にはそんなに危機的な状況であることには気がついていない。

Jrs1626
ただ、7月のイスラエルは暑くて喉が乾く。商店でパッションフルーツの缶ジュースを買うと、これがキンキンに冷えていて最高に美味しい。今回のイスラエル旅行で、ファラフェルと並んでお気に入りとなるパッションフルーツの缶ジュース。

Jrs1627
私は新市街が平穏だったこともありこの時はまだテロ事件に対する危機感を感じていないので、まだ日が高いのでダマスカス門の近くにある「園の墓」と呼ばれる場所を観光することにする。「園の墓」は、イエスの墓であるゴルゴダの丘が本当はここではないのかと言われている場所。

Jrs1628
「園の墓」はアラブバスのターミナルであるナブルス・ロード・ターミナルのそばにある。ベツレヘムに行くバスターミナルといい、ダマスカス門周辺はアラブバスのターミナルがいくつかある。

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“The Garden Tomb”の看板があるので、迷わずに「園の墓」の入口がわかる。

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“The Garden Tomb”「園の墓」の入口は大通りに面しておらず、路地の奥にある。

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入場は無料。

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“The Garden Tomb”というだけあって、緑豊かな庭園になっている。今日は暑いので木陰でくつろいでいる観光客がたくさんいる。

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「墓」というからどんなところかと思っていたら、むしろ庭園。エルサレム旧市街のすぐそばなのに、この庭園は本当に緑が豊かで、歩くのが心地よい。

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一番奥まで歩くと、崖の下にはアラブバスのスルタン・スライマーン・ターミナルが見える。本当にダマスカス門周辺はアラブバスのバスターミナルが集結している。そして、バスの駐車場に隣接して岩が見える。

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この岩のくぼみが人面岩にも見える。「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」の解説を参考にすると、ゴルゴダの丘の「ゴルゴダ」の意味が「しゃれこうべ」であることから、この「しゃれこうべ」にも見える岩こそが、本当のゴルゴダの丘ではないかという説があるのだという。ベンチに腰掛けて、ぼーっと岩を眺め続けると、確かに人面のように見えてきた。銃撃テロ事件が発生しているというのに、危機感なくのんびりすごしているけれど、この時はこれから体験する、エルサレム旧市街封鎖の影響をまだ知らない。

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2018年1月 8日 (月)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(4)エゲッドバスで死海からエルサレムへ。エルサレム新市街でお昼ごはん。

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死海のビーチは日差しが強いので、タープの下でないと暑くていられない。死海でのんびりプカプカ浮遊しているのも楽しいけれど、体験できれば十分なので何時間もここにいなくてもいいかなぁ?平日だったら、夕方までバスはあるのでマサダを周遊することも楽しめるけれど、金曜日は夕方からシャバット(安息日)になり、エン・ボケックからエルサレムに戻る最終バスは午後1時半。だけど、2時間くらいで死海浮遊体験を満足してしまい、もう1本前の12時のバスでエルサレムに戻ることにする。

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死海で浮遊することがこんなに簡単だと思わなかった。料金も路線バスだし、設備が完備しているパブリックビーチは無料なので、バス代しかかかっていない。ヨルダン側の死海ではなく、イスラエル側の死海であれば、思っていたよりも簡単に体験できるので、私のように死ぬ前に一度でも死海に浮かんでみたいという願望がある人には、エルサレムから日帰りで行けてしまうので、エン・ボケックのパブリックビーチはお勧め。

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無料のシャワーも水量もあってしっかりと水が出るし、簡易的だけど更衣室で着替えも済ませる。全て無料で整備されており、困ることなんてない。

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ビーチを離れてバス停へ向かう。

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売店があるので、ここで死海の泥などを買って塗ることもできる。だけど、基本的にはホテルに滞在している人が多いので、レストランや軽食が食べられる場所があまりない。もちろん、時間があればホテルのレストランも選択肢として検討できるんだけど、乗ろうと思っている12時のバスの出発時間も迫っていることだし、エルサレムに戻ってからお昼ごはんを食べることにする。

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バス停は、屋根のあるベンチもある。すでに、バスを待っている人がいる。

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エルサレムに戻るには、486番バスか444番バスに乗ればいい。このバス停はオアシスホテル。

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死海のスズメ。人が住んでいるから緑もあるし、生息できるのかなぁ?

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バスが時間通りちゃんと来るなんて、イスラエルって旅行しやすい国なのかもしれないなぁ。

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今回はエルサレムと死海に限定してしまったけれど、ガラリヤ湖やハイファやアッコーなどの地中海沿いの町なども次は行ってみたいかも。

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乗車時に運賃を支払い、エルサレム行きの486番バスに乗る。

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死海沿いの道を走る。

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路線バスなので行きと同様に途中で山側に入り、エン・ゲディ・キブツに停車する。

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死海の対岸はヨルダン。

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今回の旅程の曜日の並びが良くなかったかもなぁ。金曜日と土曜日を含んでしまっているので、行動範囲を限らざるを得ない。平日だったら、まだお昼だからマサダにも周遊できたのに。

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バスはエルサレム・セントラル・バス・ステーションに到着。降車専用のバス停は1階にある。

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セントラル・バス・ステーションの中に入るとショッピングセンター。お昼ごはんはどうしようかなぁ?

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セントラル・バス・ステーションの時計は13:45くらいだけど、この時計は遅れているので実際の時間は14時くらい。セントラルステーション駅からトラムに乗ってマハネー・イェフダー市場に行って見ることにする。

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安息日の金曜日は仕事が午前中だけなのかなぁ?トラムを待つ人が多い。

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エルサレム旧市街へ向かうトラムに乗る。

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マハネー・イェフダー駅“Makhane Yehuda”でトラムを降りる。この駅で降りる人が多い。でも、地元の人よりも旅行者っぽい服装の人が多いかなぁ?

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マハネー・イェフダー市場は昨日よりも賑わっている。金曜日はシャバット(安息日)に入る前に買い物をする人が多いのかも。

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シャバット前はお祭り気分なのかなぁ?ただでさえ混んでいるのにメイン通りの真ん中で座り込んで騒ぐ若者たち。

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レストランが並ぶ通りを目指して歩くにも人が多い。

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シャバットに入る金曜日の午後は、レストランも混雑しており座る場所もない。うーん、どのレストランも混雑しているのでちゃんとしたレストランでのお昼ごはんは難しそう。こういう時は連れがいれば席を確保してから食べ物を買いに行けるのに、一人は辛い。

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列ができているファラフェルサンド屋さんを発見。

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パリのマレ地区にあるファラフェルサンド屋さんで食べることもできたのに、エルサレムに来るまで一度も食べたことのなかったのに、ファラフェルサンドがちょっとお気に入り。列に並んでみる。

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このお店のファラフェルサンド、様々な具が入っていて美味しい。

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さらに、マハネー・イェフダー市場を散策。

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パン屋さんを見つける。

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お店の中に入ってみて、気になるのは、この揚げパンのようなもの。なんだか美味しそうなパン。

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私はどうしても見たことのないものや、食べたことのないものには興味を持ってしまう。気になったら試してみるしかない。

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肉まんの中身のような味で美味しい。

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最後に、私が大好きの搾りたてのオレンジジュースを飲んで、マハネーイェフダー市場でのちょっと遅めのお昼ごはんを終える。

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2018年1月 4日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(3)エゲッドバス(路線バス)に乗ってイスラエルの死海リゾート、エン・ボケックへ。エン・ボケックのパブリックビーチでの死海浮遊はなんと無料!

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一生のうちで一度は死海で浮遊体験をしてみたい。そう思っている人も多いんじゃないかと思うし、実際に私もずっと死海で浮いてみたいと思っていた。私も今回、イスラエルについて調べてみてわかったことなんだけど、イスラエルだったら、路線バスを使って日帰りで簡単に死海浮遊体験ができるんです。エルサレム市街を出て岩山だらけの荒野をバスは走る。

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エルサレムから峠道を超えると平野が見えてくる。奥に見える山脈は隣国のヨルダン。私は死海の浮遊体験はヨルダン側だとばかり思っていて、死海がイスラエルとヨルダンの国境にあたり、イスラエル側で死海の浮遊体験ができるとは実は今回の旅行で下調べをするまで思っていなかった。

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遠くに見えるのはエリコの街かなぁ?

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緩やかな坂道を下って行くと、死海が見えてくる。

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死海の周囲は乾燥した岩山の風景。

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道路沿いには人工的に栽培されている緑がある。

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ナツメヤシの畑なのかなぁ?

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道路は整備されており、死海に沿ってどんどん南下して行く。

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「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」にはエン・ゲディのパブリックビーチが紹介されていて、むしろ地球の歩き方はエンゲティを推しているけれど、2017年7月現在は閉鎖されている様子。エン・ゲディの街自体が迂回路で通過しないようになっている。バスは路線バスなので、エン・ゲディ・スパやマサダにも停車しながら進む。エン・ゲディ・スパは死海沿いにはなく内陸にある。金曜日でなければ、夕方までバスの本数も多くあるのでマサダも周遊できるかもしれないなぁ。

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死海沿いをバスは走って行く。遠くにホテルが並んでいる場所が見えてくる。

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エン・ボケックにはリゾートホテルが並んでいる。

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駐車場がある場所で486番バスを降りる。

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パブリックビーチに行くには、海側に駐車場があるバス停で降りるのが便利。

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目印としては、道路の反対側にはオアシスというホテルや、ダニエルという巨大なリゾートホテルが建っている。

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駐車場の中に入り、死海を目指して歩いていく。日帰りかどうかは別として、路線バスで死海浮遊体験をしようと考える人は私だけではないみたい。

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パブリックビーチに到着。公園のようなオープンな雰囲気。2017年7月14日、金曜日のビーチは人も少なく空いている。

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パブリックビーチなので、もちろん、無料。

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無料でシャワーは完備されている。

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無料でトイレもある。見通しの良いオープンな場所にあり、人通りもあるので危険な感じはしない。トイレで着替えても問題なさそう。

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死海のビーチへと向かう。シャワーはちゃんと水が出る。

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日差しが強いのでタープの下に陣取るのがいい。人が少ないので怪しい人がいればすぐにわかる。人が少ないけれど、人はいるので、貴重品の管理はもちろん注意は必要だけど、荷物が見える場所で遊泳するくらいならば大丈夫そう。こういう時に、連れがいたらなぁって感じる。だって、一人って荷物の管理が難しい。

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無料で目隠しになっているだけの簡単な更衣室がある。私はここで着替える。周囲が開けた場所にあるので、怪しい人がいればすぐにわかるので、そんなに危険は感じない。

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水飲み場も完備されている。エン・ボケックのパブリックビーチは、着替える場所、トイレ、シャワーと全てが無料で完備されている。ないものといえば、バスタオルまたはタオルくらい。ビーチサンダルと水着とタオルだけ持って来れば、簡単に死海浮遊体験ができる。だけど、もちろん、パブリックビーチは死海の泥などはないので、スパ機能を持つリゾートホテルに宿泊するかエン・ゲディ・スパなどの有料施設を利用したほうがいい。

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死海の海に入ってみることにする。死海は年々小さくなっており、設備から海までは遠くなっていると以前にテレビで見たような気がするけど、エン・ボケックのパブリックビーチは駐車場からも近く、シャワーなどの設備からもすぐ近くで死海の海に入ることができる。きっと、テレビで見たような死海の水が少なくなっている場所もあるんだと思うけれど、ここは大丈夫みたい。

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足元を見ると塩が結晶化している。それだけ、塩分濃度が高いのだろう。塩分濃度が濃いからこそ、浮遊できる。

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死海の海に足を踏み入れてみる。死海の水は生暖かい感じ。

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死海は塩分濃度が高いので顔を海水につけて目に入ってしまったら、ひどいことになりそう。体を動かして泳いでいる人は少なく、プカプカと浮遊を楽しんでのんびりすること。

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エン・ボケックは遠浅のビーチで、進んでいっても深くならない。遠くまで、浅い海が広がっている。

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イスラエル旅行に行こうと思うまでは、死海の浮遊体験って、路線バスに乗って、無料のパブリックビーチでエルサレムから簡単に日帰りで行けてしまうものだと思っていなかった。死海というとヨルダン側からアプローチするイメージが私の中にもあったんだろうなぁ。

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帽子をかぶったままでも沈まない。周囲を見渡すとカップルしかいないことに気がつく。

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確かに、ここに来るのは、連れがいたほうが楽しいかもしれないなぁ。美しい風景やおもしろい体験って、一緒に共感できる人が隣にいてくれたほうがいい。それに、最大のデメリットは自分の写真が撮れないこと。自分で自分の写真を撮ることって、私はほとんどないんだけど、自分が死海に浮遊している写真を残しておいてもよかったかもしれないなぁ。

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さすがに2017年春に購入したばかりのNikon D7200を持って浮遊体験はできないので、一度ビーチに戻り、カメラはビーチに置いてきて、防水機能を持つiPhone7にさらに防水カバーをつけて、自分が浮遊体験をしているところを、浮遊しながら足だけだけを撮影。プカプカ浮遊するのは不思議な感じ。頭をあげても沈まない。死ぬまでに自分の目で見てみたかった死海を見て、そして人生で一度はやってみたかった死海の浮遊体験を達成する。次の目標は一生のうちで「連れ」と一緒に死海の浮遊体験をすることを目標にしようかなぁ?死海での不思議な体験は、ひとりではなく、一緒に共感できる人と体験したほうが絶対に楽しい。

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2018年1月 1日 (月)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(2)エゲッドバス(路線バス)で死海を目指して、まずはエルサレム・セントラル・バス・ステーションへ。

Bonne Année !
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今日のスケジュールは、死海へエゲッドバス(路線バス)を利用して日帰り観光に行ってみることにする。金曜日であれば、夕方までは路線バスが通常通り走っているので、死海で丸一日過ごすことは難しくてゆっくりはできないけど、その日のうちにエルサレムに戻ってくることができる。土曜日だと朝から夕方までシャバット(安息日)のためにエゲッドバスは運休となるので、日帰りツアーを使用するしかない。割安に路線バスで行くなら今日しかない。

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やっぱり、このリング状の黄色いパンはマルタで似たようなものを見たような気がする。マルタ騎士団も、元々はヨハネ騎士団としてイスラエルで活動していたので、つながりがあるのかなぁ?途中にあるキプロス、このパンには気がつかなったなぁ。

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まずは、エルサレムのバスターミナルであるセントラルバスステーションに向かう。セントラルバスステーションは、エルサレム新市街にあるため、ダマスカス門からはトラムに乗って向かう。

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ベツレヘム行きのアラブバス乗り場。明日、土曜日はユダヤ教系の公共交通機関はシャバットのために運休していまいい動画できないので、明日はここからイエス・キリストが生まれた地である生誕教会を目指してベツレヘムに行こうと思っている。

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ダマスカス門のトラム乗り場に到着。

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切符は自動券売機で購入する。

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画面は英語に切り替えできるので、切符の購入は簡単。

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セントラルステーション方面に向かうトラムが近づいてきた。

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トラムに乗車した後はヨーロッパのバスやトラムと同様に刻印機で刻印する。ICカードにも対応しており、タッチする。

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2017年7月14日、6:55と日付と時刻が刻印される。そういえば、今日は“14 Juillet”だったんだなぁ。日程がわかった時に、いつものようにフランスに行くことも考えたんだけど、象徴的な日というのは危険であり、前年の2016年7月14日には、ニースでテロ事件が発生している。そのために、フランスは避けてディスティネーションを選んで、イスラエルに決めた経緯がある。まぁ、イスラエルがフランスよりも安全かというと微妙なところだけど。

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トラムはヨーロッパで乗るような近代的な車両。

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セントラルステーション駅で降りる。

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トラムの停留所の名称はセントラルステーション。現在、テルアビブからベン・グリオン空港を通って、エルサレムまで鉄道が建設中だけど、おそらくエルサレム駅はこのあたりに作られるのだろう。テルアビブからベン・グリオン空港とエルサレムを結ぶ鉄道があれば、もっとイスラエル旅行は便利になる。

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エルサレムのバスターミナル、セントラルバスステーションは大きなビル。残念ながら、大きな時計は遅れているみたい。エルサレム新市街は、普通に近代的なビルが立ち並ぶ。

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セントラルステーションの入口にはセキュリティチェックがあり、手荷物検査の機械もおいてあるけど、話しかけることも検査を受けることなく素通りでパス。私だけでなく、セキュリティチェックで引っかかっている人はいない。大きい荷物を持っていると引っかかるのかなぁ?セントラルステーションの1階部分はショッピングセンターになっている。

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人の流れに従って、エスカレータに乗って3階に向かう。エゲッドバスのマークと、バスのマークを目指して進めば迷うことはない。

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切符売り場でエン・ボケック行きのチケットを購入。料金は37.5シュケルで、8時出発の486番バスで、乗り場は4番乗り場と親切に教えてくれる。

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出発までだいぶ時間があるけれど、4番バス乗り場を確認。エン・ボケックまでの所要時間は1時間40分くらい。

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シャバットに入る金曜日の486番エン・ボケック行きは、8:00と9:00、11:00と最終は13:00と本数が少ない。「地球の歩き方イスラエル2015〜2016」の巻末に掲載されている時刻から変わっていない。ちなみに金曜日の帰りのバスは12:03と13:33のバスに乗らないと金曜日はエルサレムに戻れなくなる。日曜日から木曜日であれば、夕方までエン・ボケックに滞在できる。

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8:00のバスに乗ろうと思って、ハシミホテルは朝食つきだったのに、ホテルで朝食を取らずに出てきてしまった。1階にあるパン屋さんで朝ごはんを食べる場所を探す。ふと、パン屋さんが気になる。

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カフェのようなお店もあったけれど、パンと飲み物を買ってベンチに座って食べればいい。

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3階にあるバス乗り場へ。ベンチがあるので、座る場所がある。

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小さなパイのようなパンが気になって、買ってみる。

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中身はジャガイモのようなもので甘くない。

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別の種類のパン。

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同じような中身でやはり甘くない。形は違うけれど、パンの種類によってどう違うのかがわからない。実はもう1つ別のパンもあったんだけど、中身は似たようなもの。違いがあるのかなぁ?

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バスの出発時間が近づいてくると乗客が集まってくる。私のように日帰りで死海のビーチに行こうと考える人はいるようで、軽装で荷物が少ない人がいる。

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確かに路線バスで片道1時間40分で行けるんだから、エルサレムから死海にあるエン・ボケックのパブリックビーチには簡単に行ける。以前から、死ぬまでには一度でいいから死海で浮いてみたいと考えていたんだけど、死海というとヨルダン側のイメージが強くて、イスラエル側からだとこんなに簡単に行けるとは思っていなかった。

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公共交通機関としてエゲッドバスには時刻表があり、セントラルステーションには時刻通りバスが来ており、正確に運行されている。時刻表があるということは、旅行者にとっては時間の計算ができるので旅行しやすい。もしかして、イスラエルって、旅行しやすい国なんじゃないかなぁ?

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ふと、バスの乗客が天井にコードを刺しているのに気がつく。

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天井にUSBの端子があるので、充電が可能。

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バスはセントラルバスステーションを出発し、エン・ボケックへと向かい始める。エルサレム新市街は近代的なアパートが並ぶ。

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エルサレム市街を出ると、荒涼とした風景に変わってくる。バスは岩山の中を整備された道路を死海に向けて走ってゆく。

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2017年12月30日 (土)

今回のイスラエル旅行のカメラはNikon D7200を導入。

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2017年7月のイスラエル旅行は、Nikon D7500の発売が発表されて価格が安くなったNikon D7200を今さら購入し、旅行用カメラとしてデビュー。一眼レフデジタルカメラとしてはNikon D5100からの置き換えとなる。イスラエル旅行では、空港や飛行機内ではCanon Powershot G9Xを使用したけれど、ハシミホテル到着後のエルサレム旧市街の町歩きからNikon D7200を使用している。Nikon D7200で撮った写真は、暗い場所がいつもよりよく撮れている。持って行くレンズはキットレンズのAF-S Nikkor 18-140mm 3.5-5.6Gの一本のみで勝負。旅行カメラとして私の使用用途では望遠側は140mmでも十分であることがわかった反面、聖墳墓教会などでは画角に収まりきれず、広角レンズが欲しかったなぁと感じる。このカメラだったら、私は旅行用としては露出補正くらいしか使わないけれど、作品としての写真も十分に撮れる。だけど、旅行用としてはかさばるし少し重い。そして、立ち止まって両手でカメラを構えることになり、ファインダーをのぞく瞬間にスキができるので、人が多く集まりスリのいるような雑踏などだと周囲に注意が必要。性能のわりに価格がお手頃のNikon D7200はすでに製造中止となっており、在庫のみの早い者勝ち!

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イスラエル旅行では、主に空港や飛行機の中などの移動時に使用しているのがCanon Powershot G9X。このカメラの最大の特徴は軽くてコンパクトであること。思った瞬間にカメラを取り出して、歩きながらでも撮れる。片手で操作できるので、大都市の雑踏などでも一瞬で撮れるために使いやすく、雨天でも傘を持ちながらでも使える。フランス・オーベルニュ編では、雨天だったこともあり全編このカメラで撮影しており、旅行用カメラとしてこのカメラだけで完結できる。しかし、広角側、望遠側の両端にレンズの性能には制限があるために切り取りたい風景をうまく切り取れないことがある。また、私の使い方だと、静止せずに歩きながら撮影するために手ブレ写真が多い。これはカメラのせいではなく、私の使い方が悪いのが原因。

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しかし、実は私が旅行用カメラでメインとして使用しているのは、今でもミラーレスのNikon1 J3だったりする。最近ではハワイ編を飛行機の中以外の大部分をこのNikon1 J3で撮影している。Nikon1シリーズは軽量でかさばらない。オートフォーカスが速い。デジタル一眼レフカメラと同様にレンズ交換ができるというメリットがある。また、両手で操作することになるけれど、ファインダーではないので周囲を警戒しながらでも写真を撮ることができる。専門的には、センサーサイズが1インチとCanon Powershot G9Xと同等であり、コンパクトデジタルカメラと変わらないという欠点はあるけれど、私は大きく引き延ばすことはないので、旅行用写真として画素数をマックスで使用することはないので問題ない。何よりも、画素数などのデータではなく、Nikon1で撮った写真の色が私は好き。

Nikon1シリーズの最大の問題は、あまり人気がなく売れていない様子で、2015年春発売のNikon1 J5から3年近く新製品が出ていない。Nikonの経営状態があまりよくないので、私のお気に入りのNikon1シリーズはこのままなくなってしまうのかもしれない。2018年はNikon1の後続機が出ますように!

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2017年12月28日 (木)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 3日目(1)エルサレム、早朝の聖墳墓教会へ。

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2017年7月14日、金曜日、エルサレム。金曜日というのはユダヤ教にとっては夕方から安息日となり、土曜日の夕方までは公共交通機関が止まり、商店やレストランも閉店となる。また、イスラム教も金曜礼拝が行われる日となる。イスラム教の寺院の立つ神殿の丘は金曜日と土曜日は入場できないので、昨日、行っておかなくちゃダメだったことに気がつく。事前に詳しく調べないから、私の旅行はミスが多い。でも、私は、見逃した場所はきっと神様が再び訪れなさいと残しておいてくれたと楽観的に考える。いつかまた来ればいいじゃない。その時は、ひとり旅じゃないかもしれないし。部屋の窓から外を眺めるとまだ太陽は昇っていないみたい。

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屋上のテラスに向かう。ちょうど、東の空から太陽が登ってこようとしている。

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エルサレムで迎える朝。今回のハシミホテル、屋上のテラスが最高にいい。

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朝日が反射して岩のドームが輝き始めている。

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エルサレム旧市街が朝日の色に染まるのをぼーっと眺める。

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朝、早起きした理由は、混雑していない聖墳墓教会を再び訪れようと思ったから。城壁内のエルサレム旧市街に宿泊しているので、聖墳墓教会へは歩いて5分くらいしかかからない。

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朝日に染まる街並みが美しい。美しい風景を心の中できれいだなぁと呟きながら過ごしていると、隣に共感できる人がいたらいいのになぁと感じてしまう。

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朝のエルサレム旧市街は賑やかだったスークも人通りは少ない。

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灯りが見えたので気にしてみると、路地で朝食を売っているお店。

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スークを抜けると道幅が広くなり、モスクのミナレットが見える。聖墳墓教会に向かうには、ミナレットを目指す。お店も空いていなければ、人通りもまばらにある程度。

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昨日、最初はこの入口がわからなかった。キリスト教の一大巡礼地でありながら、入口はとても小さい。

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建物は大きいのに広場は狭く、写真に全体像を収めきれない。こういう時に広角レンズが欲しくなる。

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昼間は賑やかだった聖墳墓教会前の広場には誰もいない。

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ガイドブックによると朝5時から開いているので、早朝の参拝が空いていていいかも。

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香油を注がれた石も参拝者は一人だけ。

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階段を登ってイエスの十字架が立てられた場所には、すでに参拝客がいる。この時間帯は、あからさまな観光客よりも信者による礼拝が多い雰囲気。

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階段を降りて、聖墳墓教会を探検してみることにする。この台の下にある石にもきっと意味があるんだろうなぁ。

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聖ヘレナ聖堂は工事中みたい。

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「地球の歩き方イスラエル」を参照に歩いてみるけれど、聖墳墓教会内の地図にヴィア・ドロローサのポイントを示してくれれば、全てのポイントを巡ることができたのになぁ。けっきょく、第13ポイントの「マリアが亡骸を受け取る」ポイントは通り過ぎてしまう。

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聖墳墓教会はもちろんキリスト教の聖地だけど、このドアの幾何学模様はイスラム文化っぽい。

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そして、天使の礼拝堂へ入ってみることにするけど、まだ開いていない。

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賛美歌を歌う声が聞こえるので、聖堂の裏側に向かう。

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聖堂の裏側に集まり、賛美歌を歌う声が響いている。

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天使の礼拝堂に入る列に並ぶ。数名ずつ中に入ると、さらに奥にあるイエスの墓に2〜3人ずつ入るのを待つ。

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イエスの十字架といい、イエスの墓と言い、床にひざまずいて参拝する。

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イエスの墓の参拝を終える。聖墳墓教会は、観光客で混み合う日中よりも早朝に来た方が静かな雰囲気でいい。

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昨日、ヴィア・ドロローサ巡りをしていたときにはわからなかった、第10ポイントのイエスが衣を脱がされた場所は、入口の右側にある小さな聖堂。

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けっきょく、第11ポイントと第12ポイントは見つからず。先行研究をちゃんと調べてくればよかった。たぶん、ちゃんとポイントを解説してくれている几帳面な人が書い旅ブログもあるはずなのに。まぁ、私のブログは観光ポイントと観光ポイントの途中の雰囲気を伝え、全体的なその場の雰囲気を少しでも伝えることがメインと考えているので、詳しく知りたい場合は几帳面な人が書いた旅ブログをみればいい。

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聖墳墓教会から再びダマスカス門へ抜けるスークの道を歩く。この道の途中にハシミホテルがある。

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獲物を見つけた猫と目が合ってしまう。

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昨日はあまり気にしていなかったけれど、人通りの少ない朝のスークでは猫の存在に気がつく。

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ハシミホテルは朝食つきなんだけど、ホテルで食事を取らずに出かけてしまうことにする。何しろ、今日は金曜日。夕方にはバスやトラムはシャバットのために運休になってしまう。

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ダマスカス門から城壁の外に出る。

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頭の上にパンを乗せて運んでいる人がいる。石の階段に座り、話すムスリムの少女たち。平和な雰囲気だなぁ。

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2017年7月14日、金曜日の朝。平和な雰囲気のダマスカス門を見るのはこの日の朝が最後であることを、私はまだこの時は知らない。エルサレムの平和は、異なる宗教、価値観を持つ人々による絶妙なバランスの上での平和であり、ごく一部の人たちの行為によって、平和のバランスは簡単に崩れてしまうことを今日の夕方には思い知ることになる。

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2017年12月24日 (日)

初めてのイスラエル、エルサレム・死海ひとり旅 2日目(9)エルサレムでの夕ごはんは、ファラフェルサンド。そして、謎のゲロ330ml!?

Joyeux Noël !
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私は、世界中のどこに行っても現地の生活を少しでも感じることができる市場は大好きなんだけど、エルサレムのマハネー・イェフダー市場も楽しかったなぁ。

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旧市街の城壁内にあるハシミホテルに戻るために、トラム乗り場に向かう。

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自動券売機で切符を購入し、トラムが来るのを待つ。

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マハネー・イェフダー駅のすぐ後ろはパン屋さんで大量のパンが売られている。どうも、マハネー・イェフダー市場は大量に並べるのが特徴なのかもしれないなぁ。

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私の中で「ベーグル」はイスラエル発祥という記憶があるんだけど、街中でベーグルは普通には売られていない。街中で普通にベーグルが売られているものだとばかり感じていた。やはり、情報によって得た知識と、実際に街を歩いて感じることは異なるもの。だから、自分の足で歩いて、自分の目で見ないとわからない。

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エルサレムのトラムのチケットは、SuicaのようなICカード式乗車券「ラブカヴ」もあるけど、そんなにトラムに乗らないだろうと思ってシングルチケットを購入。

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トラムが近づいてきた。

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ヨーロッパのトラムと同様の信用乗車方式で、切符を刻印機で刻印する。

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ダマスカスゲート駅でトラムを降りる。

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ダマスカスゲート駅からトラムの路線は城壁で囲まれたエルサレム旧市街から離れて郊外へと向かう。

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エルサレムには主にユダヤ人の住む地区を走るエゲッドバスと、アラブ人地区であるパレスチナ自治区方面を走るアラブバスがある。トラムのダマスカスゲート駅とダマスカス門の間にはアラブバスのバスターミナルがある。

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パレスチナのベツレヘム行きのバスはここから出ている。金曜日の夕方から土曜日の夕方まではユダヤ教のシャバットとなり、公共交通機関が一切ストップしてしまうので、土曜日はパレスチナのベツレヘムに行こうと思っていたので、バス乗り場の下見にちょうどいい。

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今日の午前中、テルアビブ空港からシェルートに乗って、初めてエルサレムに到着したのはこのロータリーのあたりだったなぁ。

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ダマスカス門周辺は、アラブバスのバスターミナルがあることもあり、アラブ色が強い。レストランもアラビア語。

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エルサレムの全部の門をまだ見たわけではないけれど、新門やヤッフォ門やシオン門よりも、ダマスカス門は立派な門。

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ダマスカス門から旧市街の中に入るとアラブのスークの雰囲気。

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道で野菜が売られていたり、雑多な感じだけど、これはこれで私は好きな風景。

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ムスリムの女性だって、おしゃれしたいんです。

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旧市街の魚屋さん。ダマスカス門周辺はアラブ色が強い。書かれている文字はアラビア語。

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うーん、これは何の道具なんだろう?私は気になるものを見つけると立ち止まってしまう。でも、本当に何に使うんだろう?しばらく考えてみてもわからない。

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今日は朝からずっと歩き回っていたので、一旦、ハシミホテルに戻って一休み。私の旅のスタイルは、さんざん歩き回って、夕食前に一旦ホテルに戻って一休みすることが多い。「地球の歩き方イスラエル」を参考にして、レストラン探し。どうも、旧市街にはちゃんとしたレストランは少ないみたい。

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「地球の歩き方イスラエル」に掲載されている、ダマスカス門を出たところにある「アル・アイェド」“Al Ayed”というレストランに行くことにする。だいぶ薄暗くなってきた。

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アル・アイェドは一番手前にあるのですぐに見つかる。もうこのお店の前を今日は2回も通っているけれど。テイクアウトのピタサンドがメインで、奥にテーブルもあるので座って食事もできる。

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テーブル席に座って食事をしてもいいけれど、今日はピタサンドをテイクアウトすることにする。

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フランス、パリのマレ地区に、ファラフェルサンドのお店があって、いつかはパリで食べてみたいとずっと思っているんだけど、まだチャレンジできていないファラフェルサンドを本場のイスラエルで食べてみることにする。

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その場ですぐに食べずにホテルに持ち帰ることにする。

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観光客がまだ旧市街を散策しているので人通りは多い。

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だけど、アラブのスークは店じまいが早いのですでに閉店しているお店もある。

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ハシミホテルの展望席で夕ごはんを食べることにする。最高の展望レストラン。

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だけど、ハシミホテルはアラブのホテルなのでアルコール類は持ち込み不可なので、飲み物はコカコーラ。

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ひよこ豆のコロッケのファラフェル、美味しい。そして、フライドポテトなど、ファラフェルサンドは、ボリュームがあって、食事はこれだけでも十分。ファラフェル、私は好きな味かもしれない。滞在中、ずっとファラフェルサンドでもいい。

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私は小さなことでも興味を持ってしまう。つい、コカコーラの缶を見てつまらない発見をしてしまう。ヘブライ語だと思うんだけど、一度、カタカナの「ゲロ330ml」に見えてしまうと、もう「ゲロ」にしか読めなくなってしまう。

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ホテルの屋上のテラスから、エルサレム旧市街をぼーっと眺める。神殿の丘に立つ岩のドームがよく見える。このハシミホテルは、地球の歩き方イスラエル2015〜2016にも掲載されているホテルだけど、Bookng.comでこのハシミホテルを見つけて、この屋上からの風景を実際に見てみたくて選択したんだけど、正解だった。

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初めてのエルサレムの町歩きだったけど、楽しかったなぁ。旧市街は見所も多くて、巡礼地であり、観光地であるので多くの人で賑わっており、個人旅行でも自由に旧市街や新市街を行動できる。新市街への移動もトラムが走っているし、個人旅行でも観光しやすい町なんじゃないかなぁ?イスラエルにはずっと前から行きたいと思っていたけれど、なかなか決心できなかった。しかし、実際のエルサレムは、異なる宗教や異なる価値観を持つ人々によって、絶妙なバランスの上での平和が保たれているということを感じる。

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